ぷーちゃんさんのクチコミ(135ページ)全14,871件

大徳寺総門を入り、南へ歩いたところにあります。１５６２年織田信秀の追悼のために創建されました。破頭庭と千利休が豊臣秀吉の希望で作庭したと伝えられている直中庭があります。武野紹鴎好みの茶室があり、庭園と共に春と秋に特別公開されます。山門から手入れされた苔とモミジの木々の前庭を通り庫裡に向かいます。庫裡へ向かう間穏やかな気持ちになれる庭でした。苔の美しい直中庭、すっきりした砂の美しさを感じる破頭庭を静かに観賞しました。

新幹線八条改札口のそばにあります。お茶や菓子などの販売と、テイクアウトのドリンクやスイーツを扱っています。前回京都に来た時、グリーンティーフロートを持ち帰りました。今回は抹茶ラテフロートを注文しました。抹茶の薄い焼き菓子を砕いたものが抹茶ラテに入っていて、抹茶ソフトクリームがのっていました。柔らかなラテの風味が美味しく、しみた焼き菓子は違和感なく食べました。ソフトクリームの抹茶の濃さは程よく、ホテルに戻るまで歩きながら食べました。テイクアウトしたい飲み物です。

今宮神社参道にあるあぶり餅屋です。二軒向かい合わせに建つあぶり餅屋の１軒です。創業４００年ほどで、店内は広いです。きな粉をまぶしちぎった餅を炭火で香ばしく焼き、甘い白味噌たれにつけた一口サイズの餅です。平日午後、行列ができていました。順に空いた席に通され、お茶が出され、２人前を注文しました。しばらくして、２皿のあぶり餅を持ってきてくれました。柔らかく、香ばしく、きな粉と味噌だれの組み合わせが美味しかったです。会計は自己申告でスタッフに声をかけて支払いました。店内のスタッフは忙しく動いていて、支払わずに出ていく客がいても気が付かないだろうなと心配になるくらいの混み様でした。

大徳寺の東にある大宮通にある中華料理店です。はす向かいに古くからの中華料理店があり、新しい店のようでした。店内はカフェのような内装で、軽音楽が流れていました。平日昼、自分たちだけが客でした。酢豚のランチセットとチャーシュー麺を注文しました。セットのご飯はお替り自由でした。少量ずつのサラダ、和え物、ザーサイ、酢豚が洋風のプレートにのっていました。チャーシュー麺はあっさり塩スープで厚いチャーシューがのっていました。チャーシューの数は多かったですが、柔らかいチャーシュー好みの妻には少し硬かったです。近所の人がテイクアウトについて聞きに来ていて、これから地元に利用されていく店のようでした。

西大路通のわら天神前バス停のそばに建つ正式名は敷地神社で、平安時代前の創建です。合祀や遷座を経て、１８４７年に大補修、１９３５年に改修をしました。子授け、安産、こどもの成長にご利益があります。神饌を入れた稲わらで編んだ籠の抜け落ちたわらを妊婦が待ち帰るようになったことから、安産のお守りとして授与し、わら天神宮と言われるようになりました。九か月九日参りの安産祈祷をし、わら天神宮の前掛けを授かります。出産後のお礼参りをした際に感謝の言葉を記した前掛けを本堂の柵に自由に奉納します。たくさんの前掛けが奉納されていました。訪れた平日午前、妊婦さん夫婦が熱心に祈っていました。境内に樹齢千数百年だった杉の幹が祀られている綾杉明神や六勝神社などがあります。安産とこどもの成長を祈る気持ちが溢れている境内でした。

金閣寺の奥の山あいにある農園が桜の時期に一般公開している桜苑です。わら天神宮のそばから原谷苑への臨時シャトルバスが運行しています。訪れた平日シャトルバス始発に合わせて、わら天神前までバスで行きました。満席のシャトルバスに乗り狭い山道を上がり、原谷苑西口に着きました。苑内は斜面を利用した広い敷地に様々な桜、草花が植えられていて、自由に散策することができます。各種桜の下にレンギョウ、ユキヤナギ、ボケ、トサミズキ、ヨシノツツジ、イセヒカゲツツジなどが咲いていて花見ができました。ベンチや東屋が点在していて、座って花を見上げたり、斜面上から花々を見下ろしたりして観賞できます。ウグイスが鳴いていて風情ありました。弁当の持ち込みはできませんが、西口そばの売店で、苗の他、ドリンクボトル・缶ビール・つまみ・赤飯・だんごなどを販売していました。HPで公開期間とシャトルバス運行を調べてから訪れることをおすすめします。

都電荒川線・西ヶ原4丁目停留所に接するようにして建つ、こじんまりしたレストランです。まん延防止等重点措置が解除になって2年ぶりに訪れました。4種類のクラフトビールの飲み比べができ、つまみの種類も多く、ビールがすすんでしまう料理の美味しさです。ビール以外にもワインや日本酒、ウィスキー、サワーなど、アルコール類が豊富です。食事もしっかりした味付けで、燻製ナポリタンは飲んだ後に美味しくいただきました。目立たない店ですが、料理はおすすめできる美味しさです。

泉涌寺の大門をくぐった先を左に行ったところに楊貴妃の像が安置されています。唐の玄宗皇帝が亡き妃・楊貴妃の面影を偲ぶために、香木を使って造った聖観音像です。1255年に中国に渡った湛海律師が持ち帰り、泉涌寺に安置したそうです。重要文化財に指定された目鼻立ちがすっきりした像で、私が訪れた時はどなたも参拝に訪れていませんでしたが、楊貴妃にあやかろうと女性が多く訪れるとのことです。

