ウェンディさんのクチコミ(103ページ)全2,269件

2011年12月−2012年1月（年末年始）にボリビアを旅しました。

訪れたのは、ラパス・ウユニ塩湖・チリ国境付近の湖・太陽の島（チチカカ）です。
現地の季節は夏で・雨季ですが、標高が高いので基本的には日本の冬の装備+半袖TシャツでOKです。
朝・晩と日中の温度差が激しいので、半袖T-シャツ、長そでシャツ、トレーナー、フリースまたは保温性の高いジャケット（ダウンジャケット等）、防水性のあるジャケット等の重ね着ができるように準備しておくとよいと思います。
どこに行っても、紫外線が強いです。防寒対策とともに、帽子・サングラス・日焼け止めの3点セットは必須です。

各地の天気と服装

ラパス
3泊しましたが、3日とも夜半に雨が降りました。雨は明け方近くまで続き、朝は霧がかかっている日もありました。AM4：30の外気温はEl Alto国際空港付近で2℃でした。
日中は晴れて太陽が出ると、暑く感じます。
欧米人の旅行者はタンクトップ+短パンでラパスの街を歩いていました。

ウユニ塩湖
朝・晩冷え込みますが、ラパスほどきつい冷え込みではありません。しかし、塩湖の上にいる時に風が強いと、寒いです。
特に塩湖の中の塩のホテルPlaya Blancaに宿泊予定の方は暖かい上着が必要かと思います。
夜は雨が降っていました。

チリ国境の湖地帯
今回の旅の中でも一番高い標高の場所でした。
Refugio(山小屋・避難小屋)に宿泊しましたが、寝袋は必要ありませんでした。Refugioにもランクがあるようですので、事前に旅行会社に寝袋の必要の有無を確認する方がよいと思います。
朝・晩は寒いです。特に朝は早朝出発となるので、ダウンジャケットがあると暖かく過ごせます。
今回、私はラグーナ・ベルデで1時間近く過ごしましたが、ダウンジャケットがなければ、1時間は厳しかったと思います。
日中は晴れたり・雨が降ったりと天気はコロコロ変わっていました。

太陽の島
ダウンジャケットは持たずに、フリース+防水性のジャケットで過ごしました。天気がよかったので、トレッキングの時も寒くはなかったですが、Altiplano地帯は天気が崩れると夏場の日中でも10℃を下回るそうです。

雨季ですが、風が強く、肌が乾燥します。
女性に限らず、保湿クリーム・リップクリームは持っていく方がよいと思います。

参考までに、天気や服装のわかる写真をピックアップし、服装のコメントを付けました。


また、ウユニ塩湖は、雨季と乾季のどちらがベストシーズンかで悩む方も多いと思います。
ウユニ塩湖観光の乾季と・雨季のメリット・デメリットを下記の口コミにまとめてみました。
ウユニ塩湖のベストシーズンについての口コミ↓
http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/bolivia/uyuni/kankospot/10424425/tips/10578872/

旅行記
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ティワナク遺跡　http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/album/10637661/
ウユニで人さらい?? http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/album/10637723/
チリ国境までの湖めぐり　http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/album/10638094/
ラパス市内観光　　http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/album/10638521/
太陽の島でトレッキング　http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/album/10639292/

ペトラ遺跡には博物館が二つある。
ひとつは、ペトラ考古学博物館、そしてもう一つはペトラ洞窟博物館。

ペトラ考古学博物館は、エド・ディルへの登り口にあるレストラン・バシンの裏にある。ここには、古代のレリーフや壺、水道管等の大物の出土品が展示されていて、古代ナバタイ人の生活の品々や遺跡の装飾品を眺めることができる。
しかし、もう一つのペトラ洞窟博物館は地図に名前しか載っていなく、見落とされがちだが、私のお勧めは洞窟博物館の方。

