ぷーちゃんさんのクチコミ(136ページ)全14,871件

烏丸七条バス停から北東へ５分ほど歩いたところにあります。東本願寺の飛地境内で、東本願寺１３代宣如上人が１６５３年に退隠して隠居所にしました。池泉式回遊式庭園で、見どころの多い建物が建っています。受付から入ってすぐの石垣は長い切り石や石臼や自然石などで組まれていて芸術的な美しさを感じました。園内に楼門造りの建物や、茶室や、大広間などがあります。満開の桜林やモミジの若葉がきれいで、鳥が鳴いていました。草花や木々は手入れがされていて、四季折々の楽しみ方ができるようになっています。園内を歩いていたら、警備点検のスタッフが、「縮遠亭の点検で戸を開けます」とアナウンスしていました。どの建物も外観のみで戸が閉まっていて内部を見ることはできませんでしたが、点検中は撮影禁止でも見ることはできるとのことでした。スタッフが数分作業している間、印月池の北大島の上に建つ茶室の中を見ました。木々や草花が好きな方はゆっくり歩いて観賞してはいかがでしょうか。一番驚いたのは入園料を払うとカラーの立派なガイド本をくれたことです。２人で入ったので、渉成園の名物と建築物についての本と園内の木々草花の本をもらいました。三人で入った人にはもう一冊別の本が手渡されていました。保存版の本です。

上賀茂神社参詣後、明神川沿いの社家町を東へ８分ほど歩き、大田神社前交差点を左折して住宅街を進んだ先にあります。創建年代は不詳ですが、賀茂の最古の社です。朱色の鳥居から社殿まで参道の両側に大木が茂っています。静かな境内で鳥が鳴いていました。鳥居の東に大田の沢があり、国の天然記念物に指定されたカキツバタの群生があります。平安時代に歌に詠まれたカキツバタの名所です。訪れた桜の時期、青々とした葉が育っていました。静かな境内で観光地化されていない京都を感じました。

上賀茂神社前のバスロータリー近くにあるやきもち店ですが、煎餅なども販売しています。平日１１時前、上賀茂神社参詣後に寄りました。大きな菓子折りにやきもちを詰めてもらっている先客がいました。店内に当日以外に食べる場合は注文時に伝えると３日間日持ちする包装にしますと書いてありました。白餅とよもぎ餅があり、粒あんが入っています。上賀茂神社に参詣する前に近くの神馬堂のやきもちを買い食べたので、よもぎ餅を購入しました。ほのかによもぎの香りがする柔らかい餅とあっさりとした甘さの粒あんが美味しかったです。その後、京都駅の土産物店数軒で葵家やきもち総本舗のやきもちが売っているのを見ました。京都を離れる日に新幹線構内の土産物店で白餅とよもぎ餅が入った３個入りを買って自分への土産にしました。翌日食べましたが、柔らかかったです。

上賀茂神社前のバスロータリー近くにあるやきもち専門店です。平日午前８時過ぎに寄ると、先客が１０個ほど購入していました。あっさりした甘さの粒あんを柔らかな餅で包み、焼き色を付けたやきもちです。上賀茂神社にお参りする前にさっそく食べました。出来立ての柔らかさに驚きました。７時に開店し、売り切れると閉店します。近くの葵家やきもち総本舗との違いは餅の柔らかさとあっさり風味でしょうか。

今出川通の上七軒バス停から数分のところに建つ真言宗大報恩寺です。１２２７年に開創されました。住宅街にあり山門から石畳の参道を歩いていくとしだれ桜と千本釈迦堂があります。この本堂の前におかめ塚があります。本堂造営の際に、過失で柱を短く切ってしまい悩んでいた棟梁に、妻のおかめが斗栱を使うことを話した結果事なきを得たものの、上棟式の前におかめは自刃し、夫の名声を守ったことから、おかめの徳を偲ぶために建立されました。堂内に全国から奉納されたおかめ像や面などが多数あり、おかめ坐像もありました。本堂の柱に応仁の乱の時につけられた刀と槍の傷跡があり、遠い過去を生々しく感じました。

