ウェンディさんのクチコミ(51ページ)全2,269件
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投稿日 2018年03月28日
総合評価:4.5
桜の時期の千鳥ヶ淵緑道は道端の何処から堀を覗き込んでも桜の風景を見ることが出来ます。
しかし、見えるのと写真映えする光景と言うのは異なり、なかなかココゾ!というポイントを探し当てるのは難しいです。
しかし、千鳥ヶ淵ボート場の屋根上の展望台ならば、昼も夜景もお勧めの場所。
桜の時期は混んではいますが、5分位待てば最前列まで行くことができ、素敵な写真を撮ることが出来ます。
夜に行くならば、可能ならば日中の気温の低めの日がお勧めです。
日中の気温が高いとお堀の水が温まり、夜になると水蒸気となり、水面が白っぽくなってしまいます。- 旅行時期
- 2018年03月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
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キジルクム砂漠に残る古代人の足跡/4000年の時を経た岩絵Petrographを見に行こう♪
投稿日 2018年03月23日
総合評価:5.0
2017年のGWにウズベキスタンへと行き、ブハラからサマルカンドへの移動経路にアイダクル湖を入れた1泊2日のミニツアーに参加しました。
ミニツアーと言っても、私達二人に専用車が付く完全プライベートツアーです。
そのツアーでブハラからアイダクル湖へ行く途中、Nurota(ヌラタ)の町から1時間ほどの所にある古代人の描いた岩絵(Petrograph)のあるところへと立ち寄りました。
岩絵に彫り込まれているのは、約4000年から7000年前の石器時代や縄文時代の狩猟の様子など。
角のある動物、駱駝のような動物、狩りをする人間の姿などが石に彫り込まれていました。
岩山の上には岩絵に関する説明板等も一切無いので、いつごろの岩絵なのかなどの詳しいことは何もわかりませんが、歴史的価値は非常に高いものなのではないかと思います。
見に行く価値アリ!だと思います。
岩絵がある場所ですが、ブハラからヌラタへと向かう1本道の途中にあり、何もない礫獏(キジルクム砂漠)の中にあります。
場所を知っている方と一緒ならば非常にわかりやすい場所ですが、岩山の脇にはPetrographあります…といったような看板は一切無かったので、レンタカーなどで個人で行く場合には自分でその場所を見つけるのは難しいかもしれません。
また、この近くにはSarmishsay Gorgeと言われる更に大規模な岩絵遺跡も有るそうですが、そちらの見学は有料予約制とのことです。- 旅行時期
- 2017年05月
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2300年前にアレクサンダー大王が築いた砦/Fortress of Alexander the Great
投稿日 2018年03月23日
総合評価:5.0
2017年のGWにウズベキスタンへと行き、ブハラからサマルカンドへの移動経路にアイダクル湖を入れた1泊2日のミニツアーに参加しました。
ミニツアーと言っても、私達二人に専用車が付く完全プライベートツアーです。
そのツアーでブハラからアイダクル湖へ行く途中、Nurota(ヌラタ)の町の丘の上にあるアレクサンダー大王の築いた砦;Fortress of Alexander the Greatへと立ち寄りました。
砦がある丘の上はヒーリング・スポットの様になっていて、訪れた人たちは祈りをささげたり、持参した布を崩れかけた遺跡の煉瓦の隙間に差し入れたりしていました。
砦がある丘の上からはヌラタの町、そしてその向こうに広がるキジルクム砂漠が見え、多分2300年前にこの地を駈けたアレクサンダー大王も見たであろう景色が広がっていました。
ガイドブックには書いていない地域ですが、歴史好きの方ならばきっと面白いと思います。- 旅行時期
- 2017年05月
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砂漠の中のオアシスを1000年間守り続けたキャラバンサライ(隊商宿);Karavan-Sarai Rabati Malik(ラバティ・マリク)
投稿日 2018年03月23日
総合評価:5.0
2017年のGWにウズベキスタンへと行き、ブハラからサマルカンドへの移動経路にアイダクル湖を入れた1泊2日のミニツアーに参加しました。
