mamiさんのクチコミ(30ページ)全618件

　1452年オスマン帝国の皇帝メフット2世が強敵コンスタンティノーブルの攻略の拠点として、わずか4ヶ月で造り上げたと言われる城塞。現在は散歩道も整備され、対岸のアジアサイドとボスポラス海峡の絶景を眼下に見渡せる。

　アジアとヨーロッパを分ける約31メートルの海峡を眺めながら楽しむクルーズの旅。西洋と東洋の風を感じ、人類の歴史を心に刻む格好の舞台として、長年世界各国の旅行者を魅了し続けている。船の上からのボスポラス海峡の景観は、とても素晴らしいものでした。

　トプカプ宮殿に隣接する世界有数の博物館。小アジア各地からの出土品やギリシア、ローマなどのビザンチン芸術品が収集されており、中でも「アレキサンダー大王の棺」や「嘆く女たちの石棺」は有名である。
　トプカプ宮殿の第三庭園の右奥の「宝物館」には、柄に3つの大きなエメラルドをはめ込んだ黄金の短剣や86カラットのダイヤモンドなども目を見張る宝石類が並ぶ。「ハーレム」は何百もの小部屋、広間などからなり、タイル装飾の美しさには目を奪われます。

　15世紀にイスタンブールを征服したメフメット2世が建築し、歴代のスルタン(オスマン帝国の皇帝)が増築しながら約400年にわたって居城とした。広大な敷地内は4つの庭園エリアに分かれ、それを取り囲む建物は現在、博物館となっている。

　ビザンチン時代に造られた大地下貯水池。水道橋から引いた水はここに貯えられ、トプカプ宮殿にも供給された。メデューサの顔が彫られたものなど、装飾の施された柱が336本も立ち並んでいる。
　遠い昔、こんな大掛かりな大地下貯水池が造られていたことに、ただただ驚きです!!

　トルコ帝国が栄華を誇った17世紀初めにアフメット1世によって建てられたイスラム寺院。巨大なドームの周囲に建つ6本のミナレット(尖塔)が印象的。ドーム内部にはイズミニックという町でつくられた青い花柄のタイルがびっしりと飾られ、その美しさ故に『ブルー・モスク』と呼ばれている。

　ローマ帝国時代にキリスト教の聖堂として建立されたが、オスマン帝国が征服した後はイスラム教のモスクなにった。偶像崇拝を禁止するイスラムの教えに背向くことから、モザイク画の数々は500年もの間、漆喰で塗り潰されていた。トルコ共和国時代に入ってからの大修復によって、現在は昔の姿をほぼ取り戻し「キリストを抱いた聖母マリア」をはじめ、ビザンチン帝国の栄華を偲ばせる博物館として使用されている。

　トルコ共和国創立者ムスタファ・ケマル・アタテュルクが眠る霊廟です。広場の左側にある大きな霊廟に棺が納められています。回廊は博物館になっており、アタテュルクの銅像や直筆の書、生前に愛用していた品々や各国の要人からの贈り物などが展示されています。

　ゼルヴェ野外博物館=奇観のキノコ岩が連なる地域です。古くからキリスト教の修道士たちが住み、ぶどうの教会(ウズムル・キリセ)など、初期キリスト時代の教会が見られる。1950年代まで人が住んでいたが、現在は廃村である。

　まるで蟻の巣のように地下へと伸びる巨大地下都市。地下8階の深さで約1万5千人の人が地下で生活出来たと推定されています。イスラム教徒の迫害から逃れてキリスト教徒たちは地下へと身を隠しました。中には生活空間だけでなく、立派な教会も造られています。周囲には十数か所の地下都市が存在します。

　古代ローマ時代、この辺りにキリスト教徒が岩を掘って住み始め、岩の中に数多くの洞窟教会を造って信仰を守り続けました。約30の教会が集まるギョレメの谷を現在は野外博物館として公開しています。りんごの教会「エルマル・キリセ」・蛇の教会「ユランル・キリセ」・闇の教会「カランルク・キリセ」など、11世紀に建てられた教会は保存状態も良く、内部のフレスコ画が見事です。

　カッパドキアとは首都アンカラを中心とする中央アナトリアの地方名称。南北50?にも及び小さな村や見所が点在しています。太古の昔、火山の噴火によって堆積した溶岩や火山灰が長い年月の間に浸食されて出来た奇岩群は圧巻です。それで、こんな不思議なラクダの形をした奇岩が出来上がったのですね。自然のなせるわざに、ただただ見とれていました!!

　明日は、このトルコの旅で一番楽しみにしていたカッパドキアの観光です。今晩はあの『洞窟ホテル』での宿泊です。わくわくしながら中に入りました。部屋は洞窟だけあって、こじんまりとしていますが、バスルームは思っていたよりも広くて快適でした。なんか幻想的な空間で、今晩は眠りにつきます!!

　インジェ・ミナーレとは「細い尖塔」の意味。13世紀中頃にイスラム教の神学校として建てられ、現在はイスラム関連の彫刻を展示する博物館になっている。尖塔は、1901年の落雷で上部が壊れてしまったが、建物全体が芸術的で、特に正面入口の細かい浮き彫り彫刻が繊細で美しい。

　旋舞教団として有名なメヴラーナ教の始祖メヴラーナが祀られ、現在は博物館として一般公開されている。青緑のタイルで飾られた霊廟の塔が目を引きます。セルジューク期の芸術品、メヴラーナをはじめとした聖者達の棺などが展示され、扉や館内の華麗な装飾も見所の一つです。

　美しく神秘的なパムッカレの石灰棚。以前はもっと石灰棚が白く広がっていたそうですが、10数年前まで、この周りにはホテルが乱立し、石灰棚から出るお湯をホテル側が使い過ぎて、石灰棚が茶色っぽくなってきたとのことです。

　2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられたコンクリート式神殿。神殿の特徴である三角屋根の破風は、ほとんど落ちてかすかに両端に残っているが、中央のアーチが残っていて美しい。アーチ中央の胸像は運命の女神、市の守護神であるティケ、その奥にはメデゥーサが、悪魔祓いの目を光らせている。

　ヘラクレスの門からケルスス図書館までのなだらかな石畳のメインストリートです。両側には円柱や彫像が載っていた台座が並び、丘の上の高級住宅街、モザイクの歩道、神殿や公衆トイレから遊郭まであり、当時の人々の生き生きとした生活が目に浮かんできます。

　エフェソスの街の1400人収容の小劇場。当時は屋根が付いていたことや、舞台の造りから議事堂としても使われていたようだ。

　エフェソスはまだ世界遺産にはなっていないが、素晴らしい遺跡が広範囲に見られ、改めてトルコ国の大きさが計り知れました。

　エフェソス・クレステ通りの両側に大理石の石柱が立っている。この石柱にライオンの毛皮をまとったヘラクレスレリーフがあることから、ヘラクレスの門と呼ばれている。当時はこの石柱の上に勝利の女神のニケのレリーフが置かれていた。