ぷーちゃんさんのクチコミ(131ページ)全14,871件

根津神社境内にある西の斜面にツツジが一面に植えられています。花が咲く期間、つつじまつりが開催されます。平日午前に訪れました。行列用のロープが入口に張ってありましたが、ほとんど並ぶことなくつつじ苑に入れました。赤を中心として、白、ピンク、サーモンピンクなどの色とりどりのツツジが咲いていました。見上げるほどの高さの木もありますが、ほとんどは目の高さの木で歩きながら観賞しました。花一つ一つを観賞するなら苑内で、斜面を覆う丸く刈りこんだ色の美しさを観賞するなら参道の神橋あたりからがいいと思います。密にならずにゆっくり愛でました。

本郷通りの向丘１丁目交差点近くに建つ浄土宗寺院です。山門脇にとうがらし地蔵の説明板が立っています。１６０５年に創建され、１６１７年に現在地に移りました。銅板葺屋根の本堂の前にとうがらし地蔵の新しいお堂がありました。境内は広く、駐車場や寺所有と思われるアパートがいくつか建っています。１７０２年に人々の諸願成就と咳の病を癒すために僧が自ら座禅姿の石像を刻み安置したのがとうがらし地蔵です。戦災後、再建された像は白い石造の地蔵でいかつい顔をして数珠を持っています。咳止めを願ってお詣りしました。

白山上交差点そばの旧白山通りから路地を入ったところにあります。東洋大学の裏手に建つ日蓮宗寺院です。１５９１年に創建し、現在地に１７０３年に移りました。宝塔のような本堂が印象的です。手入れされた松とツツジが本堂前にあり、玉のように丸く刈りこんだツツジに花が咲いていてきれいでした。山門前の道は通学路になっているようで、ガードマンの案内で大学生たちが歩いている静かな環境です。観光寺ではありませんが、大学校舎とのコントラストがきれいです。

江戸通りの東参道交差点から二天門方向へ歩いたところにあります。履物各種と和装バッグなどを扱う問屋です。店頭に特価商品があり、個人客が購入できそうな段ボールに入っていました。男女一般足袋や白紺祭り足袋があることから個人でも利用できそうです。店内には礼装用高級草履バッグセットがありました。花緒のすげ替えや足に合わせての草履の調整を行ってくれるようです。舞台用の履物から祭用や踊り用のものまで揃っています。興味のある方は寄ってみてはいかがでしょうか。

雷門向かいの浅草文化観光センターの東側のブロックにある刷毛専門店です。明るく見やすく展示してあったので、気軽に入りました。化粧用のブラシ、歯ブラシ、筆、座敷ほうき、髪ブラシなど色々なブラシがありました。手植えブラシ、機械植えブラシと品によって分けて表示してあり、手植えを基本としたこだわりを感じました。花瓶の底を洗うブラシ、徳利用ブラシ、急須の口用ブラシ、ストロー用ブラシなど目的別のブラシに驚きました。墓石の文字洗いブラシ（苔落とし）までありました。墓参の時、気になっていたので、即買いました。気に入った髪ブラシは猪と豚の毛で作ったブラシで、頭皮への刺激が気持ちよかったです。高かったので今回は我慢しましたが、いつか買いたいです。見本があり、手に取り試すことができるので、ブラシに興味ある方は訪れてはいかがでしょうか。。

雷門から仲見世に入って左側の４つ目のブロックにあります。主に箸を販売していますが、各種箸置き、扇子、招き猫、根付け、タペストリーなど和小物も扱っています。普段使いの各種塗り箸があり、店の奥に職人手作りの高級箸があります。手作り箸は木の材質や職人の紹介がありました。一見すると土産物店のようでしたが、箸へのこだわりを感じました。

雷門から仲見世に入って右側の３つ目のブロックにあります。和装小物の専門店で、和装の下着が店の奥に色々あります。半襦袢や腰ひもなど、気軽に店内に入り選べます。着物好きの女性を対象としているので、可愛い柄や色の物がありました。着物に縁遠い妻は和装小物の種類に驚いていました。

雷門から仲見世に入って左側の３つ目のブロックにありましたが、シャッターが閉まっていて雷門店は営業中の貼り紙がありました。隣の店に場所を聞いて、雷門店へ行きました。雷門柳小路と仲見世通りの裏通りの角にあります。店頭に民芸うちわの見本が並んでおり、店内に舞で使うような高級扇子が展示されていました。海外向けのオブジェとしても美しい扇子もありました。味のある民芸うちわは魅力的でした。

雷門から仲見世に入って右側の２つ目のブロックにあります。箸専門店ですが、九谷焼の品も扱っています。各種塗り箸、若者向きのかわいらしい箸、高級箸、夫婦箸セットなどがあります。名入れができます。箸置きはかわいい物からフライパンやエビフライのような面白い物や高級箸置きセットなどがあります。マイ箸用のかわいい箸ケースは女性向の物でした。どの箸も見やすく手に取りやすい展示をしていて気楽に入って、見たくなりました。

浅草雷門のはす向かいに建つビルにあります。訪れた平日午前、修学旅行生の何百人という団体が次々と仲見世に入っていき、久しぶりに活気ある仲見世とは対照的に人のいない静かな文化観光センターでした。仲見世の某店舗に行ったら、シャッターが閉まっていて、雷門店は営業中の貼り紙がありました。場所がわからず、文化観光センターに行って聞きました。１階の入口にスタッフが１名、案内カウンターに３名いて、調べてくれました。浅草観光案内図にマークを記入して、場所を教えてくれました。丁寧な応対と、分かりやすい説明でした。コロナ禍前に訪れた時は国内外の観光客が多く訪れていたので、静けさに驚きました。