ミニツアーと言っても、私達二人に専用車が付く完全プライベートツアーです。
そのツアーの時にキャラバンサライの遺跡へと立ち寄りました。
遺跡があるのはブハラの市内から車で1時間ほどサマルカンドへと向かったところでM37の道路沿いで、地区としてはNaoiy(ナボイ)になります。
遺跡の名前はKaravan-Sarai Rabati Malik(ラバティ・マリク)で、10世紀ごろに建てられ19世紀初旬まで使われてきた旅人の為の隊商宿です。
幹線道路M37はシルクロードと呼ばれた道で、その昔はシルクロード沿いには多くのキャラバンサライがあったそうですが、遺跡として現存するものは非常に少なく建物跡が残るラバティ・マリクは貴重な存在となっています。
ラバティ・マリクにはオアシスの水を貯めるSardoba(サルドバ)の施設も残っていて、見学が可能でした。
サルドバの脇にはかつての隊商宿;キャラバンサライの建物跡がありますが、当時の建物は日干し煉瓦で作られているのでもろかっただと思います。
今では石で作られた柱の下石部分は残っていましたが、上部の建物は殆どが崩壊していました。
建物跡からはこのキャラバンサライに宿泊施設以外にも礼拝所跡や墓地跡もあったことが分かっているそうです。- 旅行時期
- 2017年05月
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投稿日 2018年03月23日
総合評価:4.0
2017年のゴールデンウィークに訪れたウズベキスタン。
基本的に公共交通機関を用いて動いていましたが、どうしても公共の交通機関が無い部分は現地旅行会社の力を借りて移動しました。
その一つがブハラ→サマルカンドの移動で、わざとこの日程を1泊2日に分け、専用車を手配しキジムクル砂漠にあるアイダクル湖を訪れ、自然を楽しみました。
今回の口コミは訪れたアイダクル湖ではなく、その道中にある検問所の話です。
私は景色を良く見たかったので、カメラをもって助手席に座らせてもらったのですが、助手席に座るにあたり運転手さんに念を押されたことがあります。
それは、検問所が遠くに見えたら、即、カメラはしまうコト。
ウズベキスタンでは原子力発電所、橋、軍事施設、列車、駅、空港などは全て撮影禁止の場所となっています。
そして、検問所も撮影をしては絶対ダメな場所の一つ。
例え撮影をしていなくても大きなカメラがかられの目に付くだけでイチャモンを付けてくることがあるので、検問所の傍では見えない場所にカメラをしまう事が助手席へと座る条件でした。
ウズベキスタンを自分たちでレンタカーで廻ろうという方は少ないとは思いますが、撮影禁止の場所が予想以上に多いので、ドライバーの方だけでなく助手席に座る方も注意を払う必要があります。- 旅行時期
- 2017年05月
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イスラム教義に反する神学校のデザインは、個性的なコケシと白いコブタ模様
投稿日 2018年03月22日
総合評価:5.0
ブハラのナディール ディヴァンベキ メドレセはイスラム教の教義を教える神学校(メドレセ)として建築された場所なのに、その外壁には偶像崇拝を示すデザインが施されていることで有名なところです。
このメドレセの建築を命じた大臣ナディール ディヴァンベギは自己顕示欲が強く、建物の正面部分にイスラム教では禁止されている偶像【太陽・鳳凰・動物】をモザイク・タイルで描かせました。
イスラム教では教義で偶像崇拝を禁じているのは有名な話ですが、どうやら場所によっては世俗的な権力者がいたようで、こんな建物となってしまったようです。
メドレセのファザードに描かれた鳳凰は足に白い鹿を掴み輝く太陽へ向かって飛んでいく絵柄で、王の権力の更なる飛翔を意味するために描かれたのだと思いますが、そのデザインが少し漫画チックな部分も有り、私には太陽がコケシの顔に、白い鹿が小太りの子豚ちゃんに見えてしまい、威厳あるデザインと言うよりもコケティッシュな感じに見えてしまいました。
現在は建物の内部はレストランとお土産屋さんに変わっています。
入場料金は必要ありませんでした。- 旅行時期
- 2017年05月
- 観光の所要時間
- 1-2時間
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投稿日 2018年03月22日
総合評価:4.0
ゴールデンウィークにウズベキスタンを旅しました。
