ケロケロマニアさんのクチコミ(569ページ)全12,309件

ＪＲ小松駅から程ない距離に広がる、小松市民の憩いの場として愛されている公園です。ここの魅力はまず何といっても美しい庭園があることでしょう。茶室に関しては入園時期・時間が限られていますが、庭園はいつでも見ることが出来ますので、お散歩に最適な場所だと思います。その他、公会堂や図書館、美術館などもありますので、小松を代表する文化的エリアだと捉えるのが良いでしょう。

勧進帳をテーマにした趣向に興味があったので、入館してみました。歌舞伎のことは全く知らない私ですが、お話は有名なものなので、それを改めて歌舞伎の映像で拝見することが出来たのはとても勉強になりました。ただ、展示品としてはそれ程多くなく、300円という入館料は、人によっては高い、と感じるかもしれません。歌舞伎が好きでない方には、あまりお勧めできない施設かもしれません。

日本海側の町には、いわゆる”義経伝説”を有した場所が多々あるかと思いますが、中でもここは、歌舞伎の題目としても定番中の定番として有名な「勧進帳」の場所ですので、訪れておく価値は高いかと思います。市街地からはかなり離れていますので、交通は少し不便（但し、小松空港からは意外と近く、徒歩30分位で行くことが出来ます）なのが難点ですが、本数が少ないながらバス路線もあります。うまく現地で観光時間を調節しながら、義経・弁慶・富樫の像や、勧進帳ものがたり館、安宅の関碑などを見て回ると良いかと思います。

飛行機好きの方には有名な施設なのですが、一般の方の知名度はまだまだ低いような気がします。ここは小松空港のすぐ近く（徒歩3分程度）にあり、しかも入館無料・年中無休（最近無休になりました）ですので、気軽に立ち寄ることが出来る良さがあります。マニア的には、ここにはあの純国産の名機ＹＳ−１１のシュミレーターがあることが一番お勧めで、僅か500円（予約制）でシュミレーター体験が出来るのもとてもお得だと思います。展示品は正直マニアックなレベルですので、一般の方が見るとちょっと難しい印象がありますが、飛行機が沢山並んでいるエリアもあったり、少し飛行機が好きそうな人と見定められると、色々と説明もしてくれる方がいますので、とても楽しい時間を過ごすことができるかと思います。

私は地方空港のスタンプが欲しくて、敢えて利便性を犠牲にしていつもは出入国しない空港を使ったりすることがありますが、ここの小松空港も、個人的には国際線での利用が初めてでした。ソウルから帰国時にここから入国しましたが、何ともアットホームな税関の風景で、会話を楽しく交わしながら、旅の余韻に浸れたのが良かったです。ただ、地方空港にありがちな話ですが、田舎の学校の教職員と生徒のような関係にも似て、荷物チェックがとても厳しかったりしますので、あまり怪しげな風貌や荷造りでは出入国しないことが賢明だと思います。

ソウルに旅慣れた方ですと、市内へのアクセスに色々なルートで試されると楽しいかと思います。最近、空港鉄道がソウル駅まで開通し、中心部までのアクセスがとても便利になりましたが、敢えてソウル市街地まで直行せずに、空港鉄道を途中の桂陽（ケヤン）駅で下車して、ソウルの地下鉄と微妙にテイストの異なるインチョン地下鉄を楽しむのも良いですね。運賃体系は共通なので、こういう遠回りでも特に追加料金はかかりませんが、インチョン地下鉄からソウル地下鉄（国鉄）1号線に乗換える際の富平（プピョン）駅は、時間帯によってはかなり混雑します。また、乗換え距離も結構長いですので、必ず時間的余裕を忘れずに利用をご考慮下さい。

全州は韓国でも有数の歴史ある町ですので、伝統工芸も色々と発達しています。ここでは、それらの展示が分かり易くユニークに表現されている他、有料・予約制にはなりますが、絵付けなど、実際に伝統工芸の製作を楽しむことが出来ます。また、屋外では矢のようなものを投げて筒に入るかどうかを競っている若者達で盛り上がっていました。これも全州独特の占いのようなものだそうです。

麓の韓屋村は観光客で賑わっていますが、それと比較すると少し登らなくてはいけないこちらは、訪問者も層が変わって、静かな環境に浸りたい若いカップルや、社会見学の小学生の団体などが主に訪れていて、年配の方は少なめな印象でした。歴史的な説明はガイドブックに任せるとして、私はここは展望台としてお勧めさせて頂きます。確かにちょっと勾配がきつい所もありますが、上からの展望は素晴らしいので、是非億劫がらずに登って頂きたい場所です。昔このエリアには貴族が多く住んでいたため、彼らの経済的裕福さを示す瓦屋根が累々と続く風景は圧巻でした。何だかこういう高貴な方々を見下ろして、お殿様になった気分でした（笑）。

結構な街中に突如として立派な建物がある、という印象でしたが、立派なのは当然のこと、何しろここは、李氏朝鮮時代に権威象徴のための各種儀礼が行われた場所で、正面に大きく書かれた文字は、中国の前漢王朝の開祖である劉邦（高祖）が、故郷の館として記した文字を模していて、ここが李王朝発祥の地であったことを示しています。中は無料で自由に見学できるのが良かったです。

全州といえば、やはり李氏朝鮮の開祖李成桂が拠点とした町でありますので、この名所は外せないかと思います。王朝の始祖でありますので、当時は全国に幾つか同様な建築が用意されたようですが、戦乱などで全州以外は全て破壊されてしまい、残っているのはここだけだそうです。勿論ここも再建ではあるのですが、ある意味”霊廟”として開祖が祀られているので、静粛を求める注意書きなどが、付近の何とも凛とした空気を助長していて、とても味わいがありました。