ペトラ洞窟博物館があるのは、ナバテアンレストハウスのある岩山の上。
一見するとベドウィン住居のように見えるが、よく見ると岩の切り口はきれいな四角。そして、窓にはガラスが嵌まっている。最初、岩山にガラスが嵌まっているのを見た時は岩山の岩窟住居を現代風にリフォームした裕福なベドウィンがいるのかと思ってしまった。

洞窟博物館への登り口も手書きの看板で分かりにくく、更に博物館の入口の場所の案内もかなりいい加減。私達は、入口を見つけられずに、入口を通り過ぎ、後の岩山の奥まで行ってしまった。

洞窟博物館の中には、古代の装飾品や土器が展示されているが、ここで注目したいのは洞窟博物館の名前の由来ともなっている洞窟そのもの。
オレンジ・茶色・黒・ベージュ、赤…様々な色の岩が壁にマーブル模様を描いている。
博物館の壁の色合いは、他の遺跡で見た岩とは色も質も雰囲気が異なり、なかなかのモノ。

ペトラ遺跡で時間に少しだけ余裕がある方にはお勧めの場所だ。

2014年1月の情報です。

犠牲祭壇からワディ・ファラサを経由し、カスル・アル・ビントへ抜けるWadi Farasaトレイルは、美しい岩の宝庫です。

マーブル模様の岩に彫り込まれた“庭の墓”、“カラード・トリクリニウム”、“ローマ兵士の墓”、“ルネッサンスの墓”等様々な遺跡がマーブルの岩に彫り込まれています。
特に庭の墓の前にあるカラード・トリクリニウムはペトラ遺跡でただ一つ、建築物の中にも柱が彫り込まれ内装が施されている遺跡で、必見！

遺跡以外にも、階段が彫り込まれた自然の石、階段脇の石壁のマーブル模様も美しく、歩いているだけで楽しくなってしまうトレイルです。
景色的には下から登るよりも犠牲祭壇側より下る方が、見晴らしも良く、景色も楽しめると思います。

2013年12月にワディ ラム自然保護区を訪れました。

ウンム・フルース石橋を登るのはそんなに難しくはありませんが、最初の上りの4ｍ位がかなり急で、グリップの強い靴底でないと滑ります。
今回は70歳の母が一緒でしたので、ベドウィンのお兄さんの手をお借りして登りました。
彼らは一番登りやすいルートを知っているので、一人で登るのが心配な方はお手伝いしてもらうと安心かもしれません。（お手伝いしてもらった場合はチップの上乗せを忘れずに）

登る時間は10分くらいですので、あっという間。
橋の上は1ｍ位の幅もあり、そんなに怖くありません。
橋の上から見る砂漠の景色は下から見上げる風景とは一味違った風景。

準備運動をしてから（←コレ、重要です！）是非、橋登りにチャレンジを！

ビザンチン教会の見所の一つは、6世紀頃に作られたモザイク模様の床。
このモザイク画は、旧約聖書のノアの方舟の物語を表していて、乗せられたつがいの動物たちがモザイクで描かれている。
色が綺麗に残ったモザイク画は、岩を削って造られた遺跡とは異なる美しさ。

モザイク画の縁かがりの鎖模様もカワイイ。

ペトラバイナイトのゲートへの集合時間は、20：20が公式な時間。
でも、少し早めの時間にゲートへ行くのが正解。
その理由はペトラバイナイトでの着席位置。
蝋燭が灯されるエルハズネ前の広場にはゴザが敷かれ、参加者は先着順にそのゴザに座りペトラバイナイトを楽しむ。
しかし、ゴザのスペースには限りがあり、遅く並んだ人はエルハズネを背にする形で着席する席になってしまう。

蝋燭の灯に浮かび上がるシークを歩き、シークから覗くエルハズネの姿は昼間以上に感動的。

ペトラバイナイトは、ベドウィンの方の挨拶で始まる。
ベドウィンに昔から伝わる楽器が演奏され、そして演奏に重なる様な歌が遺跡に響く。
その歌声は、草原を風が吹き抜ける様な透明な音でもあり、岩の間を風が吹き抜ける様でもある声。どこか遠くの草原地方の詠唱に似ている。

