ケロケロマニアさんのクチコミ(372ページ)全12,309件

景福宮の南西側、地下鉄景福宮の5番出口に直結した便利な位置にあるのがこちらです。ただ、私は月曜日に訪問したのですが、生憎の休館日で内部見学が出来ませんでした。地下鉄5番出口から改札口に至る通路上には、この博物館の展示品が色々と紹介されている箇所がありますので、休館日にはこれらを見て雰囲気を楽しむと良いかと思います。尚、景福宮自体の休業は火曜日ですので、王宮と博物館とを両方同時に見学されたい方は水～日曜日に訪問するようにして下さい。

外国人町としての梨泰院では、いわゆるソウルらしい市場の風情が感じられる所は少ないですが、そんな中で梨泰院の西部に位置するこちらに関しては、まずまずの活況を呈している市場かなという印象を受けました。ただ、ちょっと入口が解り辛く、中に入ってみると時間帯にも依るのかと思いますが、お客さんも少なくて、今後の行く末がちょっと心配にも感じられた市場でした。

ソウルの中で”異国”を体験できるエリアとしての梨泰院を象徴する建造物がこちらだと思います。建物自体、もっとモスクが当たり前なイスラム圏の国に持って行ったとしても、存在感があるだろうなと思わせてくれる素敵なモスクなので、一見の価値はあるかと思います。私の訪問時は、入口に人がいたので、内部見学の可否を尋ねた所、中に入らずに覗くだけならOKとのことでした。また撮影に関しても、フラッシュを焚かなければ良いとのことで、内部を後ろめたさなく見ることが出来て良かったです。また、地下鉄梨泰院駅方面に続く道路上には、世界各地の様子を描いた壁画が続いている箇所があって、路上美術館的に楽しめる場所もあって、こちらもお勧めしたいです。

梨泰院といえば、ソウルの中では異色の外国人町的なテイストで人気を博していると言われていたエリアですが、龍山エリアは全体として米軍基地返還後の土地利用に関して色々な議論が進行中で、その渦中にあるのが現在の梨泰院なのかな、と、個人的には思ってしまう程、何だかひっそりとした寂しげな雰囲気がちょっと気になりました。今後、全く違った雰囲気になる可能性も秘めた所ですので、今のうちに足を運んでおくこともお勧めしたいです。

こちらのショッピングセンターは、地下鉄6号線の梨泰院駅１番出口を出てすぐの所にあって、立地的にはとても便利です。売場に関しては４Fまでありますが、日本語表記なども結構あって、ハングルが苦手な方でも目的の売り場が見つけ易くてよいレイアウトだなと思います。ただ、売り場自体が閑散としていて、常にお店の人の視線を感じる雰囲気で、ちょっと買い辛さはあるように感じました。

色々な生活用品や食料品がディスカウントプライスで揃うことで、地元でも人気の高いスーパーとホームセンターが合体したようなお店として知られるホームプラス、今では釜山などでも存在感を示していて観光客にもお馴染みのお店の一つかと思いますが、合井のホームプラスに関しては、まだまだ完全に地元民向けのお店という雰囲気が感じられます。食料品売り場の中に突然フードコートのような飲食可能な場所があったりと、ちょっとユニークなレイアウトも印象に残りました。ただ、ホームプラスって、食料品に関しては、特別お買い得、という訳でもないような気が個人的にはしています。でも日本のイオンのように、プライベートブランドの商品も多く売られていて、これらに関してはかなり割安感がありますので、覚えておいて損はないお店です。合井店に関しては、地下鉄駅に直結したショッピングモール内の地下にあって、立地的な利便性も抜群です。

東大門の旧運動場エリアは、結構長期にわたって工事している印象がありましたが、2014年になって遂にこちらがオープンしました。世界的な建築家のザハ・ハディト氏が設計した、とても近未来的なユニークな外観の建物で、見所は色々とあるかと思います。ここに関しては、訪れる人次第で、印象は随分と違ったものになるかもしれません。私のような近代アートに審美眼のない者からすると、何だか退屈なイベントホールや売店が混沌と並ぶだけという感じで、大騒ぎするほどの所でもないかな、というのが、現状のデザインプラザを見ての感想です。オープンしたばかりですので、今後どのように変貌を遂げていくのかは楽しみな所ですが…。

日本でお馴染みの100均チェーン店として知られるダイソーは、現在では韓国内でも結構店舗を見かけますが、その中でも鍾路にあるこちらのダイソーは売り場も５Fまであって、店舗的にも結構大きく感じられるお店です。相場の関係で、実は商品のお買い得度合としては、現状では日本のショップの方が安く感じられますが、韓国の”100均”事情を肌で感じるためにも、訪れておいて損はないお店かと思います。

デザインプラザのオープンで、すっかりと変わった印象になった東大門の旧運動場エリアですが、この公園に関しては、歴史に忠実に遺構が再現されている感じで、個人的には好感が持てました。私は訪問時にみぞれ交じりの冷たい雨が降り始めてしまったため、観覧が雑になってしまいましたが、詳細な解説板も付された、なかなか勉強になる公園だと思います。また、ここは屋外施設ですが、悪天候に見舞われてもすぐに巨大なデザインプラザの建物の中に逃げ込めるのも立地的なアドバンテージだと思います。

