ケロケロマニアさんのクチコミ(64ページ)全12,309件

小山市役所から国道4号沿いに南に向かってすぐ右手にあるのがこちらのお寺です。私の訪問時は山門から本堂に至るまで、工事中の外囲いで覆われている箇所が多くて、十分に観光できる状態ではありませんでしたが、参詣者用に一応の通路は確保されていました。ただ、あまり参詣者はいないようで、その通路を塞ぐように作業員の方々が堂々と資材を置いたりしていて、正直、今はあまり来て欲しくない気持ちなんだろうなという風情でした。観光での目的の場合は、改修工事の終了を待った方が良いかもしれません。

小山といえば、歴史的にはやはりこの小山評定が一番有名かなと思います。一観光客の視点からは、現在では市役所のすぐ向かい側でひっそりと碑が建つだけで、正直、観光地としての見どころは少ないですが、ここでの軍議が関ヶ原の戦いへと繋がった歴史を踏まえると、感慨深いものがありますね。場所が全然違うというのもまた面白いのですが…。

因みに現在の小山市内には、小山評定通りなんてのもあり、やはり市の誇りでもあるんだなと現地を訪れてみて、改めて感動しました。

茨城県が誇る日本百名山の一座、筑波山は、標高も８７７ｍと百名山の中では日本一低山の山としても知られていますが、関東平野に立地しているので、見た目には意外と高さを感じる山でもあります。勿論、色々な角度から望むことが出来ますが、旅人的視点からすると、水戸線に乗車された上で、その車窓南側に注目されるのがお勧めです。大体、岩瀬駅から下館駅位までの区間で、二つのピークを有したこの山の端麗な姿が拝めますので、是非、天候に恵まれた際は車窓からの筑波山を満喫してみて下さい。

今回は土浦観光の際に、最後に日本第二の面積を誇るこちらの湖を眺めようと、土浦港の方に立ち寄ってみました。ただ、正直、土浦港は”霞ケ浦の入口”的な立地で、独自の形をしている霞ケ浦の湖としての広大な風景を楽しむことは出来ませんでした。シーズン中だと遊覧船なども運航されているようでしたので、やはり霞ケ浦らしい景観を楽しむためには、船に乗ることをお勧め致します。

JR土浦駅から土浦港の方へと向かう際に、最後の道を直進する左側に並んでいるのがこちらです。水天宮・水神宮・稲荷神社の三つが並んでいて、どれもよく似た仕様なので、入口の石碑を確認しないと、どれがどれなのか迷うことになるかと思います。

ここは丁度霞ケ浦の入口ということもあり、私は冬季に訪問しましたが、湖方向から吹き付ける風が強くて、持っていたパンフレットを何度か飛ばされそうになりました。風も冷たくて防寒対策も必須です。特に冬季にご訪問される際はご留意下さい。

土浦駅のすぐ傍にある交流施設で、無料休憩所として誰でも利用することが出来ます。ただ、私の訪問時は、子供達が多く訪れていて、お母さん方と共に賑やかにお話しされている様子で、部外者の私が入口のドアを開けると、一瞬妙な間があって、ちょっと気恥ずかしさも感じてしまいました。まあ、こういう施設は行くタイミングによって、受ける印象も全く異なるかと思いますので、空いている時だともっとゆっくりと寛げる施設なのかもしれません。ただ、土浦自体が、それ程観光テイストが大きな町でもないので、やはり訪問される方の多くが地元の方、という印象は受けました。

土浦城跡のある亀城公園の北側にあるお寺で、土浦城跡からは徒歩5分位の近距離ですが、途中、交通量の激しい道路を渡らなくてはならないので、信号まで迂回するともう少し時間がかかります。このお寺には天井画や普賢菩薩像など、市の指定文化財になっている寺宝があるようで、本堂前の解説板に誇らしげに記されていましたが、残念ながら普段は非公開とのことでした。　

土浦市街地にある土浦城跡は本丸跡エリアを中心として、亀城公園としても整備されていて、歴史的風情という意味ではちょっと物足りなさも感じますが、色々な門や櫓がコンパクトな区画に点在していて、思った以上に見所が多い城跡です。城跡として見るよりも、公園散策を主体に考えて、各所を巡ると、一般の観光客レベルの視点では割と楽しい城跡だと思います。

今回は土浦での観光時間に制限があって、内部をゆっくりと見学することは出来ませんでしたが、この博物館は実は屋外の展示物が素晴らしくて、市指定文化財となっている「真鍋の道標」など、非常に興味深く拝見させて頂きました。それ以外にも土浦城櫓門の礎石や、土浦領の境界石、手野町所在の道標といった”石”の展示が楽しめて、短時間ではありましたが、とても得した気分になることが出来ました。

二つのまちかど蔵が対面した道を更に西に100ｍ程進んだ左手にあるのがこちらの建物です。店蔵・袖蔵・元蔵の三つから成るかなり大きくて立派な建物ですが、普段は内部公開されていない様子で、その風情は外観から眺めるしかありませんでした。正面からだけでなく、意外と奥行きがありますので、横道から眺める風情もお勧めです。　