京都駅新幹線改札口内にある、老舗の漬物や茶、鯖寿司、京風弁当、和菓子、味噌などを販売している店です。老舗中の老舗の商品ばかり販売しているのでやや値は張りますが、食べて美味しく、差し上げて喜ばれるものばかりです。商品の種類は限られていますが、購入し忘れたものがある時や、新幹線の中での食事を購入する際には便利な店です。

1860年創業のお茶の名店です。宇治茶の老舗中の老舗で、京都滞在中に土産物を探した際に立ち寄りました。玉露や抹茶、煎茶、玄米茶、煎じ茶はもちろん、ティーバッグ入りのものや抹茶を使用した八ツ橋、わらび餅、ロールケーキ、チョコレートなどのスイーツも販売しています。土産物として、賞味期限が長い宇治抹茶とほうじ茶を使用したラスクを購入し友人に差し上げました。濃厚なお茶の香りと味で、とても美味しかったと好評でした。お茶やお茶を使用したスイーツが好きな方におすすめの店です。

京都で桜の名所巡りを終えホテルに戻る途中、疲れた身体を休めようとカフェを探していた際に立ち寄りました。店頭に置かれた大きな看板に描かれていたいちごソフトソーダが美味しそうだったのでオーダーしました。ソフトクリームは濃厚で美味しかったですが、ソーダは価格が高い割にイマイチでした。店に2時間まで居て良いと書かれていたことから、客の回転が少ない分、料金が高いのかもしれません。

漬物店・近為でランチをした際に出てきた白味噌仕立てのお碗がとても美味しかったので、どこの製造会社のものを使用しているか尋ねたところ、こちらの会社のものだと教えくれました。京都滞在中、何軒もの土産店で本田の白味噌を目にしたこともあり、東京に戻る際、京都駅の土産店で購入し自宅で味噌汁にして飲みました。京都で味わったのと同じ味でとても美味しく、次はネットで頼んでみようと思います。

JR京都伊勢丹７階にあるこじんまりした美術館です。新幹線乗車まで少し時間があったので行ってみました。当日は平間至さんの音楽と写真をテーマにした写真展が開かれていて、音楽家のや舞踊家の人物写真が展示されていました。難しいことはわかりませんか、今にも動き出しそうな躍動感ある写真が多かった気がします。

JR京都伊勢丹11階にあるうどんすきの店です。関東にも出店していて時々利用していましたが、数年前にすべて閉店してしまったため、京都を訪れた際には必ず利用しています。これまでは看板メニューのうどんすきを食べていましたが、今回はお腹の空き具合からして、うどんすきと同じような具が入っているかやくうどんと京湯葉うどんをいただきました。どちらも京都らしい薄味の出汁にコシがあるうどんが入っていて、相変わらず美味しかったです。早い時期に東京でも復活してほしいと思います。

皇室と関係が深い泉涌寺の別院で、1372年に後光厳天皇が自らの菩提所として、泉涌寺内に建立した寺です。12世紀後半に写経会を始めて以来、現在も写経道場として知られていて、一般の人も重要文化財に指定された本堂で写経を行うことができます。今回見ることはできませんでしたが、歴代天皇の文書や絵画を所蔵しているそうです。落ち着きを感じる木造の山門と静かな境内が印象的な寺です。

1243年創建、泉涌寺の塔頭の一つで、長野の善光寺と同じ姿、大きさの鎌倉時代に造られた阿弥陀如来が祀られています。山門前を通りかかった際に見えた、境内の樹木が美しかったので立ち寄りました。山門近くのコケに覆われた一画には枝垂れ桜が花をつけ、奥にはツツジや紫陽花、水仙などが植えられていました。池では大きなコイが気持ちよさそうに泳ぎ、境内奥には愛染明王が祀られた、朱色に塗られた六角形のお堂が建っていました。草木が手入れされた、静かで心落ち着く寺です。

泉涌寺を訪れた際に立ち寄った、泉涌寺から5分ほどのところに建つ寺です。平安時代に熊野権現から観音像を授かり開創された寺で、後白河天皇の頭痛が治癒したことから、頭痛封じ、ボケ封じ、知恵授かりのご利益があると信仰されています。美しいモミジの中に架かる朱色の鳥居橋を渡った先には、弘法大師に子どもが寄り添っている子まもり大師像や、大師堂前にはボケ封じ観音、山の上には朱色の医聖堂が建ち、創建当時の三重石塔も残っています。令和5年まで続く、草創1300年記念法要が行われていて、歴史ある観音寺に触れることができました。

京都駅八条口からタクシーで15分ほどの、山の麓に建つ寺です。周辺は緑に囲まれ、駅から近いにもかかわらず、観光客が少ない静かなエリアです。天皇家の菩提所で、天皇や親王、皇妃など39の陵墓があります。山門から仏殿に向かって下り参道になっている珍しい寺で、唐獅子や龍、麒麟などの彫刻が施された重要文化財の大門や、徳川家綱によって再建された仏殿、湧き続ける清泉を覆う泉涌水屋形、仏舎利を納めた舎利殿、歴代天皇の位牌が祀られた霊明殿入口の菊の紋が施された唐門、楊貴妃が祀られた観音堂、歴代天皇の遺品や古文書が展示された心照殿などの見どころがあります。花見客が多い桜の名所を訪れた後だったため、緑豊かで静かなエリアをゆっくり参拝することができました。

上賀茂神社の境内にある結婚式場細殿の前にあります。祭神の賀茂別雷神が最初に降臨した神山にちなんだものです。神が降りられる憑代です。鬼門や裏鬼門に砂を撒き清める風習は、この立砂信仰が起源です。清めの砂の始まりです。今回京都で訪れた寺院の庭園で、立て砂を清めの砂と説明してくれたスタッフがいました。上賀茂神社の立て砂が始まりと知り、知識が広がりました。