きゅういとせろりさんのクチコミ(26ページ)全6,077件

あかいくつの童謡の石碑です。元になった話は複雑で、静岡の母娘が、北海道に渡って、娘を手放し、ということから北海道の小樽と函館とルスツ、童謡の歌詞に出てくる横浜、そして出身地のここ、静岡にそれぞれ像があります。
ここの静岡の像が年代的に一番若いころなので子供も小さいはずです。別れたときの２歳にしては大きい気がするのと洋装なので別れたあとの再会をイメージしているのかもしれません。
全国の赤い靴の像をめぐる旅もいいかもしれません。個人的にはまだルスツは未訪問です。

日本平は有名な展望場所。「たいら」というだけあって山頂も広く、展望台は数カ所に分散していましたが、今は夢テラスという展望回廊に上がればだいたいの展望はできるので便利になりました。
バスだと「夢テラス入り口」で下車して、「日本平ロープウェイ」バス停まで歩きながらの観光がいいでしょう。花いっぱいの公園のなかをゆるやかに登り、夢テラスで展望をあじわい、ロープウェイ駅へ階段で下るという体力的にも楽なコースです。

日本平の象徴ともいえる電波塔。清水や静岡の街からでも日本平の場所がすぐにわかります。
山頂の中心にあり、今は「夢テラス」の中に取り込まれていて近くで全貌を単純に眺めることは難しくなりましたが、いかにもすっぴんの単純な塔は山頂でも山麓からでも目立つ気がします。
それにしても各地のテレビ電波塔は山の上に林立しているのが普通なのに、ここ、静岡は１本だけ、というのが不思議といえば不思議です。

日本平の山頂にある八角形の高架歩道の展望台です。正確には同じく八角形の資料館的な建物まで合わせての名称です。
日本平の山頂一帯は広くて展望台も散在していて全部まわるのは正直疲れるし時間がないと思いますが、この夢テラスに登ればほぼ全方面が見渡せるのでここだけで終わらせることができて便利です。路線バスの折り返し時間の間に観光を終えることも可能です。

日本平のパークウェイ終点の夢テラス入り口側に広場があり、山頂に向かって公園の中を歩く感じになります。その広場に２店のお土産物屋さん。昔ながらのたたずまいのお店と、この新しい雰囲気の月日星、です。１階はお土産物屋さんと２階はレストランという典型的なつくりですが、１階には有名なお茶のたい焼きのお店があり、宣伝も多かったです。外で食べるための席も多くあり、お休みするにはいいところでした。

東静岡駅から日本平山頂までのバスでとおります。眺めはずっと緑の中という印象で案外開けた場所がなかったのが意外でした。そして駅から結構近くに見えた山頂まで３０分もかかったのも意外でした。途中日本平ホテルに寄り道するので５分以上余分にかかっているからかもしれません。山頂から今度は清水日本平パークウェイと名前が変わって清水の市街地へすぐのようでした。

富士宮の観光案内所です。浅間神社本宮の大鳥居の前、お土産物屋さんと同じ建物です。
富士宮駅にも観光案内所はありますが、車だとこの浅間神社が広い駐車場もあって周辺観光の第一到着地になるでしょうから、ここにあるのは便利です。観光パンフも豊富です。
ところで「よってみやーーー」という方言が元になった命名だとはおもいますが、なんとなく名古屋を感じてしまいました。

浅間神社の脇を、同じく浅間神社の境内からの湧水が水源の神田川が流れていますが、その川を渡る道路橋のひとつ。浅間神社から長屋門に行く時に渡る朱塗りの橋です。神田川の清流をのんびりと眺め下すことができます。狭い川幅なのに水量が多く、それに意外に急流なのでおどろきます。上流側は神田川公園。真夏はミスト噴出のサービスもあって市民の憩いの場になっていました。

富士宮駅は２階が改札口。そのままペデストリアンデッキで駅前広場、バス乗り場につながっているので、駅の建物の１階にある観光案内所は目につきにくいです。が、振り返ると駅の建物の上部に大きな看板、窓にも観光案内の文字があり、とても目立ってます。できれば同じくらい改札口からも目立っていて欲しかったです。
ここ富士宮の一番の名所の浅間神社総本宮は駅から徒歩１０分くらい。駅からも直接は見えません。なので観光案内所に寄って地図をもらうといいでしょう。パンフもさすが世界遺産の富士山のお膝元。豊富でした。

富士宮は浅間神社の総本山があり、その近くが繁華街になるようで、商店街も３つあります。
それに対して富士宮駅前はやや町外れの印象で、駅前通りのこの商店街も、通りが広くアーケードも無いこともあって、すっきりはしているのですが賑わしさは足りない感じでした。なお一番の駅よりに「交流センター」という大きな建物はあるのですが、公民館的施設のようでした。