巨大な近未来的な雰囲気の建造物としてデザインプラザが出来て以来、東大門エリアの雰囲気はすっかりと変わってしまいましたが、昔の名残を楽しみたいという方にお勧めなのがこちらです。懐かしい写真などが色々と見られて、昔の姿を御存じの方にはちょっと涙なしでは見られない（ちょっと大げさですが…）所です。また、記念館付近には東大門運動場時代の照明灯が2基、往時の姿のまま残されていますので、こちらも記念撮影されていかれると良いかと思います。

こちらの市場に関しては、”平和市場”と名が付く東大門エリアに続く数ある市場の中で、一番南東側に位置しています。私が訪問した2015年1月時点で、建物のメインエリアが工事中で、営業していないのかなと最初は思いましたが、建物の脇の通路上で露天商のような感じで営業している雰囲気でした。ここに立ち寄った際、折しも雨が降り始めて、お店の方が急いで商品にビニルシートを掛けはじめたりしていて、こういう状況で屋外営業するのも大変だなと、早く工事が完了して屋内でゆっくりと営業できるようになると良いなと思いながら立ち去りました。

東大門エリアの清渓川沿い、丁度、川を挟んで東大門総合市場の対岸に位置するのがこちらの市場です。ここは下着や一般衣類などの品揃えが豊富でしかも安く買える（ウォン高の影響で、日本人的な感覚からは依然と比較すると相対的に高くは感じますが…）ので、行動着などを手っ取り早く調達するのに良い場所ですが、ここの東側入口が、ユネスコのデザイン創意都市に選定されたという昨今のソウルらしく、従来の市場の入口とは思えない程派手な柄になっていて、是非、交差点の対岸からこの入口の景観を楽しんで頂きたいと思います。

清渓川沿いの南側、丁度、五間水橋を挟んで、平和市場とは反対側に位置しているのがこちらの市場です。下を歩いていると、結構卸売市場的な混沌としたアジアンテイストが広がる市場なのですが、市場に並行して続く建物の上部を見てみると、デパートのような立派な外観で、そのギャップがまた面白い市場だと思います。

ソウル市街地再開発の象徴として、誰もがご存知の場所かと思います。ここに関しては全部を通しで歩こうとするとかなりの距離になりますので、ソウルリピーターの方は、訪韓の度に区間を決めて色々歩いてみるのも良いでしょう。あまりソウルには行かないという方も、現在のソウルの顔のような場所ですので、話のタネに一度は歩いておくべきかと思います。

こちらの市場はその名の通り、色々な靴が並ぶところで、以前と比較するとウォン高のためにやや割高感はありますが、それでも実際に商品を品定めしながら探せますし、無茶苦茶高いという訳でもありませんので、実用向けの靴を探すのには今でもとても重宝する市場です。ただ、通路が狭くて、ぼおっーと歩いていると、商品を蹴飛ばしてしまいそうになりますので、足元にはくれぐれもご注意下さい。

地下鉄東大門駅の地下に広がる敷地面積的には結構広いショッピングセンターですが、入口がちょっと目立たずに数も少ないので、意外と見落としがちな所かもしれません。中に入ってみると、狭い通路上には沢山の毛布やお布団類、チマチョゴリなどに使用されているような生地が並んでいて、色彩豊かな景観が広がっていますので、ビジュアル的に楽しめるショッピングセンターだと思います。

運動場の解体後、怪しげなデザインプラザが建設されたりと、何かと変貌著しい東大門エリアですが、その付近に広がる市場に関しては、意外と昔のままの風情で、屋台でおでんやトッポギなどを頂きながらそぞろ歩きをして楽しむと良いです。また両替商もこの辺りには多くて、レートもまずまず良いので、空港で最小限の金額を両替してからここまで来た後に両替するのもお勧めです。

ソウルを代表する門としては、数年前の焼失後、最近になって復元された崇仁門（南大門）が有名かと思いますが、東の代表としてはこちらで、ソウル市民は敬意を持って興仁之門（フンインジモン）と呼ぶ方が多いように感じます。（ただ、現実問題としては、この辺りの一角が東大門として呼ばれているため、狭義の東大門を区別するために、この呼称を用いていることが多いようです。）解説に関しては、他の方や解説板に譲りますが、下部に甕城が築かれた、より城砦都市としての雰囲気を今に伝える雰囲気が素晴らしい、個人的にはソウル市内で一番好きな門です。甕城は元々外敵を防ぐためのものであり、一面にしか築かれていませんので、両側から違いを楽しむと良いかと思います。

今のソウルからは考えられませんが、元々のソウルは城郭に囲まれた”城砦都市”であり、現在城郭沿いのルートは遊歩道として整備されています。随所に見所があって、一回で歩き切るのは大変だと思いますが、城壁部分は歴史的に見て三度にわたって改築されていますので、その石垣の酒類などに注目しながら巡るのも楽しいです。勿論ソウルは戦災の影響で、城郭がどこまで往時のものなのか復元されたものなのかは、瞬時に判断は難しいかと思いますが、復元部分に関しても、少なくとも歴史的改築のデザインに忠実で、三層になっている城郭の雰囲気を至る所で楽しめるのが、歴史好きな方にはとても良いかなと思います。

東大門の北西側に城壁沿いに縦長に広がる公園で、城壁までの標高差がありますので、東大門側から城壁を背景にしたダイナミックな景観を楽しむことが出来る公園です。理想としては城壁の東側に遊歩道が駱山公園まで続いていますので、ウォーキングを共に楽しむと良いかと思います。私は駱山公園からずっと遊歩道を下っていきましたが、東側の城壁の一部には刻銘などが見られる箇所もあって、とても情緒がありました。