ケロケロマニアさんのクチコミ(548ページ)全12,309件

奥羽本線の米沢付近の福島側には、スノーシェルターで覆われた駅が3駅続きますが、そのうちの一つ、一番中心駅の米沢に近い場所に位置しているのがこの大沢駅です。板谷や峠と比較すると、ちょっとインパクトに欠ける駅という印象がありますが、やはりここから続く3駅と同様、かつてはスイッチバックが存在した駅でもありますので、その風情をこれら3駅と比較する意味でも、立ち寄っておきたい駅といえるでしょう。

何も知らない方がこの駅を昼間停車すると、突然ホーム上に売り子さんの声が響いてびっくりするかと思います。ここで販売されている「峠の力餅」は、全国的にも有名だとは思いますが、売り子さんの姿を見ることができるのは限られています。ただ、両側の駅と同様、豪雪地帯のためにスノーシェルターに覆われた独特の風情があって、夜間のひっそりとした景観も、なかなか味わいがある駅だと思います。

奥羽本線上の米沢市内南部区間は、豪雪地帯として知られていますが、この駅から続く峠駅・大沢駅の3駅は、駅がスノーシェルターで覆われていて、夏でも冬季の様子を感じられる駅です。峠の力餅で有名な隣駅とは違って、観光客に注目されることは稀な駅ですが、その分、侘び寂びのある風情を楽しむことができる駅だと思いますので、駅マニアの方は是非途中下車してみてください。

奥羽本線上でも、福島～米沢に至る県境越えの区間は、豪雪地帯として知られていて、かつてはこの駅から4駅連続スイッチバックが続くことで鉄道マニアの人気が高いエリアでした。今でも特急列車の通過が多い割には普通列車の本数は少なく、なかなか途中下車するのが大変な駅ですが、独特の風情が楽しめる駅です。近くの集落の状況次第では、この駅の存続も怪しいかもしれませんので、駅が存在しているうちに足を運んでおきたい場所といえるでしょう。

北関東を代表する大都市である宇都宮市内の駅で、餃子像と蛙像が並んでいることで有名な宇都宮の隣駅でもありますが、意外と宇都宮までは距離があって、東北本線上の南部では駅間距離が最も長い区間としても知られています。駅付近の風情もとてものどかで、やはり中心駅の直前までローカルな風情が続く光景を見ると、徐々に東北が近づいていることを実感できる駅でもあると思います。

東北本線南部の旅も、この辺りまで来ると大分北関東ののどかな風景となってきますが、石橋駅は宇都宮の二つ手前の駅で、新幹線駅のある宇都宮に向かって、高架の橋桁が林立するようになります。そのため風景的には在来線側からは少し見辛かったりしますが、宇都宮が近づいていることを判別できる駅といえるでしょう。

全国には、大学名を冠した駅は結構あると思いますが、～前という駅名の場合が多く、このような直接の大学名が付けられている、特にJR駅名としては非常に珍しいのではないでしょうか。（北海道民の私にとっては、北海道医療大学、という学園都市線上の駅を思い出しますが…。）駅から下り方面に大学のキャンパスを望むことが出来ますので、是非、ご確認下さい。

私のような田舎者にとって、かつては京浜東北線と東北本線との大宮以南での違いがよく解らず、大宮まで時間をかけて京浜東北線を利用したりしていましたが、両者は私鉄で例えると特急と普通の違いのようなもので、大宮以北を目指す場合は、やはり最初から東北本線に乗っておいた方が良いでしょう。但し、東北本線に乗り換える際には、上野を過ぎるとなかなか乗り換えに便利な駅がなく、この赤羽まで行く必要があります。

日暮里といえば、一昔前ですと山手線上の一駅で、せいぜい成田空港へ移動する際に、京成線と乗り換える駅、という印象に過ぎなかった駅ですが、今では舎人ライナーなども発着するようになり、それなりに変貌を遂げている駅だと思います。ただ接続駅としての機能がありながら、JR京浜東北線の快速が通過してしまうなど、ちょっと注意が必要な駅ともいえるでしょう。

都心と成田空港とを結ぶ乗り物として、高額なイメージの成田エクスプレスと比較すると、多少は庶民的な印象のあるスカイライナーですが、JRとの連絡を考えた場合、上野での乗り換えよりは一つ隣の日暮里で乗り換えるのが、首都圏の方には常識となっています。ただ、最近では同じライナー、と名の付く舎人ライナーも、日暮里駅が始発となっているため、間違えてアクセスされる方もいるようです。基本的に案内標識には京成線としか書かれていませんので、スカイライナー乗車の際にはご注意下さい。

