きゅういとせろりさんのクチコミ(25ページ)全6,077件

伊豆箱根バスは三島に営業所がある関係で三島沼津ではよく見ます。沼津から伊豆長岡など案外長距離路線もあります。
西武系なので白地に青・赤・緑の３本線が基本カラーです。
うれしいことに、８０周年記念のときに生まれた復刻旧塗装のバスがまだ走っていました。
クリーム地に濃緑ライン、アクセントに細い黄色のラインが入っています。
もちろん外観だけでICカード使える現代車両です。
これをみることができたらラッキーです。

沼津市内では伊豆箱根バスと並んで目に付くバスです。富士急の系列なので昔ながらの緑の濃淡ベースの車両が多いのですが、ラッピングバスもあり、沼津といえばこのアニメというラブライブのラッピングバスがきました。ららぽーととのこれぼのようでした。このあにめ、沼津のまちおこしに使っているのでバスも当然そうなるわけですね。
柿田川のショッピングモールへのバスも土日祝無料で走っているので今度はそれに乗車しようと思います。

日本平まではバスが１時間に１本くらい。静岡から東静岡駅を通っています。山頂の電波塔が結構近くに見えるのですが案外時間がかかり３０分くらいかかりました。
山頂の見晴らしは素晴らしいです。富士山、三保半島。静岡の街、遠く御前崎。展望台は数カ所。それに夢テラスという回廊型の展望施設もできています。バスの折り返しの時間内で堪能するにはぎりぎり、でした。

清水と静岡を結ぶ都市間鉄道。JRが２駅しかないのに静岡鉄道は１３駅もあります。基本、全駅停車です。昼間は８分おきで、JRの１０分おきより本数は多いです。
新清水から４駅ほどはJR東海道線と並走します。途中の追い抜きは駅数の差でJRの圧倒的な勝ちになるのですが静岡鉄道もスタートダッシュは見事なのでなかなか抜けず。競争は楽しいものです。JRに乗った場合は海側の席で競争を見守りましょう。２両編成のかわいいカラフルな電車を見られます。

沼津中央公園の中に案内板があり、ここが沼津城の本丸であることを知りました。それに沼津城は江戸中期の築城で、そ名称になる前は戦国時代に「三枚橋城」があったそうで、そういう名前の橋があったわけではないのでした。
公園の片隅の案内板のところに、掘り出された石垣の石が展示されているくらいで、城の痕跡がほとんどないです。沼津は宿場町の面影もなく、それがちょっと残念でした。

中央公園というだけあって大手町の近くだなあ、と思ったら公園内に沼津城の案内板があり、昔の沼津城の本丸跡であることを知りました。まさにむかしからの沼津の中心地だったことがわかりました。
夜でも人が多く、散歩の人も多かったです。なお、城跡の遺跡と言えるようなものは昔の石垣（しかも掘り出された石のみ）くらいしか見当たりませんでした。

沼津市内を流れる狩野川にかかる人道橋。中央公園から旧東海道と合わせて川をわたります。
特徴的なのは橋の構造。斜張橋の塔がずいぶん端っこにあるな、と思ったら、「斜張定着PC張弦桁橋」という世界初のと新しい構造なのだそう。橋の下をみると橋脚が不等間隔であるので、単純な斜張橋ではないことがわかるようです。それに桁下にアーチがあるそう。これは渡るだけではわかりませんね。ちょっと形に違和感感じたら渡るだけではなくちょっと離れて見てみることも必要ですね。なお、白糸の滝の近くの曽我橋も似たような形だったことを思い出しました。

東静岡駅から日本平への往復と、清水駅から三保の松原の往復に利用しました。
日本平のときは静岡駅から来る便なのでやや遅れてきました。
三保の松原のときは土日祝は一般路線の一部を観光用に三保の松原の近くの臨時バス停行きに変更していました。このような配慮は嬉しいですね。
車両自体はごく普通の路線バスです。乗客はそこそこ多く、大学や霊園で人がまとまって降りる、地方のバス路線の典型のような感じで、観光客は少なかったです。まさに生活に溶け込んだような感じでした。

清水港にある大型のショッピングモール。観覧車があるので遠くからでも目立ちます。
清水駅から無料送迎バスがあります。郊外だと車メインですが、このような街中に近い場所だと嬉しいサービスです。
夕方の訪問だったので時間的にレストラン街が盛況でしたが、１階の奥にお惣菜を販売しているお店があり、１９時ころ、お弁当を割引価格で入手でき、嬉しかったです。

エスパルスドリームプラザの裏、港側にある鉄骨の塊。これがクレーンの一種とは思いませんでした。たしかに懸垂式に何かを動かせるようなレールになっています。
木材の船への積み込みに使われる機械でした。旋回する部分のある普通のクレーンとちがって積める場所が一定なので船が大型化すると使いにくかったのではないか、と想像したりしました。
鉄骨だけの無骨な姿、昔っぽくていいですね。