切り立つ岩肌から覗く空には無数の星が瞬き、声と弦が織りなす協奏曲。

派手な演出はない素朴なライトアップだが、行く価値はある。

【開催概要】
2014年1月現在の開催は月曜・水曜・木曜。
入場料は、12JD。
チケットは、モーベンピック沿いにあるオフィス(Nabatean Hammam隣)で16:00～購入可能。

【冬に行く場合の装備＆注意事項】
ダウンのような保温性の高い防寒服・手袋は必須。
ゲートに入ってからの約2時間は、お手洗いには行けない。

2014年1月の情報です。

2ndサークルの近くに位置するベルビュー ホテル(Bell View Hotel)の1階にはちょっと素敵なアラブのお菓子を販売するお店が入っています。
アラブのお菓子というと、あまったるいイメージですが、実際は上品な甘さのお菓子も多くなかなか美味しいです。

このお店では、店頭に並ぶ小さなアラブ菓子をセレクトし、箱に詰めてもらうことも可能なので、ちょっと珍しいアラブ菓子として、職場へのお土産等には向いていると思います。
私は夜8時位に行ったので選べるお菓子が少なくって買えなかったのですが、お店のおじさんが出してくれた試食のクッキー、とっても美味しかったです。

ヨルダンのお土産の一つに死海グッズがある。
死海の石鹸・バスソルト・クリーム・泥パック…。女性には目がキラキラしてしまう物ばかり。
でも、これらの死海の塩製品、お土産屋さんで買おうとすると案外高く、腰が引けてしまう価格だったりもする。
しかし、空港の免税店だったら、アンマンや死海のお土産屋さん価格の約半額。ただし、すべての商品があるわけではないので、どうしても欲しいものは市内のお土産屋さんで買う方がいいかも。
空港免税店では王室御用達のRivageの石鹸が4JD、バスソルトが2JD～で購入できる。免税店では泥パックも6JD～と安いのだが、液体物である泥パックは乗り継ぎがある日本便には持ち込めない。（市内のお土産屋さんではRivageのBodyパックが15JD位）

また、空港ではアラブの高級菓子であるHolyland Barazekのお菓子も箱で売っているので、職場等のお土産にも最適。ただし、このHolyland Barazekのお菓子、箱に書いてある消費期限は3か月～半年となっているが、内包装に封がしていなく、外気が絶えずお菓子に触れる状態で梱包されている。乾燥材等も入っていないので、湿度の多い時期は、早めに食べてしまう方が安全と思う。

免税店ではヨルダン通貨(JD)と米ドルで金額が表示してあり、通貨も両方とも使うことができる。米ドルの場合は、お釣りを米ドル紙幣で受け取ることも可能。

2014年1月の情報です。

ジェラシュ遺跡は街道に立ち並ぶ列柱の景色が有名ですが、他にも見処は沢山あります。
南劇場の最上階から眺める遺跡の風景、ゼウス神殿の天を衝く柱、アルテミス神殿の美しい柱の装飾、そして幾何学模様が美しい聖コスマス・ダミアヌス教会のモザイク画。
これらをゆっくり見て回ると、1時間では全然足りません。

遺跡の好きな方ならば半日は楽しめる場所です。

2014年1月の情報です。

インターコンチネンタル アンマン ホテルはアンマンでも屈指の由緒あるホテルで、部屋も広く使いやすかったです。
部屋には500ｍＬのミネラルウォーターが2本ついていて、電気ポットも置いてあり、部屋での居心地の良さを求める方にお勧めです。
Wi-Fiは有料でした。

歩いて5分以内にはスーパーは見当たりませんでしたが、八百屋さんや雑貨屋さんがあるので、水や果物の購入は可能です。

また、ベルビューホテル方向に歩いて行くと、地元の人にも大人気のシュワルマの名店リーム（Reem）があります。
リームのシュワルマは安くって、美味しいです。
ただ、シュワルマの大きさはそんなに大きくないのでお腹がペコペコの場合には、一人2個買うほうがよいかもしれません。