京成本線上で、JRの接続駅である日暮里の隣駅は、と問われて、上野と反対側の隣駅を言える方は、地元の方か鉄道マニアでしょう。この新三河島駅は、普通列車のみしか停車しませんし、西日暮里駅や三河島駅も近いので、利便性からも利用者が少ないようで、とても上野・日暮里と続くエリアにある駅とは思えません。逆に言えば、それだけ素朴な風情が味わえる駅でもあるので、時には鈍行に乗り換えて、こちらの駅を利用して楽しむのも良いかと思います。

京成本線上の駅で、同じ日暮里エリアにあって、JRとの接続駅である日暮里からは二駅しか離れていませんが、ここは何とも素朴な風情が漂う駅で、ホーム上には田舎の島式ホーム上の駅にあるような待合所があって、何だか温かみを感じる駅だと思います。尚、都電の荒川線や地下鉄の千代田線へも乗り換えることが出来る駅になっています。

隅田川に架かる有名な橋の名前がそのまま駅名にあっている京成本線上の駅ですが、特急は通過する駅ですので、意外と駅としての知名度は低いのかもしれません。尚、駅の南に橋が位置していますが、鉄道が隅田川を渡るのは湾曲した部分の西側になりますので、鉄道路線は千住大橋を渡っていません。

この駅は京成本線上にありますが、特急が停車しないため、素通りすることが多い駅といえるかもしれません。ただ車窓には注目しておきたいエリアで、この駅近郊の堀切橋を渡る際に眺める荒川の風景がなかなか素晴らしいので、是非東京を代表する景観にご注目ください。

東京都内にも、昔ながらの色々な情緒あるエリアが点在していますが、葛飾区界隈も私のような昭和テイストを好む人間にはとても居心地の良い場所です。都心と成田とを結ぶ京成電鉄上の駅であるにも拘らず、特急が停車しないために素通りされることが多いこの界隈の駅にも、是非立ち寄ってみて下さい。

北海道在住の私が都会の駅に降り立って驚かされるのが、この綾瀬駅のような両方の駅の改札が一緒になっている駅です。こういう駅の場合、JRのフリー切符（自動改札を通せないタイプ）の扱いが気になってしまいます。地下鉄の職員らしき人にJRのフリー切符を見せても、認知されていない場合があったりして、何となく気まずい雰囲気になったりすることで、私は逆に”都会”を感じたりしています…。

地元の方にとっては別に何ともないことなのだと思いますが、私のような”おのぼりさん”が東京に来ると、乗車してきた路線上の改札内で、突如として他路線の風情がミックスされていて驚かされることが多々あります。この北千住駅に関しても、JRの常磐線の快速から各駅停車に乗り換えるために訪れたのですが、そもそもこのJR常磐線の各駅停車が、地下鉄千代田線と相互乗り入れしている関係で、突如として地下鉄駅ホームの風情になって驚きました。改札を出るときにJRの切符で出られるのか、ちょっと不安になったりもしました…（汗）。

この駅に関して、わざわざクチコミを記すのも気が引けますが、とにかく東京都内のみならず、全国的に見ても有数の巨大駅の一つですので、とにかく私のような田舎者が訪れると、出口の選択だけでも迷うことが多いです。全然違うところに出てしまって時間をロス、ということも多い駅なので、慣れない方は十分な時間を確保しておく必要がある駅といえるでしょう。

横浜の地下鉄は、現在のところ2路線のみの運行ですが、長く一本の路線として存在してきたブルーラインと比較すると、2008年に開業したばかりのグリーンラインは、新しくて清潔感が心地よい路線です。この駅と隣のセンター北駅の何れでも両者を乗り換えることが出来ますので、是非横浜地下鉄の新路線の雰囲気を味わってみて下さい。

横浜の緑区内には、横浜線沿いに幾つかのJR駅が続いていますが、中山駅もその一つです。ちょっと平凡な名前で、駅としての存在感がイマイチな印象を受けますが、大都会横浜でありながら、ゆったりとした雰囲気が味わえる、素敵な駅界隈になっていますので、もっと注目されても良いのでは、というのがフラッと途中下車してみて受けた印象でした。