エスパルスドリームプラザの脇にある公園で、海に面しています。昔は何かの積み出し港だったところが再開発で商業施設と公園に変わったのだと思います。大きく湾のようになった最奥には海に触れるように階段があります。三保半島に囲まれたおだやかな清水港ならでは、です。ほかにはテルファーという大型クレーンの遺構があり、産業港だった時代を思い出させます。

三保半島は三日月状の砂洲。その先端が真の岬とかいて「真崎」。地上から行くとまさに三日月の形状に沿ってバスで３０分、さらに徒歩ですが、船なら清水港出港から５分ですぐ横を通過。港内遊覧船や三保港への連絡船もありますが、駿河湾フェリーが一番近くを通過します。なお、その先では美保飛行場の沖を通過。外海側と内海側の景色を両方見られます。

静岡市の外港、三保半島に囲まれた天然の良港です。港内遊覧船にくわえ、三保半島への連絡船、それに伊豆半島の土肥へのフェリーも。そしてクルーズ船の発着もたまにあります。それぞれ桟橋が違うので注意が必要です。
海の上からみたときは大きなクレーンが印象的。夜でも明るいので目立ちます。貨物についても停泊している船も多く、活発な感じのする港でした。

清水から土肥へ、県道２２３号線でもあるという航路。デッキにはその県道のナンバー表示があります。
清水港へは清水駅から無料連絡バスがあり徒歩客にも便利です。訪問時は事前予約制ながら土肥港から松崎方面への無料バスもありました。
乗船時は車の積み下ろしのハッチから。ドアが開いていくシーンを見ているとなにか別世界への扉が開く感じがして不思議な気分になります。
船内はゆったり。席もゆったり。でもデッキで風に吹かれるのが一番気持ちいいかもしれません。

三保の松原の羽衣の松の近くにある御穂神社の別宮。ここに神様が羽車に乗って降り立つことからその名称をいただいているものです。御穂神社もすっきりしたお社ですが、こちらもさらにさっぱりした小さな祠があるだけの小さな神社です。あまり参拝している人もいないのでゆっくり見ることができます。
神社といえば「赤い」印象のはずが、ここは「白い」のでかえって印象に残りました。

羽衣伝説の松。なんと３代目なのだそう。それでいて樹齢３００年とのことなので初代は単純に考えて１０００年くらい前。歴史の古い伝説を感じます。なお、松林の中の松の１本なので場所があまり目立つ感じではないため、注意が必要でしたし、間違えて隣の松の写真を一生懸命撮影している人もいました。柵で囲ってあるのが目印です。

清水駅からバスです。平日は昼間１５分ごとのバスで三保の松原入り口下車、徒歩１５分、とやや不便。
土日祝は三保の松原行きのバスが１時間に１本運行、とありますが、実は前出のバスが２０分おきに減ってそのうちの１本が三保の松原行きになるのです。三保松原入り口バス停の手前で曲がるので、三保松原入口バス停は本数が１時間に２本と半減の上、２０分・４０分と不均一間隔になります。なので、観光の際は三保松原発着にしろ、入口バス停から三保松原臨時バス停までの通り抜け観光にしろ、あらかじめのバスの時間確認とバス停位置の確認が必要です。とくに三保松原臨時バス停の場所は案内表示もほとんどなく、難しいです。
さて景色は一流です。砂浜はやや波に侵食気味な気もしますがきれいです。松林もこんもりとした林でおちつきます。散策路は細いですが一方通行になってますのですれ違いもなく安心です。
砂浜で座ってのんびりしている人が目立ちました。そうありたいものです。

バス停は美穂の松原入り口が近く、４分ほどです。
砂洲の三保半島にある神社なので池や太鼓橋は見当たらず。こじんまりした境内にこじんまりしたお社のある静かな神社でした。やはり神社からまっすぐ三保の松原に続く松林の参道がみものです。５００mもあります。ぜひとも歩いて参拝しましょう。

御穂神社から三保の松原への一直線の参道です。松並木が両側にあり、参道は玉砂利ではなく木道になっています。また松並木の間隔が狭いので根に当たるからでしょう。三保の松原に降りたった神様が神社にくるので神の道。なので本来は松原観光の後にくるべきでしょうが、観光的には路線バスのバス停から近い神社から先にまわった方があとが楽です。
５００mほど一直線なのでときどき振り返って無限に続くような松並木を眺めてみると楽しいです。

三保の松原の資料館兼案内所。新しい建物で立派です。三保の松原の歴史はなかなか興味深かったです。この今の形になったのは案外近年のことだったのにおどろきです。案内所では帰路のバスの時間と乗り場を教えていただくことができ大変助かりました。土日祝は近くまで路線バスが来るのですがバス停の場所がちょっと離れている上に１時間に１本しかないので注意です。