2014年1月の情報です。
ペトラ遺跡に3日間滞在し、朝・昼・夕方の様々な時間帯で遺跡を見てきました。
冬季（1月）にシークの岩肌が美しく見える時間は、私の感覚では午後の早めの時間（お昼すぎ位～14:00位）→夕方→朝の順番でした。

朝8:00（冬時間）位は、シークの中でも岩壁の間が広い部分は光が入りますが、狭いところは完全に陰になり、写真に岩のマーブル模様をはっきりと撮るのはかなり難しいと思われます。

夕方は朝とは逆方向からの入光となるので、岩の色は朝よりもずっと色鮮やかですが、岩肌全面に日光が当たるので岩肌の色が少し白っぽく見えます。

昼の時間帯は、太陽高度が高いので真上近くから日が入り、日が当たる岩は明るく輝き、そしてその光が岩肌で散光する形になり、岩影の部分のマーブル模様もはっきりとします。

個人的にはシークの岩肌のマーブル模様の色合いが一番美しく見えるのはお昼頃だと思います。

2014年1月の情報です。

ヨルダンのダーナ自然保護区Dana Biosphere Reserveには3つの宿泊所があり、ダーナ・ゲスト・ハウスはその中の一つで、ダーナ谷を見下ろす崖の上に立つ小さな石造りのロッジです。

宿泊可能人数も多くはなく、宿泊したい場合には早めの予約が必須です。
この宿泊施設のポイントは、ダーナ谷の景色を一望できる土地に建てられていること。

夕方、ダーナの谷に沈む夕日は、スペクタクルな光景。
夕陽が谷を照らし、夕陽の角度がある一定の幅に入った瞬間、大気中に赤い光が広がり、谷が真っ赤に彩られます。
その瞬間は、言葉が出なくなるほど美しいものでした。
その光景は、宿泊客だけではなく、わざわざその瞬間を見に来る旅人もいる程の絶景。

死海かダーナかと聞かれたら、迷わずダーナと答えてしまうほどの景色、自然が好きな方にはお勧めです。

ただ、冬季はダーナ・ゲウト・ハウスが主催するトレッキングの混載ツアーはお休みのようです。ここのロッジをスタート地点とするガイドが必須のコースは個別にガイドを手配する必要があります。

2014年1月の情報です。

ローマ円形劇場は、ファサード通りにありますが、ファサード通りからだと、下から見上げる形になります。
全体を見たい場合は、宮殿の墓脇から始まるトレイルAl Khubtha Trailの第1ビューポイントから眺めるのがお勧めです。
この道は20分～30分の階段道の上りで、更に進むとエル・ハズネを上から見下ろせるポイントへと行くこともできます。

時間のお勧めは午前中11：00前後。
午後になると陰になってしまいます。

2014年1月の情報です。

ヨルダンのダーナ自然保護区Dana Biosphere Reserveには3つの宿泊所があり、フェイナン・エコ・ロッジはその中の一つで、ダーナ谷を下った谷にある自然の中のロッジです。

私達は、ダーナ-フェイナン・トレイルを歩き、トレイルの終点のフェイナン・エコ・ロッジでお茶を頂きました。
ここのテラス・カフェは紅茶やコーヒーの種類も多く、私が頼んだセージ紅茶も乾燥セージが沢山入っていて、トレッキング後の疲れた体のリラックスにはピッタリの美味しさでした。

また、ここのロッジは冬季でもダーナ自然保護区の混載トレッキングツアーを実施しています。
ロッジのロビーには1週間分のトレッキングツアーの予定が掲載されていて、ガイドツアーもそれほど高くなく参加できそうな感じでした。

