ケロケロマニアさんのクチコミ(534ページ)全12,309件

会津鉄道上には、長い漢字名表記の駅名が多い中、純粋な平仮名駅名として異彩を放っているのがこのあまや駅です。駅付近には、典型的な農村風景が広がるのどかな駅ですが、どことなくその柔らかい物腰が平仮名駅名にマッチしていて、とても印象に残る駅でした。

この駅は一ノ堰六地蔵尊の最寄り駅として地元では知られていますが、最近では、一ノ堰盆踊りまつりへの集客を目的として、この駅と南若松駅との間に、お祭り期間中臨時駅が開設されるようになりました。年二日だけ開設される臨時駅は、全国的に見てもかなり珍しいかと思いますので、是非8月下旬のお祭り時期を狙って訪れてみて下さい。

純粋な会津鉄道の駅として最初に位置しているのがこの南若松駅ですが、ＪＲの駅舎とは違った風情で、とても可愛らしい駅舎が印象的な駅でした。尚、最近のマニアックなネタとしては、この駅と隣の門田駅との間に、8月末の二日間のみ、一ノ堰六地蔵尊駅という臨時駅が開設されています。今後の存続に関しては未定ですが、折が合えば、是非この希少な臨時駅も見てみたいものです。

この駅は文字通り会津若松の西部に位置する駅ですが、会津鉄道の接続駅としても知られています。意外と大きな駅舎に驚かされる駅でもありますが、会津鉄道の列車は基本的に会津若松発着になっていますので、この駅で乗降する機会に恵まれないのは残念です。

日本を代表する山岳ローカル線として有名な只見線ですが、会津若松から分岐するこの線上で最初に出迎えてくれるのがこの七日町駅です。この駅は、駅舎がホームに対して直角に立地しているのがちょっとユニークだと思いました。

会津地方の中心駅として、会津若松観光の際には誰もが立ち寄る駅ですので、今更語るまでもない駅かと思います。駅構内にも観光客を意識した展示が色々とあって、それらを見て回るだけでも楽しい駅ですが、個人的には駅前に誇らしげに飾られているＳＬの動輪が一番お勧めしたいスポットです。

会津若松の隣にある駅ですが、この駅の魅力は何といっても平屋建ての美しい和風駅舎でしょう。但し、この駅舎が生まれたのは皮肉なことに火災があったからで、焼失前の木造駅舎もなかなか味わいがある風情だっただけに、個人的には複雑な心境にも陥る駅です。

磐越西線上の車窓としては、まず第一に磐梯山に目を奪われがちですが、この東長原駅付近から西に向かうと、北側遠方には飯豊連峰の美しい山並みが望めるようになります。流石に距離的にはまだまだ遠いので、悪天候時には望むのは困難ですが、晴天に恵まれると会津盆地を間に挟んで雄大な風景を楽しむことができますので、是非この山並みを探してみてください。

快速が停車する駅ですので、フラッと途中下車するのにも適した駅だと思いますが、磐梯山の雄大な風景は勿論、駅舎自体が昔の武家屋敷のようなお洒落なデザインになっているのがこの駅の魅力です。是非、駅舎自体を楽しみに足を運んでみて下さい。

磐越西線を旅していていつも残念に思うのは、福島県最大、日本全国を見ても4番目の広さを誇る猪苗代湖の姿がなかなか望めないことです。距離的にはこの猪苗代駅が最寄となりますが、駅からも当然湖の姿は望めません。但し、その向かいにある磐梯山の雄大な風景はなかなか見応えがありますので、是非ご注目下さい。

熱海といえば、通常は静岡県東部の温泉地を連想するかと思いますが、磐越西線沿線には、この磐梯熱海があります。静岡の熱海と同様、温泉地として有名な場所ですが、こちらは山間にあり、本家（？）の熱海とはまた違った風情で温泉を楽しむことができますので、温泉がお好きな方は是非立ち寄ってみて下さい。

福島県最大の都市の中心駅として、今更語るまでもない郡山駅ですが、鉄道マニア的には、東西の磐越線や水郡線（正確には隣の安積永盛駅が接続駅ですが…）などへの入口駅として、東北本線との接続で頻繁にお世話になる駅でもあります。個人的には、この駅から特急車両で楽しむことができる磐越西線の旅が気に入っていますが、皆様も是非各ローカル線の旅の起点として、この駅に降り立ってみて下さい。

郡山と三春との狭間で、ちょっと読み辛い駅名として存在感を示している舞木駅ですが、駅舎がホームからちょっと上った高台に位置していて、可愛らしい風情の駅という印象を受けました。郡山市内の駅ではありますが、福島県一の都市内にある駅とは思えない程の素朴な風情にとても好感が持てる駅でした。

ここは船引や小野新町などの駅と並んで、磐越東線を代表する駅の一つですが、全国的な知名度としては、やはり滝桜の最寄駅としてだと思います。桜のシーズンには駅前からも臨時バスが運行されていますが、実際に駅から歩くとなると片道2時間ほどかかる距離ですので、あまり最寄、と思って歩かない方が良いかもしれません。

両隣に三春・船引という、磐越東線が誇る中心駅を配している狭間にあって、どこか忘れ去られたようなひっそりとした風情が印象に残る駅でした。駅舎自体も普通の住宅のような飾らない風情で、駅マニア的には好感の持てる駅です。

船引駅は磐越東線上でも大きな駅の一つですが、町村合併で数年前に誕生した田村市の中でも一番大きな旧船引町の中心駅として存在感のある駅です。駅舎も大きいのですが、それ以上にホーム上で出迎えてくれる魔除けのお人形がインパクトありますので、是非、ホームにもご注目下さい。

磐越東線上で唯一の旧国名を冠する駅となっていますが、私が訪問した2012年11月現在、駅舎は残念ながら工事中でした。工事期間はいつまで続くかわかりませんが、そのうち新しい駅舎が見られるようになるかと思いますので、いらした方の新しい情報に期待したいところです。

この駅には、磐越東線上の駅にしては珍しく、平らで横長な感じの駅舎が存在していました。この駅付近には少し前までセメント工場が立地していた関係で、貨物輸送の面影を残す広々とした敷地が往時を偲ぶ光景として、とても印象的でした。

この駅は隣の神俣駅ほどの派手さはないですが、それなりに大きな駅舎が存在していました。尚、あぶくま洞の最寄り駅としては通常神俣駅を連想しがちですが、入水鍾乳洞方面へは、この駅からアクセスする方が距離的に近いです。

この駅は、磐越東線随一の観光地ともいえるあぶくま洞の最寄り駅として知られていますが、駅舎の外壁では、どちらかといえば、田村市が誇る天文台を描いたペインティングが目立っていて、いつかはこの天文台も訪れてみたいなあと感じました。