azuraさんのクチコミ(122ページ)全5,089件

米子から始まる境港線の終着駅です。
途中に米子鬼太郎空港もあり、沿線の駅
には、通常の駅名と鬼太郎キャラの名前
が着いていて、そのパネルと説明も
あります。
境港駅は、勿論鬼太郎駅。
駅前から始まる鬼太郎ワールドの導入と
しても沿線から盛り上げています。

前回は早朝と夜のみ利用しました。
暗いうちの利用だったので、今回とは
景色が違いました。

ゼロ番ホームがあり、そこには鬼太郎
キャラのラッピング車が行きも帰りも
停まっていました。

今回は、乗換駅として利用。機内持込み
サイズのスーツケースを預けるため
コインロッカーを探しました。
が、見つけられず駅員さんに聞いたら
改札内には無く、一旦改札を出てホーム
沿いに進むと、丁度ホームの隣辺りに
有ることが解りました。
中から使えたらかなり便利だったのに...

トイレは比較的便利な場所にあったので
良かったです。

前から行ってみたい場所でした。
理由は自分でもよく分かりませんでしたが
非常に興味がありました。
今思えば、歴史好きのせいかも知れません。

行ってみて、種子島の鉄砲伝来は結果として
あぁなっただけで、元はと言えば石見銀山の
銀を目当てにポルトガルから遥々南蛮人達が
やってきた事。国内でも銀山から得る莫大な
収入を目当てに戦国武士たちの間で覇権争い
が続いたとこなど…

歴史の一編が次々と繋がっていくのが
大変興味深く、とても面白かったです。
そして、当時を忍ばせる町並みといい
時間旅行迄できた様で凄く楽しかったです。

時間のある方で歩くのが苦でない方は
是非歩いて回られる事をお勧めします。
2日間、半日ずつの大森地区散策で
各日15,000歩ずつ歩いた様です。

そして、大森地区だけでなく、温泉津温泉
へも行けた事は更に良かったと思います。
坑道内にライト付ヘルメット・長靴で入った
のも貴重な体験でした ♪

特急電車も停まる駅ですが
無人の駅です。
構内の施設はトイレくらい。。
コインロッカーもありません。

自動販売機もなく、駅周辺にもコンビニの
様な物はありません。

なので、宿舎での朝御飯をお願い
しましたが早朝出発の為、それも断念。
前日までに朝御飯を用意しておく羽目に
なりました。

混み状況が判らない為、30分以上
早めに到着、電車を待ちましたが
お盆と言えど利用される方は各車
１名ずつ、５分くらい前に到着されて
列車に乗り込んでおられました。

この日は風も涼しく、日本の田舎を
代表する様な景観で待ち時間が
苦にならなかったのは幸いでした。


＝プチ情報＝
温泉津温泉街の入口にスーパーがあり
大手メーカーの菓子パン等を買うことは
出来ます。季節柄 選択肢には入れません
でしたが、サンドウィッチやおにぎり等は
売っていませんでした。

毎週土曜の夜は神社の拝殿で
石見神楽の公演が観られるそうです。
通常は、20:00からの一時間公演だ
そうですが、私が観た8/12は
特別公演の二時間バージョン。
演目も四つ演じて下さいました。

演じ手が、京都造形大学の学生さんだと
聞いて、正直プロではないと侮ってしまい
ましたが、実際演技を観せて頂き
大変失礼致しましたと心の中で
謝りました。

どれも各々に見所がありましたが
思わずつられて笑顔になる、恵比寿と
郷土の伝説、ヤマタノオロチの大蛇は
特に素晴らしいと思いました。

温泉津温泉街の入口も漁港の一角だと
思います。
漁業組合の建物や、いか釣り漁船が停泊
している所を観ることが出来ます。

私は日本海が大きく展開する所までは
行きませんでしたが、波も穏やかで
海面がキラキラ光る長閑な入江の風景に
かなり癒されました。

1300年前に、狸が見つけたと伝わる
温泉です。現在、温泉津温泉に２つある
外湯の一つです。

こちらは真ん前にある、長命館という
旅館のお風呂でもあるようで
宿泊客の方が入れ替り入りに来られて
いました。なので、内部のお写真は
撮りませんでした。

もう一つの外湯に比べて、お湯の温度が
高く馴染ませながら、低めの温度の湯槽
からはいましたが、そっちでもちょっと
熱めでした。

薬師湯の隣にある、レトロな洋館の
カフェです。

アンティークな家具や調度品が沢山あり
ギャラリーのようなサロンでもあります。

私は温泉街を散策した後に寄ったので
冷たいアイスクリームをオーダー
しました。バラの形に固められた
小降りなアイスがレトロなガラスの器に
盛られてきました。食用バラの花弁に
おおわれたアイスもあり
見た目にも美しかったです。

ギャラリー、カフェ、ファッション
雑貨、食品とオールマイティーな
品揃えのお店です。

店員さんも若い方が多く、地元のガイド
さんも、このお店のお陰で
若い方が大森に沢山住むようになった
集客の面からも、このお店ができてから
変わったと、現在の大森地区を良い意味で
牽引するお店だと言えそうです。

私はカフェでお昼ご飯のカレーを頂き
石鹸フェチコレクションに島根の県花
梅を使った物をプラスしました。

お洒落な店内で、とても賑わっています。
大阪にもお店がある、あの群言堂さんとは
帰ってから気がつきました。

温泉津温泉に２つある外湯のひとつです。
三階建ての洋館で、一階でお風呂に入り
二階、三階には休憩室があります。
三階はテラスになっていて、特徴的な
とんがり屋根を間近で観ることが出来
町並みも上から眺める事ができます。