西武池袋本店地下１階にあります。以前法事用に購入したことがあり、いつか自分用に買ってみたいと思っていました。今年、妻が母の日で花点心京茶漬をもらいました。自宅用に買うには高級茶漬で、食べたことがなかったので、二人で喜びました。京都らしいゆばと自分の好きなかにの２種類をもらいました。小さな四角い湯葉が入っていてかつおだしの効いた湯葉茶漬と甘いかにのほぐし身が入ったかに茶漬でした。自分でも満足するご飯多めの一杯分にちょうどいい味付けでした。意外と濃かったです。

JR御茶ノ水駅の聖橋口の向かいに建つソラシティの前庭のような場所です。芝生の中にレンガ積の説明碑が立っていました。本郷通りと幽霊坂に挟まれたこの一帯は、関東大震災後に整備されたようで、昭和１０年代は子どもの遊び場だったことが記されています。石積みされた上にある土地は軍艦の先端部分に似ていたから軍艦山と言われたのかなと想像を膨らませました。向かいのニコライ堂がよく見える芝生に、磨かれた石のベンチと本郷通り側にテラスがあり、ちょっとした休憩所になっています。説明碑に使われている煉瓦は岩崎彌之助邸擁壁のレンガを再利用したもので、風情があります。ビル街になった町の歴史を伝える所です。

神田明神の門前、湯島聖堂に面した角にあります。休日午前に神田明神に参拝した帰りに寄りました。以前、店内で売っている甘酒、柴漬け、納豆、和小物土産などが珍しく訪れました。今回、店頭で甘酒を紙コップに注ぎ売っていたので寄りました。１０時台で、すでに多くの甘酒を販売しているのが、ビニール袋に入った使用済みの紙コップの量で分かりました。参拝者やジョギング中の人などが次々と飲んでいました。店の左に喫茶部があり、甘酒セット、くずもち、あんみつ、かき氷などを提供しています。甘酒をかけた氷甘酒があるのが特徴です。参道に面した建物の壁に、現在も地下６ｍの室で糀を作っている説明書が貼ってありました。甘酒は優しい甘さでした。疲労回復効果で見舞いに喜ばれていることに納得しました。

JR御茶ノ水駅から神田川に架かる橋です。以前訪れた時は工事中だったので、完成した姿を見たくて訪れました。御茶ノ水駅聖橋口から湯島聖堂脇へ行く聖橋は、車道と歩道の間のガードと石を積んだ欄干がすっきりしていて明るい感じです。磨かれた厚みある石は上部に丸みがあり、温かい印象です。聖橋から丸ノ内線の赤い車両が通過するのが見えました。前日の雨で濁った神田川との色の対比がおもしろかったです。

昌平橋通りから神田明神境内に入る石段坂です。神田明神の東門に上がります。幅は広く、真ん中に手すりがあります。手すりの支柱はイチョウの葉がデザインされています。上がった右に赤茶色の磨かれた石柱があり、神田明神男坂門と刻まれています。両脇にマンションやビルが建っていました。６８段を一気に上がるのはきつかったです。社殿後ろにある女坂もきつい石段でした。

神田明神の境内に建つ地下１階、地上４階建ての建物です。社務所が入口にあり、参拝受付や神札授与所になっています。入口そばに総合受付があり、神田明神土産を売っている販売店や食事ができるカフェが１階に入っています。地下１階のスタジオで開催される落語界の案内がありました。２・３階は神田明神ホールで会議やイベントなどに貸し出しています。１階売店に季節柄の手拭いやハンカチやタペストリーなどがある他、地酒・地ビールやクッキーなど神田明神の名入りの土産物もあります。神棚、清めの塩、持ち塩、各種御朱印帳などがあります。神道・神社についての入門書や解説書、全国各地の神社についてのガイド本など、様々な本が揃っているのが一番の特徴です。布教活動をする神田明神を感じました。

神田明神の境内に隣接する宮本公園にあります。説明板がありました。神田で銅や真鍮を扱っていた商家の三谷長三郎は明治時代に家業を発展させて財を成した人です。地元神田区の学校教育のために貢献したその偉業をたたえて、神田明神の境内に１９３４年に胸像を設立しました。その後、境内整備のために現在地に移設したことなどが記されています。数多くの作品を残した北村西望に依頼して造られた像は、台座を含めると３ｍほどです。公園で遊ぶ子供たちを見守りながら、まなざしは遠くを見据えていました。

メトロ南北線・本駒込駅と東大前駅の間、本郷通り沿いに建つ浄土宗に寺院です。山門横には高さ５mほどの色鮮やかな布袋尊が祀られ、本堂までの参道には大きく枝を拡げた桜の木が並んでいます。本堂入口には、浅草雷門を思わせる大きな提灯が掛けられています。今回見ることはできませんでしたが、日本一大きな木魚も置かれているとのことです。桜の季節がおすすめの寺院です。

根津神社の裏門を入り右手に建つ稲荷神社です。根津神社が遷都される以前に、現在の地にあった徳川家宣の父・徳川綱重の屋敷に祀られていた社だそうです。社殿の前には岩に乗ったたくさんの狐が飾られています。ツツジ苑から朱色の乙女稲荷神社、千本鳥居を通った先に建っているため、参拝する人も多く見られました。どのようなご利益があるのかわかりませんが、歴史的に貴重な建物だと思います。

根津神社のつつじを観賞した帰りに立ち寄りました。神社の裏門から3分ほど、日本医科大付属病院横の道を入ったところに、説明が刻まれた大きな碑が建っています。漱石がイギリス留学から帰国後、3年10か月住んでいた、猫の家と呼ばれた家があったところで、碑のそばには2匹の猫の置物が置かれています。近代文学史上、貴重な史跡だと思いますが、目を向ける人はほとんどいませんでした。