韓国の観光においては、とかく大きな門が注目される町が多いかと思いますが、全州もその例に漏れず、この町にはこの立派な門があります。元々は町の四方に門があった訳ですが、戦乱等により破壊され、現存しているのはこの門だけです。ぐるっと回って見られるようになっていますので、色々な角度から楽しむと良いかと思います。

KORAIL関係のクチコミは、色々と記したいことがあるのですが、まずはやはり最大の駅ソウルについて、ここはＫＴＸの開通後、駅舎自体が移転してしまって、昔の駅舎がしばらくそのまま放置されていたので、どうなってしまうか、個人的に心配していた場所でありましたが、丁度今回の訪韓で読んでいた機内誌にて、旧ソウル駅舎の特集記事が組まれていて、久し振りに見に行って見ました。まだ、入口にはロープなどが張られて、立ち入りが制限されている状況のようでしたが、そのうち自由に入れる時代が来ることになるかと思います。暫くは暗闇の中で埋没していた旧駅舎でしたが、今は綺麗にライトアップされていて驚かされました。ソウルの”新”名所として、是非足を運んでみてください。

つい最近、値上がりしたとはいえ、まだまだソウル観光においてお財布にも優しくて便利な交通機関ですが、新しい9号線沿いの改札には注意が必要です。多くの場合、他線から乗換える際、9号線方面へは再び交通カードをタッチして改札をくぐることになります。通常は別に追加料金がかかる訳ではないのですが、ノリャンジン駅のように、稀に地下鉄路線図の乗換駅として表示されていても、実際は微妙に離れていて、これらの駅で乗換えてしまうと、追加料金が発生してしまいます。（一応、時間制限付で割引制度もあるみたいですが…。）通常の乗換えでは全く費用がかかりませんので、大した金額ではないのですが、ちょっと損した気分になりますので、駅の告知などによくご注目下さい。

鐘路エリアのど真ん中、すぐ脇に清渓川が流れる場所に巨大なビルディングで、国の威信を賭けたのようなその存在感を示しています。でも基本的に観光客に用事があるのは下の階だけで、色々な情報やパンフレット、韓国内各地の地図が無料で得られるので、韓国旅行の初めに、まずここに寄ると良いかと思います。また、私はメルマガにも登録していますが、お得な情報が色々と送られてきますのでとてもお勧めです。今回はこのメルマガで得た情報を元にバスをネット予約して、全州まで無料で往復することが出来ました。

ソウルに行かれて、この川を全く見ずに帰られる方はほぼいらっしゃらないかと思われる程存在感のある川です。風景が楽しめない地下鉄に乗車していても、この川を渡る時は地上、という場合も多いですので、是非、ゆっくりと川辺を散策する時間がない方も、写真だけは収めるチャンスを狙ってみると良いです。尚、時間がある方は、ヨイド辺りでゆったりとした風情を楽しむことがお勧めです（レンタサイクルもあって、私はかつて利用したことがありますが、普段味わえないソウルの自然を味わえて、なかなか良かったです。）

ソウルを代表する門の一つですので、今更語るまでもないかと思いますが、ここへのアクセスは少し注意が必要です。地下鉄５号線の同名駅からは、広場が縦長に広いために門までの距離がかなりあります。なので、最寄り駅としては、３号線の景福宮駅からとなります。門を見たいけど時間が…、という方は、くれぐれもお間違えなく。ただ、光化門駅の名誉のために、時間がある方は、この駅から縦方向に見る方が、迫力ある構図が楽しめますので、ここの広場を歩いて門に近づく方が写真撮影的にはお勧めです。

明洞は繁華街なので、人が多くてうんざりすることが多いですが、こちらの教会はその中心部からは少し離れていて、静かな雰囲気を楽しむことがお勧めです。私は夜間に訪れましたが、丁度快晴で満月に近い月齢時期でしたので、とても神秘的な美しさを楽しむことができました。

ソウル中心部の北部に位置する景福宮に至る南門にあたる光化門の前付近は、ソウルを代表する交通量の激しいエリアですが、広い道路ですので、真ん中が広場になっていて、歩行者が歩けるようになっています。南側から眺めると、北漢山をバックにこの門がとても立派に映えていて、ソウルを代表する風景だと思います。広場に関しては、悠々と歩けますが、広場にアクセスする際には、いくら距離があっても必ず信号を渡るようにして下さい。それを無視して渡ろうとするのは自殺行為になるほどの交通状況です。

ここは、数年前の焼失によりすっかりと有名になってしまいましたが、2012年3月現在は、まだ工事中の様相で、外壁を工事資材で囲まれた状態ですので、新しくなる南大門を見るには、もう少し時間的猶予が必要だと思います。ただ、この工事中の外壁を利用して、その手前のエリアにて、南大門の歴史をパネルで紹介したりしていますので、これを見て回るのもお勧めです。中でも南大門が燃え盛る生々しい写真に衝撃を受けました。

ここの景観作りの成功例は、色々な分野の方々から注目されていますし、すっかりソウルの新名所として有名になった場所ですので、一度は必ず見ておくべきだと思いますが、実際に歩いてみると、色々と楽しい趣向が凝らされていて、なかなか全部を見るのは大変だと思います。私は韓国には頻繁に訪れますので、また次回は違うエリアの清渓川を見てみたいと思っていますが、健脚な方は、通しで歩くウォーキングツアーなども開催されているようですので、参加してみると良いかもしれません。また、同じ場所でも、四季や時間の変化により、様々な顔を見せてくれますので、いつ訪れても飽きることはないと思います。