ノムチョアさんのクチコミ(15ページ)全1,537件

長崎港からクルーズ船に乗って片道約１時間。
到着すると３つのグループに分けられ、３ヶ所をそれぞれ現地ガイドと共に見学します。

今は廃墟となっている小さな島ですが、最盛期には5300人もの多くの人たちが暮らしていたとのこと。
過酷な炭鉱の作業場の他に、公衆浴場や高層アパート・神社・映画館・学校・公園・プールまであり、当時としては珍しいテレビ・冷蔵庫・洗濯機は、どの家庭にもあったというから驚きです。

ただ１９７４年に炭鉱が閉山となって以来、現在も自然の影響で少しずつ崩れている場所があるそうです。

上陸後は島の周りを一周して、長崎港に戻ってきます。
下船時には「軍艦島上陸証明書」をいただけました。
実際に軍艦島の中を見ることができて、とても貴重な経験をしました。

オランダ坂にも港にも近く、長崎市内観光にはとても便利な立地にあります。

部屋は広くはありませんが、西洋のレトロ感があって落ち着きます。
浴室のシャワーはウルトラファインバブルのミラ〇ルだったので、使用感を試すことができました（笑）。

朝食は１階のレストランで、中庭があって欧風のお洒落な雰囲気をあじわえました。

ゴシック様式で、幕末の開港を機に在留外国人のために建てられた現存する日本最古の教会です。
正面には両手を前で合わせた聖母像が出迎えてくれ、中に入ると天主堂を説明するテープの声がエンドレスで流れています。

ひと通り説明を聞いた後は、隣接する大浦天主堂キリシタン博物館へ。
国内での布教とキリスト教が禁止されていた時期の数々の資料が展示されています。
その数が思ったより多くて、驚きました。

日本の歴史には欠かせない教会でした。

オランダ人のグラバーさんが建てた洋風建築群の住居で、敷地内には見どころ満載。
勿論、各住宅や当時の生活様式がわかる家具の数々もそうですが、園内の２ヶ所にあるハート型のストーンを探す楽しみもあります。（見つかれば、恋が叶うらしい？）

なお旧グラバー邸の庭では、撮影した写真を無料でいただけるサービスもありました。

オランダ坂を上がっていくと、その先に洋風の住宅群が見えてきます。

幕末の開国と同時に整備された領事館や洋館が点在するエリアで、和洋中が混在した建築様式。
全部で７棟あり、資料館として一般公開されている長崎市指定有形文化財です。

被爆地・長崎を象徴する場所で、毎年８月９日に平和記念式典が行われます。
平和祈念像・平和の泉をはじめ、園内には世界各国から贈られたモニュメントなどもありました。

海外からの観光客も多く、平和祈念像が指さす意味、原爆の恐ろしさと平和を願う思いを
改めて感じました。

桜の花が咲き誇り、子供たちが遊ぶ どこにでもあるのどかな公園ですが、ここが原爆が投下された中心地であるとは、胸が熱くなります。

公園の端には原爆投下がこの上空５００ｍ地点で投下されたという証の碑、その横には浦上天主堂の一部が残った壁が移築され、遺構としてありました。

また階段を下りたところに原爆を浴びたことによる地表の変化も展示されています。
屋根のない博物館として見ておきたい場所です。

坂が多い長崎だけど、ここだけは何故か有名。

特に特徴もなく、ただ外国人居留地に続く坂だからかも？
別名・活水坂と言われるそうで、坂の上り途中には日本で最初のミッションスクールがあります。

日本３大がっかり名所のひとつです。

稲佐山の展望台までは２つのルートがあり、ロープーウエイとスロープカー。
後者は中腹駅までバスで行き、そこからスロープカーに乗車します。

楕円形の２つの連結した車両に乗って、猿鹿放牧場を眼下に樹木が茂る中を山頂まで進みます。
ロープーウエイとまた違った乗り心地がＧＯＯＤ！

東京タワーと同じ高さという標高３３３ｍの山頂展望台まで、スロープカーを利用しました。
展望台に上がらなくても、もちろん展望台の屋上に上っての景観も ぐるりと長崎の街並みが見渡せます。