ウズベキスタンと言うと旧ソ連ということで、寒そう…というイメージですが、そんなことはありません。
特にブハラは少し盆地となっているせいか日中の最高気温が40℃まで上がる気温でした。
5月初旬のブハラでの天気・服装・その他の情報を残しておきます。
【ブハラの天気・服装】
曇るとさほど気温は上がらないようですが、お日様が顔を出すと気候は真夏です。
空気は乾燥しているのでそんなに厳しい天気ではありませんが、日中、午後二時頃の外気温は40℃近く。
半袖を着ていても太陽の熱で痛いだけなので、お勧めは薄い生地の長袖シャツに女性ならば風通しの良い夏用の長い丈のスカート。
ココでのスカートのポイントは丈の長さで、イスラム教国であるウズベキスタンでは丈の短いスカートはお勧めしません。
日中に出歩く場合は熱中症対策が必要です。
しかし、朝晩は涼しく、長袖の羽織ものがないと風邪を引きそうになります。
日本の関東エリアの真夏の服装+羽織りのジャケット+女性ならば日よけのストールがあると便利です。
【両替をするのにお勧めなのは…】
ブハラで両替を思い立ったら、お勧めなのはラビハウズの前の通りで、通り沿いでMoney Exchage?と囁いてくる現地の方が両替商で、そのレートは悪くなかったです。
ただ、気を付けなければならないのは、彼らは闇両替えだというコト。
夜遅くではなく、日中の明るい時間帯がお勧めです
【治安】
早朝から町中を散歩しましたが、観光地を歩いている分には時に危険は感じませんでした。
私たちが地図を開いて立ち止まっていると、何処に行きたいの?と声をかけてくれる方も多く、女性の二人旅でも安心して歩けました。- 旅行時期
- 2017年05月
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投稿日 2018年03月22日
総合評価:3.5
ブハラ近郊の田舎の町のトイレ情報です。
ブハラから車で1時間程度の幹線道路沿いのガソリンスタンドでトイレを利用しました。
さすがにトイレは個室になっていて、外からは見えない環境でしたが、扉を開けてびっくり!
トイレには便座も便器も何もなく、トイレと書かれた扉の向こうの空間にあったのは四角い床面にI字型に開けられた細長い穴が一つ。
究極のボットン・トイレでした。
思わず開いた扉をいったん閉じてしまいましたが、I字穴の1本線トイレは良く考えれば乾燥気候のウズベキスタンに最適なトイレのシステムなのですね。
湿度が無いので臭わないし、例え水分でI字穴の周りが汚れてもすぐに乾燥しますし、何よりトイレ掃除が簡単。
水を床にざざっと流して、モップで床をでゴシゴシこすり、その排水はそのままI字穴に流せばよいだけですから…。
ということで、私もしっかりトイレを利用させてもらいました。- 旅行時期
- 2017年05月
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投稿日 2018年03月22日
総合評価:5.0
017年の5月にウズベキスタンを訪れ、ブハラで1泊2日の滞在をしました。
ブハラの町は小さく効率よく廻ろうと思えば半日で巡れてしまう場所かも知れません。
しかし、私はそんな急ぎ足のブハラ旅は絶対お勧めしません。
ブハラの町は1日の太陽の光の当たり方でその表情が一変します。
朝・昼・夕方…それぞれで違った顔を見せてくれます。
個人的なお勧めは朝と夕方。
日中は太陽のパワーが強すぎて、せっかくの美しいイスラム建築が白っぽく見えてしまいます。
夕方と朝方の柔らかい光を浴びたブハラの町は、まるでシルクロードをキャラバンが渡っていた時代に戻ったあのような色合いになり、タイムスリップしたかのような景色が見られます。
朝は特におすすめ。
日中は入場料が必要なモスクやマドラサもでも無料で入って中を見学できますよ♪- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 観光の所要時間
- 1日
-
投稿日 2018年03月20日
総合評価:5.0
ブハラの旧市街地の真ん中には、ラビ・ハウズと呼ばれる池があり、池の畔には同名のレストランがあります。
レストランは朝9時位からカフェとしても営業していますが、その雰囲気を楽しみたいのならばお勧めの時間は日没時間の1時間位前からかな。
暮れゆく景色の中で、ラビ・ハウズのライトアップが始まり、周辺のメドレセやキャバンサライの建物にも光が当たり、綺麗です。
更に夕方からは、歌手の方の生歌サービスも有りました。
歌詞はロシア語、ウズベク語、英語位かな。
言葉は分からなくても、しっとりとした曲などは思わず聞き入ってしまう程。