土浦のまちかど蔵として、大徳と双璧をなす建造物となっていて、こちらは喫茶「蔵」もあって、飲食を楽しむのにも良いところです。ただ、その喫茶店部分が幅を効かせすぎている印象が強くて、蔵部分の見物をしたいという需要に対しては、一観光客的視点からはちょっと入り辛さを感じてしまいました。お客さんの人数にも依るかと思いますが、あまり人がいない時だと、逆に喫茶店への勧誘が強い印象なのが残念に思いました。

江戸期の呉服店としての風情が存分に楽しめる建造物になっていて、見世蔵・袖蔵・元蔵・向蔵の４棟から成っています。メインの見世蔵に関しては、1階部分が売店のように運用されていますが、2階は靴を脱いで無料で見学できるようになっていて、随所に置かれている展示物などもとても見応えがありました。離れにある袖蔵も博物館のような運用で、とても勉強になる展示が満載でした。

ジャーナリスト杉村楚人冠（本名は廣太郎）を顕彰する記念館ですが、ここは邸宅跡の側面もあり、記念館の建物の周囲も”邸園”として整備されていて、園内を周遊するだけでもかなりの見応えがありました。中でも、かつては現在の楚人冠公園内の高台の景色が良い場所に建っていたという「澤の家」と呼ばれる別荘などが移築されていて、その復元作業などを如実に示した解説板なども非常に勉強になりました。また園内の植物に関してもプレートなどが付されていて、ちょっとした植物園的テイストで散策するのも楽しいところかなと思います。

著名人の邸宅跡、というのは、得てして解説板だけが設置されていておしまい、なんて場所も多いので、正直期待せずにここも訪れてみましたが、ここはきちんと建物が残されていて（書斎）、周囲も小公園として整備されていて、ちょっとした休憩スポっとしてもお勧めできるところです。氏は我孫子で、誰もがご存じの「城の崎にて」「和解」「小僧の神様」「暗夜行路」といった代表作を執筆されたとのことで、時間があれば、園内のベンチに座って、これらの小説を読みながら過ごす、なんてのも素敵かなと思います。

大正から昭和初期にかけて活躍したジャーナリストを顕彰した公園で、近くに記念館もあり、こちらの公園としての存在意義に疑問を感じながら訪問しました。私は志賀直哉邸跡を見物した後、坂を上って東側からこの公園にアクセスしましたが、入口に緑南作緑地（楚人冠公園）の小さな標識が立っていて、小さな滑り台やベンチなどが設置されていて、これのことかと勘違いしてすぐに記念館の方へと移動してしまいましたが、実際には公園としてのメインは脇の階段を上った高台にあったようで、そこには句碑なども建っていたようです。

ただ、他の方のクチコミなどから総合的に判断すると、記念館の付属園地の方がもっとしっかりとした公園らしい風情もあって見所がありましたし、わざわざこちらの公園の高台まで登る必要もなかったのかな、と、事後に負け惜しみ的に思ってみたりもしてしまいました。

手賀沼公園から徒歩3分程度の近距離にある文学館で、白樺派の作家達のことを学ぶのに良い施設ですが、私はここの入口傍に設置されていた大理石オブジェに心惹かれました。
「自帰依（じきえ）」というタイトルの佐治正大氏の作品とのことでしたが、白樺派の作家達の思いがここに集約されたかのような解説も良かったですし、その後の歴史探訪に向けても良いアクセントとなりました。

我孫子の図書館は、屋上部分が緑地になっていて、手賀沼の景観を楽しむのに良いスポットということなので訪問してみましたが、私の訪問時は残念ながら、屋上緑地が工事中のため、屋上階までエレベーターで行くことは可能でしたが、緑地内への立ち入りは出来ず、ちょっと残念でした。エレベーターホールの隙間から、手賀沼の景観を眺めることが少しだけ出来ましたが、障壁なく堂々と見られるようになるまでは、もう暫く待つ必要があります。

横に長い手賀沼のほぼ中央北側にあり、JR我孫子駅からも徒歩10分程度でアクセスできる便利な立地の公園です。勿論、メインは手賀沼の景観を楽しむことにあるかと思いますが、この公園内にはミニ鉄道もあって、シーズン中は子供達の歓声で賑わいを見せているようです。私は12月の訪問で、残念ながらシーズンオフの風情でしたが、春から秋にかけて訪問された際には、是非ミニ鉄道も楽しんでみて下さい。因みに1回200円で回数券も販売されているようでした。更に、こどもの日など、無料開放される日もあるそうでした。

手賀沼といえば、自分の中の知識としては、都心部近くのかなり水質汚染が進行したネガティブな印象しか持ち合わせていない沼でしたが、実際訪問してみると、良い意味でその印象は裏切られて、思ったよりも今では水質改善されているようで、午前中の時間帯でしたが、お天気にも恵まれて、日光浴を楽しむ鳥さん達の姿をほほえましく眺めつつ、癒しの時間を過ごすことが出来ました。東京からもすぐ近くの場所で、こうした自然景観を楽しめるのは素晴らしいことですね。

JR我孫子駅を出て左を進んだところにあります。駅からは少し離れていて、最初、あれ、どこだろうと思いましたが、駅直結ではなく別棟の平屋建ての小さな建物として運用されている観光案内所です。とても見やすいイラストマップなども用意されていて、細い道なども忠実に描かれていて、迷うことなく効率的に歩くことが出来ました。我孫子観光の際にはまず立ち寄るべきスポットといえるでしょう。