ぷーちゃんさんのクチコミ(132ページ)全14,871件

メトロ千代田線・千駄木駅１番出口から10分ほど、閑静な住宅地に建つ美術館です。個人宅の一部を使用している美術館のようで、館内には大正から昭和にかけて活躍した挿絵画家・磐田専太郎さんの原画や美人画が展示されています。目立ちにくいですが、物語や小説をより楽しく臨場感あふれる作品にするのに欠かせない挿絵です。興味があり訪れる際は、美術館の名称どおり、金土日曜日の午後のみ開館しているので気を付けてください。

ツツジの時期に合わせ訪れました。平日だったにもかかわらず多くの花見客が鑑賞にやってきていました。つつじはほぼ満開で、入苑料を払って苑内からツツジを観賞することもできますが、神社の境内からも十分ツツジの美しさを観賞することができました。境内からはツツジ苑全体を眺められ、つつじの美しさを堪能することができました。神社内には6基の庚申塔が一つにまとまった庚申塔や、朱色の鳥居が続く乙女稲荷神社、徳川家康の胞衣塚、徳川綱重の屋敷に祀られていた駒込稲荷神社などもあり、重要文化財に指定されている本殿や銅燈籠、唐門、楼門以外にも、歴史を感じる史跡や建物が残っています。

昼食後にオレンジ通りを散策していて見つけた天ぷらの店です。通り沿いから少し奥に建っているため目立ちませんが、重厚で趣ある蔵のような建物の外観に目を奪われました。明治3年創業の老舗天ぷら店で、利用したかったのですが、昼食後だったため今回は諦め、次回浅草散策の際に利用しようと思いました。落ち着きを感じる外観からして、料理のおいしさが楽しみです。

1649年に浅草寺の東門として建てられ、太平洋戦争の際にも焼けずに残った、現在重要文化財に指定されている二天門手前に置かれている、手を清めるために使われた手水鉢です。現在は使用されていませんが、側面に1777年と刻まれていることから、江戸時代から使用されていたとのことで、ロマンが感じられる手水鉢です。多くの観光客は二天門に注目し、手水舎には目を向けません。歴史ある手水舎なのに残念です。

浅草仲見世商店街の2本西にあるオレンジ通り沿いに建つ浅草公会堂の入口付近に、芸能界の振興に貢献した方たちの手形が並んでいます。オレンジ通り沿いの花壇付近にも手形が飾られていて、全部で350名ほどの手形と名前が連なっています。修学旅行で訪れた旅行生たちが、知っている芸能人の手形を見つけ、自分の手と手形を合わせ楽しそうにしていたのが印象的でした。

浅草を訪れた際に、久しぶりに新仲見世を歩きました。仲見世商店街と交差するように造られている商店街で、アーケードが設置されているため、仲見世に比べやや薄暗く感じられます。通路の両側には老舗の店と新しい店が交ざり合って建ち、通路の正面にはスカイツリーがそびえ、浅草らしさと新鮮さが感じられる商店街です。

雷門周辺に5軒あるスイートポテトと大学イモを売っている店です。購入目的で10時ごろに伺いましたが、開店が11時ということで、9時からオープンしている伝法院東通店で目的の物を購入しました。スイートポテトはバターとミルクがたっぷり入っていて食べやすく、菜種油で揚げた大学イモは、蜜がたっぷり絡まれていて、どちらも美味しくいただきました。限られたエリアに5軒も店を出すほど、さつま芋が人気商品であることにびっくりしました。

かつては新仲見世に建っていたスイートポテトと大学イモの店ですが、現在は仲見世商店街に移転しています。雷門周辺にある5軒のうちの1軒で、伝法院東通店とともに朝9時からオープンしています。仲見世という人通りが多い場所にあることから、多くのお客さんが並んでいるかと思いましたが、購入しているお客さんは少なく、東通店は待ち時間が発生するほど長い列ができていました。東通店の方が人通りが少なく、店の前に食べられるスペースもあり、購入しやすいのかもしれません。

雷門周辺に5軒あるうちの1軒です。明治9年創業のスイートポテトや大学イモを販売している店で、川越にあったさつま芋問屋さんが始めました。スイートポテトはバターとミルクがたっぷり入っていて食べやすく、菜種油で揚げた大学イモは、蜜がたっぷり絡まれていて、どちらもさつま芋好きの方にはおすすめです。5軒ある店の中では、比較的観光客が少ない通りに建っていることもあり、並ばずに購入することができます。

友人との昼食の際に、折詰すき焼きを初めてデリバリーしてもらいました。肉の量と部位の違いを知りたくて、普通の量のものと肉増量のもの、黒毛和牛のモモを使用したものと肩・ウデを使用したものをオーダーしました。モモを使用した肉は肩・ウデを使用した肉に比べ、やや硬さはありましたが、脂身が少なく感じられました。価格は肩・ウデの方が高いですが、どちらが良いかは好みの問題だと思いました。肉の量を含めご飯の量は、女性でも少なく感じられ、オーダーする際は肉もご飯も増量がおすすめです。タケノコや椎茸、しらたき、豆腐などは上品な味付けで、今半らしさが感じられました。デリバリーのランチとしてはやや高価ですが、肉の柔らかさや総菜の味付けは満足できるもので、再度利用すると思います。

