きゅういとせろりさんのクチコミ(23ページ)全6,077件

干満の激しい有明海の海中に伸びる道路。なので満潮のときは電柱の列しか見えません。満潮の時の方が特徴ある光景、とみるか、干潮のときの海の中の道路、の風景を狙うか迷うところですが、やはり道路の見える方がより感動的でしょう。不思議感のある光景としては満潮時でしょうが。
駅からほどほどの距離があるのでJR三角線の電車の中からお手軽鑑賞がおすすめ。でも海岸線に出てすぐなのでくれぐれも見落としのないよう注意力が必要です。

列車名からわかるとおり本当は人吉行きのはずなのですが、台風災害で肥薩線が不通なので現在は臨時で熊本から鳥栖の間で運行しています。そしてSLだけではなく最後尾にディーゼル機関車が付いて後押ししてました。やはり幹線電化区間ということである程度の力量は必要なのでしょう。
指定席料金は１７００円くらいと高価です。人気のようでほぼ満席でした。
SLの楽しみ方はいくとおりかあるとは思います。乗って楽しむと普通の客車なのでSLであることの意味がちょっと落ちるので、出発シーンが一番迫力を感じられていいと思います。熊本駅ではたくさんの人が写真を撮っていて人気が伺えました。
このSL人吉の客車は最近リニューアルして水戸岡デザインになったので乗って楽しむのもいいです。なので次回はきちんと乗ってみようと思います。

熊本駅前は市電乗り場までの広い歩行者空間が特徴の人が中心の広場。イベント開催用に作られたのではないかと思うくらい。実際、訪問日は産直品の販売のイベントが開催されていて大賑わいでした。
駅前広場というと今まではすぐにタクシーに乗れる、すぐにバスに乗れるという面からの大きなロータリーとバスターミナルが普通でしたが、このような歩行者用の広場が最近増えているようで、歩く分にも信号もなく便利と感じます。

熊本駅前の出て右側のビルのショッピング街です。熊本駅の中のよかもん市場が観光客向けのお土産・飲食中心なのに対してこちらのアミュプラザは地元や近郊のお客さん向けの施設、という位置付けのようです。ユニクロなどの生活用品店なんかもあります。なので時間に余裕のあるときはこちらの方が普通の買い物にいいでしょう。
さすがくまモンの都市。ビルも真っ黒で他県のアミュプラザとは一線を画した感じで好感がもてました。

佐賀駅から南に数分、交差点の角、駅前まちかど広場の向かい側にこの黙行の像があります。
佐賀市出身の彫刻家、古賀忠雄の作の像で、力強さをそのまま表現したブロンズ象です。
それだけなら普通なのですが両側に赤や青の傘いっぱいの装飾があってその対比が不思議な芸術感を感じさせます。直前まで明かりでライトアップされていて華やかでした。

佐賀から唐津までのローカル線です。最近、キハ４７の２両編成はほとんどロマンシング佐賀というラッピングになっています。佐賀県の観光地が一面に散りばめられています。ドットが粗い表現になっているのはゲームの会社とのコラボなのでしょう。ロマンシング・サガ、と、佐賀ロマン、とかけているのだと思います。佐賀の観光地はちょっと地味なところが多いので、このような全面ラッピングはなかなかいい宣伝だと思います。

西九州新幹線の開業で佐世保行きの特急みどりも武雄温泉までは西九州新幹線かもめの接続特急の役目も兼ねる列車も出てきました。なのでとくに自由席は混雑していることもあります。だいたいは特急ハウステンボスの車両と連結した８両編成です。自由席は福岡博多方２両なので、７８３系の場合は座席が嵩上げされたセミハイデッカーで前面展望のある博多よりの端っこの車両がおすすめです。

武雄温泉は西九州新幹線とリレーかもめの乗り換え駅ですが乗り換え自体はホーム上で完結、それもたった３分のことなので駅の外に乗り換え客は出ることはありません。ですがせっかくの乗り換えなので外に出る人もいることでしょう。観光案内所は在来線側の昔の正面口側にあるのでうsが、新幹線の改札前にもちょっとした案内所兼お土産物売り場兼カフェができていました。おしゃれな感じです。それに夜は２１時という遅い時間までやっているのがいいです。
「書店」の名を冠してますが、案内表示は「観光センター」ですし、お店自体は書店がメインでないように感じます。この店名になっているのはツタヤとの連携で有名になった武雄図書館との連想というかコラボなのかもしれません。

佐賀県鳥栖から長崎県長崎までの路線ですが、西九州新幹線ができて全線通して走る列車がなくなってしまいました。
鳥栖から佐賀や江北までは福岡都市圏の近郊区間なので都市型の電車・ダイヤですが、諫早までは旧式のディーゼルカー、諫早から長崎までは大村線からの直通のハイブリッド・ディーゼルカーです。特急もリレーかもめの走る江北までは２０分から３０分おきですが、肥前鹿島まで数本の「かささぎ」が乗り入れる他はなくなってしまいました。景色の良い区間は非電化ローカル部分なので各停の旅になります。またこれもよし、ですが、ちょっと不便です。

