walkingmanさんのクチコミ(61ページ)全1,392件

ハンガリーの英雄でありまたキリスト教を保護した王のの名前を冠した教会だけあって、とても大きく立派です。丸天井の下にはたくさんの席が設けられていて、数千人単位で座れそうに巨大です。建築時期が比較的新しいのか装飾類も劣化がなくきれいです。色調は茶色がメインで、金も使われていますがそれほど主張しておらず落ち着いた印象をうけます。

曜日によって、男女混浴だったり男性専用だったりするので、事前に調べて行きましょう。男性だけの場合はエプロンのようなものをつけて入ります。お尻はでていますが意外と恥ずかしさはありません。
浴室が複数あって温度が異なるので、好みの湯加減が選べます。体を洗うところはなく、お湯につかるかサウナに入るかだけ、娯楽はないので日本の健康ランドのようには遊べませんが、普段はシャワーばかりなので、長湯してしまいした。

入口はちょっと入りづらいですが、中は楽しいです。数十年前から21世紀のものまで、百台以上のピンボールマシンが置かれています。単純な仕組みのものから電子音やライトがギラギラのものまで、入場料2500フォリントを払えば、あとはゲームし放題です。数十年前によくゲームセンターで遊んだ台を見つけてしまって、懐かしくて懐かしくて…。童心にかえって楽しめました。

クトナーホラの旧市街からはやや離れているので、観光客は近くにあるセドレツ納骨堂とセットで訪ねます。セドレツ礼拝堂が混雑していたのにこちらはひっそり、正直、展示物があまりないので、数分立ち寄っただけで出て行ってしまう人が多いようです。内部は柔らかなパステルイエローです。
訪問時、側廊部分に教会とは関係ない(人道的な啓蒙の内容のようではあるのですが）パネル展示に大きくスペースが割かれていて、雰囲気を壊しているのが残念でした。

小さな納骨堂にぎっしり積まれた人骨。いったい何体分の人骨が納められているのか想像がつきません。人骨を使った貴族の紋章や塔のような飾りには、ただただ圧倒されるばかり。僕には悪趣味に見えましたけど。観光客が多いせいか妖気的な空気感はなく、まったくこわさを感じません。
個性的なオブジェの前では撮影の順番待ちまでできていました。人骨の前で満面の笑みをうかべ、できるだけ障害物(＝他の韓国客)が写りこまないようにと必死になっている人達のほうがこわいです。

旧市街から坂を上りチェスキークルムロフ城へ、さらに坂をあがった所にヨーロッパ式の作りこまれた庭園があります。ここまで上ってくるとさすがに観光客の数も減ってゆっくりできました。手入れがよくされている印象でした。花壇に植えられた花の開花時期で印象が違うと思います。僕が訪ねたときはバラの花がポツポツ咲いていました。

観光客に人気の高いチェスキークルムロフ。ある程度の人ごみは覚悟していましたがこれほどとは。狭い通りは人だらけ。町の方もカフェや土産物屋、ちょっとしたドリンクを売る屋台などでいっぱいです。小さな町が観光産業で成り立っているのがよくわかりますが、やり過ぎに思います。川があって緑があって、自然に抱かれた旧態の町という雰囲気が感じられず残念でした。

チェスキークルムロフの旧市街をぬけた先に城があります。特別に格好いい形ではないと思いました。壁には装飾が取り付けられているように見えますが、そのほとんどが平面の壁に描かれた絵。まあ、これがこの城の最大の見所でしょうか。ただし観光客があまりに多くて落ち着きませんでした。

雑誌で知って訪ねてみたかった場所。クネッとしたふたつのビルが寄り添っているように見えますが、実はひとつのビル。ワクワクして中に入ったのだけれど、実態はブティックなどが入る普通のビルでした。魅力を感じるテナントもなし。上階がレストランになっているので風景が見たい人はここでお茶してもいいかも。

プラハの閑静な街角に唐突にあらわれる白い壁。一面の落書き。ジョン・レノンの似顔絵。各国語で書かれたメッセージ。
なぜジョンレノンなのでしょう。プラハと彼のかかわりがよくわかりません。彼が自由と平和のシンボルということなのでしょうか。
すぐ近くにはジョンレノンを売りにしたレストランもありました。