私が訪れた時は、テノールの唄声が美しい男性歌手の方が歌い手でした。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 2,000円未満
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投稿日 2018年03月20日
総合評価:5.0
その昔、まだシルクロードの砂の大海原の中をラクダに乗ったキャラバンたちが旅をしていた頃、カラーン ミナレットは夜になるとその窓に明かりを灯し、地図の無い砂漠の中のオアシスの場所を示す道標のような存在でした。
砂の世界の旅に疲れ切った隊商のメンバーは、夜目に輝く灯台の灯りを見つけた時、どれほどホッとし、心安らいだことでしょう。
そんなカラーン ミナレットですが、この尖塔にはブラックな側面もありました。
それは、旅人の希望の灯であった塔が実は処刑台でもあったという事実です。
今から130年ほど前まで、カラーン・ミナレットでは罪人の処刑が行われていました。
その方法はとても残酷で、袋に詰めた罪人を高さ46mの塔の上から突き落とすというモノ。
何事にも裏と表の貌がある…という事でしょうか。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 観光の所要時間
- 1-2時間
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投稿日 2018年03月20日
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投稿日 2018年03月20日
総合評価:4.5
ブハラのアルク城は歴代のハン(ブハラ王)がその居城としていた城で、10世紀近くに渡り、他民族の侵略を受けながらも、再建され続けてきた城です。
しかし、その城が致命的なダメージを受けたのは20世紀のソ連による空爆。
殆どの建築物が破壊され、木造家屋は焼け落ちました。
現在のブハラ城は、その時に残った土台の上に再建された物で、破壊を免れた建築物も少しだけ残されています。
玉座の間や謁見の間など、見ごたえはありました。
ガイドブックには朝は8:00から営業となっていますが、実際は9時からですので、訪問の際は気を付けてください。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 観光の所要時間
- 1-2時間
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商業施設化していますが、背面に廻ると昔の色使いが壁に残されています
投稿日 2018年03月20日
総合評価:3.0
ラビ・ハウズの道路を挟んだ向かいにあるクカリダシュ メドレセは、今はファザード部分は商業施設が軒を連ね、メドレセとしての趣はありませんでした(綺麗に修復はされていますが)。
でも、その背面へと廻りこむとまだ修復前の歴史を感じさせる色使いのイスラム文様が壁に残されていて雰囲気は良かったです。
私たちはブハラでの宿がクカリダシュ メドレセの裏側だったので、そのことに気が付きましたが、わざわざ遠回りをして足を運ぶべき建物ではないと思います。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 観光の所要時間
- 1-2時間
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たこ焼き屋根を持つモスク☆大きな声では言えませんが、入場無料となる時間帯が…
投稿日 2018年03月20日
総合評価:5.0
カラーン・モスクはブハラにある1万人を収容できるサイズの巨大なモスク(祈祷書)ですが、ソ連の属国として扱われていた時代には、その広さを倉庫として利用されていたモスクでもります。
中庭を取り囲む回廊には208本の柱があり、その柱の上をタコ焼き型のポコポコした丸屋根が覆っている変わった形のモスクとしても有名ですが、たこ焼き屋根はモスクに中から眺めても見ることはできません。
たこ焼き屋根を見たいならば、近くの高台にあるチャイハナへ。
お勧めは、チャシマイ・ミロブ。
カラーン・モスク、カラーン・ミナレット、ミル・アラブ・メドレセも見えます。
極秘情報ですが、早朝に訪れると無料で見学できますよ。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 観光の所要時間