冬季にダーナ自然保護区でガイド付きのトレッキングをしたい場合は、こちらのロッジに相談をしてみるといいかもしれません。

2014年1月の情報です。

Dana Biosphere Reserve（ダーナ自然保護区）は、ヨルダン最大級の自然保護区です。
日本での知名度はマダマダですが、欧州、特に英国ではヨルダンと云えばダーナというほど有名な場所です。

ダーナ自然保護区には、Wadi Dana（ダーナ谷）があり、この谷は欧州とアフリカ大陸の継ぎ目に位置する大地の割れ目で、そこにはオアシスがあり、希少な植物が生息し、断崖絶壁に住む野生動物たちが水を求め、谷を下り通ってきます。

そんなダーナの谷のトレイルを歩くこともできます。
トレイルのコースは何本かありますが、ここで紹介するのはセルフトレイル（ガイドなし）が可能なWadi Dana Trailです。

Wadi Dana Trailは、ダーナ村を起点とするトレイルで、道は基本は1本道。ひたすら下る道で、最初の1時間は急な坂道ですが、そのあとは、なだらかな道の連続です。
赤茶色の断崖絶壁の岩壁、オアシスの木々、そしてベドウィン村と、見どころ満載のトレイルでした。
トレイルの終点はフェイナン・エコ・ロッジになり、ダーナ・ゲスト・ハウスからの所要時間は5時間～7時間。
私達は1月にトレイルを歩きましたが、ぽかぽかの気持ちよい天気で、お日様がある場所は日本の4月位の体感気温でした。

2013年12月・2014年1月にヨルダンを旅し、ペトラ遺跡に3日間（実質滞在時間は2日間）滞在し、歩き回り、エル・ハズネを見下ろすポイントへも行きました。

エル・ハズネを見下ろす展望台へのトレイルは、最新版の黄色いガイドブックには　ジャバル・フブサ・トレイルとして紹介されていますが、現地で見た遺跡内の看板には、ジャバル・フブサ・トレイルの名前はありません。
また、頂上付近の道も分かりにくく、私達も頂上付近で道迷子になり30分以上彷徨ってしまったので、今回、トレイルの詳細を写真付きで紹介します。

【トレイルの出発地点】
王家の墓の一番左端にある宮殿の墓のすぐ前にある標識で、この標識にはどこにもジャバル・フブサ（Jabal Khubutha）の名前はありません。
ここで従うべきは、Al Khubtha-Trail。この矢印の方向に向けて歩きます。

【ローマ円形劇場が見えるViewPoint】
ローマ円形劇場が見える第一ViewPointまでは、ひたすら階段道です。そんなに急登ではないですが20～30分間の上りが続くので、焦らずに登ってください。

【ベドウィンの小屋】
更に山を登るとベドウィンの小屋があります。
小屋まで来たら、小屋脇の階段を下り、すぐに右折します。
この右折の処には全く看板等は無く、道もなんとなくの道ですので、足跡・草の踏み跡をよく見ていないと見落としがちです。
小屋→階段→右折の行程間隔は1分間位です。

【右折をしたら、まっすぐ直進】
右折後は、そのまま、まっすぐ直進します。
5分くらいで、ヨルダンの国旗が見えてくるはず。
そこがエル・ハズネを見下ろすビューポイントです。

ビューポイントまでは上り40分～60分位、下り20分位です。
ガイドブックに書いてある往復2時間という所要時間はビューポイントでの滞在時間込だと思われます。

【おまけの情報】
第一ビューポイントに行く階段道の途中に、階段の両側が石の壁で覆われている場所があります。
ここは、手を叩くと音が反響するポイント。
古代のナバテア人がわざわざ作った石の壁の反響の間。
何か意味があるのかもしれません。

リトル・ペトラはペトラ遺跡からは車で約15分。
入場料等は必要ない。
リトル・ペトラに入り、小さなシークを抜けると左手に大きめの神殿が現れる。
でも、壁画があるのは此処ではなく、更に先へ行ったところ。

先に進むと、3階建ての遺跡がある。
ぱっと見は、そこに壁画があるようには見えないが、3階部分の天井に色鮮やかな壁画が残っている。葡萄の蔦、天使、花が描かれ、イタリアの絵画を見ている様。

