ナツメロ大王さんのクチコミ(443ページ)全9,711件

西安からバスで3時間、韓城のバスターミナルからタクシーで３ｋｍほど走った場所にあります。元の時代に創建され明の時代に立て直されており、西遊記に題材をとった壁画と、彫刻の見事な祭壇が見所です。訪れる人はまばらですが、中国の全国重点文物保護単位に指定されています。

西安地下鉄１号線の紡績城駅に直結した東バスターミナルから韓城まで利用しました。片道72元（1440円）で、およそ３時間で結びます。シートベルトの着用を呼びかけ、車掌が一人一人を確認したから発車します。途中サービスエリアで一度だけトイレ休憩があります。

今は1号線と２号線の２路線しかありませんが、中心部の鐘楼周辺に宿を取った場合には、２号線鐘楼駅を起点にして市内中心部は２元から３元でほぼ網羅できますし、渋滞に影響を受けないで市内観光が出来ると思います。さらに数年の内には路線が増えてより便利になるようです。

回教徒が多数住む場所であり、漢族とは明らかに顔つきの異なる民族の人が多数働いています。道の両側には羊肉の串焼きや、ナンのようなパン、ラグメンと呼ばれる西域の麺を出す屋台などが連なり、すれ違うのもやっとな程に多くの観光客でにぎわっています。

地下鉄１号線の東側終点である紡績城駅に直結したバスターミナルです。西安近郊都市へのバス路線が多数発着しており、飲食店も隣接していますので非常に使い勝手が良いと思います。更に、少なくとも私が訪問した2015年6月時点では、バスターミナル周辺の交通渋滞はそれほどひどくはなかったですし、遅延などの発生は少ないように思います。

西安空港から市内への路線バスは複数の路線が運行されています。西安北駅、西安駅、西銷門などへ向かうことが出来ますが、夜8時を超えると便が大幅に減り、唯一西銷門行きが最終フライトの西安空港到着まで運行しており、片道２５元です。
なお、利便性の大変に良かった鐘楼への路線は現在廃止されています。

西安中心部の回民街にあり、いつも大勢の観光客で賑わっている「湯包子」という大き目の小籠包のお店です。この界隈は法外な値段のお店が多いのですが、ここは意外と良心的なようで野菜も頼んで２８元（約560円）。むろん通常の「湯包子」を供する食堂に比べると二倍ほどしますが、ロケーションと味のバランスも考えると妥当だと思います。

玄奘三蔵とその弟子を記念する仏塔が残るます。塔は５層で２０ｍ程度の高さですので、実に小ぶりですが、素朴で味のある仏塔です。
なお、鐘楼からのアクセルは地下鉄２号線鐘楼駅から航天城駅へ約25分ほど乗り、駅を降り917路のバスで40分ほど行った「興教寺」バス停にて下車。そこから１０分ほど歩いた丘の中腹になります。

西安市内を縦横に走るバス路線は、観光客が利用する市内中心部ではエアコンの無いタイプの車両が１元、エアコンのあるタイプで２元が基本のようです。前から乗りドライバーの横の料金箱に運賃を投入、降りる際には後方の扉からとなります。但し車掌のいる車両では料金は目的地ごと異なりますのでご注意を。

地面にしゃがみ込んでいる農村部からの労働者など、駅前広場では多数見受けられます。現在地下鉄路線とはまだ接続していないため、バスで市内中心部に向かうことになります。駅前広場から城壁をくりぬいた下をくぐり抜けたところにあるバス停から、611路のバスが出ていますので、これに乗ると地下鉄二号線の駅のある鐘楼までアクセスが可能です。

中国新幹線はこちらを利用。地下鉄2号線で市内中心部鐘楼駅まで簡単に行くことが出来ます。他の中国新幹線の駅と同様に歩行者の便は考慮されていないので、歩く距離が異様に長く、重い荷物を持った旅行者にとっては難渋すると思います。また、エスカレータも登りは動いていても下りが補修中として運行していない場合もあり、道を一度間違えると４０〜５０段は優にある階段をスーツケースを持って下るはめになります。

西安空港は中国の西部を代表する都市の玄関口として、国内路線はもとより国際線も多数乗り入れています。空港内のレストランも何か所かありますが、どこも日本並かそれ以上の値段設定であるにも関わらず味ははるかに劣ります。空港のHPは次の通り。
http://www.xxia.com/

西安のタクシーは目的地を告げて値段交渉をすることが基本となっています。また、目的地が近いと露骨に乗車拒否をして来ます。郊外に出る場合など目的地を把握する前に、距離がありそうであればメーターで行く場合の二倍程度で吹っかけて来ますので油断できません。陝西省でも西安市以外は良心的なドライバーが多いのですが・・・。

大学習巷と言われる路地に面した回教徒のイスラム寺院の一つです。鼓楼の近くにある清真寺ほどは有名ではないため訪れる観光客もまばらで、回教徒の自然体の姿をみることが出来ます。近隣住民が昼下がりに語りある姿などに触れられますし、周辺も観光客向けではない商品を売る店ばかりで興味深いです。

高さは基台を含めて３３ｍほど。北は回民街が広がり、東西南の三方向広大は広場に面しています。「回廊」と薬師寺三重塔のような裳階（もこし）を巡らした二層目など、その均整の取れた美しさ故に、いつまでも眺めていたいと思う明代建築の傑作です。

西安空港からのリムジンバスは、夜8時を過ぎると便が大幅に減り、ここ西銷門までの路線のみになります。そうした時間に西安に到着するフライトを利用した場合でも使い勝手の良いお得なホテルの一つがこちらです。
リムジンバス降り場から６００ｍ程なので歩いていくことも出来ますし、ホテルから地下鉄労働路駅までの距離も５００ｍ程度で、非常に魅力的なロケーションです。更に一泊160元程（約3200円）〜。部屋に歯ブラシはないので事前に準備するか、ロビーでチェックイン時に購入してください。
一つ注意が必要なのは、空港からのリムジンバスを降りると客待ちのタクシーが多数停まっていますが、近い場所のため拒絶されます。どうしても歩きたくない場合には、思い切ってスピードの出ない三輪タクシーで荷物を抱えて異動することになります。

西安の鐘楼にもほど近い場所にあり、口コミ情報は多数寄せられているホテルです。残念ながら部屋によって差が大きいのか、私が宿泊した部屋はシャワーが5分ほど暖まらず水風呂でした。また館内Wifiも非常につながり難いですし、快適な滞在は期待しない方が良いと思います。一泊程度なら我慢できるでしょうが、連泊はお勧めしません。

回民街というイスラム教徒の住むエリアにあります。中国風建築ですが、柱や壁の浮彫をよくよく注意して見てみると、随所にイスラムの文字などのモチーフが取り入れられています。もっとも奥まった場所にある青い瓦屋根の礼拝堂は、信徒意外は立ち入りが禁止されていますのでご注意を。

夜食で利用しましたが、写真の通りの内容で52元（約1040円）です。中国のガイドブックに紹介されることもあるようで、法外な値段を設定しても多くの旅行者が訪れているため、サービスと味は向上することは望めません。

西安中心部をぐるりと取り囲む明代の城壁は、自転車で走ることが出来ますので、時間のある方は是非。スケールの大きな都市計画を実感することができます。城壁には随所に見張りの櫓が建ち、古都西安のイメージ通りです。