薔薇の咲く庭さんのクチコミ(24ページ)全1,133件

　旧港の端にあるイヴァン要塞の中が海洋博物館になっている。ドミニコ会修道院の近く入り口から城壁巡りを始めると一周回らないとイヴァン要塞まで行くことができないので、旧港から行くことを勧める。少し不便な所にある。

　スルジ山へ登るケーブルカーはこの門から１０分くらい歩いた所にあるという地図をTDからもらった。ケーブルカーはかなり長蛇の列という情報があり、時間がなくて上ることはできなかった。レヴェリン要塞を抜けた所にプロチェ門がある。

　かってこの修道院は城壁の外にあったそうであるが、戦略上重要な場所なので１４世紀にまわりに城壁を作り、中に入れている。確かにこの修道院を敵に占領されるとドブロブニクはかなり危機に陥ることが行ってみると理解できる。中庭には井戸があり、この井戸の水がドブロブニク包囲の７ヶ月間、市民を支えた。

　ドブロブニクの旧港７００ｍ沖合に浮かぶ島。ドブロブニクの景観の美しさを引き立たせている。旧港から島へ行く船が出ている。チケットを海岸で１０ユーロで露店販売していた。クジャクがたくさんいる島ということである。

　ドブロブニクの地図で見るとわかりにくく、遠いところにあるように見えるが大聖堂から徒歩３分以内の高台にある必見の教会である。聖ブラホ教会の脇道から青空市場を突っ切るとイグナチオ教会へ上る坂に出られ、かなり近道。坂はさながらローマのスペイン階段に少しにている。城壁ウォークをすると、海岸よりの高いところに見える教会。　　

　１６世紀に税関施設として建設されている。王様がいたわけではないので（ラグーサ共和国）宮殿の名称がどのような理由でつけられているのかは不明。１６６７年の大地震で壊れず、震災以前の様子を伝える貴重な建物。中は独立記念館になっているが工事中で入館できなかった。

　フランシスコ会修道院の中にある薬局。修道院で薬を販売するのは珍しい。病める人々のために薬を作って来た歴史がある。１３９１年に開業し、その当時から変わらない製法でハンドクリームを作っているとのことである。いろいろな花の香のするクリームを販売している。英語とクレジットカードが使える。

　ルジャ広場の南側のわかりやすい場所にある。多くの人が訪れていた。ティツィアーノの聖母被昇天の絵は祭壇にある。近づいて見るためには柵の中に入る必要があり、中に入るための寄付を求められる。内部に比べて外観は質素。

　城壁に上る入り口は３箇所あり、その一つがピレ門にすぐ脇にありミンチェタ要塞のすぐ近くにある。ミンチェタ要塞からの眺めは町を全て見渡せるようですばらしい。下を見るとかなり高い所まで上っていることがわかる。ドブロブニクを訪れたことが実感できる。

　大聖堂の裏側にある青空市場。生鮮食品や日用品などいろいろな種類のお店がある。アドレア海から水揚げされた魚介類も売っている。すぐその場で調理して食べさせてくれるレストランもあるそうである。お客はほとんど観光客のように見えた。

　ピレ門をくぐってすぐ左側にある大きな修道院。入り口は狭く、たくさんの観光客が出入りするため混雑していた。１４世紀に建てられたというロマネスク調の回廊が美しい。中庭は１６６７年の地震の影響が少ないそうである。

　ルジャ広場に面して建てられている。９７２年にヴェネツア軍が奇襲を計画してドブロブニクに寄港したがそれを見破って町の危機を救ったという聖人ブラホの教会。屋根には聖ブラホの像がある。町の中には２７体あるそうだが見つけられなかった。

　グルージュ港からピレ門を往復した。ツアー会社が手配しているバスなので路線バスの状況はわからないが、ごく普通のバスで、乗り心地も悪くはない。大型バスであった。道路はくねっていて交通量が車の数の割には多い。

　プラツァ通りの終点にある広場。ブラホ教会の前に広がっている。広場のほぼ中心にオルランドの柱がある。スポンザ宮殿にも面している。かっては海から来た人々がスポンザ宮殿に入るための待合いの場所であったかと思われる。狭い町の中で広く感じられた。

　ピレ門の鍵が展示されていると聞き、入館して見ることを楽しみにしていたが、残念ながら工事中で入ることができなかった。建物の外観は見ることができる。ドブロブニクが独立国家としての地位を守るために考え出されたアイディアの建物である。

　１２ｋｍ離れたドブロバチュカリ川から水を引いて１４３８年に作られた。現在も飲料水として使われているのには驚く。１６６７年の地震で飾りが失われている。水の注ぎ口に１６の顔のレリーフがある。ピレ門を入るとすぐの所にありわかりやすい。

　名前の通り昔使われていた港。現代の大型船は入港はできない。海水の透明度が高く、水が澄んでいる。「アドレア海の女王」と言われた趣を残している。ロクルム島へ渡るツアーを港で売っていた。旧港を眺めながらカフェることができる。

　ドブロブニクを守ってきた城壁をくぐって中に入ることができる門。ナポレオン侵攻の時には橋の下は堀になっていたそうである。かっては可動式の上下ができる橋で夜に鍵をかけ、朝まで入ることができなかった。総督邸に鍵が展示されているとの情報がある。

　西のピレ門から東のプロチェ門をつなぐメインストリート。３００ｍの長さしかないのでピレ門をくぐると終点の時計塔が見える。元は水路であったため左右が陸地になっていた。そう考える興味深い。十字路がないのは最初から道路として作られていないためだと思う。大理石でできている。

　ユーゴスラビア崩壊に伴う紛争でセルビア、モンテグロ勢力によって７ヵ月包囲され砲撃によりかなりの損害を被ったが、見事に復元して美しい町の姿を取り戻した。一度は訪れて見たい場所の一つだと思う。バーナードショーが「この世の天国を見たければドブロブニクに行かれよ」と言ったそうだが納得できる。