この壁画だけが目的ならば、20分～30分あればリトル・ペトラを巡ることができる。

王家の墓の中で必ず行くべきなのは壺の墓。
4つある（離れたセクス…の墓まで入れれば5個）ある墓は、外観上はそんなに変わりないように思えるが、壺の墓の内壁のマーブル模様は美しく、時間がない場合でもコレは押さえるべき。

壺の墓は3階建て構造で、細い階段を上り下りするので、団体ツアー客が来る時間帯は込み合ってしまい、ユックリと内壁を楽しむこともままならない。
個人で行くならば、午前中の早い時間の方が空いているのでお勧め。

2013年12月～2014年1月に70歳の母と共にヨルダンを旅し、ペトラ遺跡に3日間（実質滞在時間は2日間）滞在し、歩き回ってきました。

エド ディルへの階段道を歩き始めたのはお昼過ぎの13：00頃。
階段はところどころ急な場所もありますが、疲れを感じる前に休憩をとるペースで歩けば、70歳の母でもなんとかエド ディルまで歩けました。ただ、それはシーズンが冬だったからという事もあると思います。エド ディルまでの道は、日陰のない炎天下。日差しの強い真夏は、年配の方には厳しいと思います。
エド ディルまでは、1時間15分かかりました。
上に到着時には、母も息切れをしていたので、到着してからの休憩は重要です。

エド ディルの前にはお茶屋さんがあり、コーヒーやベドウィン・ティ、スナック菓子を販売しています。ここのベドウィン・ティは3JＤと下に比べたら3倍の価格ですが、凛々しいエド ディルを眺めながら飲むお茶は、最高に美味しいのでおすすめです。お茶に入れるハーブの種類にはミントとセージがあり、好きな方を選べます。

お茶屋さんの背後には、もう一つ高い丘があり、丘の上からエド ディル、そしてペトラ遺跡の山々を眺めることができます。余力がある場合には、是非こちらも足を伸ばしてみると更に楽しめます。

そして1月の頃は、エド ディルに西日があたり遺跡が輝き始めるのは15：00（冬時間）頃。夕方が近づくと遺跡の陰影が徐々に深くなり、色合いも白っぽい色から薔薇色に変化し始めます。日が傾くまで遺跡の色の変化を見ていたいのですが、それはできません。
ペトラ遺跡のゲートの閉門時間は日没の時。この時期の日没は16:30。
どんなに遅くとも15：00過ぎにエド ディルを出発しないとゲートに16：30にはたどりつけません。

エド ディルからの下り（カスル・アル・ビント）までは30分見ておけば十分でした。

2014年1月の情報です。

ペトラ遺跡に3日間（実質滞在時間は2日間）滞在し、歩き回ってきました。
ペトラ遺跡にはガイドブックに紹介されているトレイルが何本もあり、この犠牲祭壇を巡るトレイルも一番メジャーなものとして紹介されています。
私達はWhy not Shop脇の石段から登り始め、犠牲祭壇～オベリスク～ライオンのモニュメント～庭の墓…を経てカスル・アル・ビントへ出るトレイルを歩きましたが、予想よりは最初の登りが急勾配でした。
また、階段道は角がすり減っていて、足の置き所が悪いと滑ります。特にライオンのモニュメント～ルネッサンスの墓間の下り道は階段表面もつるつるしていて、下りも急な部分があるので、転び方が悪いと怪我をしそうです。

ペトラ遺跡で通常の日帰り観光ルート以上のトレイル歩きを計画している場合には、靴底のグリップのしっかりしたトレッキングシューズのような靴がお勧めです。

また、上記のライオンのモニュメント～ルネッサンスの墓間の下り道は、道脇の岩のマーブル模様が一番きれいなところ。
足元に注意を払いながらも、周囲の景色もタップリ楽しみながら歩けば、2時間のトレイルもあっという間です。