+mo2さんのクチコミ(33ページ)全922件

アクロポリスの丘を少し上ると右手下に見えてくるのが「イロド アティコス音楽堂」です。紀元161年にアテネの政治家で大富豪のイロド・アティコスが建設し、市民に寄贈した音楽堂ですが、現在も現役で利用されているそうです。
2000年前のものとは思えない美しい建物です、こんなところで音楽を楽しめるとはさすがアテネです。

第1回近代オリンピックが行われた「パナティナイコ スタジアム」です。
2004年のアテネオリンピックでは、マラトンから42.195ｋｍを駆けて辿り着いた先の栄光のゴール地点がここで、日本女子マラソンの野田みずき選手が金メダルを獲得した場所ですが、既に12年も経っていることに驚きました。
ツアーで訪れましたが、他にみるべきものがたくさんあるアテネで『わざわざ訪れる価値があるか』ともし聞かれたら私は『ない』と答えると思います。

メテオラの麓の街カランパカにあるホテルで、ツアーで利用しました。
ホテル裏はメテオラの奇岩群で、奇岩の頂上にアギオス ステファノス修道院が見えます。泊まった部屋のテラスからも奇岩が見えます。ホテル敷地内の奇岩は小さな教会になっていました。
徒歩3～4分のところに8：00～21：00営業の大きなスーパーありますし、wifiがフリーと使い勝手の良いホテルでした。食事は・・・普通です。

アクロポリスの丘の麓、パルテノン神殿まで300ｍぐらいの距離にあるアクロポリス博物館。2009年夏にオープンしたばかりの新しい博物館ですが、まず驚くのがこちらは考古遺跡の上に博物館が建てられています。1階の床のあちこちがガラス張り等で透明になっており、博物館の下に広がる遺跡の様子を見ることができます。
館内は4フロアーからなっていますが、1階部分や2階の一部は、撮影禁止でした。どの部分が撮影禁止かが明確でなく係員に確認しながら撮影しました。ちなみに1階はアクロポリスからの出土品の展示です。展示の目玉の1つであるエレクティオンのカリアティードは2階にありますが、こちらは写真撮影ＯＫです。
2つ目の驚きは、博物館の最上階（4Ｆ）に上がると真横にパルテノン神殿が大きく広がり感動です。4Ｆは、パルテノン・ギャラリーと呼ばれ、横に見えるパルテノン神殿を平行移動させた形で、神殿の破風、神殿内の列柱上部を飾っていたフリーズ（浮彫板）、神殿外周を取り巻くメトープの彫刻が全て展示されていました。オリジナルの約80％が現存し、そのうちの約60％が大英博物館、残りがこのアクロポリス博物館の所有です。大英博物館所有部分はレプリカとなっていますが、本物は長い時の流れの中で趣のあるベージュに変色しておりその違いは一目瞭然です。いつかすべてがギリシャに戻される日を願います。

久留米市にある高良山（３１２ｍ）の中腹に鎮座する高良大社にです。麓から徒歩で登れば2～３時間くらいかかると思われますが、耳納スカイラインが整備されており車で参拝できます。駐車場は100段ほどある階段の下にありますが、そのまま登って行っても駐車スペースはありました（本殿裏に出ました）。

仁徳天皇55年または78年鎮座、履中天皇元年創建と伝えられ、古代から筑紫の国魂と仰がれ、筑後一円はもとより、肥前や有明海に近い地域までも篤い信仰圏が見られる古社です。ご祭神は高良玉垂命です。
参拝したときは、九州最大の神社建築である社殿は、４０年ぶりの「平成の大修理」中で見れず残念でした。

東京の社寺の中でも格段に古い由緒を誇り、また最も賑わう社寺です。坂東三十三観音の札所でありますが、浅草名所七福神では大黒天を祀っています。この大黒様は普段は弁天道内に安置されてるそうですが、参拝した時（1月）は御朱印所に安置され拝むことができました。

かっぱ橋道具街からも近い矢先稲荷神社。福禄寿を祀っています。ちなみに七福神といえば、普通は七カ所なのですが、浅草名所七福神は福禄寿、寿老人が2社ずつあるので計9ヶ所です。拝殿に参拝すると千枚にも及ぶ天井画が描かれており目を見張りました。

琴電一宮駅から徒歩で15分程度です。
田村神社の社伝によれば、古くは「定水井」という井戸にいかだを浮かべて、その上に神を祀っていましたが、和銅2年（709年）に行基によって社殿が設けられたのが創建だそうです。
祭神は5柱で「田村大神」と総称されますが境内には多くの末社が祀られていました。

下総国一宮の香取神宮。東国三社（鹿島神宮、息栖神社、香取神宮）を巡ったのですが、いずれも利根川下流域に鎮座する神社で、古代は「香取海」という内海が広がっており、三社の鎮座位置はその入り口にあたるそうです。香取神宮の主祭神は、経津主大神で天孫降臨に先立つ葦原中国平定においてタケミカヅチ（鹿島神宮祭神）とともに大国主命と国譲りの交渉を行なった神です。
本殿は大きな御神木に囲まれており、こちらも神々しい雰囲気に包まれていました。

