ケロケロマニアさんのクチコミ(562ページ)全12,309件

日高本線上にはシンプルな駅も多い一方で、個性的な駅があるととても印象が強く残ります。この厚賀駅はそんな個性的な駅舎を有する駅の一つで、半円形の入口を有する木造建築がとても印象的でした。また、この駅の近くで渡る厚別川の風景も美しいので、是非お見逃しなく…。

門別町内にある駅は、北西の富川や日高門別、南東の厚賀が個性的な駅舎を有する駅であるのに対して、その間にある豊郷やこの清畠は、とてもシンプルな待合所があるだけの何とも素朴な風情が漂っています。両駅はとても似ているのですが、この清畠駅付近の方が、周囲に牧場が少し多いように感じます。このような似た駅が並んで存在しているのも、ある意味日高らしい風景といえるのかもしれません。

日高本線上の小さな駅の特徴として、短いホームと、ホームから離れた単純な造りの待合所、というパターンが多いように感じますが、この豊郷駅はまさにそんな風情の駅です。待合所のデザインは勿論、駅付近の雰囲気も隣の清畠駅とそっくりなので、何となくデジャヴ感に陥りますので、是非両者を見比べてみて下さい。

門別町は、よくオホーツク海側の紋別と区別するために、日高門別、と呼ばれることが多いですが、この駅はまさにその呼称が駅名となっています。水色の駅舎が海沿いの駅としての風情にマッチしていて美しかったですし、横文字表記もちょっとお洒落に感じました。

汐見駅を過ぎ、海が漸く車窓に近づいて来る辺りから、日高本線の旅は鵡川町域から門別町域へと入って行きます。暫くは潅木の連なりに邪魔されて、すっきりと拝めなかった太平洋も、この駅に近付く頃には、最初に間近に楽しめるようになります。但し、富川駅に到着する直前に、沿線上での大河の一つ、沙流川に沿う形で一旦線路は内陸に向かいますので、また暫くは海が見えなくなりますので、ビューポイントを逃さないよう、車窓にご注目下さい。

日高本線は、海沿いを走る路線のイメージが強いですが、意外と前半は、海から離れた場所を走行しますので、なかなか海を望むことができません。鵡川を過ぎ、この汐見駅の付近から、まだ遠目ではありますが漸く海が見えるようになります。それ故、汐見なんて名前なのかな、と思ってしまいました。

苫小牧から完全な盲腸線となる日高本線上で、最初に現れる大きな駅がこの鵡川駅です。鵡川町はシシャモの町として有名ですが、それを示す駅の案内板も見応えがありました。尚、列車本数の少ない日高本線ですが、この駅でよく列車交換が行われますので、少し降りて周囲を見る時間が取れるかと思いますので、是非時間を有効に使って、この駅の細部を見学してみて下さい。

日高本線上の駅看板は、薄汚れた風情のままで残されている場所が多いのですが、逆にそれが風情があって個人的には好きだったりします。この浜田浦駅の看板も、茶色く変色した風情と、小さな待合所が印象的な駅となっていました。

日高本線上には、意外と貨車改造型の駅舎は少ないのですが、この浜厚真駅が日高本線上では最も最北かつ最西に位置する貨車改造型駅となっています。デザイン的にはいたってシンプルで、特に装飾などもされていないのが逆に味わい深い駅舎といえるかもしれません。

苫小牧の東側には二つの隣駅がありますが、日高本線側の隣駅は、この勇払駅となります。実は室蘭本線側の隣駅である沼ノ端とは、距離的には意外と近いのですが、両者は別の路線であるため、乗り換えが直接出来ないのは少々不便に感じてしまいます。この勇払駅付近は、ウトナイ湖方面へも続く勇払原野の真っ只中にある駅で、北海道らしい広々とした風景を楽しめますので、是非車窓にご注目下さい。

数年前、高校野球での駒大苫小牧高校の活躍により、苫小牧は一躍有名になりましたが、本来はアイスホッケーの町というイメージの方が定着しています。また、この駅では「ほっきめし」という駅弁が販売されていることからもわかるように、ホッキ貝の産地としても有名です。という訳で、アイスホッケーをするホッキ貝、という多少無理を感じる可愛らしいキャラが駅で出迎えてくれますので、是非探してみて下さい。

