ケロケロマニアさんのクチコミ(554ページ)全12,309件

東京から見ると、最も近い山梨県の都市としてイメージされるのがこの大月でしょう。勿論、上野原界隈も山梨県域ではあるのですが、風情が奥多摩界隈と似ている分、強烈な個性を以って山梨県を実感できる最初の町、という意味で、この大月の存在感は非常に大きいと思います。町の象徴とも言える岩殿山や、夏のかがり火祭りなど個性が強い見所がたくさんありますので、折を見て頻繁に通いたい駅といえるでしょう。尚、個人的には、かつてこの駅で売られていた駅弁や、それを売るおじさん、おばさんの風情がとても好きだったのですが、今では見られなくなったのが寂しい限りです。

この駅は、歴史的にはスイッチバック構造を有している駅としてマニアックな観点からは知られている駅かと思いますが、残念ながら、JRの通常運行としてスイッチバックが見られる訳ではないので、既に忘れ去られた風情として残されているのが、何とも情趣がある駅です。またこの辺りの駅では、JR東日本タイプのグリーンのラインが入った新しい駅看板の他に、昔の国鉄風の駅看板も残されているのが、また良い風情だと思います。

笹子駅と言えば、東京方面から山梨に向かう際、笹子トンネルという長い闇を抜けた後に現れる駅、という印象がありますが、実際ここに到達すると、同じ山間の風景でもまたちょっと違った風情で、大月界隈の盆地に出たという、ちょっと開けた風景の印象を感じる駅です。開け始める場所なだけに、好天時の山の風景は素晴らしく、ここまで来るといよいよ甲州から信州にかけての長い山旅のスタートとなりますので、是非プロローグとして付近の風情をご堪能ください。

猿橋駅は、その駅名の通り、近くに日本三大奇橋のひとつとされる猿橋がある駅です。三大、と聞くと他の二つが気になるところですが、これにはどうやら二説があるようで、ひとつは山口県の錦帯橋で異論がないようですが、もうひとつに関しては、栃木県の神橋という説と、徳島県のかずら橋という説があるそうです。ただ、いずれの説をとるにせよ、この猿橋が三大奇橋のひとつであることには変わりなく、この駅のホームには、それを誇らしげに示す標柱が建っていますので、是非ご注目ください。

大月市域内でも結構広いので、その風情も市内各駅を比較すると意外と違いが見出せたりもするものですが、この駅の付近は山間の風景でありながら、川の風景も楽しめるエリアが多く、そのコラボレーションを求めて散策するのに良いエリアだと思います。

中央本線の旅も大月市に入り、この辺りまで来るとかなり山間の風景という風情になってきます。まだまだ山深い、とまでは言えませんが、東京都から僅かの距離で変貌するこの辺りの風景は、大味な風景を見慣れた北海道民にとっては、いつも驚かされます。ローカル線で旅をすると、この辺りではゆったりと座ることができる上に、北海道のように一両で走るなんて事はまずないのが、ちょっと羨ましかったりもします。

この駅にはとてもユニークな施設が隣接しています。その名もコモアブリッジと言いますが、この駅からは山の上にコモアタウンという住宅地が広がっていて、その住宅地と駅とを結ぶのがこの斜行エレベーターです。誰でも無料で利用できますので、ちょっと変わった体験を求めて、是非このエレベーターに”乗車”してみて下さい。

中央本線の旅も高尾以西から一気に山間の風景へと変わっていきますが、東京都を離れて、一瞬神奈川県をかすめた後に、最初に山梨県域にあるのがこの上野原駅です。どちらかといえば、奥多摩の延長のような風情で、この駅を中心としたハイキングコースも色々と用意されていて、手作り感が満載のマップも用意されてますので、御天気の良い休日などは、是非駅周辺を歩いてみて下さい。

大月の町から東方を眺めると、露出した岩石が層になって屹立した独自な風情の山を見つけることができますが、これが岩殿山です。市街地のどこからでも見つけることができますので、市民のランドマーク的な存在ですが、かつてはお城も存在したという由緒ある歴史を有する山でもあります。大月駅のホーム上にはこの城跡に関する歴史を詳しく解説した案内板もありますので、是非立ち寄って確認してみて下さい。

甲府といえば、やはり信玄公に関連するスポットは外せないと思いますが、この像は甲府駅の南口を出て右手に向かったすぐの場所にあり、地元の方がよく待ち合わせなどで使用されている様子でした。とある目的地に行く時に方角を誤って歩いていたのですが、地元の方に尋ねると、信玄公の所を左折して、のような回答が返ってきましたので、やはりこの町では、現代的な意味でも、この信玄公は絶大なる存在感を示しておられる風情でした。

