ケロケロマニアさんのクチコミ(457ページ)全12,309件

洞爺湖温泉街には、足湯や手湯が色々と点在していますが、規模として一番大きなのはこちらの足湯だと思います。湖岸に近い側にありますので、洞爺湖の美しい風景を楽しみながら、ゆっくりと足湯を楽しめますが、あまり深くはない感じで、足の関節付近までもう少し長く浸かれると良いかな、という印象は受けました。

ここは2000年の有珠山噴火で寸断されてしまった、旧国道230号線の寸断部分から続く散策路で、現在では災害の恐ろしさを学ぶ生きたスポットとして、社会見学に適した場所ですが、残念ながら冬季は完全に閉鎖されています。ただ、この寸断された地点に噴火の際の隆起で生じた池があって、その向こう側には元々下り坂だった場所が登り坂に変化している、という凄い風景を見られますので、散策路自体を歩かなくてもとても勉強にはなるかと思いますので、是非足を運んでみて下さい。交通機関としては、実は洞爺湖温泉と室蘭本線のJR洞爺駅とを結ぶバスが、ここのすぐ傍を通りますので、アクセスは意外と便利です。温泉街から歩いても、片道30分程の距離ですが、登りとなりますので、理想としては行きはバスで、帰りは景色を楽しみながら温泉街に下る、というルートが良いかと思います。

この山は知名度的にはやはり２０～３０年毎に繰り返されている大噴火の印象が強いかと思いますが、地元の方はこの山をネガティブに見るよりも、”裏切らない”山として、災害に備えながらも普段は貴重な観光資源として大切に思っています。実際にこの山は、大噴火の際には必ず何かの兆候を示してくれますので、逆に言えばそれ以外の時期は安心して立ち寄ることが出来る上、噴火の恐ろしさを生きた展示として勉強させてくれますので、災害のことを考える上で、貴重な山ですので是非皆様も何らかの形で立ち寄ってみて下さい。

わかさいも本舗さんといえば、今では北海道を代表とする銘菓の一つで、わかさいも自体は昆布の入ったスイートポテトのようなお菓子ですが、それ以外にも実は沢山の種類のお菓子を販売していて、特に本拠地である洞爺湖温泉街には、中に飲食できるカフェやレストランがある大きな建物があります。ここから眺める洞爺湖の景観も最高ですので、ちょっと休憩したい時などにおススメの場所です。

同じタイトルで二つの登録があるようですが、ビジターセンターと火山科学館とは別、という認識のタイトルに感じますので、こちらではビジターセンターのことを記させて頂きます。建物が同じとなっていますので誤解されがちなのですが、入口入って右側にあるビジターセンターエリアは、入場料不要で有珠山関連のみならず、洞爺湖全体の知見を広めることが出来る展示が溢れていて、お金をかけずに学びたい、という方におススメです。個人的には別項でご紹介致しました火山科学館はかなり勉強になりますので、是非訪れて欲しい施設なのですが、映画上映の時間が決まっていますので、その待ち合わせ時間などを利用してビジターセンターの側を見学する、というのが、時間的なロスもなくてお勧めです。

この施設は入場料が600円必要となりますので、少し高いかなという印象はありましたが、実際に入ってみるとかなり迫力があって、考えさせられることも多かったです。余計で煩雑な展示も一切なく、ただ、噴火という災害の恐ろしさを体感できる施設ですので、是非皆様も足を運んで、色々と思索を巡らせてみて下さい。

私は3月に訪問したため、冬季閉鎖中のルートも長くて十分な見学は出来ませんでしたが、ここは2000年の有珠山噴火の災害遺構を今に伝える貴重な場所です。”観光地”と呼ぶのはちょっと不謹慎かもしれませんが、その後に東日本大震災など更に大きな災害が発生したために、有珠山のことは忘れられがちです。この山は20～30年おきに噴火していて、前回の噴火から10数年が経過していますので、注意喚起の意味でも多くの方に間近で見て欲しい場所です。

日本で東京以外にサミットが開催されたのは、2014年現在では2000年の九州・沖縄サミットと、2008年の洞爺湖サミットしかありませんが、全者は広範な地域に分散されて開催されたため、一か所での集約的なサミット会場としては、東京以外では洞爺湖沿岸が唯一の存在かと思います。それ故こちらのサミット記念館はかなり盛大な展示が楽しめますが、サミット時やサミット後の洞爺湖温泉街の方々の苦労を考えると、素直な気持ちで観覧することは、個人的にはできませんでした…。

たまには有名店にでも入ってみるかと、軽い気持ちで入店しましたが、やはりそれなりに格式高さを感じるお店で、ある程度のドレスコードは意識された方が良いかな、というお洒落な雰囲気でした。取り敢えずランチで入店したのですが、普通に1000円以上するメニューがずらっと並んでいましたので、貧乏人の私にはちょっと手が出せず、オニオングラタンスープのみを頂いて退店しました。これだけでも800円します。味は濃厚で、とても美味しかったですが…。ここの料金はショバ代が含まれている、と捉える方が良いかもしれません。

