ケロケロマニアさんのクチコミ(566ページ)全12,309件

この駅は旭山公園通りに隣接しているため、駅名がこのように長くなっていますが、肝心の旭山公園を目指そうとすると、結構距離があり、徒歩だけでアクセスしようとすると1時間近くはかかります。バス路線もありますが、公園まで走っている本数はそれ程多くもありませんので、利用される場合は必ず時刻を事前に確認されることをお勧め致します。尚、公園自体はやや高台にあって、意外と景色が良いので、札幌の隠れた名所として、通な方にお勧めしたいスポットになっています。

札幌市電上の駅の中でも、この駅の界隈は最も静かな印象があります。マンションなどが立ち並び、商業施設も小さなお店が並んでいる風情で、大通駅界隈から市電で僅か数駅のエリアに、これだけのどかな光景が広がるのも新鮮な驚きを感じます。特に観光地が近くにある訳でもないですが、フラッと途中下車して、お茶でも楽しむのに適した駅といえるでしょう。

札幌市電の路線上には、全部で4箇所のカーブを楽しめる駅がありますが、その中でも、丁度駅付近でカーブする駅としては、この駅が一番かと思います。他の3地点と異なり、完全な直角でなく、なだらかに斜めにカーブしていくようなルートのため、よりワイドに市電の走る様子が楽しめます。また、この駅の南側には、市電の北部エリアでは唯一の歩道橋が設置されていますので、そこから市電の走る様子を眺めるのも楽しいかと思います。

名前の通り、中央区の区役所が近くにある駅ですが、前、という駅名の割には少々場所は離れています。この駅からは大通公園の西部エリアも近く、例えば雪まつりシーズンなどは、混雑するエリアを避けて、この駅から西12丁目会場へと向かい、市民雪像がしみじみと並ぶ光景を楽しむのも良いかと思います。

始点の隣駅、西4丁目と比較すると、中規模のビルが立ち並ぶ意外と静かなイメージが漂う駅ですが、大通公園とは並行して走っていますので、この駅から公園方面を目指すのも便利だと思います。またすすきの方面から大通を目指す際は、終点の西4丁目駅では沢山の人が降りる関係で、待たされることが多いので、目的地によってはこの駅で下車してしまう方が良いでしょう。

地下鉄大通駅から市電に乗り換える際、この市電の始発駅を利用することになりますが、微妙に南1条通り上にある駅であるためか、大通駅として呼ばれていないのがちょっと紛らわしい感があります。三越やパルコなどが目の前に並ぶ、札幌都心の繁華街のど真ん中にある駅として、長く札幌市民に愛され続けています。

多くの札幌市民の視点からすると、市電は図書館に行くために利用する乗り物、というイメージが定着しているほど、この市電上で最も多くの市民の実用的な価値があるのがこの駅かと思います。大通りからもすすきのからも最も離れている市電駅ですので、取り敢えずどちらの方向に向かっても都心に出るのに時間的な差がないのも利用しやすい駅です。図書館自体、かなり大きな建物で、中でゆっくりと過ごすことが出来ますので、観光客の方にも利用価値が高いかと思います。

駅名が示すように、石山通りが隣接する駅ですが、この通りはそのまま国道230号線として、定山渓や中山峠方面まで続いています。定山渓を目指す観光客の方も多いかと思いますが、この通り沿いにじょうてつバスが30分に一本程度の割合で運行されていますので、意外と定山渓の行き帰りに、市電に（から）乗り換える旅も楽しいかと思います。特にこのじょうてつバスは市街地エリアで混み合う傾向もあり、時間的な効率性を考えても、市電の利用価値があるかと思いますので、是非市電の旅も合わせて楽しんでみて下さい。

札幌市電のルート上では、南22条通りに沿ったエリアが最南となります。この通りに沿って３つの市電駅がありますので、どこが正確な最南端駅なのか判断するのは難しいですが、その候補の一つとして挙げられるのが、この東屯田通駅です。取り立てて観光スポットが近くにある訳ではないですが、南22条通り沿いの藻岩山を近くに望む風景が、個人的には最も市電が走る姿が絵になるエリアだと思いますので、皆様も是非、市電の風情を楽しみにこのエリアを訪れてみてください。