吉野落城の際、後醍醐天皇の息子・大塔宮の家来・村上義光が宮の鎧兜を身に着けて、宮の身代わりとなって自害し、その間に宮は高野山に生き延びることができたそうです。村上義光の墓は忠烈碑とともに、吉野神宮から15分ほどのところに建っています。吉野山のシンボル・金峯山寺の蔵王堂正面にある柵に囲まれたエリアは、大塔宮が最後の酒宴を行ったところで、メイン道路から蔵王堂に向かう階段を上がったところには、村上義光公忠死之所と刻まれた石柱が立っています。吉野山の歴史を垣間見ることができるスポットです。

吉野山のシンボル・金峯山寺蔵王堂から5分ほど、蔵王堂に向かい左手の階段を下りた先に、碑と三層の塔が建っています。南北朝時代に20以上の寺があり、そのうち最も広い実城寺が南朝の拠点として、後醍醐天皇の御座所になっていたそうです。現在、実城寺は廃寺となり当時の面影は見られませんが、周辺には桜が植えられベンチが置かれ参拝客の花見場所になっています。

中千本バス操車場から坂を下った金峯山寺の聚法殿に観光案内所があったようですが、コロナ感染防止のため閉館していました。その代わりというわけではないと思いますが、金峯山寺から散策路を少し上がったところに、吉野山の観光案内地図やパンフレット、飲食店案内などが置かれ、担当の方が控えている場所があり、吉野山の写真展示が行われていました。散策に必要な資料が手に入ります。

中千本のエリアの最も高いところに建つ竹林寺から、歩いて5分ほどのところに建つこじんまりした寺です。修験寺院が多い吉野山にあって、山に住む住民の菩提寺として存在していた寺だそうです。明治時代に廃仏毀釈で廃寺に追い込まれる寺が多い中、吉野山の権益を守るために当時の住職が活躍した歴史も残っているとのことです。境内の隅に大きく生育した枝垂れ桜がとてもきれいに花をつけていた姿に吉野らしさを感じました。

中千本のエリアの最も高いところに建つ竹林寺から、歩いて15分ほどのところに建つ寺です。金峯山寺創建の際に、東南の方向に建てられたことから名が付いたそうで、境内には1564年と刻まれた多宝塔が建っています。塔の周囲の枝垂れ桜がきれいに花をつけていたのが印象的でした。吉野を訪れる観光客のほとんどが桜観賞のため、寺を訪れる人が少なくゆっくり参拝することができました。

下千本方向から上がってくると、勝手神社の二又を左に入り2分ほどのところに造られた平地です。中千本エリアの中でも中央付近にあたるところで、周辺には桜が何本も植えられ、昔から花見をする人たちの酒盛り場だったそうです。現在はベンチやテーブルが設置されていて、桜に囲まれた如意輪寺や金峯山寺の蔵王堂が見渡せる、観光客の休憩場所になっています。

中千本バス操車場から10分ほどのところに建つ神社です。源義経と別れた静御前が追手に捕まえられた際に、社殿の前で舞を披露し荒法師たちを感嘆させたという言い伝えが残る神社です。残念ながら、平成13年に不審火により社殿は焼失してしまい、現在社殿が建っていたところは平地になっています。吉野を訪れた人たちからの寄付を募り、再建に向けて努力している途中とのことです。五節の舞発祥の地であり、檜皮葺という珍しい社だったそうで、一刻も早い再建が望まれます。

