イスラム教義に反する神学校のデザインは、個性的なコケシと白いコブタ模様
- 5.0
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by ウェンディさん(女性)
ブハラ クチコミ:26件
ブハラのナディール ディヴァンベキ メドレセはイスラム教の教義を教える神学校(メドレセ)として建築された場所なのに、その外壁には偶像崇拝を示すデザインが施されていることで有名なところです。
このメドレセの建築を命じた大臣ナディール ディヴァンベギは自己顕示欲が強く、建物の正面部分にイスラム教では禁止されている偶像【太陽・鳳凰・動物】をモザイク・タイルで描かせました。
イスラム教では教義で偶像崇拝を禁じているのは有名な話ですが、どうやら場所によっては世俗的な権力者がいたようで、こんな建物となってしまったようです。
メドレセのファザードに描かれた鳳凰は足に白い鹿を掴み輝く太陽へ向かって飛んでいく絵柄で、王の権力の更なる飛翔を意味するために描かれたのだと思いますが、そのデザインが少し漫画チックな部分も有り、私には太陽がコケシの顔に、白い鹿が小太りの子豚ちゃんに見えてしまい、威厳あるデザインと言うよりもコケティッシュな感じに見えてしまいました。
現在は建物の内部はレストランとお土産屋さんに変わっています。
入場料金は必要ありませんでした。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2018/03/22
いいね!:4票
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