ケロケロマニアさんのクチコミ(549ページ)全12,309件

同じ横浜市内でも、横浜駅のある西区界隈と違って、その名の通り緑が多い雰囲気が漂う緑区内の駅で、丁度、名古屋で例えれば（？）中村区にある名古屋駅と緑区にある大高駅とを比較するような、なかなかローカルな風情が味わえる良駅だと思います。ただ、横浜市の緑区はもっと広い印象があって、区内の駅はどこも同じような雰囲気とも感じますので、是非横浜線に乗られた際は、それぞれの駅を比較してみるのも楽しいでしょう。

JRの東神奈川駅も横浜駅に比較するとマイナーな印象がありますが、京急の仲木戸駅も、横浜駅からですと神奈川駅を挟んで二つ目の駅で、ひっそりと佇んでいる印象がある駅です。両者は改札は別ですが、簡単に歩いて移動できる距離ですので、乗換えを楽しむのにも良い駅だと思います。

横浜線の起点駅となっている駅ですが、横浜の隣駅であるにも拘らず、意外とアットホームな印象を受ける駅です。勿論都会のど真ん中にある駅ですので、なかなかスタイリッシュな駅界隈になっていますが、横浜のごちゃごちゃした雰囲気とは違って、田舎でも比較的ゆったりと過ごせますので、是非お茶などで立ち寄ってみたい駅です。尚、京急の仲木戸駅とは歩いてすぐの距離で、両者は陸橋で繋がれていますので、JRと京急との乗り継ぎを敢えて横浜でなくこの駅で、というのも味わい深い鉄道旅になるかと思います。

京急と略されて親しまれている会社で、私のような地方在住者にとっては、羽田空港から蒲田や品川へ向かう際にお世話になる乗り物です。しかし路線的には意外と反対方向に長く続いているので、実は神奈川県内を旅する際に、もっと有効活用したい鉄道会社といえるでしょう。

この駅に関しては、知らない人はいないと思われる位有名だと思いますが、鉄道マニアや地元民以外に意外と知られていないのが、横浜線の乗降に関してではないでしょうか。横浜線、という名称ですので、この駅が起点駅かと誤解されがちですが、本当の起点は隣の東神奈川駅で、勿論、横浜駅から（へ）直通運転される列車も多いですが、東神奈川発着の列車も多いので、特に直通列車の少ない時間帯は注意が必要です。

西から東京を目指す東海道線の旅も、この駅辺りまで来ると海からも離れて、完全に首都圏に入った雰囲気になりますので、人の多さにうんざりして車窓から目が離れてしまいます。この駅は江ノ電の接続駅となっていますので、少しでもローカルな風情を求めたい場合は、江ノ電を使って海沿いを進んで鎌倉方面を目指すのが良いかと思います。因みに、山側へは小田急の江ノ島線が続いていますので、こちらの路線を利用してみるのも面白いでしょう。

お正月の恒例、箱根駅伝の中継所があることでも有名な平塚ですが、このレースを見ていて、相模川の川幅の広さに驚かされることがあります。神奈川県内では、早川や酒匂川と比較してもやはり相模川は広い川だと感じます。平塚駅からは少し東でこの川を渡りますので、通過する際は是非この川に注目してみて下さい。

東海道線沿いで、首都圏から西に向かうエリアで最初にローカルな風情を感じることが出来るのがこの大磯界隈ではないでしょうか。まだ小田原という大都市を西に残しているにも拘らず、ちょっと田舎の色合いが駅前からも感じられ、人込みが苦手な私のような人間にとっては、親しみが持てる駅だと思います。神奈川県内では貴重な”郡部”にある駅ですので、個人的には都市化があまり進展しないことを願って止まない駅です。

小田原駅界隈は、神奈川県の西の玄関として、ちょっと煩雑な印象を受ける一方で、市街地から少し離れたこの鴨宮界隈は、まだまだのどかな雰囲気が広がっていて、首都圏内の中心部とはまだまだ違った印象を受けます。勿論、西から来るとこの辺りでもかなりの乗降客があるように感じますが、東から来ると、小田原の最後の賑わいの前段階で、少しひっそりとした印象を受ける駅だといえるでしょう。

人口が密集するエリアが多い神奈川県にあって、西から東京を目指す際に最初に人の多さにうんざりし始めるのがこの小田原駅でしょう。新幹線駅もあったり小田急線の接続駅であったりと、西から東京を目指すと、鉄道路線がごちゃごちゃしていて大変な首都圏内を最初に感じることになるのがこの駅です。ゆったりと座席を占めている場合は、この駅から他のお客さんへの配慮を心掛けると良いかと思います。

神奈川県域の東海道線上では、首都圏から西進すると、この駅までが都会的な要素を感じる駅だと思います。小田原市街地の延長のような風情の駅ですが、同名の川の河口がこの駅付近にあり、この川を上流に遡ると箱根に向かいます。根府川方面へは、海の景観が続くようになる風光明媚な場所でもありますが、神奈川県が誇る大河（？）として、早川の景観にも是非注目してみて下さい。