体を洗う洗い場も少しありますが
浴室の殆どが湯船で、長い年月をかけて
蓄積された湯の花が浴槽や床に付着して
いるのを見て、ここに浸かっていると
なんだか効きそうだと思いました。笑

明治5年に発生した浜田地震により源泉が
湧出しはじめた薬師湯は「震湯」の別名を
持つそうです。

温泉津港の畔にあります。
向かいの路地を行くと温泉津温泉の
町並みへ入れます。

パンフレットや島根県のお土産や
観光キャラクター商品なども
おいてありました。

スタッフの方も在駐で、各種案内や
質問等にも応じて下さいました。

石見銀山で産出された銀を積出する港の
一つだった場所で、銀山から今も街道が
残っているそうです。
当時の町並みが残っているということで
石見銀山 世界遺産の一角でもあります。

港町と温泉を持つこの地は、山陰の宿場町
としても賑わっていたそうです。

現在では静な温泉町と、長閑な漁港があり
日頃の慌ただしさを忘れ、のんびり過ごす
には、隠れ家的な存在です。

私は週末に催される、石見神楽を観る為に
当地の宿泊を選択しました。

JRの駅からは徒歩10分。
コミュニティバスで5分程です。

石見銀山の歴史、生活を始め
銀の精製の方法など、石見銀山の事なら
全て解る施設です。

私は前日ワンコインガイド
当日は大久保間歩ツアーガイドで説明を
受けていたので、お復習のようで大変良く
解りましたが、フリーで石見銀山を観光
されるなら、先ずここをご覧になってから
行かれた方が数段楽しめると思います。

大森からの徒歩はちょっと遠いです。
車、バス、自転車を使われる事を
お勧めします。

大久保間歩ツアーの集合・解散場所でも
あります。

現在は、町並み保存センターとして
無料公開されています。

建物は明治23年に建てられた物だとか。。

旧法廷の一部が復元公開されています。
世界を動かした銀の話から、町並み保存の
様子がよくわかる映像が無料で観られます。

宿泊先のスカイホテル大田へ向かう
途中にありました。ホテルから信号を
渡って直ぐの場所にあります。

18:00を過ぎていて、もう直ぐ閉店時間
そして、翌日からはお盆休みという
状況でした。

残っているパンは少しでしたが
ずんだ餡パンとチョコベーグルと迷い
ずんだ餡パンを購入。
チョコベーグルは、サービスで着けて
下さいました。ラッキー！ ^^

周辺の夕食のお勧めなども聞いてみたら
気さくに応えて下さいました。

ずんだ餡パンは翌朝、チョコベーグルは
その次の朝ごパンに頂きましたが
どちらも美味しかったです ♪

建てられたのが羅漢寺さんです。

am8:30頃前を通ったら、入れそうだった
ので聞いてみました。（案内は9:00から）
どうぞ入れますよ。と仰って頂きました。

先ずは本堂へ。丁度秘仏ご開帳中でした。
御朱印は書き手の方がもう直ぐ来られる
とのことで、預けて向かいの羅漢さまを
観に行きました。

古い石橋を渡り、左右二ヶ所に250体ずつ
の羅漢さま達が色んな表情で迎えて
くれました。自然と流れてきた音声ガイド
でも、家族や自分に似たお顔の羅漢さまが
いらっしゃるはず...と。

昔は写真なども無かったから、ここに来て
似たお顔の羅漢さまをみながら
亡くなった方を、偲んでおられたのかも
しれませんね。

石見銀山と共に世界遺産に登録された
町並みです。江戸・明治と銀山最盛期の
町並みが保存されていて、その時代へと
タイムスリップする事ができます。

大森地区の特長である赤瓦の屋根と
周りの緑、コントラストもよく
お写真のポイントとしても素敵です。

町並みには、郵便局や銀行など地元の方
にも必要な施設や、お土産物や飲食店
雑貨屋さんなども点在しています。

勿論、大森の歴史を伝える資料館や
商家、武家屋敷、寺院などもあります。

大森代官所から大森バス停間が町並み地区
ですが、早朝訪ね、見学施設など入らず
写真を撮りながら唯歩くだけなら30分程
でした。

大森代官所の隣にあります。
なので、正確に言うとここが大森の
町並み散策の出発点であり終点です。

数段の石段を上り、境内に入ると
先ずは、立派な社殿が迎えてくれます。
相等古そうな印象、出雲大社を思わせる
立派なしめ縄、正直そんなに期待せずに
行ったので、おすすめして下さった
観光案内所の方に感謝しました。

社殿の中には靴を脱いで上がる事ができ
独り占めの空間で、見事な龍とその鳴き声
（鳴き龍）を楽しむ事ができました。

静な境内、お写真のポイントも多く
これまた独り占めの空間を満喫させて
頂きました。

石見銀山の世界遺産登録10周年を記念
して、古代出雲歴史博物館と２館当時
開催でした。（9/3が最終日）

「銀が世界を変えた」の副題通り
銀を通して、国内外への影響が紹介されて
いました。南蛮人の渡来、貿易に至るまで
平戸や松浦など、長崎との関わりなども
解説がありました。

資料館は元大森代官所のあった場所で
町並み散策の出発点でもあります。
ここからずっと真っ直ぐ一時間程歩くと
龍源寺間歩へ辿り着きます。

石見銀山は、最盛期 世界の３分の１の
銀を産出していたそうですが
この神様が祀られている鉱山からは
沢山の鉱石が出土するそうです。
主宰神は金山彦神。名前からしても
沢山出てきそうです。^^

長い階段の上にはお社があるようですが
私たちは前を通っただけです。

ても、この景色。下から眺めるだけでも
長い年月をかけて培われた苔や景観。
その空気感...風情がとても素敵でした。