ケロケロマニアさんのクチコミ(544ページ)全12,309件

この大谷地駅は、札幌市南東部の交通の要衝の一つとして市民には広く知られていますが、特にバス利用の場合は、近隣の新札幌界隈よりもこちらがメインのターミナルとなります。札幌都心部から道南方面に向かう高速バスの殆どはこのバスターミナルにも立ち寄りますので、新千歳空港へ向かう場合は勿論、苫小牧や室蘭、函館などに向かう際にも、特に冬季は市街地での渋滞が激しかったりしますので、この駅で地下鉄に乗り換えて都心に向かう、という方が賢明な選択だと思います。

私が札幌地下鉄の駅構内で一番お勧めしたいスポットの一つが、この駅にある食堂です。この駅には東西線の乗務庁舎が設置されている関係で、この食堂はある種の社員食堂という風情ですが、一般の方でも利用できる上、寧ろ、一般の方大歓迎、といわんばかりに、駅構内の至る所に、メニューの宣伝などのチラシが掲示されています。是非、一風変わった札幌の味（？）を求めて、足を運んでみて下さい。但し、ここは営業時間が短く、朝7時半～14時半までとなっています。夕食では利用できませんのでご注意下さい。

JRとの接続駅として、観光客の方でも結構利用機会の多い駅かと思いますが、地下鉄駅に関してはさっぽろ駅と同様、札幌部分が平仮名表記となります。札幌南東部の交通の要衝として栄えるエリアですが、最近では、駅界隈がごちゃごちゃしている印象があって、北海道では数少ない、駅構内で迷ってしまい易い駅かと思います。JRと地下鉄との乗り換えに関しても、意外と距離がありますので、時間的な余裕を持って行動されるようお勧め致します。尚、地下鉄駅構内にはメトロ文庫が設置されていますので（札幌市地下鉄の幾つかの駅に設置されていて、貸出・返却はどの駅でも自由となっています）、ここで暇つぶしというのも一興かと思います。

札幌の地下鉄は基本的に住民のための路線という印象が強いですが、東西線の西部エリアで最も観光客が乗降すると思われるのがこの円山公園駅です。札幌市民の印象では、円山動物園や北海道神宮への初詣に利用する駅という印象ですが、このエリアも最近はとてもお洒落になり、近隣のカフェなどでお茶をして過ごす、という癒しの時間を求める方にもお勧めしたいエリアです。但し、混雑することも多い駅ですので、休日やイベント開催時などは隣の西28丁目駅の利用も、目的地に応じては考えると良いかと思います。

札幌市西部を代表する公園といえば、動物園や球場もある円山公園ですが、隣駅がその公園の名を冠しているために、殆どの方はそちらを利用されるかと思います。ただ、初詣で北海道神宮などに向かう際や、球場や動物園でのイベント開催時など、特に混雑が予想される場合には、意外とこちらの駅からの利用がお勧めです。特に新さっぽろ方面に向かわれる場合は、こちらの席に先回りして座席を確保するのが良いかと思います。

札幌の地下鉄駅構内には、色々と隠れたシブい名所がありますが、東西線上のこの駅構内には、一般の方でも利用できる理容室があります。今でこそ格安の理髪店が多い時代ですので、料金的にはそれ程安いとは言えないかと思いますが、昔ながらの風情で散髪してみたい、という方にはとてもお勧めできる理容店だと思います。

琴似界隈は、札幌市内でも急速に発展しているエリアの一つに挙げられるかと思いますが、JRの琴似駅の大きさと比較すると、まだまだ地下鉄琴似駅界隈は、まだまだ昔ながらの風情が比較的残っているように感じます。個人的なお勧めは東改札口の利用で、こちらの方から出るとラッシュ時の混雑も比較的少なくて、人混みが苦手という私のような田舎者でも安心して利用できるかと思います。

意外と知られていないことかもしれませんが、札幌の地下鉄は町の著しい発展と比較して地下鉄路線に関しては、まだ21世紀に入ってから延伸された区間がありません。従って1999年に開通した東西線の琴似～宮の沢間が最も新しい地下鉄区間となりますので、宮の沢駅と共に、最も新しい地下鉄駅（2012年現在）となっています。新しい駅だけあって、まだまだ駅構内は清潔感が漂っていて、居心地はとても良い駅でした。

