ケロケロマニアさんのクチコミ(551ページ)全12,309件

南アルプスに向かう山間エリアにある静かな道の駅です。私は登山の途中で立ち寄りましたが、JRバスの高遠駅から長谷村の運営するコミュニティバスで簡単にアクセスすることが出来ました。お土産物も色々と揃っていましたが、暑い日でしたのでブルーベリーのアイスクリームがとても美味しかったです。

北アルプス方面への拠点として、夏はかなりの賑わいを見せる松本駅界隈ではゆっくりとくつろげない、という場合にお勧めしたいのが、松本から数駅塩尻側にあるこの広丘駅です。住所的には塩尻市内となりますが、松本方面からの列車本数も多く、利便性は高いと思います。また、橋上駅舎になっていますので、上からの景色もそれなりに楽しめますし、ベンチも空いているので途中下車してお昼ご飯を頂いたりするのに良い駅だと思います。因みに駅から徒歩数分の距離にコンビニもあります。

塩尻駅といえば、中央西線と中央東線、つまりJR東海エリアとJR東日本エリアとの境界駅として、存在感たっぷりの駅ですが、旅の情報収集をする上でも、駅前に観光センターがあったりしますので、大都市松本まで行く時間がない、という方などに、観光拠点として利用価値の高い駅だと思います。また、西日本方面からアクセスする場合は、この駅が最も近いJR東日本管内の駅だと思いますので、JR東日本管轄のフリー切符を購入する際などにもお世話になることが多い駅だといえるでしょう。

全国には同名の駅が幾つか存在しますが、長野県内の小野駅といえばここになります。中央本線辰野支線の一駅で、隣が結構大きな塩尻駅ですので、塩尻からこの駅に到着すると、一気に深まるローカル色に旅情を掻き立てられる駅といえます。但し、この駅は将来並行する国道153号線上の道の駅と合同駅舎が造られる計画がありますので、今の風情を味わいに、早めに足を運んでおきたい駅の一つといえるかもしれません。

こういう視点でこの駅を見つめる方もいらっしゃらないかもしれませんが、この駅の待合所の外観は、左右非対称の平屋根で、積雪に配慮した感があって、私のような北海道民にとりましては、胆振地方のローカル駅に迷い込んだような錯覚を覚えた駅です。付近にはのどかな農村風景が広がり、ローカル線の旅を満喫できる駅だと思います。

辰野といえば、JR東海とJR東日本との境界駅の一つとして有名な駅ですが、同じく中央本線上の境界駅である塩尻駅と比較すると、規模も小さく特急も殆ど停まりませんので、ローカルな風情を存分に楽しめる良さがあります。またこの町はホタルが有名で、駅看板や町のマンホールにもホタルが描かれていますので、是非探してみて下さい。

隣の北殿駅とは似たような風情の駅ですが、この駅は箕輪町エリアにあります。ここもそれなりに住宅地が続いていて、伊那市方面への通勤・通学圏となっていますが、旅行者の視点から見ると、駅付近にネットカフェを見つけるのが困難な信州エリアにあって、この駅から徒歩15分程度の距離に24時間営業のネットカフェがありますので、利用価値は高い駅だと思います。

北殿駅は飯田線上にある小さなローカル駅の一つですが、一応、南箕輪村の中心駅となっていて、付近は伊那市から続くちょっとした町のようになっていますので、意外と便利なエリアです。但し、この駅付近は伊那市方面への通勤通学圏ですし、朝夕のラッシュ時は意外と混雑しますので、座席などに関してはそれなりの配慮が必要です。

豊橋から辰野に至る長い飯田線上には、大きな駅が殆ど存在しませんが、飯田や駒ヶ根と共に、比較的大きな駅に数えられるのがこの伊那市駅です。伊那市自体には大きな観光地と呼べる場所は少ないですが、桜で有名な高遠や、南アルプスの北の玄関口北沢峠などへは、この駅からアクセスすることになりますので、通過点として覚えておきたい駅だといえるでしょう。

大井川鉄道はその名の通り大井川沿いを走る長い地方鉄道ですが、その起点となるのがこの金谷駅です。JR駅と大井川鉄道駅は別々の駅舎を有していて、JR側の駅舎はごくありふれたタイプの典型的なJR駅の雰囲気ですが、大井川鉄道側の駅舎は、SL関連の展示があったり、沿線風景の写真が飾られていたりと、ローカルムード満点ですので、是非大井川鉄道の旅をする時間が取れない方にも、駅舎だけは訪れて雰囲気を味わって頂きたいです。