徐々に暮れゆく空に合わせて、町の灯がともされていくさま。
この日は風が強かったのですが、寒さをこらえて見た甲斐がありました。

世界三大夜景に選ばれたというくらい、まさに宝石を散りばめた美しさの夜景でした。

長崎市内の中津川にかかる日本最古の石橋で、アーチ型の橋の形が水面に映ると ちょうどメガネに見えるので、親しみを感じます。

橋の前には川の左右を渡る飛び石があり、そこから写真撮影している人もいて、人の絶えない憩いの場所です。

横浜や神戸と比べると小スペースの中華街でした。
十文字の東西南北の通りに それぞれ中華街を象徴する門があり、そのエリア内でお店が密集しています。

土産物店はもちろんのこと、名物・長崎ちゃんぽんや皿うどんのレストラン、食べ歩きができる角煮饅頭やハトシ・よりよりなど、長崎独自の中華グルメが楽しめる界隈でした。

ハウステンボスオフィシャルホテルの一つ、パーク内にある欧風ホテルです。

大村湾を望むハーバータウン沿いにあるので、レストランのテラス席に座ると、朝日を浴びた湾岸の景色を眺めながら朝食をいただけます。

部屋はツインルームで、クラッシック調の家具・調度品。
大浴場はありませんが、代わりにホテル裏側から無料のバスに乗ってハウステンボス温泉を利用することはできますが（宿泊者は無料のチケットあり）、かなり混雑しているそうです。

客室内のバスルームは広いので、こちらの方がお勧めかも。

江戸初期、なんでもゴールドラッシュの最中、人が争って岩山を堀った結果、山の頭頂部分が見事に真っ二つに割れてしまったという現象ですが、今は佐渡のシンボルともいうべき観光名所です。

佐渡金山の入口に向かう道路沿いからでも見ることができる 不思議な景観でした。

日本で最初に金銀鉱石に浮遊選鉱法という技術で建設された工場跡地です。

東洋一というだけあって、正面に立つとその大きさに圧倒されます。
ここで具体的にどんな形で作業していたのか不明ですが、雑草が生える廃墟を見ていると、壮大な感じがします。

また向かい側には、工場用水を確保するための水と不純物を分離する巨大な装置 ５０ｍシックナーと呼ばれる建造物もありました。
しかも水も不純物も再利用していたという、今でいうエコで最先端の装置に驚きです。

３つある見学コースの中から、宗太夫坑コース（約３０分・１２の見学ポイント）を選びました。
徳川時代に開山されて以来、過酷な環境の中で働き続けた工夫たちの採掘作業の様子が実にリアルに、特に動きのある人形たちに合わせて工夫たちの声も聞こえてくるので、一層 臨場感があります。

また洞窟を出たところには佐渡金山展示資料館があり、さらに佐渡金山をより詳しく紹介していました。

ここでの注目は金の延べ棒を片手でつかんで、丸い窓から外に出せるか。
この時点で３０１４人の人が成功したらしいですが、とてもじゃないけど重くて持ち上げることもできませんでした（笑）。

定期観光ツアーのひとつに組まれていて、佐渡の酒蔵元として数々の実績をもつ造り酒屋です。
とても静かな町の通りにありました。

ここは真野鶴というお酒の蔵元で、最初に玄関先でお酒の製造工程のビデオを視聴、その後、試飲ができる店内へと入ります。
（コロナ前は酒蔵内を見学できたそうですが）
航空会社の機内でふるまう酒として、また多くの賞を受賞しているらしく、さすが米どころのお酒です。

他にも酒を使ったケーキなども販売されていました。

佐渡島の最南端・小木港は本州の直江津港を結ぶフェリーが出ている港ですが、たらい舟（地元では“はんぎり”という）体験ができる場所です。

やや楕円形のたらい舟に女性の船頭さんと客（３名まで）が乗船できます。
また遠出はせず、のりばの周辺をぐるりと一周するだけ約１５分の体験です。
乗っている間、船頭さんは色々な質問に答えてくれるし、下船前には乗客のカメラで写真を撮ってくれるというサービスぶり。
わずかな時間でも とても楽しい思い出でした。

※タレントのイモトアヤコさんが以前、このたらい舟を自分で漕いで、小木港から直江津港
　まで、なんと２８時間もかけて渡ったそうです（フェリーなら２時間４０分）。
　信じられない？！

真野湾沿いの国道３５０号線に、突如現れた岩場。

「人面岩」と書かれた立て札に思わず笑ってしまいました。
う～ん、確かに人の横顔をかたどったような岩場に驚きです。

バスの中から一瞬でしたが、そのネーミングに感心しました。

トキの森公園内にある施設で、１階から、そして２階から同じケージ内のトキを見ることができます。
ただ、、、トキはどこに？と思ったら・・・

一番奥の木の枝に巣を抱えたトキが１羽、ピタリとも動かず座っていました。
係員の方の話によると、巣の中に雛がいるそうです。

それにトキといえば白い羽だと思っていましたが、ちょうど今は繁殖期で、この時だけは羽がグレーに染まるそうなのです。
生態の不思議です。