この駅は地下鉄駅としては札幌市の中では新しく、また札幌の市域はまだまだ小樽方面に向かって手稲区の市街地が続く関係で、地下鉄がまだ通じていない手稲区民を中心として、札幌北西部の交通の要衝として発達している駅です。ここからJRバスで小樽まで行くこともできますし、駅近辺にもショッピングセンターがあったりして意外と便利なエリアですので、観光客の方にももっと認知されて欲しい駅だと思います。

札幌の東西線の各駅は、どの駅も比較的横長な構造の場合が多く、出入口を間違うとかなり遠回りになってしまうことがありますが、この西１８丁目駅もそんな駅の一つです。西１８丁目、という名前ではありますが、一番東寄りの出口は西16丁目位にあるなど、かなり各出入口の距離が離れていますので、無駄に歩かされないよう、方向を定めて目的地を目指すようにして下さい。

この道の駅で一押しなのは、上方にある展望台です。展望台入口部分が食堂の入口のような仕様になっているため、食事目的以外ではちょっと入り辛いのかな、という印象を受けてしまいがちですが、実は展望台に関しては、食事は関係なしに立ち寄ることができます。ここから眺める駒ヶ岳の秀麗な姿は、本当に美しいです。また、道の駅の裏側はちょっとした公園になっていますので、是非長時間ゆっくりと休憩がてら散策してみたい道の駅といえるでしょう。

東北の駅には、観光客向けのサービス精神が旺盛な駅が結構ありますが、その中でもこの大館駅は代表的な駅だと思います。駅ホームにハチ公神社やきりたんぽ像（？）、比内鶏の写真パネルなど、とにかく写真に収めたくなるものが目白押しですし、駅から出て、駅前広場を散策してみても、楽しい光景を沢山見つけることができますので、是非色々と探してみて下さい。

色々とユニークな展示のある隣の大館駅と比較すると、この駅は同じ市内の駅ではありますが、とてもローカルな風情で派手さは感じられません。但し、ここは「蟹工船」などで知られる小林多喜二の生誕地として知られていて、駅前広場には立派な生誕記念碑が設置されていますので、文学ファンの方は是非訪れてみて下さい。

この駅は旧田代町の中心駅として、かつては特急列車も停車していた比較的大きな駅ですが、現在では大館市に編入され、大館の辺境という位置付けへと変化したため、何となく寂しさを感じてしまう駅です。しかし、ある程度の市街地が続く大舘駅界隈と比較すると、この辺りは美しい田園風景が広がり、典型的な日本の農村らしい美しい風景を楽しむことができます。是非、黄金色に輝く秋の日に訪れて頂きたいエリアです。

ローカル駅のユニークさとしては、この駅は特筆するべき場所だと思います。元々は貨車改造型の平凡なローカル駅という印象でしたが、2009年にこのような地元で有名な綴子大太鼓形の駅舎が新設されて、とてもインパクトがあります。こういう駅マニアだけでなく一般の方にも愛されそうな駅舎が、全国のローカル駅にもっと多くなると良いなあと感じました。

この駅は、東北でも屈指の長距離を誇る第三セクターである秋田内陸縦貫鉄道との接続駅として知られていますが、町自体は世界一の大太鼓の里としても有名で、それを示す太鼓のレプリカが駅ホームに威風堂々と飾られていますので、こちらも是非御覧下さい。

この駅は川沿いの平原付近に立地する素朴な風情のローカル駅ですが、駅傍の線路と川が接近する地点で、車窓から立派な水門が見られます。川の水量に応じて水門の開閉も行われますので、運が良ければ、車窓からその開閉作業を楽しむことができます。

この駅は、ロマンティックな由来に因んで開催されている恋文コンテストが有名な「きみまち阪」というスポットの最寄駅として知られています。駅にもこのことを示す案内板が設置されていますが、こちらもちょっと仄々とするデザインでした。是非カップルや片思い中の方などにお勧めしたい駅です。

この駅付近で一番お勧めなのが、駅傍で渡る米代川の景観です。この辺りまで来ると、奥羽本線もかなり内陸を走るようになり、河口の景観ほどは広々とはしていませんが、程々の川幅を維持しつつ、滔々と流れる米代川の風景は、とても気品のある雰囲気で、好天に恵まれたので、青空とのコントラストも最高でした。

大きな秋田駅の隣駅ではありますが、乗降客が多い割には意外とアットホームな雰囲気の漂っていた駅です。この駅と秋田駅との間で、東北を代表する大河である雄物川を渡ります。川幅もかなり広くて見応えがありますので、是非秋田に来たことを実感するためにも、この雄大な風景にご注目下さい。