ナツメロ大王さんのクチコミ(440ページ)全9,711件

上海には大きな駅の近くに何か所かあるようです。日本でもお馴染みのメニューもありますが、ガラスのショーケース越しに注文するので中国語が分からなくでも指指すだけで何とかなります。中国限定と思われるメニューもあって色々な味を楽しめます。

上海ではStarbacksやCostaなどのコーヒーショップも多いのですが、値段が中々高め。コーヒーの選択肢はすこぶる狭いのですが、バーガーキングがいつも比較的空いていますし、10元（200円）程でコーヒーを一杯飲めますので重宝します。

上海の街の至る処で見かける台湾系のミルクティーのお店です。私は夏に甘いものはあまり食べないのですが、タピオカ入りミルクティーをはじめ種類も多く、お値段も手ごろなので、女性や甘党の方にとっては病みつきになるのではないでしょうか？冬にホットを飲むとまた違った良さがきっとあると思います。

地下鉄1号線上海体育館駅からほど近く、徐家匯からも徒歩圏内にある映画史に関する博物館です。毎週月曜日は休館、それ以外は9時〜17時まで見学が可能です。中国における100年に及ぶ映画の歴史に関する展示や、中国を中心とした名作映画の上映、1949年に造られた中国映画の撮影風景を再現したセットなどがあり、映画好きにはたまらないと思います。

中国新幹線（高速鉄道）の駅は一般的に郊外の辺鄙な場所にあることが多いのですが、ここは従来の鉄道路線の駅を改装して乗り入れたため、飲食店や観光名所にも近く重宝します。隣接するバスターミナルも併せて南広場が交通上の要衝になっとおり、交通は非常に便利です。
なお、鎮江ではこの駅の他にも中国新幹線（高速鉄道）のみが乗り入れる駅もあるので切符購入の際にはご注意を。

羽田やソウルの金浦空港からの便が乗り入れる虹橋空港第一ターミナルのすぐ横にあります。地下鉄10号線の駅へ向かう途中にありますので、見落とすことは無いと思います。価格はやはり他の上海市内のマクドナルドと比べると高めのように感じます。写真の「板焼鶏？セット」とマックナゲットで46元（900円）！ぼったくりですが、人の弱みに付け込むのが得意なお国柄が出ています。

西湖は東側に市街地が広がっている他には、三方を山に囲まれているため場所により様々な景観で訪れる者を楽しませてくれます。自動車も多いので交通事故には注意しつつも、レンタサイクルを借りて半日ほどかけて回るのが良いと思います。夕方は地下鉄龍翔橋駅に近い湖浜路あたりから夕景を鑑賞し、そのままホテルに戻るというスケジュールが望ましいでしょう。

南宋の英雄岳飛を祀ります。南宋の時代、北の勃興した金国との外交方針について主戦派の岳飛を和解派の秦檜が謀殺します。後世の中国の王朝は岳飛を民族の英雄ととらえる歴史を編纂したのでしょうが、外交は単純に良し悪しの判断が出来ないですから、果たして岳飛の外交方針が妥当だったのか議論の余地があると思います。いずれにしても、ここには岳飛の墓所と、その前に跪いて首を垂れる秦檜の像が置かれています。
「判官びいき」や「白虎隊」への同情の念などに代表されるように、歴史を勝者と敗者の双方から多面的にとらえることが得意な日本人には些か理解しにくいですね。

杭州駅や西湖北側湖畔からは７路のバスでアクセスが可能です。霊穏寺という仏教の名刹があり、この寺そのものは取り立てて見るべきものは無いのですが、飛来峰には岩肌に無数に彫られた石仏や石塔などが残り見ごたえがあります。

杭州でもっとも大きな寺院で、飛来峰の奥にあります。飛来峰と別項目で口コミを書くなら、全国重点文物保護単位（国宝）に指定されている、出入り口そばの石塔と経鐘が歴史を感じさせてくれる他には、これと言って見るものは無いと思います。

西湖を南北に貫く蘇東坡が築いたとされる提で、南北２ｋｍ以上もあります。丁度北側の渡り口には岳飛を祀る廟が、南には蘇東坡紀念館や霊峰塔がありますので、それらの見学と併せてスケジュールに組み込んでみては如何でしょうか？白提と同様、ここもレンタサイクルの利用がお勧めです。

西湖北側湖畔から白提がまっすぐに伸びています。この白提に架かる石橋で、ここの雪景色を中国の文人は「断橋残雪」と呼んで讃嘆したそうです。今では雪が降ることも稀でしょうが、機会があれば開放的な湖畔の風景の中、白提と石橋の雪景色を見てみたいものです。

断橋から西冷印社へ渡る提は白居易に因んで白提とか。美しい断橋や錦帯橋といった石橋を渡り、湖畔の風景を楽しむことが出来ます。徒歩で行きますと炎天下２，３時間歩くことになりますので、ここはレンタサイクルを強くおすすめします。

断橋から白提を渡った先の湖に浮かぶ小島にひっそりとたたずむ西冷印社は、清朝末期に中国伝統の印鑑を収集・研究する目的で建てられたとのこと。書画に押される落款や、篆刻などに興味のある方は是非訪問してみて下さい。近くには清朝末期の女性革命家秋瑾のお墓などもあります。

現在杭州には三路線がありますが、その中で旅行者にとって使いやすいのは一号線です。上海方面からの高速鉄道が到着する杭州東駅、杭州駅はもちろん、西湖に面した場所に「龍翔橋駅」もあり、市内中心はおおよそ片道４〜５元で利用できます。

杭州には杭州東駅という新しい駅があり中国新幹線が多数乗り入れていますが、この杭州駅の方が西湖にも近くて、利用者の使い勝手の面では東駅よりはるかに優れています。なによりも東駅に比べてコンパクトに飲食店、改札、乗り場がまとまっており点は多いに評価できると思います。

西湖に浮かぶいくつかの島や観光スポットを結ぶ船は、手漕ぎのタイプで一時間150元（約3000円）となります。写真のような小さな船が西湖には多数浮かんで旅情を誘います。家族連れや友人同士のグループなどはお菓子や果物など持ち込み乗り込んでいきます。さすがに酒盛りをすることは無いと思いますが・・・。

10世紀に創建され、その後12世紀に現在の建物の基本が出来上がりました。庇は１３層ですが、内部は７層という珍しい構造となっています。塔内には花卉や動物などを扱った壁面彫刻などがあり、一部には壁画の彩色が残った場所もあり飽きさせません。1961年に中国の全国重点文物保護単位に指定されています。

西湖の主な観光地はバス路線が張り巡らされておりますが、それでも断橋辺りから西湖の西側湖畔へ行く場合など、乗り換えが必要となってしまいます。そうした際にはタクシーが重宝します。初乗り３ｋｍまで11元ですから、上海より安くて鎮江より高いといった、杭州の経済力に対応する料金設定となっています。

呉越同舟で有名な今をさかのぼること1000年あまり、10世紀にこの場所に建てられた塔が、雷峰塔です。西湖十景の一つに「雷峰夕景」とありますから、空が茜色に染める夕方ともなると見るものに多大なインスピレーションを与える風景であったようです。
残念ながら1924年に倒壊してしまい、今あるの2000年に建てられた高さ70ｍを越す巨大なエレベーター付きの仏塔です。