- 1-2時間
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投稿日 2018年03月20日
タキ (タキ ザルガラン、タキ サラファン、タキ テルパクフルシャン) ブハラ
総合評価:4.0
ブハラのOld Cityにはタキと呼ばれる昔のギルドのような同業者が集まる建物が残されています。
それぞれ、タキ ザルガロン、タキ サラフォン、タキ テルパクフルシャンと呼ばれ、両替商や帽子屋などの集まりで、問屋街に近い雰囲気がある小さなバザールとしてタキは機能していました。
タキの建物は独特なドーム形状を持ち、たこ焼き型のドームが連なる建物は他では見られないモノです。
そんな貴重な建物ですが現在のタキは昔ながらの使われ方は申していなく、今はお土産屋さんが並ぶ場所で、日中に行っても興ざめするばかり。
昔の雰囲気を味わいたいならば朝の7時頃がお勧めです。
まだお土産屋さんの出店も無く、昔ながらのタキの建物を楽しめます。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
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投稿日 2018年03月20日
総合評価:4.0
アブドゥールアジス ハン メドレセはブハラのメドレセやモスクの中ではちょっと異色の色使いで金泊を多用し、その煌びやかさは他のイスラム建築とは一線を画していました。
多分、遠くない過去に修復されたばかりなのかモザイクタイルの色も鮮やかで、ちょっと派手過ぎ…感も無くはありません。
そう、日本でいうならば、修復作業後の日光東照宮みたいな感じ。
もしかしたら修復前の姿の方が、趣があったのかもしれせんね。- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 観光の所要時間
- 1-2時間
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投稿日 2018年03月16日
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投稿日 2018年03月16日
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宿泊ロッジ(山小屋)の知っとくと役立つプチ情報/アンナプルナ内院・トレッキング
投稿日 2018年03月11日
総合評価:5.0
2017年の年末から2018年の年始にかけてネパールのアンナプルナ内院トレッキングへと出かけてきました。
現地では、ポカラ発着6泊7日の行程でABCへの往復を歩き、トレッキング道にあるロッジに6泊しました。
今回のトレッキングは冬場でしたので、全ての宿泊ポイントのロッジが営業しているわけではなく、一部のロッジでは、遅くに到着すると空いている部屋がなく、ポーターさんの助力が無かったら隙間風が吹きこむドミトリー方式の寒い部屋での宿泊になるところでした。
現在発行されているネパールの旅行ガイドブックやトレッキング本にもロッジ情報などは殆ど記載がないので、今回に利用した宿泊場所情報(村のロッジ数、充電の可否、気づいた点など)を標高順に纏めておきます。
【ジヌダンダ村(通称ジヌー村):1780m】
・村内にはロッジが4軒あり、基本はトレッキングの終盤(下り)に利用する宿。
・宿の部屋数は多く、夕方に到着しても個室への宿泊は可能の様だが、温泉に行きたい場合は午前中の到着が望ましい。
・村から徒歩30分の川沿いにジヌー温泉があり、入浴料1人100Rp(100Rp=110円~120円)で、水帰着用が原則。ジヌー温泉ではシャンプーの使用も可能。
・N-cellの電波受信は建物内は少し悪く、屋外ならば問題なく入る。
・充電は1コンセント100Rp.
・Annapurna Sanctuaryには含まれず、ペットボトル禁止ルール、肉食禁止ルールは適用外。
【チョムロン村:2170m】
・村内のロッジ数は15軒と多く、夕方5時位の到着でも部屋に空きがあり、個室の使用が可能だった。
・ロッジはチョムロン村への峠の手前と峠を越えてからの2か所に集中しているが、お勧めは峠を越えたところにあるロッジで、あまり峠を下りすぎない場所にある宿。
・高い位置にあるロッジからの方が、フィッシュ・テールの尾根を持つマチャプチャレ、アンナプルナサウス、ヒウンチュリがキレイに見える。特に夕陽に焼ける山の姿が良かった。
・充電は1コンセント100Rp.
