ケロケロマニアさんのクチコミ(536ページ)全12,309件

動物の名前を冠していることでも有名なこの駅ですが、駅舎もとても新しく、ある意味侘び寂びのテイストが強い米坂線上の駅としては、少々異色に感じる駅でした。しかし、ホーム上には昔ながらの駅看板も残されていて、やはり米坂線上の駅だなあと、改めてその風情に感動しました。

小さなローカル駅が続く米坂線においては、この駅は少し大きく感じる駅でした。列車交換も出来るようになっていて、島式ホーム上にある待合所の壁面では、町の名物などが大々的に宣伝されていて、ちょっと温かい気持ちになりました。

この駅は、風雪に晒されて風情を醸している駅看板がある一方で、待合所がとても新しい建物で、そのギャップがとても印象深い駅でした。こちらの駅では、米沢方面の隣駅表記が何の疑惑（？）もなく成島駅となっていますので、西米沢駅での成島駅の括弧書き表記の謎が尚更深まりました。

隣の西米沢駅にて、やや無視されている印象を感じた成島駅でしたので、どんな駅なのか心配になりましたが、単線の米坂線の駅らしい、田園地帯に佇む単式ホームがとても美しい駅でした。現行の時刻表を見る限り、通過列車もあまりないようですので、何故、隣の西米沢駅の駅看板で、この駅が括弧書きになっているのか、ますます不思議に感じました。

この駅は、意外と立派な駅舎を有しているローカル駅ですが、不思議に思ったのは駅の改札口にある駅看板です。小国方面の次の駅は成島駅の筈なのですが、何故かその次の駅の中郡駅の表記になっていて、隣の成島駅に関しては、括弧書きで小さく表記されています。通過列車が多い駅の場合でも、通常はこのような表記はしないので、ちょっと謎でした。詳細をご存知の方は是非教えて下さい。

米坂線沿線には、大きな町は全くありませんが、始発の米沢の隣駅であるこの駅まで来ると、早くも一帯には典型的な田園風景が広がるようになります。この駅に関しては、駅舎の屋根がちょっとお洒落なデザインですので、是非お見逃しなく！

文字通り、沿線上で最大の観光地、飯坂温泉の最寄駅で、温泉観光のベースとして沢山の情報も得られますが、何よりもここは駅舎が最近リニューアルされたばかりで、お風呂上がり等も気持ち良く列車待ちができる良さがあります。気軽に入れる共同浴場も沢山ありますし、福島市内からもすぐ来られる立地ですので、是非リピーターとして楽しみたい温泉街だと思いました。

飯坂温泉を目的地とされる場合、殆どの方は終点の飯坂温泉駅を利用されるかと思いますが、実は飯坂温泉には幾つかの共同浴場があり、その中には、八幡湯や大門の湯など、こちらの駅からの方が近い浴場もあります。ちょっと道が判り辛いかもしれませんが、飯坂温泉駅などでは詳しい地図も用意されていますので、行きは飯坂温泉駅、帰りは花水坂駅を利用するという旅がお勧めです。

この駅界隈では、何といっても駅名にもなっている医王寺が見所です。中世初期に一帯を支配していた佐藤家の菩提寺として知られていますが、紫陽花や「乙和の椿」という有名な椿など、花のお寺としても有名ですので、季節を選んでご訪問されることをお勧め致します。

この駅付近では、線路が飯坂街道のすぐ近くを並走している関係で、民家の玄関に直接通じる“マイ踏切”が数多く見られます。とても可愛い踏切が並ぶ光景は、いかにもローカル鉄道らしい風情で、ちょっと微笑ましく感じられますので、是非探してみて下さい。

この駅は鉄道マニアには外せない場所で、駅に隣接して車両基地があります。また実際に訪問して、飯坂電車のＤＶＤやキーホルダーなどのレアグッズなども購入できるようになっていますので、お好きな方は是非立ち寄ってみて下さい。

この駅にはホームの端に小さな駅舎のような建物があって、ここで切符を販売している駅員さんが常駐しています。列車が到着すると切符の回収などでホーム上に出て来ますが、その後、お見送りをしてくれますので、是非車窓から手を振ってあげて下さい。

この駅からは、松川沿いのハイキングがお勧めです。私が訪れたのは１１月、しかも天気もあまり良くなかったので残念でしたが、特に桜の季節が美しいとのことで、近くの松川運動公園からの桜は、福島市の景観１００選にも指定されていますので、是非、桜の季節に訪れてみて下さい。

この駅と隣の上松川駅の間で、飯坂電車路線上で最大ともいえる松川を渡ります。このローカル鉄道は速度もゆっくりで、眺めを存分に楽しめてとても良かったです。尚、飯坂電車では自転車の乗降ができるようになっていますが、この駅では乗降できませんのでご注意下さい。

地元の方に教えてもらったのですが、この駅の傍には銀嶺というパン屋さんがあって、ここの新製品「地ぱん」をキャラ化した地ぱんマンというのが子供たちに大人気だそうです。しかもこの地ぱんマン、作者はあのやなせたかしさんだとのことです。是非、この駅に立ち寄って、地元のヒーロー（？）を探してみてください。

文字通り、ここは県立美術館や市立図書館の最寄駅となっていますが、その双方が駅名になっているのは、全国的にも珍しい駅だと思います。また意外と知られていないことですが、この駅はあの「となりのトトロ」の主題歌、「さんぽ」のモデルとなっている信夫山がありますので、春から秋にかけての季節には、この歌を歌いながらハイキング、というのも楽しいかと思います。

この駅は、戦前に開業していて、駅舎も当時の建物の風情をそのままに残しています。天井が高くて、明かりが取り込めるようになっている上部に設置された木枠の窓も、なかなか味わいがあります。またこの駅までは、ＪＲ線と阿武隈急行、福島交通飯坂電車の３線が並走していますので、他線に乗車の際も、こちらの駅舎を確認できますので、是非車窓にご注目下さい。

福島の隣駅で、純粋な阿武隈急行線上の駅としては最初（最後）に出迎えてくれる駅となります。ここはその名の通り、福島市中央卸売市場の最寄り駅ですが、つい最近までは有人駅でしたし、立派な駅舎も有している、ある意味阿武隈急行線らしくない駅でした。経営も大変かと思いますが、やはり駅の無人化の流れはとても寂しく感じます。

ここは文字通り、福島学院大学の最寄り駅となっていて、学生が多いエリアなので、過疎化の進む沿線にあっては、ちょっと違和感を感じる程、若者が多く乗降しているという印象がありました。若者の乗降が多い上に、実はこの駅は、西暦２０００年に開業したばかりの阿武隈急行線内では最も若い駅であるというオチも付きます。是非、この鉄道の将来を担う駅として頑張って欲しいものです。

この駅はサブタイトルが「りんごの里」と命名されているように、付近には沢山の果樹園、特にりんごの木が多く見られます。駅自体は駅舎のない典型的な阿武隈急行線のローカル駅という風情ですが、県都福島市内に位置しながら、この素朴な風情はやはり農業王国福島らしい風景だと感動しました。