プラハ城に入場すると目の前にそそり立つゴシックの大聖堂。正面の広場に奥行がないので、見上げる状態になります。
中に入ると天井が高い。身廊を支える柱が整然と並んで視線を自然と奥の祭壇にさそいます。統制のとれた空間に圧倒されます。ステンドグラスのガラスチップがこまかくて、細工のすばらしいこと。見とれてしまいました。ただ、観光客が多すぎてざわついていたのが残念。オフシーズンに見学する方がいいかも。

旧市街は見所が多いけれども、その中でも観光客が殺到するのが天文時計。時計前は十分な広さがあるけれども、観光客で埋め尽くされていて、時計に近寄れないほど。からくりが動くのをカメラにおさめたい人は早めに場所を確保しないといい絵がとれません。天文時計は16世紀に作られたものだそうだが装飾が鮮やかで古さを感じない。文字盤のデザインが面白く見飽きません。人が少ない時間帯だったらじっくり見学できたのに。
天文時計がある建物(市庁舎）はたいしたことはありません。

せっかくマイセンまできたのに磁器工房だけ見学して帰るのではつまらないと思い、高台にある教会に立ち寄りました。堂々とした建物です。
あまり大きくない建物ですが、ステンドグラスや彫像などそれなりに楽しめました。ここをめざしてまで訪ねることはないと思いますが、マイセンで時間がとれるなら、散策がてら訪ねてもいいかな。

マイセンの町の高台にある城。かつてはマイセン磁器の職人を隔離してその技術が漏れるのを防いだとか、色々と曰くがある建物です。ただ、展示品はめぼしいものがないです。建物自体も特に魅力があるわけではない。広い城内には部屋がいくつもあって、その部屋の空間を埋めるために無理して展示物を製作して置いているような印象を受けました。

大きくは製作見学エリアと作品展示エリアに分かれます。製作エリアは団体で見学する形式。目の前で職人が磁器を成型、絵付けする様子を見ることができます。音声ガイドに日本語もあるので内容もばっちり理解できます。
作品エリアは食器やオブジェなど。伝統あるマイセン焼きですが、時代にあわせて作風が変化していくのがよくわかります。現代作家の作品は今時のシンプルモダンで、伝統作品とはまた違うマイセン焼き。日本では目にしない、こんなマイセンもあるのだと感心しました。

プロテスタント国ドイツにおいてはカトリックは分が悪いのでしょうか、観光客の姿も少なめでした。新しい時代に再建されているせいか内部はカトリックにありがちな彫像てんこ盛りとは違って、白一色の淡白なつくりになっています。どこに行っても観光客だらけで落ち着かないドレスデンにあって、静かに休憩することができました。

第二次世界大戦で破壊された教会。残された石材はそのまま再利用し、破壊された部分は新しく石を削り出して組み合わせて建てられた教会。外壁の石の色の違いを見れば、どれが古い石でどこが新しいものかすぐわかります。痛々しさを感じますが、あと50年もすれば石の色が馴染んでくるのでしょう。その頃の姿を見てみたいです(もう生きてはいないでしょうが）。
戦争の虚しさとそこから立ち上がった人間の強さを表しているよう。ドレスデンを象徴するような建物です。内部は新しく、やさしいパステル調です。

歴代の王の姿がずらりと描かれたタイル絵。君主の行列というだけあって年代を追うように王の姿が並んでいます。伝統の陶磁器製造の技術をいかし、細部の線まで見事に表現されている素晴らしい芸術作品だと思います。黄色と黒だけと色数を極力おさえてあるので、ドレスデンの町並みに溶け込んでいます。

ツヴィンガー城の内部に開設された博物館。マイセン陶器の他、中国や日本の柿右衛門なども展示されています。実用的な陶器から観賞用まで、大小様々な作品が飾ってあります。一部の作品はケースに入っていないので、写真を反射なくきれいに撮りたい人にはいいかも。壁一面、高所にもポンと置いてあるなんて、地震がないドイツだからできる展示。

ドレスデンを代表する建物で修復された宮殿。大きな中庭の周囲を欧風の建物が取り囲んでいます。バロック風の華やかな建物です。
内部は陶器や絵画の博物館になっているので入場料を払わないとはいれませんが、中庭や建物上部のテラス、池などのエリアには勝手に入ることができます。博物館に興味のない人は旧市街を散歩するついでに立ち寄る感じでしょうか。