JR御茶ノ水駅聖橋口から150mほど、1891年に建てられた日本ハリストス正教会の聖堂です。日本に正教会を伝えた聖ニコライに因んで名付けられました。石垣の上に建つ堂々とした聖堂で、大きなドーム型の屋根と心地よい音色が響く鐘楼が特徴で、お茶の水の街を象徴する歴史ある建物だと思います。

神田明神を参拝し御茶ノ水駅に向かう途中、聖橋の上から川を眺めました。井の頭公園から隅田川まで全区間開渠という都心では珍しい川で、散策していると色々なところで川の流れと出会います。聖橋からは、右手にJRが、川を横切るようにして丸ノ内線が走り、遠方には秋葉原のビル街や昌平橋が見渡せます。左手には緑豊かな湯島聖堂の築地塀が眺められます。学生時代から眺めていた景観で、昔を思い出し懐かしく感じられました。

神田明神を参拝し御茶ノ水駅に向かう途中に立ち寄りました。1690年に徳川家綱が儒学振興のために建てた建物で、明治時代まで文教センターとしての役割を果たしていたとのことです。明治に入り文部省や国立博物館、師範学校、女子師範学校、国立図書館などが置かれた歴史があります。現在は敷地内には、1704年に建てられた入徳門の他、杏壇門や孔子廟、回廊、講堂、孔子銅像などが建っています。新緑がきれいな時期だったこともあり、静かで落ち着いた聖堂内でした。

神田明神文化交流館の裏手にある西門を出たところに建つ木造の趣ある建築物です。昭和2年に建てられたもので、材木商を営んでいた遠藤達蔵氏の生家です。氏子総代や神田明神責任役員などを長く務めた方で、建物内は屋久杉が使われ、随所に当時の職人の技を見ることができます。平日はカフェとして使用され、企画展が行われるときは所蔵する美術品を間近で見ることができます。

土産物を売っている文化交流館の裏手、神田明神西門を出たところに造られている小さな広場です。遊具としては幼児用のアスレチックすべり台があるだけですが、桜や柳、つつじが植えられ、トイレやベンチも設置されていて、訪れる人も少なく、隠れた休憩場所と言えます。公園隣には平日カフェとしてオープンする、昭和2年に建てられた趣ある木造建築物も建っています。

神田明神の社殿裏手に造られている階段状の参道です。階段の下には裏参道と書かれていて、明神会館横の明神男坂と区別されています。女坂も男坂も急な階段で、女坂は狭く階段の両側にはツツジが植えられていました。男坂は急で、女坂はなだらかな道かと思っていましたが、どちらも70段ほどの急な階段です。階段を避けたい場合は正面の随神門から入ることをおすすめします。

730年創建という大変歴史ある神社で、都心の108町会の総氏神として、2年に1度行われる神田祭でも知られています。表参道入口に建つ大きな鳥居、鳥居の先に建つ朱色に輝く堂々とした随神門、総漆朱塗、権現造りのどっしりした社殿、社殿の周りに鎮座するいくつもの摂社や史蹟、碑など、歴史ある神社にふさわしい建造物が点在しています。社殿横にはあかりちゃんと名付けられた神馬も飼育されています。拝殿前には参拝する人たちが列を作っていて、今もって多くの人に信仰されている神社であることが実感できました。

水田が多かったこの一帯に都市開発が進められ、区画整理事業により数個の公園や博物館や小学校を造りました。その際に区立郷土博物館に隣接した回遊式日本庭園が造られました。わずかな高低差を利用して川が池に流れ込むように設計されています。訪れた時、白梅がわずかに残っていて、ボケの花が咲いていました。紅葉、桜、ツツジ、藤など季節を感じられる木々が植わっています。利用可能な茶室の臨渕亭が建っています。博物館の白壁瓦屋根と庭園の組み合わせは風情があります。流れる水量が多いためか、流れる音が少し大きく庭園の雰囲気に似合いませんでした。無料で四季折々のこの景色を見られて、近くの人の憩いの場になっているのではないでしょうか。

療養中の外国の友人に、送るために杉養蜂園のドリンク用の蜂蜜のボトルを買いに行きました。以前別の友人がここの蜂蜜ボトルをたくさん買って帰国したので、日本土産としての知名度があるようです。一番人気のゆず蜜とアップル＆ハニーを買いました。店頭でドリンク用を試飲したり、希望すれば各種蜜を試食したりすることができます。スタッフが暑い日にすすめたハニーレモンとアップル＆ハニーを試食して、青リンゴの酸味がさわやかなアップル＆ハニーを買いました。友人が喜んでくれると期待しています。

雷門通りの雷門のはす向かいにあるバス停に面しています。平日休日問わず、いつも店先の歩道に行列がある和菓子専門店です。今回歩道に数人しか並んでいなかったので、並びました。店内にも８名ほど順番待ちで並んでいました。３名のスタッフが客一人ずつに対応して、品を包んで会計をしていました。銘菓どら焼きのあずき、松風３個入り、きんつば２個入りを買いました。どら焼きの生地は軽くふわふわで両面に焼き色がついていて、粒あんは程よい甘さと柔らかさで美味しかったです。男性が進物用に６個入りを３セット購入していたのが納得いきました。黒糖の甘さが際立つ生地で粒あんを包んだ松風は、軽い蒸し菓子のような食感でした。きんつばの粒あんは水分が少なくしっかりした固さで粒あんの美味しさを感じました。リピーターが多く、進物用に買う客がいるのが特徴です。どら焼きが苦手な自分でも軽く食べられた美味しいどら焼きでした。