西九州新幹線がとある事情で佐賀県の東半分ができていないので福岡博多から佐賀武雄温泉までを新幹線に連絡するために走っている特急です。特急みどりのルートそのもので、新幹線に接続するために専用で仕立てた列車（すなわち武雄温泉止まり）と特急みどり・ハウステンボスの一部にかっこ書きで（リレーかもめ）と書いた２種の列車があります。そして車両も７８７系という特急つばめ型、８８３系という振り子式のソニック・かもめ型、７８３系というハイパーかもめ型の３種があり、編成も６両と８両があって自由席の場合は並ぶ場所に注意が必要です。武雄温泉ではホーム反対側の西九州新幹線にすぐに乗り換えられます。まるで１本の列車のよう。気分転換にもなる、と考えれば速いですし、便利でもあります。

とある事情で佐賀県東部分が未開通なので武雄温泉から長崎までの区間のみで２０分台で終点の短い新幹線です。
自由席でも十分に空席はあると思います。
自由席は２列３列、指定席は２列２列です。
自由席は黄色い内装。空いていても夜でも明るい印象です。
一部の列車は本来指定席の車両も自由席に開放しています。狙って乗ってみるのもいいでしょう。通勤時間帯になります。

昔は赤ベースのブロックパターンの塗装で目立ってたのですが、近年はオレンジ一色。これもまた目立ってます。やはり観光地に行く特急は華やかな気分にならなきゃ、といったところですね。車内も灯具カバーが切子細工のような金属のカバーがかかっていてJR九州の各種観光特急を思わせます。カーテンも原色が数色。曇りや雨や夜でも車内は華やかです。
なお、西九州新幹線の連絡特急であるリレーかもめの副称がついている特急の場合はちょっと混雑していることがあるので自由席利用は注意が必要です。

佐賀駅は駅前がリニューアルで歩道が拡大し広々とした感じになりましたが、観光案内所は以前の場所のままです。高架下のコンコースの出口の脇にあります。スペースは小さいですが、外にもパンフ差しがあるなどうまく工夫して案内は充実しています。ただ、コロナのときは狭さゆえ先客がいると入りにくいということはあったかもしれません。

佐賀駅改札前の高架下のお土産物購入に便利な商店街。主だった菓子屋が５軒、とくに佐賀市ではないのですが小城市の小城羊羹のお店が２つあり、それぞれ競っています。１００円未満の夜や旅ちょっとしたお菓子も販売しているので、お土産以外の買い物にも便利です。８：００から開店しています。夜は２０時までです。

駅前にあります。「めんぶりゅう」と読みます。佐賀県の伝統芸能だそうです。この怖い姿で敵に奇襲をかけた、というのがはじまりだそうで、おなじりゆうで勇壮な郷土芸能として石川県にも御陣乗太鼓というのがあったなあ、と思い出しました。おなじように太鼓を持ってますし、日本各地にこのようなものがあるのかもしれません。現在は五穀豊穣を祈る踊りになっているそうで、芸能の形も歴史とともに変わっていく、ということでしょう。ところで、この象、四周から見ることができるのですが、どの角度から見ても力強さにあふれてます。

天ヶ瀬駅からすぐ。道路の反対側にある看板の入り口から坂道を降りると河原へ。すぐ左に湯船が唐突に現れます。
訪問時はほぼ満員ですみっこに入らせてもらう感じでした。人気なのでしょう。男性、それも仕事上がりのグループでした。個人客は３人ほどでした。湯温もちょうどよく、ゆふいんの森の折り返し３０分の入浴で十分満足。こういう入り方もまたよし、です。

筑後平野の久留米から筑後川に沿って山の中へ、湯布院から大分へ、というルート。観光路線としての印象が強い路線です。ゆふいんの森という特急が３往復。ほかにも特急ゆふが２往復。各停は黄色い軽快ディーゼルと赤い転換クロスの快適車両があります。
印象的な風景が多いです。日田の手前から筑後川の狭い谷に沿って直線で走ります。日田をすぎると川がくねくねしたるのでこれまた鉄道は鉄橋とトンネルで直線でぬけていくので左右目がはなせません。玖珠のあたりの盆地の風景や、由布岳の見える湯布院のあたりの絶景もあり飽きない路線です。
観光で何回か降りながらもよし、観光特急で一気に抜けるのもよし、いろんな楽しみ方ができる路線です。

博多から別府・湯布院へ合計３往復。新型と旧型があります。が、古いわけではなくどちらもぴかぴかです。旧型の方はロマンチックというかノスタルジックなイメージ、新型はややビビッドというかシャープな印象です。どちらも緑のメタリックの塗装が目印です。別府往復便が旧型、湯布院往復便が新型です。
車内は森のイメージ。おだやか。鉄道ファンとしては先頭の展望席を狙ってみましょう。

南半分の八代鹿児島開業時から運転の「つばめ」用の車両です。２列２列で普通の新幹線の２列３列より座席の幅は広いです。が、まっすぐな合板に布を盛ったような座席なのでいまいち体にフィットしない感もあります。
つばめは各駅停車なので熊本から博多まで５０分くらい。在来線時代でも１時間１０分くらいで走ってたのであまり速くなった感はありません。
さくらに比べて空いているので静かにゆったり移動するにはこの８００系つばめはおすすめです。

湯本の駅前のにぎやかさは想像もつかないような箱根新道や旧東海道のある段丘面の道すがらにある小さな道祖神。
道祖神は信州が有名ですが、ここ旧東海道でも山道のはじまるここ湯本にあるのはごく自然のように感じました。
お顔もほとんどわからないくらい風化してますし、隣のちいさな祠も屋根を支える支柱が補助でつくられてます。
昔の雰囲気。しっくりしっとりいい感じです。