甲府のお城は、JR甲府駅のすぐ傍にあり、車窓からもかなりの迫力で見ることができます。また、駅を降りて南口を出て左に向かうとお城のある舞鶴公園へと至りますが、その途上で、甲府のお城の歴史が漫画で紹介されている面白いコーナーがあって、お子様にもお勧めできるかと思います。

美瑛界隈に数ある丘のスポットの中でも、ここは丘のレジャーとしての側面と、お土産物購入の場としての機能が融合していて、とても観光客には便利な施設だと思います。お土産物売り場も大きくて、様々なチョイスが出来るのも良いのですが、アクセス的には車がないと大変な立地です。ツアーバスなどは殆どここに立ち寄りますので、お車がない場合は、こうしたツアーに参加してアクセスされることをお勧め致します。

富田ファーム内にある、とにかくメロン尽くしのショップですので、メロンがお好きな方にはたまらない場所だと思います。メロンの知名度としては、夕張には劣るかもしれませんが、富良野もメロンの産地として有名で、ファーム近郊でもメロン栽培の光景をよく目にすることが出来ます。但し、お値段的にはちょっと高めですので、高級品に縁がない、という私のような方には、ソフトクリームなどの安いメニューで憩う程度がお勧めです。

富良野市内の国道沿いにある、町でも随一の大きさを誇るショッピングモールですが、ここはフードコート的な機能と、物産販売所としての機能を兼ね備えていて、様々なニーズに対応できる場所だと思います。近くに北海道中心標や富良野神社などの観光地もありますので、歩き疲れた後に一息つく場所として最適です。

ここに関しては、現在の新千歳空港に隣接するエリアですが、防犯上の理由から、現在の新千歳空港旅客ターミナルビルからは、見られないようになっています。この光景を味わえる場所として、新千歳空港国際線ターミナルの到着ロビー奥から外を眺めてみて下さい。丁度基地の方向が見えなくなるガラスの構造で、茨城空港などとよく似た風情を味わうことが出来ます。

室蘭本線との接続駅となっている追分駅の隣駅ですが、この駅はとても風景が雄大で、駅のホームからも広々とした北海道らしい草原の風景が楽しめます。跨線橋も設置されていて、ここから眺める風景もなかなか素晴らしいので、機会があれば是非途中下車してこの駅の独特の魅力を感じてみて下さい。

今回、久しぶりに新夕張駅を訪れてみて、いつも待ち合わせ時間で買い物しているメロードというスーパーに行くと、いつの間にか道の駅になっていて驚かされました。ここは元々普通の食品スーパーでしたので、現在でもその店舗の中に、無理やり道の駅的な空間を造ったような風情があります。なので、あまり店内でゆっくりするという雰囲気ではないので、鉄道マニア的には、せっかくなのですぐ近くにある新夕張駅まで足を運んで、駅構内の待合室などで休憩するのをお勧め致します。

数年前までは、大型リゾート開発の失敗と揶揄されて、ひっそりとした佇まいだったトマム駅界隈も、最近では「雲上のカフェ」的な風情が人気を博すようになり、今一度賑わいを見せ始めている駅です。有名な話ですが、この駅では特急列車しか停車する列車がありませんので、特急料金を払わずに青春１８きっぷや北海道東日本パス、一日散歩きっぷなどを利用してアクセスできるのがまた味わい深いです。

ここはちょっと面白いお店で、勿論、新得名物のお蕎麦もメニューとしてあるのですが、新得町内にはお蕎麦が有名なお店は色々ありますので、敢えてここでは町民の人気となっているスイーツを…。このお店では毎週木・日曜日が「おやきの日」となっていて、80円で購入することが出来るのですが、訪問時には何とイベントが開催されていたため、お店での販売はないとのこと。残念がっていると、その“出張販売”先を教えて下さり、何とかゲットすることが出来ました。イベント、というのが町の女性会関係の踊りの大会で、熟女の皆様方が集まる中に分け入り、ひとつだけおやきを買って帰るというのは、何ともシュールな風景でしたが、ある意味貴重な経験となりました（笑）。

このお店は、まず国道脇にあって立地的に凄く判りやすいのも良いですが、丁度お店の向かい側にSL公園が位置していますので、店内からSLを見ながら飲食を楽しめるのが良いです。お値段はやや高めですが、景観に対する入場料と考えて、少々腰を据えてお茶を飲んだりするのに良い場所かと思います。