東海道線沿いでは、路線の長さに比較して意外と海が見える区間は短いという印象を受けますが、神奈川県内で海を望める場所としては、この根府川駅付近が良いかと思います。但し、この辺りはトンネルも多くて、車窓から美しい景観を楽しむ、という風情にはなかなかなれませんので、是非駅で途中下車して、海沿いを散策することをお勧めしたいです。

神奈川県でも最南西エリアにあるのがこの真鶴半島ですが、その入口駅となるのがこの真鶴駅です。東海道線上の神奈川県エリアといえば、人が多くてうんざりする印象がありますが、小田原を過ぎ、このあたりまで来ると、少し人も少なくなって、神奈川県内で海の自然を楽しむのにはとても良いエリアですが、まだまだ相模湾沿いの対岸にあたる三浦半島と比較すると、マイナーなイメージがあります。ウォーキングルートなども色々整備されていますので、是非ゆっくりとこの駅を起点にして散策を楽しんでみて下さい。

関東圏の方にとっては、熱海よりも少し近くて、神奈川県内に位置するこの湯河原温泉の方がある意味身近な存在かもしれません。隣駅は熱海ですのでもう静岡県域に入りますが、純粋なJR東日本の駅としては、こちらが神奈川県内で最も西に位置する駅と言えます。熱海は温泉客以外にも、純粋に列車を乗り継ぐために立ち寄る客が多い印象がある一方で、こちらの方は、ほぼ温泉を目的とした観光客がメインで利用する駅ですので、温泉街の風情としては、熱海よりも強い印象を受けました。

昔から有名な温泉地として人気が高い熱海ですが、鉄道の視点からすると、JR東海とJR東日本との境界駅でもあり、東海道本線のローカル旅で西からアクセスすると、静岡県の最東端として、急に関東の雰囲気が強くなる駅であり、東からアクセスすると、長い静岡県の旅が開始される駅として、東海地方らしさを感じ始める駅といえるでしょう。何れにせよ、普通列車で移動する場合、この駅では殆どの場合乗換えが必要となりますので、何かとお世話になりますが、特にJR東日本側の車両は長い場合が多く、端の方の車両に乗っていると、乗換えでかなり手間がかかりますので、東から西に向かう場合で、熱海に立ち寄る予定がない場合は、真ん中寄りの車両に乗車しておくと良いと思います。

伊豆箱根鉄道は修善寺方面に向かう駿豆線と、小田原から続く大雄山線との2本の路線がありますが、そのバスに関しても、西は沼津界隈から東は小田原界隈まで、鉄道路線が別々な一方で、このエリア内で結構沢山の路線を有しています。伊豆箱根鉄道自体は、首都圏から修善寺方面まで直通列車が走っていたりと、結構馴染み深いイメージがありますが、バスに関してはまだまだ一部路線に人気が集中しているような気がします。ホームページなどでは詳細な路線図なども見られますので、是非、マイナーなバス路線にも挑戦してみて下さい。

静岡県東部の三島といえば、富士山麓柿田川からの湧水に恵まれ、水が美味しい町として有名ですが、その駅前には水琴窟としても楽しめる水飲み場が設置されています。2012年10月現在、駅界隈は工事中のため、今後の動向が心配ではありますが、是非この美しい音色と美味しい水を味わうために、水飲み場を訪れてみて下さい。

東海道本線は日本を代表するJR路線の一つですが、その名を冠している割にはこの鉄道沿いで宿場町の風情を感じることができる駅は少ないかと思います。そんな中、静岡県東部のこのエリアの数駅は、往時の東海道を偲ぶことができる貴重なエリアと言えるかもしれません。この駅からは東海自然歩道が整備されていて、現在の東海道を楽しむことが出来ますので、隣の由比駅までのハイキングなどで是非訪れたい駅といえるでしょう。

清水といえば、かつては三保松原方面への清水港線の分岐駅でしたが、廃線から30年近くが経過し、今では往時を偲ぶことが困難になってしまいました。しかしこの駅付近の何となく広々とした空間配置などは、何となく往時の面影を感じることが出来、また好天時には、駅前広場に設置された巨大な輪から真ん中に望む富士山がとても絵になる風景ですので、是非足を運んでみて下さい。

六合は島田市内にある小さな駅ですが、この駅の北口広場には、クモヤ９３が六号～藤枝間で1960年に記録した時速175キロ、という、国内の狭軌最高速度を達成した記念碑が、誇らしげに飾られています。新幹線がある今でこそ、この時速を耳にしてもそれ程早いとは思いませんが、一時代の金字塔を目の当たりに出来るという意味で、鉄道ファンなら是非訪れておきたい駅の一つだと思います。