大井川鉄道といえば、何と言ってもＳＬに注目が集まりますが、この路線には、近鉄・南海・京阪などの懐かしい車両が沢山走っていて、しかもＳＬは特別料金が必要なのに対し、これらの車両は運賃のみで楽しめるので、是非お試し下さい。また、金谷駅・新金谷駅では、午後三時から終電まで利用できる、たそがれ終電きっぷ、というのが発売されていて、片道だけでほぼ元が取れる金額なので、色々な車両を乗り比べたい、というマニアな方には特にお勧めしたい切符です。

大井川鉄道の本線と井川線の接続駅として有名な千頭ですが、やはりこの駅では、SL関係の見所が外せません。指定文化財になっている英国製の50フィート転車台は勿論、ホーム上には投炭練習機など、マニアックなSL関連展示も並んでいて、鉄道マニアにはたまらない駅になっています。

この駅では何といっても遠江と駿河の両国に跨って架かることから名付けられた両国の吊り橋が最大の見所です。駅は大井川のすぐ傍にありますので、車窓からも存分に吊り橋の景観を楽しめます。また鉄道好きの方には、この駅には大井川鉄道の車両基地がありますので、お気に入りの列車を探してみたりする楽しさもある駅だと思います。

大井川鉄道井川線の旅も、この辺りまで来るともう千頭界隈の延長、といった風情になってきます。お茶畑も頻繁に見られるようになり、奥川根らしさを満喫できるエリアですが、この駅に関しては、駅舎もなかなか立派ですので、駅マニアの方は是非御注目下さい。

観光スポットの多い大井川鉄道井川線上において、この駅はちょっと目立たない印象がありますが、かつては一日の乗降人数が1人を割る、ということで、最少乗降数の秘境駅として有名になったこともあるマニアックな駅です。付近では川の合流点などがあって、景観を楽しむのにも良い駅ですし、夏は池の谷キャンプ場まで歩いて20分位で行けますので、是非アウトドアライフの最寄り駅として利用して頂きたい駅の一つです。

松本駅界隈で、美味しいお茶を探していて見つけたのがこのお店でした。お茶屋さんですので、勿論お土産として購入したお茶も美味しかった（この辺りでは静岡茶が人気だそうです）のですが、暑い日でしたので、ここで頂いた抹茶アイス（250円）がとても美味しかったです。お店の中には小さな座席も用意されていて、空いている時でしたら、こちらでお茶を頂きながらアイスクリームを頂くことが出来ます。

JR塩尻駅には色々と駅弁がありますが、私の一押しは何と言ってもここの「岩魚すし」です。味もさることながら、変貌著しい駅弁の世界の中で、昔から変わらないデザインにホッとさせられます。さっぱりした味付けは病み付きになりますので、皆様もぜひご賞味ください。

井川線上では、なかなか対向列車を見るという機会がありませんが、この川根小山駅は長いミニ列車でも待機出来るほどの場所があって、一応列車交換ができるようになっている駅です。近くに大きな観光地がある駅ではありませんが、静かな時間が流れている井川線らしさを堪能できる駅になっていますので、是非フラット途中下車してみてください。

大井川鉄道井川線上の駅は、基本的には小さな無人駅が続きますが、沿線上で一番大きな駅がこの奥泉駅です。寸又峡温泉へのバスもこの駅から発着していますので、千頭から直行せずに、少しこの小さなミニ列車を味わってから、この駅で乗り換えるのも、旅のバリエーションが広がって良いかと思います。また、隣のアプトいちしろ駅との間には、赤い塗装が印象的な泉大橋を望める絶景ポイントがありますので、是非お見逃しなく…。

アプトいちしろ駅は、その名の通り日本で唯一のアプト式走行区間の起点・終点駅ですが、隣の長島ダム駅でも同じような作業が見られますので、ここではもう一つ重要（？）なトイレ休憩が出来る駅として重宝する駅です。井川線のミニ列車内にはトイレがありませんので、是非ここではアプトの連結・切離しと共に、用を足しておくこともお忘れなく…。尚、ここには飲み物の自販機もありますので、喉を潤すのにも覚えておきたい駅といえるでしょう。