近鉄吉野駅から3分ほどの千本口駅から吉野山駅まで3分ほどかけて運行しています。桜がきれいな下千本の七曲り周辺を散策するには便利な乗り物だと思いますが、七曲りから中千本に行く場合は、急な上り坂を45分ほど歩かなくてはなりません。山に咲く吉野山らしい桜の群生を見るためには、中千本まで行かなくてはならないので、吉野駅から観桜期臨時バスで中千本に向かい方が便利だと思います。ちなみに朝9時ごろのロープウェイ千本口駅は空いていましたが、私が下山してきた1時ごろの千本口駅は、100人ほどが列を作り乗車を待っていました。

吉野山中千本バス操車場から階段を上がり、坂道を下ってすぐのところに建つ寺です。宿坊も営んでいる寺で、境内には豊臣秀吉が観桜の際に千利休が作庭したと伝わる、群芳園と名付けられた池泉回遊式庭園が造られています。蓬莱山をイメージした石が配置された池の周りには、枝を大きく拡げた桜が満開を迎えていました。バスで中千本を訪れた観光客のほとんどが桜の鑑賞に向かってしまうため、寺を訪れる人はわずかでゆっくり庭園を巡ることができました。

奈良交通が運行するバスで、桜の時期に１か月ほど近鉄吉野駅から中千本公園まで、15分ほどかけて走っています。事前に調べたところ、1時間に2本と記載されていたので吉野駅に早めに着いたところ、何台ものバスが停まっていて、利用客が多くいる場合は一杯になり次第随時、中千本公園まで向かってくれました。吉野山の桜を観賞するには、ロープウェイで中千本公園のかなり手前の七曲りまで行くか、吉野駅から長く急な山道を歩くか、混雑する道を自家用車で上がるかになります。公園までバスで上がり、公園から坂道を歩いて下るのがおすすめです。なお中千本から奥千本に向かう際には、中千本公園でバスを乗り換えることになります。

橿原神宮前駅から吉野に向かう際に乗車しました。特急、急行、普通列車があり、特急は急行より10分ほど早く到着しますが、特急料金が520円かかり、普通でも吉野駅発の始発バスに間に合うため、普通列車を利用しました。一部単線区間があり、車窓を眺めながらのんびり旅を楽しみました。

奈良県の吉野に行くために京都駅から橿原神宮前駅まで乗車しました。特急、急行、普通列車があり、特急は急行より15分ほど早く到着しますが、特急料金が920円取られるため、急ぐ旅でもないため急行を利用しました。新しい車両だったのかもしれませんが、到着駅が近づくと車内にあるデジタル案内板に、ホームの階段の位置や乗換列車のホーム案内が提示されました。初めて利用した人にとって、とても親切な案内板だと感じました。

桜の時期に哲学の道を若王子橋から法然院橋まで歩きました。休日午前８時半過ぎに若王子橋に着きました。橋のそばに哲学の道散策のしおりが置いてあったのでもらい、利用しました。さすがに観光客は少なく、犬の散歩をする人や自転車で通る人がいました。疏水の片側や両側に桜があり、静かな雰囲気でした。石橋が架かっている場所は桜がみごとで見とれてしまいました。疏水沿いの立派な塀や斜面の木々なども桜を引き立てているように感じました。近くの寺院を拝観した後に哲学の道に戻ると、人出が多くなっていました。

JR京都駅中央改札口横の京都駅ビル専門店街The CUBE南館１階です。JRや近鉄の改札口周辺に多くの土産物専門店街があります。滞在中、各土産物店に何があるか寄りました。京小町は人気商品を取り揃えている印象です。別の店で売り切れていた品があったことから、今回はいくつか菓子を購入しました。レジを待つ列は長いですが、数台あるので意外に早く会計できました。8時半～20時の営業で利用しやすかったです。

平安神宮の朱色の大鳥居の近くにあります。１９０９年に関西近代建築の父と言われた武田五一の設計した旧館部分をファサードとして保存しています。縦に長い大きな窓部分や塔のようにも見える隅の柱部分、重々しい外階段など見どころがある建物です。新館は旧館を引き立てるミラー硝子のような印象です。京都市役所本館と共に武田五一の建物は見ごたえあります。