ケロケロマニアさんのクチコミ(533ページ)全12,309件

川治温泉にアクセスされる際、ちょっと勘違いしやすいのですが、実は温泉街に最も近いのは隣の川治湯元駅で、この駅からも勿論行けるのですが、距離的には若干遠回りになります。ただ、こちらからアクセスするルートも趣がありますので、私見としては、行きと帰りで川治湯元駅と川治温泉駅を使い分けるのがベストだと思います。距離が長いということは、それだけ湯上りの余韻に長く浸れる、と捉えることもできるのではないでしょうか。

野岩鉄道沿いの温泉の中では、バスでアクセスしなければならない湯西川温泉や塩原温泉と比較すると、この川治温泉は駅から徒歩でアクセスできる利便性が魅力です。ただ、川治温泉も広いので、場所によっては、隣の川治温泉駅からアクセスされる方が近い場合もありますので、事前によく地図をご確認されることをお勧めいたします。

この駅は、平家の末裔が開いたとされる有名な温泉への最寄駅となりますが、温泉街までは、バスで30分近くかかります。ただ温泉に行く時間がない、という方でも、この駅はトンネル駅としての面白さがありますし、道の駅が併設されていたり、足湯も設置されていたりしますので、駅自体十分楽しめると思いますので、途中下車には最適な駅だと思います。

この駅は、その名の通り温泉が駅近くの日帰り温泉施設などで気軽に楽しめることで有名ですが、この駅から隣の湯西川温泉駅にかけては、野岩鉄道上でも随一のビュースポットが続きます。トンネルが多いので、乗車しながらの撮影は難しいですが、是非車窓にもご注目下さい。

この駅は名前から判るように、塩原温泉への最寄り駅となりますが、駅からバスに乗ってさらに30分近くかかる距離にありますので、温泉が沢山ある野岩・会津鉄道沿線では、少し面倒臭く感じるかもしれません。そんな時に、この駅界隈でお勧めなのが史跡巡りコースのウォーキングです。一里塚や野仏群等を巡るかなり渋い史跡めぐりコースですが、２キロ程の短いコースですので、気軽に散策を楽しむことができます。

この駅は栃木県最北域に位置する野岩鉄道の最北駅で、駅付近には施設などは何もない、俗に言う秘境駅の一つとして知られていますが、全国に点在する秘境駅と比較すると、交通のアクセスはとても良く、気軽に行くことのできる秘境駅としての人気があります。お店などは何もありませんので、くれぐれも食料などは予めご持参の上、途中下車するようにして下さい。

会津若松からこの駅まで来ると、いよいよ福島県ともお別れだなという心境になります。会津田島から浅草までの直通列車も多いので、実際にこの駅で乗降される方は意外と少ないのかもしれませんが、やはり会津鉄道と野岩鉄道、福島県と栃木県、東北地方と関東地方との境界駅としての雰囲気を味わうためにも、是非途中下車をお勧めしたい駅です。尚、駅のすぐ直下には「会津高原駅プラザ憩の家（観光物産館）」が隣接していますので、御土産物の購入目的などで立ち寄るのも良い駅かと思います。

会津鉄道の南部エリアで、駅舎の美しさが最も印象的なのはこの会津荒海駅でしょう。ライトブルーのカラーリングも美しく、欧州の駅に迷い込んだかのような錯覚を覚える駅です。但し、会津鉄道の会津田島～会津高原尾瀬口間にある各駅は、通過列車も多いので、駅探訪の旅の場合は、駅の停車の有無を十分に確認しておいて下さい。

会津鉄道上で最も大きな駅といえるのがこの会津田島駅でしょう。この駅からは浅草までの直通列車も増えて、文字通り福島県内にありながら首都圏に直結したイメージがある駅です。尚、会津鉄道の南端はこの駅ではなく、県境に位置する会津高原尾瀬口駅となります。

ローカル鉄道に乗車していると、結構学校名を冠した最寄駅に遭遇することがありますが、ここもそんな駅の一つです。観光地的な駅が多い会津鉄道沿線上にあって、一番生活路線としての密着度が感じられる駅で、これからも学生の皆さんには特に大切にして欲しい駅だと思いました。

この駅まで来ると、車窓はどちらかというと田島町の市街地の延長のような雰囲気となり、自然景観を楽しむエリアではなくなってきますが、駅自体に注目してみると、ログハウス風のお洒落な駅舎になっていて、なかなか魅力的に感じました。

ここはその名の通り、養鱒公園の最寄り駅ですが、公園まで歩いて行くには少し距離がありますので、鉄道利用者にはちょっとアクセスし辛い印象がありました。但し、この駅付近ではちょっとした渓谷の風景をドラマティックに楽しむことができますので、車窓から風景を観賞するのに良いエリアだと思います。

色々と特徴のある駅が続く会津鉄道ですので、つい風景を後回しにしてしまいがちですが、景勝地として楽しむのならこのふるさと公園はなかなかお勧めの駅です。塔のへつり付近のような独自性はないですが、広々とした川の景観を駅のすぐ傍から楽しめます。

国鉄時代の会津線から、会津鉄道に移管してからはかなり違った風情になった駅が多い中で、この会津下郷駅は、昔ながらの駅舎が残されていて、鉄道マニア的にはホッとできる駅の一つかと思います。乗降客は殆どが地元の方という風情で、観光地的な駅が続いた車窓から、ちょっとタイムスリップしたかのような違和感を感じてしまいました。

会津鉄道の沿線駅は、どちらかと言えば観光客趣向の駅が多いように感じますが、その中にあってこの弥五島駅は、地元の方向けの駅という風情で、ローカル鉄道の一駅らしい雰囲気が印象的でした。ホームに隣接する駅舎は、割合新しい建物のように感じました。

この駅は勿論、国の天然記念物にも指定されている景勝地、塔のへつりの最寄駅ですが、実は駅としての魅力もかなり知られていて、隣の湯野上温泉駅とはまた違った意味での駅の風情が評価されて、東北の駅百選に選定されています。樹林帯の中に佇む美しい風情の駅ですので、ひっそりと散策を楽しみたいカップルなどにもお勧めしたい駅です。

会津鉄道上で、駅舎の独自性として一番有名なのがこの湯野上温泉駅でしょう。全国的に見ても珍しい茅葺屋根の駅舎で、東北の駅百選にも選定されている名駅です。またこの駅には足湯も隣接していますので、途中下車して気軽に温泉を楽しむのにも良い駅だと思います。

南、が付くだけでこうも違うのか、と突っ込みたくなる程、猫駅長で何かと話題の芦ノ牧温泉駅とは全く異なる風情の、駅マニア好みな駅でした。この駅の近くからはとても美しい風景が楽しめますので、駅マニアでない方も、駅付近の景観には是非ご注目下さい。

会津鉄道沿線の駅は、観光地化されている駅とそうでない駅とのギャップがとても大きいように感じますが、この駅は後者の代表といえる駅といえます。昔ながらの味わい駅看板や、駅舎と呼ぶには心細すぎる待合所の様子など、駅マニアのツボを刺激してくれる光景がたくさん見られる、とても情趣深い駅でした。

この駅は何といっても猫の名誉駅長「ばす」が人気を博している駅です。駅自体、有名な温泉地の中心駅ですので、常に観光客で賑わっている印象があり、逆にローカル駅としての風情は薄いといえますが、楽しい気持ちにさせてくれる駅だといえるでしょう。