mamiさんのクチコミ(11ページ)全618件

　220㌶もの広さで、周りには20ｍ程の高さの土壁があったそうです。13世紀にチンギスハンに破壊されるまでここが中心でした。ここから発見された展示物を所有するのが、1970年代に作られた「アフラシャブ博物館」です。

　ウルグベグの1年は、365日6時間10分4秒。現在の1年は、365日6時間9分6秒だそうです。ほとんど現在と誤差がありません。ガリレオの登場する100年前で既にこのような計算がされていたことは驚きです。

　4つのミナレットという意味で、ブハラの他のミナレットと違い、これはトルクメニスタン人の設計で建てられました。形がとてもユニークで、ドームの上にコウノトリが飾られています。塔の上に上ることも出来ました。

　メドレセというのは、イスラム教の神学校のことで、1537に建設されました。現在も神学校になっています。学生寮も一緒になっています。このメドレセは、青と白のモザイクタイルで装飾されたとても美しいメドレセです。

　1622年、もともとはキャラバンサライとして、ブハラ・ハーン国のディール・ディヴァンベギによって建造されたマドラサで、リャビ・ハウズの前にあります。このマドラサの入口には二羽の鳳凰が白い鹿を掴んで、顔のある太陽に向かって飛んでいる絵が描かれています。

　ハウズとは池のことで、水辺の涼を求める観光客の憩いの場ともなっています。又、夜はライトアップも加わり、昼の暑さを避けて日没後に外出する地元民で賑わってます。近くには、イスラムの学者フッジャ・ナスレッデインの像もあります。

　ブハラ・ハン国では、イスラム神学の中心地として、ブハラーイ・シャリーフ(聖なるブハラ)と呼ばれています。そんなブハラ歴史地区のボロハウズモスクの側には、今は使われていない大きな給水塔が立っており、市街地の景観にも一役買っています。

　ポイ・カラン建築群の「カラーンミナレット」は、46.5ｍの高さで、ブハラの旧市街で一番高くどこからでも見えるブハラのシンボルです。1127年にカラハーン朝のアルスラン・パンの時代に建てられたものです。

　歴代ハーン(王)の居城とした大きな城壁に囲まれた城です。周囲は、難攻不落の城壁の壁に囲まれています。内部には、エミール王の部屋、拷問室、警備の詰め所、家畜用の小屋や様々な店、モスクなどいろいろなものが並んでいます。

　1712年建設で「ため池の上」という意味です。外のテラスはアイワンと呼ばれ、20本の柱で支えられています・アルク(内城)から王様が来訪する時は、赤い絨毯が敷かれたそうです。又、ボロハウズ寺院の外観は、柱だけでなく、その装飾も実にカラフルで美しく、中に入ると、もうそこも青の美しさでいっぱいでした。

　サマン朝の9世紀の建造物です。9世紀の終わりにブハラを占領して都としたイスマイル・サマニが、父親のために建てた霊廟でしたが、後で彼や彼の息子も葬られたので、サマン王朝の霊廟となりました。13世紀まで砂に覆われていたので、チンギスハンの強襲にも無事でした。

　プハラ歴史地区にある、1911年にブハラ・ハン国の最後のハンであるアリム・ハンによって建造された、月と星の宮殿という意味の、東西の建築様式が混在しているのが特徴の夏用の宮殿です。孔雀がいる中庭を通り、民族博物館～ハーレム(スザニ博物館)～宮殿の中へと向かいます。

　二連泊するウズベキスタンのブハラの「グランド・ブハラ」と言う、とても立派な大きなホテルです。到着すると、美味しいお茶やお菓子などで出迎えてくれ、ロビーにはいろいろ買い物するお店もあり、マイルームからの眺めも最高のホテルでした。

　メルブ遺跡は、紀元前5世紀には都市として成立し、前2～3世紀にパルティア、紀元3世紀にササン朝の都市として栄えました。11～12世紀のセルジュク朝の時代に全盛期を迎えますが、1222年のチンギス・ハーンの攻撃により破壊され滅ぼされました。

　トルクメニスタンの南西部に位置するパルティア王国の初期の首都だった「ニサ遺跡」へ。王の建造物群のあった旧ニサと、民衆の居住地区であった新ニサの2つの遺丘で構成される都市遺跡です。ニサのパルティア時代の城塞群として世界遺産に登録されています。

　トルクメニスタンの首都アシハバードの中立広場にある、永世中立国と国連総会で承認されたことを記念して作られたシンボルタワーです。太陽の動きに合わせて、24時間で1回転(360度)する12ｍの立派な塔です。

　アシハバードの市街地に近付くにつれ、すぐ目の前に「世界で一番大きな鳥の形をした建造物」として有名な「アシガバード空港(ASB)」が見えて来ました。まるで青空に今にも鳥が飛び立つように、真っ白な大きな鳥が翼を広げているとても美しい空港です。

　きょうは、いよいよトルクメニスタンの首都アシハバードに入り、今晩は5つ星ホテルの「グランドトルクメンホテル」での宿泊です。ホテルの装飾もアシハバードの市街地と同じく、白と金で統一されており、とても美しいゴージャスな感じのする立派なホテルでした。

　砂漠のガタガタ道を延々と4WDで走り抜け、「地獄の門」のあるダルヴァザに到着しました。カラ・クム砂漠のほぼ中心に位置するダルヴァザ。このクレーター(地獄の門)は、天然ガスの採掘作業中の事故で出来たクレーターで、今もなお40年以上も燃え続けています。

　「クトゥルグ・チムール・ミナレット」の隣には、12世紀後半、ホレズム・シャー朝全盛期の王様の霊廟「スルタン・テケシュ廟」があります。まるでアポロチョコのような三角屋根の可愛い霊廟です。現在、修復中でした。