伊勢神宮へ参拝してきましたので、江戸時代に「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれた東国三社を廻ってきました。息栖神社（いきすじんじゃ）は、鹿島神宮から車で15分程度のところにありますが、鹿島神宮とちがい参拝客は少なくひっそりとした神社でした。ちなみに東国三社を結ぶトライアングルはレイラインと呼ばれるパワースポットだそうです。

茨城県の中でも有数の観光地の一つである鹿島神宮。皇紀元年（紀元前660年）の建造とつたえられ、祭神は天孫降臨に先立ち国譲りの交渉をしたといわれる武甕槌神。武の神として古くから皇室や藤原氏の崇敬を受けてきました。
境内にはオオナマズを押さえて地震を防いでいる「要石」や「御手洗池」などたくさんのパワースポットがありますが、参道周辺には約700種に及ぶ植物が自生しており、清々しい気分となり、神域全体がパワースポットという感じがしました。

出雲大社から車で約１時間、大田市にある石見国一宮の物部神社です。
こちらからは石見銀山も近いのですが、出雲大社ほど知名度がないので人はまばらです。
ただしこちらの県指定の文化財でもある本殿は、高さ16.3ｍあり、島根県下では出雲大社に次ぐ規模です。
御祭神は鶴に乗ってこの地に降臨されたと伝えられている物部氏初代の宇摩志麻遅命でその故事より当社の神紋は赤い太陽を背負った鶴の「日負鶴（ひおいづる）」というカッコいいデザインになっています。

広島県福山市にある備後国一宮の吉備津神社です。福山駅から１時間に１本の福塩線で４０分。更に駅から1．５?ほど歩き到着しました。
吉備（岡山県全域と広島県東部と香川県島嶼部および兵庫県西部）は、出雲、大和、越など並び古代日本の有力勢力の一つでした。その吉備国を治めたとされる大吉備津彦命を主祭神に祀っています。
私が訪れた日は丁度、市立大祭が行われており、境内での剣道大会や周辺に出店が立ち並ぶなど華やかなお祭となっていました。
ちなみに全国の神々がこの祭に集まるといわれており、そのため、この地方でも神無月のことを神有月と呼ばれているそうです。

大麻比古神社は霊山寺の門前から横道に入り、車で2～3分ほどの場所にあるのですが、車の通りの多い霊山寺門前からちょっと入るだけでのどかな空間になっています。
阿波国一宮の「大麻比古神社」ですが、古くから 阿波国・淡路国両国の総鎮守として信仰を集めてきました。主祭神は、大麻比古神こと「天太玉命」で阿波忌部氏の祖神にあたります。

鳥取県湯梨浜町にある伯耆一宮「倭文神社」です。
鳥取県の中央に位置する日本海に面した町、湯梨浜町は東郷湖湖畔にあるはわい温泉、東郷温泉が有名ですが、その東郷湖に面する御冠山（みかんむりやま）に倭文神社は鎮座します。
機織に携わった氏族である倭文氏が祖神の建葉槌命を祀ったのが起源とされています。ただし、社伝には下照姫命に関するものが多く、大正時代までは下照姫命が主祭神であると考えられており安産に霊験があるとされてきたそうです。

櫛田神社本殿むかって右側に３羽の鶴に囲まれた「霊泉鶴の井戸」があります。
「この霊泉をいただくには、一口目には 自分の不老長寿を
　二口目には 家族の不老長寿を三口目には 親類縁者の不老長寿を
　心で念じながら三口でお飲みください」とありました。
一口飲んでびっくり・・・・。どう、びっくりかはご確認下さい(笑)。

国道3号線沿いにある成田山 久留米分院、高さ６２mの真っ白な救世慈母大観音様が遠くからも見え迷うことはありません。仏像の隣にはインドのブッタガヤーにある仏塔を模した高さ38ｍの平和大仏塔極楽殿もあります。
御朱印は見開きで、片面に観音様のお姿の印がありました。

国生みの大業を果たされた伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の二柱をお祀りする神社。古事記・日本書紀の神代巻に創祀の記載がある最古の神社です。
古事記、日本書紀には、国生みに始まるすべての神功を果たされた伊弉諾大神が、 御子神なる天照大御神に国家の統治の大権を委譲され、最初にお生みになられた 淡路島の多賀の地に「霊宮（かくりのみや）」を構えて余生を過ごされたと記されています。古事記では版により淡海（近江）との記述があるものがあり、近江の方は多賀大社として祀られています。

備前国一宮は「吉備津彦神社」が有名ですが、岡山市内から車で1時間程度かけ、赤磐市の西の端にあるもう1つの備前国一宮「石上布都魂神社」に参拝しました。
こちらの祭神は、現在素盞嗚尊となっていますが、明治までは、素盞嗚尊が八岐大蛇を斬った「布都御魂」（古事記では十拳剣）を祀っていました。
崇神天皇の時代に祀られていた「布都御魂」（十握剣）は、大和国の石上神宮へ移されたとされています。石上神宮といえば日本最古設立の神宮でヤマト政権の武器庫として古代軍事氏族である物部氏が祭祀していたことで知られていますが、ここ吉備と物部氏・石上神宮が深く繋がっていたことがわかります。
境内左手に山へ続く道があり、５００ｍ(15分）ほど上ると本宮があります。本宮の参道もとてもきれいに整備されていました。本宮の背後に巨石（磐座）があり禁足地となっています。
参拝の後、神社から車で5分程度の宮司さんの御自宅にお邪魔し御朱印を頂きました。