ここは”公園”とは銘打っていますが、実際には、洞爺湖岸に延々と続く”彫刻ロード”のようなテイストですので、全部を完全に見るのは相当に大変です。ただ、その多くは洞爺湖温泉街など、メインのエリアに集中していますので、時間のない方は、こうしたエリアで少しでも多くの作品を鑑賞することに力を入れられると良いかと思います。

デパートと称するお店が、温泉街のど真ん中にあるという例は、全国的に見ても珍しいかと思います。近隣に大きなホテルが沢山ありますので、ここも一瞬ホテルの一つのように見えてしまうのですが、入口が普通のお土産物屋さんのようになっていますので判別できるかと思います。立ち寄り易い雰囲気も良かったです。

近くに大きな温泉ホテルがあり、道路の間際に立地しているお店ですので、交通事故に逢わないように注意する必要があります。店内では、アイヌ民族関連の民芸品など、北海道ならではの商品の品揃えが豊富なので、特に観光客の方にはお勧めのお店ですが、ちょっとお値段的には高めに感じました。

こちらのイルミネーションは、温泉街で行われていますので、近くの宿でゆっくりと宿泊しながら、夜の風景を楽しみに行くことが出来るのでなかなかお勧めだと思います。街中のイルミネーション程は混雑しませんし、何より冷えた体をすぐに温泉で温めることができる立地が最高だと思いました。

こちらの宿は、実は新館と旧館から成っているのですが、昔ながらの旧館に関しては、このようなサブタイトル（？）が付されて経営されています。旧館の中は昔のヒーロー関係のフィギュアや旧式テレビが並んでいたりと、アンティークな雰囲気が博物館的に楽しめる面白さもある宿でした。尚、ここの売りは天然温泉に入れることで、宿泊されない方でも400円で日帰り入浴することも可能です。

北海道を代表する湖の一つですので、今更語るまでもないかとは思いますが、意外と北海道の湖沼では、完全に湖岸を一周できる所は少ないように思いますので、その意味でもこちらの湖は観光客の方にとっても、好きな風景を探しやすい湖だと思います。湖岸が基本的に平坦ですので、健脚な方には湖岸一周サイクリング（ほぼフルマラソンと同程度の距離です）もお勧めです。

こちらのバス会社は、その名からすると本当の道南（函館方面など）をイメージしがちですが、実際はどちらかと言えば”道央バス”という印象が強く、特に胆振エリアでは存在感がナンバーワンのバス会社です。今回私は、JR洞爺駅から洞爺湖温泉までの路線を利用しましたが、約20分の短い乗車時間でも、この区間の展望は結構素晴らしく、しかも運賃も安い（320円）ので、路線バスでも観光客におススメしたい所です。

私が札幌大通公園内にあるオブジェの中で一番好きなのが、こちらのマイバウムですが、元々は、姉妹都市ミュンヘンにある同じものを模して造られたものでした。その後老朽化してしまったため、新しいのに建て替えられたそうですが、ドイツの風情がデザインにもうまく表現されていて、いつ見てもその洗練された雰囲気に感動してしまいます。尚、表裏をよく見比べてみると、全く同じデザインが左右反対になって描かれていて、そのシンメトリーな機能美にも改めて驚かされる名スポットといえるでしょう。因みに、さっぽろ雪まつりの時には、これを取り囲む様に国際雪像コンクールが開催され、インターナショナルな雰囲気が全開になりますので、是非機会を見つけて、冬のマイバウムにも会いに出かけてみて下さい。

大通公園の西10丁目付近に、黒田清隆と並ぶように同じ位の高さで設置されているのがこちらのケプロン像です。この人も北海道の開拓の歴史を支えてきた人物ですが、黒田清隆と同じような仕様で、同じような大きさで並んで建っているのは、何某かの政治的な裏を感じてしまいます。大通公園内にあるこじんまりとした銅像や記念碑は、愛らしくて好感が持てるものが多いのですが、この両名の銅像に関しては、威圧的な雰囲気もあって、個人的にはあまり好きになれません。

北海道の開拓の歴史を物語るうえで、偉人として語られることの多い黒田清隆の立派な銅像が、大通公園内の西方に建っていますが、三浦綾子の小説などで彼の酒を飲んだ時の傍若無人ぶりを知ってから、この人のことをあまりよく思わなくなってしまいました。ここまで大きな銅像を建てる必要があったのかな、と、首を傾げてしまいたくなることも多いスポットです。

札幌に来て、大通公園界隈を散策されない方は殆どいらっしゃらないかと思いますが、この公園は2月の有名なさっぽろ雪まつりの開催後は、破壊された後の雪像の雪山が長い間残っていて、雪解けシーズンには水浸しになっていまっていることが多いです。勿論、排水溝の場所をきちんと除雪して排水できている場所は良いのですが、雪山の絶対量が多いので、ちょっとした池のようになってしまうことも度々です。お天気の良い日に長靴を履いて歩かれる方などはあまりいらっしゃらないかと思いますので、浸水を防ぐためにも、融雪期の大通公園の歩行者エリアは、歩かない方が賢明だと思います。