ケロケロマニアさんのクチコミ(555ページ)全12,309件

ラベンダーの楽しみ方にも色々な嗜好があるかと思いますが、富良野らしい雄大な景観とラベンダーを同時に楽しみたいのでしたら、ここが一押しです。上からの景色は本当に素晴らしく、また品種が色々と植えられていますので、早い時期から遅い時期まで、どこかでラベンダーを楽しめるという期間が長いのもお勧めです。尚、私はレンタサイクルでここを訪れましたが、とにかく凄い上り坂が続きますし、下りは爽快という以上に、今日さえ感じる位のダウンヒルとなりますので、くれぐれも体力的な余裕と交通事故にはご留意下さい。

ここは町営のラベンダー園となっていて、ちょっと離れた所から眺めると、ひらがなで大きく“なかふらの”の文字を山の中腹に確認できますので、迷うことはないかと思います。またここにはリフトが設置されていて、上からの眺めは素晴らしいのでお勧めしたいです。尚、通常のリフト料金は300円ですが、中富良野駅の観光案内所や町内のコンビニ各所には、この町営リフトの割引券が入手できます（50円引き）。

ラベンダーに関する観光施設として、この界隈で最も有名かつ大規模なのはこの富田ファームでしょう。富良野のラベンダーが存続の危機に陥ったときに、ここは最後まで頑張ったという歴史もありますし、このファームなくして、現在の富良野エリアのラベンダーブームはなかったかもしれない、という、非常に由緒のあるラベンダー畑を有している場所でもあります。ここではラベンダー関連の施設が沢山あって、香水の製造工程などを見学できる施設などもありますし、富良野地域特産品のひとつであるメロンが食べられるようになっていたりする施設もありますので、目的に応じて、色々なチョイスで時間をすごせるのが魅力といえるスポットといえるでしょう。

JR北海道管轄内には、主に観光客向けに特化された臨時駅が幾つかありますが、このラベンダー駅もその一つです。基本的には観光列車である富良野美瑛ノロッコが夏期運行時に停車する駅となりますが、ラベンダーが最盛期の頃の数日間のみ、それ以外の列車も停車することがあります。近隣の富田ファームまで徒歩圏内ですが、運行本数は少ないので、片道はこの駅を利用し、もう片道は中富良野駅まで歩くというのがベストなルートだと思います。因みに中富良野駅までは徒歩で30分程度かかります。

駅弁としての知名度は恐らく日本一ではないかと思われる、現地売り上げよりも圧倒的に駅弁大会など、外部での売り上げが多い森駅の「いかめし」ですが、現在では特急列車に乗車すると、停車時間も短く、売り子さんもいませんので、購入することが出来ません。是非途中下車するか、普通列車を利用するなどして森に立ち寄って頂きたいのですが、同じ森駅でも、構内のキオスクで購入するより、駅を出て向かって左手にある柴田商店で購入する方が、温かい状態のいかめしを買えることが多いので、よりお勧めといえるでしょう。

道内で滝ノ上といえば、シバザクラで有名な道東の町を連想される方が多いと思いますので、この駅に思い至る方はかなりの通な方かと思います。あちらの滝ノ上のような派手な美しさはありませんが、川の景観がなかなか見ごたえがあって、秋の紅葉などもとても美しいです。トンネルが続く石勝線エリアで、ちょっとオアシス的な空間を提供しているこの駅界隈は、途中下車して一服するのにはとても良い所ｄさと思います。

この駅をはじめ、石勝線上は結構トンネルの区間が長くて、風景を楽しみたいときにはうんざりすることも多いのですが、この十三里駅も、トンネルのすぐ脇にある駅で、駅舎もホームから一段下がった所に位置しているので、列車内からきれいに駅舎が撮影できないので、あまり好きでない駅の一つです。途中下車しても、後続の列車はそう頻繁に来るわけではありませんので、どちらかといえば、この駅は降りた場合は、隣駅まで歩くように旅程を組む方が相応しいと思います。

夕張支線の旅は短いですので、新夕張で乗り換えた後、数駅を経てもう終点が近くなりますが、終点夕張の一つ手前にある鹿ノ谷駅は、独特の風情を有していて、この路線上で私が好きな駅の一つです。ここの魅力は、駅舎のすぐ傍に跨線橋があって、ここから丁度駅舎を拝むことができます。夕張駅からも歩ける距離なので、単純往復は物足りない、という方は、ぜひこの駅で途中下車してみて、駅舎を上から眺めてみて下さい。

夕張支線上には、幾つかの駅がありますが、お買い物しやすさという意味では、夕張駅以上にこの駅が便利かもしれません。丁度駅の向かい側に市民生協がありますし、遅い時間帯ですと、ちょっと南方に歩いた所にコンビニもあります。駅舎やホームも夕張支線らしい味わいを残しながら便利なので、途中下車してお昼など食べるのに最適な駅といえるでしょう。