嵐山の山麓にある、天然の植物園のような場所です。色々な散策ルートが用意されていますが、まともに歩こうとするとかなり時間がかかります。入口で時期に応じた花の見所などがわかるパンフレットが用意されていますので、これを片手に、シーズンに見合った場所を探しながら散策すると効率的に回れると思います。但し、夏場は虫がとても多いので、虫除けスプレーを携行される事をお勧め致します。

当麻町役場のすぐ脇に、ちょっとお洒落な建築があり、ここが現在では郷土資料館として使用されています。週2回（水・日曜日）の開館となっていますので、曜日をお間違えのないようにご訪問ください。入口には開拓の歴史を物語る屯田兵の像、そしてその向かいには、当麻町を象徴する昇竜のオブジェが出迎えてくれますので、こちらも是非お見逃しなく…。

旭川の南東部に位置する東神楽町にあるリゾートホテルですが、ここの魅力は何といっても露天風呂からの景色だと思います。少し高台に設置されている露天風呂からは、大雪山系の雄大な景色が心ゆくまで楽しむことが出来ます。是非好天時を選んで足を運んで頂きたいホテルです。また、ここにはお魚の足湯、というユニークなスポットもあって、足を突っ込むと不要な角質を食べてくれる、という魚がたくさん寄ってきます。かなりくすぐったいですが、自分の足が餌となるレアな体験が出来ますので、是非お試し下さい。

旭川市街地から東に向かうと、豊岡という地区がありますが、丁度旭岳温泉方面への道道が分岐する付近にある、立地的には判り易いお寺です。隣接して大きな駐車場もありますので、お車でも安心してアクセスできます。寺自体は住宅地の中にありますが、近くにアモールというショッピングセンターが立地していますので、ここを目印にすると良いでしょう。

旭川市民の中でも、この森にアクセスされたことのある方は少ないと思われるほど、かなり山奥にある森で、車がないと不便な場所ですが、付近はまさに大自然の宝庫、といった風情で、ちょっと知っておくと通な旅人と思われること間違いない場所です。中でも私のお勧めはペーパンダムの風景です。ペーパンという名称は元々アイヌ語由来ですが、近くには米飯という集落があり、これが当て字となっています。また、このペーパンダム湖の奥には、21世紀の森の湯、という秘湯（？）があって、ここは温泉マニアにもそこそこ知名度がある、無料で入れる温泉になっています（但しシャンプーや石鹸類の使用は禁止されています）ので、是非話の種に足を運んでみてください。

旭川の東に位置する当麻町には、ジュラ紀から形成されたという立派な鍾乳洞があります。龍の伝説も生まれた由緒ある鍾乳洞で、この町のシンボルとして、至る所で龍のデザインを見かけることが出来ます。結構山奥にあって、車がないとアクセスが大変という問題がありますが、見て損はない鍾乳洞だと思いますので、是非レンタカーなどを利用して訪れてみて下さい。

近隣の旭岳温泉が、施設によって場所がかなり離れているのに対して、この天人峡温泉は比較的各施設間の距離が短くて、どこへ入浴・宿泊されるのにも迷うことは少ないのが良いと思います。また殆どの宿は日帰り入浴も営業していますので、森林浴でかいた汗をさっと流すのにとても場所となっています。

旭岳温泉は、元々湧駒別温泉と呼ばれていましたがその名残を今に伝えるのがこの湧駒荘です。とても伝統のある宿ですので、皇室の方々などもいらっしゃっている名湯ですが、最近新館部分がリニューアルされて、日帰り入浴もお得（600円）に楽しめるようになりました。但し、やはりここの最大の魅力は、本館部分にある源泉の湯だと思いますので、是非宿泊されて、ゆっくりと浸かることをお勧めしたいです。尚、本館部分には二つの湯がありますが、夜の21時に男女入れ替えとなりますので、日帰り入浴ですと片方にしか入ることが出来ないです。また、本館部分の日帰り入浴は別料金（1500円）が必要になりますのでご注意下さい。

旭岳の魅力の一つとして、登山帰りにさっと汗を流せる温泉が麓にあることが挙げられますが、源泉の湯として名高い湧駒荘などは、ロープウェイ駅からはかなり離れているなど、利用する施設によって場所を慎重に把握しておく必要があります。特にバス利用を予定されている方は、バス停も幾つかありますので、運転手さんに宿の名前を告げて、最寄のバス停を教えて貰うようにすると良いでしょう。