札幌市電沿線上には、意外と歩道橋が少なく、路線の真上から市電を眺める場所を探すのがなかなか大変ですが、小学校が隣接しているため、この駅の真上に歩道橋があって、市電の風景を上から眺めるスポットとしてお勧めしたい駅です。尚、この駅の南方で、市電ルートは西にカーブしますが、その交差点上にも歩道橋があって、こちらからは藻岩山と市電とがコラボする風景が楽しめますので、写真撮影スポットとして最高です。

札幌市電上で風景を楽しむスポットとしては、藻岩山が有名かと思いますが、札幌を代表する河川として知られる豊平川の風景を楽しみたい場合には、この駅からのアクセスをお勧め致します。札幌の環状通りの南側ルートがこの駅からすぐの所で豊平川を渡りますが、その南19条大橋からの眺めがとても美しいです。

札幌市電上には、～前という名称の駅が幾つかありますが、中央区役所や東本願寺などは、駅からやや離れている印象がある一方で、ここに関しては駅の目の前に静修高校が位置していて、～前と呼ぶに相応しい駅だと思います。またこの駅の南東方向には、札幌随一の進学校としても知られる札幌南高校も位置していて、この界隈はちょっとした学園都市的な風情を醸した、落ち着きのあるエリアとなっています。

札幌市電の路線上には、印象深い名称の駅が多いですが、この行啓通駅も、大正天皇が行幸された際に名付けられた通りに隣接する駅として、歴史的な風情も醸しています。現在では中規模のビルが立ち並ぶ商業地区というイメージのエリアですが、市電に乗りながら、往時の風情を想像しながら車窓を眺めるのも楽しい駅といえるでしょう。

札幌を代表する公園の一つ、中島公園の最寄駅の一つとなっていますが、この公園は南北に長いので、目的地によって最寄駅が異なりますので注意が必要です。北海道を代表する明治近代建築として知られる豊平館へは、この駅からのアクセスが近くて便利ですが、おちらかというと裏道的なルートになりますので、冬場は除雪が行き届いていないこともありますのでご注意下さい。

かつてここの傍には中央保健所があった関係で、中央保健所前駅と呼ばれていたのですが、現在ではこの名称になっています。隣が中島公園通駅で紛らわしいのですが、地下鉄の中島公園駅へは、こちらの駅が最寄駅となりますので、地下鉄との乗継をお考えの方はご注意ください。

大和民族としての歴史が浅い北海道ですので、なかなかお寺を訪れる機会も少ないかと思いますが、ここから最寄の東本願寺は、都心の中のオアシスといった感じで、境内でゆっくりと過ごすことをお勧めしたい場所です。私が特に好きな季節は初夏ですが、この頃は境内で美しいライラックの花が咲き乱れ、北国のお寺ならではの風景を楽しむことができます。

変則的な環状で運行されている札幌市電のルート上では、全部で4箇所のカーブを楽しめる場所がありますが、市電駅から最も近い位置でカーブ走行する風景を楽しめるのは、この資生館小学校前駅でしょう。かつては創成小前と呼ばれ、今も西創成という別名もある駅ですが、すすきの方面と大通方面とで乗り場が離れている駅が多い一方で、この駅に関しては乗り場がほぼ向かい合わせで設置されています。

札幌の市電は100万都市を走っているとは思えない程ローカルな風情が漂っていて、是非観光客の方にも利用して頂きたい乗り物ですが、ルートとしては中央区をほぼ南北に環状に走行している感じですが、すすきのと大通とが繋がっていませんので、完全な環状線ではありません。南側の始発となるのがすすきの駅ですが、繁華街のど真ん中にあってとても便利です。運賃も170円と安いので、大通りまで敢えて市電で向かう、というミニ旅も楽しいかと思います。

すすきのといえば、誰もがご存知の北海道一の繁華街ですが、地下鉄駅からはポールタウンという地下街が直結しているので、大通り方面や更には最近開通したばかりの地下歩行空間を経て、札幌駅方面まで全く外を歩かずに歩くことが出来ますので、雨や雪の日でも安心して利用できる駅になっています。

大通駅に関しては、札幌で最も大きな地下鉄駅ですので、今更語るまでもないかと思いますが、南北をつなぐ地下歩行空間やポールタウン、そして東を結ぶ東西線のバスセンター前駅までの地下道と比較すると、西側については、地下道があまり発達していない印象を受けます。しかし一応ですが、それなりに西に向かっても地下道は続いていて、大通駅の１番出口は実は最西端にありますので、一応覚えておくと雪まつりの際など、比較的手前から地下に逃げ込むことができて便利かと思います。