占冠といえば、北海道民の立場からすると、縦に細長い上川の最南端に位置する村ですが、JR駅という観点からは、上川という風情は乏しく、どちらかといえば道央～道東の風情が漂っています。隣のトマム駅と同様、この区間は普通列車の運行がありませんので、特急料金なしで特急列車に乗車できるのですが、隣のトマムと比較すると、こちらの駅の方が通過列車が多いので注意が必要です。

観光地富良野の中心駅ですので、見所も色々あって、限られた時間でどこを見るか、迷われることも多いかと思います。ここでは、あまり時間がない乗り継ぎなどでこの町を通過される際に見ておきたい名所をご紹介いたします。それが、駅を出てすぐ右手にある「ワインの泉」です。富良野の特産品の一つにワインがありますが、この噴水はそのワインを象徴的にデザインしたユニークなもので、とても印象に残るかと思います。乗り継ぎ時間が5分もあれば見ることができますので、富良野観光の急ぎの記念撮影に是非お勧めしたいです。但し、流れているのは勿論普通のお水で、ワインではありませんのであしからず…（笑）。

函館は湯の川や谷地頭など、有名な温泉がありますので、わざわざこの町で銭湯を探す酔狂な方も少ないかと思いますが、私は個人的にこの駅近くにある銭湯を気に入っています。特に何かある、という訳ではないのですが、昔ながらの温もりのある風情で、絢爛豪華な健康ランド風の施設が群雄割拠している今の時代が忘れてしまった、そんなフレーバーを求めたいという方にお勧めな銭湯です。

観光客には全く馴染みのない駅かと思いますが、この柏木町界隈は、地元民同士の団結力が強い印象を受けます。今回私は、丁度七夕時期にこの駅界隈を歩いてみました。道内では有名な話ですが、通常道内の七夕は一月遅い8月に行われますが、函館界隈だけは内地と同じく7月に行いますので、この柏木町界隈では、沢山の七夕飾りを見ることが出来ました。こうした地元民の盛り上がる様子を見るのは、通りすがりの旅人からしても少し頼もしく思えました。これからも市電沿線を盛り上げていって欲しいです。

函館の市電沿いにおいては、古い町並みが続くエリアが多いので、意外と郊外型の大型スーパーを見かけない気がします。大型スーパーが情趣ある風景に水を差す場面も全国的にはよくある話なので、それはそれで良いことだとは思いますが、いざ買出しをしようとすると、市電駅前にコンビニがある駅も少なく、裏を返せばそれだけコンビニ利用率の高い若者が市電をあまり利用していないのかな、と、ちょっと寂しくもなってしまうのですが、この深堀町駅の近くには、比較的大きなスーパーがあって、夜間も遅めまで営業していますので、買出しなどで利用価値の高い駅だと思います。

函館市電上では、例えば市役所前駅のように、～前という名称でも、その施設から結構距離があったりする場合がありますが、この競馬場前駅に関しては完全に駅の正面に函館競馬場があり、レース開催時には、新聞を携えたおじさん達で賑わう駅です。逆に夜間訪れると、付近にお店などが全くありませんので、ゴーストタウンのような悲壮感を味わうことが出来ます。

この駅に注目される方は、かなり“鉄分”の濃い方かと思います。その名の通り、近くに市電の車庫があり、遅い時間に訪れると、市電が車庫へと“帰っていく”味わい深い風景を楽しむことが出来ます。また、遅い時間帯に市電を利用すると、そのまま車庫へと戻る場合が多く、行き先も駒場車庫前になっている場合がありますのでご注意ください。

函館市民にとっては、このエリアはコンサートなどがよく開かれる市民会館の最寄り駅としてお馴染みとなっています。普段はひっそりとしたエリアですが、丁度駅前に生協やファストフード店がありますので、市電沿線では意外と悪天候時や冬季に途中下車しても、時間を潰しやすい駅といえるかと思います。

函館を代表する温泉の一つで、宿泊施設が整っているという意味では、文字通り市内で一番大きな温泉地です。歴史のある温泉で、人気ホテルはお値段がちょっと高めだったりしますので、私のような貧乏人にはなかなか敷居が高く感じたりもしてしまいますが、ここには、丁度市電の湯の川温泉駅近くに、誰でも無料で利用できる足湯が設置されています。ここに足を浸しながら、市電の到着を待つというのも函館ならではの風情でお勧めです。

観光客の方はよくこの駅を見逃して終点の湯の川まで行かれてしまうようですが、温泉街への最寄り駅はこの駅になります。温泉の入口となる駅ですが、大型ホテルが集中するエリアへの距離は意外と遠く、市電でアクセスされる方が少なく感じるのは少々残念に思います。せめてこの駅に、谷地頭駅のような居心地の良い待合室が設置されていると良いのですが…。

一言に湯の川といっても、町の総体として考えた場合、意外と大きなエリアです。湯の川温泉として温泉宿が集中するエリアは、どちらかといえば海沿いですので、市電でのアクセスはやや不便な感があります。また、市電の駅としても温泉街への最寄は、この終点駅でなく、ひとつ手前の湯の川温泉駅ですのでご注意ください。この駅からは、湯倉神社へのアクセスが便利です。