・N-cellの電波は屋外ならば問題なく入る。
・チョムロン村より標高が高い地域では(チョムロン村を含む)環境保護のために、ペットボトルの持ち込み禁止。
・ペットボトルを水筒代わりに持ち込むのはある程度は大目に見られているが、ペットボトル飲料はロッジの売店でも販売していないし、中身が空となったペットボトルをロッジのゴミ箱に置いてくるなどは論外。可能ならばペットボトル水筒ではなく、テルモスなどの保温水筒の持参が望ましい。
・チョムロン村より標高が高い地域(チョムロン村を含む)では、飲料水は宿で販売する沸かし湯(Boiled Water:1L 100Rp程度)のみ。
【シヌワ村:2360m】
・村内のロッジ数は3件で、夕方4時半頃に着いた人達は宿泊を断られていた。
・なるべく早めに到着する方が良いだろう。
・私たちは15時頃に到着したので、個室を利用できた。
・シヌワ村で宿泊出来ない場合、下り行程ならば1時間~1時間半歩くチョムロン村、登り行程ならば1時間半~2時間歩くバンブーまで行くしかない。
・充電は1コンセント100Rp。
・N-cellの電波は室内でも感度よく受信していたが、N-cellの電波が入るのはシヌワ村の少し上にある峠までで、その先の標高が高いエリアでは電波は入らなかった。
・シヌワ村には日用品や登山道具を販売する最後の売店があるので、トレッキングの必需品で購入し忘れがある場合には購入可能。
・シヌワ村より高標高地域(シヌワ村を含む)はヒマラヤの神の領域(Annapurna Sanctuary)となり、肉食禁止区域となる。
【ヒマラヤホテル:2920m】
・村は無く、ロッジが2件あるのみで、このヒマラヤホテルが一番のクセモノ。
・遅く到着するとロッジの個室に空きは無く、隙間風の入るドミトリーに押し込まれる。
・私たちの場合は、ポーターさんが先行してロッジに到着し部屋を押さえていてくれたので無事に個室に宿泊できたが、ポーターさんがいなかったならば午後3時半の到着でも個室に空きは無くドミトリー行きとなっていた。
・ヒマラヤホテルに宿泊できない場合…はありえない。
・前後のロッジは距離がありすぎて、夕方にそちらへ向かうのは不可。
・多分だがドミも満員になってしまった場合は、食堂の床面などが提供されるのかもしれない。
・充電は1コンセント100Rpだが、2つの宿泊施設で1棟の食堂を利用しているので、コンセントの取り合い合戦が勃発していた。
・トイレの数が宿泊者数に対して少なく、朝は行列が出来ていたので、トイレのご利用は計画的に。
・N-cellの電波は入らない。
・肉食禁止エリア。
・冬場はヒマラヤホテルのあたりまで降雪することもある。
【マチャプチャレ・ベースキャンプ:3700m】
・富士山より高い標高で高山病の発症危険エリアとなるため、ロッジ到着後も夜に寝るまでの昼寝はダメ。眠ることにより呼吸が浅くなり、躰への酸素供給量が低下し一気に高山病が進む。
・村は無く宿泊施設は5棟あるらしい(私たちが訪れた時は2棟しか見当たらなかった)が、冬場の営業は一棟のみで部屋数は8部屋程度と少ない。
・11時頃の到着だったので個室に宿泊出来たが、最後の1室だった。
・ドミトリーはなく、宿泊できない場合は、登りならばアンナプルナ・ベースキャンプ迄登る(1.5時間)しかなく、下りならばデウラリ(1時間)へと向かう。
・気温は日中でも0℃付近と寒いが、ロッジから眺めるマチャプチャレ、アンナプルナサウスの絶景が凄いので、トレッキング日程に余裕があるならばマチャプチャレ・ベースキャンプでの宿泊はお勧め。
・肉食禁止エリア。
・冬場は降雪によりその先(ABC)へと歩けない場合は、マチャプチャレ・ベースキャンプでの宿泊となる。
・充電は1コンセント300Rp.
・N-cellの電波は入らない。
・肉食禁止エリア。
【アンナプルナ・ベースキャンプ(ABC):4130m】
・4000m超の高山病発症危険エリアなので、到着したら行動はゆっくりと、落ち着いて行うのが大事。
・呼吸をゆっくりと深く繰り返せばそんなに体は辛くはないが、日中の昼寝は厳禁。
・村は無くロッジが5つある。
・個室制だが基本は相部屋で、10時過ぎに到着した私たちも他の方と相部屋となった。相部屋は一応、国籍や性別を考慮して配置しているようだった。
・朝方は気温がマイナス20℃まで下がる(日中でも零下の気温)ので、冬山装備が必要。
・1日の気候を見ていたが、午前中の朝に近い時間帯の方が雲が少なく山もクリアに見えた。ABCで宿泊するならば、到着は出来るだけ早い時間帯がお勧め。
・ダウンを着込んで食堂に居てもその冷え込みは厳しく、室内でも息が白い状態なので、使い捨てカイロは必須。
・私は足の裏と背中、腹に貼っていたが、それでも寒かった。
・充電は1コンセント300Rpと書いてあったが、私たちの宿泊時は使用不可だった。
・N-cellの電波は入らない。
・肉食禁止エリア。
・冬場は降雪あり。- 旅行時期
- 2018年01月






































