富士宮の浅間神社総本山の鳥居の真ん前にある、飲食店の集まったスポットです。広場の周囲に出店が並んでいる感じで、食べるのはパラソルの下のテーブル席です。地元の特産の富士宮やきそばのお店が目立っていました。屋外で暑い時期だったせいか、ちょっと人は少なめでした。

富士宮の浅間神社の前を東西に走る道は、門前町の商店街。鳥居の西側がアーケードもある昔ながらの雰囲気を残す宮町商店街、東側が電線も地中化されてアーケードもないすっきりしたこの神田商店街です。道路が広く感じられるのであまり商店街らしくなく、人通りもいまひとつでしたが、訪問日は浅間神社の交差点向かいの銀行前で「神田楽市」という点との出店が並んだイベントが行われていて賑わってました。やはり商店街はこういう賑やかさの創出が必要だなあと感じました。

浅間神社の脇にある大名屋敷の門。実は富士宮にあったのではなくはるかに南の方の新富士駅近くにあった大名の陣屋の門を、富士宮の料亭がここに料亭の門として移築したもの。それが料亭の閉店後に老朽化したため復元したもの。なのですごくきれいな状態です。門の観覧は自由で、門をくぐった先は料亭ではなく甘味処のようでした。昔も今も食事どころの看板のような役目、というのがいいですね。

全国にある浅間神社の総本宮です。境内も広く、大鳥居も大きく、お社も２階建てのような面白い形で高く大きい。風格は十分です。
それよりも、境内の湧水でできている湧玉池の大きさと水のきれいさが鮮烈な印象です。水底が見えるというより透明でまるで地面のよう。周囲に神社がいくつもあります。神のつくりたもうた池のよう。
富士宮駅から少し離れていますが、歩けない距離でもありません。白糸の滝に行く際はバスが立ち寄るので往路か復路に寄ってみましょう。

富士宮の浅間神社の境内の湧玉池を水源とする湧水の川。富士山の溶岩の末端からの湧水で、水量がすごいです。そして水がきれいです。圧倒されます。これが街の中を流れているのです。
川に降りられる場所があり、触れることができます。訪問日は盛夏。地元の子供が水遊びしていました。生活に溶け込んでいる感じがしました。

曽我兄弟の仇討ちの話の影響でどうしても悪役になってしまっている工藤祐経。仇討ちの舞台の富士の裾野、白糸の滝の近くにあります。すぐ手前には曽我兄弟が仇討ちの相談をしたという隠れ岩もあります。お墓といっても鳥居があって小さなお社があって神社そのもの。静かな雰囲気。亡くなったらみな神様なんだな、と感じます。なお「白糸の滝入り口」バス停もすぐ近くにあるので、片道はここで乗降すれば歩く距離も少なく白糸の滝までの周遊観光ができます。

溶岩か噴石かというような大岩がごろんと道端に転がっている感じ。曽我兄弟の仇討ちのときにここに隠れて相談をしたという伝説の岩です。白糸の滝の駐車場から曽我橋を渡り、歩いてすぐ。こちらがわからだとちょうど隠れることのできるくらいの高さがあります。が、横にある階段を登って裏側に行くと地面とほぼ同じ高さ。まさに隠れるためにあるような岩です。案内板は写真入りですが、その写真の上からQRコードの紙が貼ってあって、ここの解説はスマホで見てね、という。なんかちょっと案内板が掲示板代わりにしかなってなくてちょっと悲しい感じがしました。

音止の滝の上流、白糸の滝の駐車場・案内所から工藤祐経の墓に向かう遊歩道につながる歩行者専用の橋です。
吊り橋なのですが、ちょっと不均衡で面白い形です。片方の川岸に塔が立っていて、そこから吊っているので川の真ん中で吊りワイヤが橋の歩行面以下にまで下がってます。上流側に自動車用の橋があるのでそこから眺めてみると特徴がよくわかると思います。

白糸の滝の遊歩道の途中にあります。白糸の滝から崖の半分くらい登ったくらいのところに、ちょっと入ったところにあります。溶岩の窪地に湧水が一旦溜まって、そこから白糸の滝に落ちてゆくのですが、水は澄んで清らか、やや深めの穴なので水の動きがほとんど見えず、鏡のような水面です。なるほど、髪を整える鏡のかわりにした、という伝説もわかります。あまり人が多い時期は水面に触れるには順番待ちになるかもしれない、というくらい小さな池でした。

白糸の滝の隣の川筋にある滝。落差は白糸の滝と同じくらい、水量も同じくらいかな、と思うのですが、いかんせん近い位置には展望台がなく、仮設の足場のような場所からちょっとだけ滝の上部が見えるだけ。もう少しいい場所に展望台が欲しいところ。まわりが全部フェンスなのでおそらく災害で展望台が崩れたかなにかだと思います。
なお、白糸の滝に向かう遊歩道の最南端からちょっと横に入ると展望台があり、そこからは遠いながらも全景が見えます。が、ほとんどの人は気が付かずに白糸の滝に向かっていました。