ケロケロマニアさんのクチコミ(526ページ)全12,309件

この駅付近を通る際、いつも疑問に感じるのは、駅名とは裏腹に、この沼が近くに見当たらないことです。どちらかと言えば、もう少し北にある新田駅界隈などが沼の景観が楽しめるのですが、こちらの景観を楽しめそうな駅名はちょっと紛らわしい気がします。

隣が観光地的なテイストの強い松島駅ですので、ちょっと意外な気がしますが、この駅の近辺には意外と住宅地が広がっていて、地元の方の乗降が結構多い駅です。その割には、東北本線の列車は、仙台方面からだと松島止まりの列車も多く、一駅位ならもう少し延長運転してあげても良いのになあ、と東北本線を鈍行で旅する際に、いつも感じてしまうエリアです。

日本三景の一つとして、あまりにも有名な松島ですので、シンプルにその名前が付いたこの駅は、文字通り観光の拠点と思いがちですが、意外とこの駅からは松島のメインとなる観光スポットは遠いので、注意が必要です。因みに、松島観光の際に一番便利なのは、仙石線の松島海岸駅となりますが、この駅から松島海岸駅までは結構距離がありますので、歩くのが苦手な方には、あまりこの駅の利用はお勧めできません。（タクシーは利用できますが・・・。）

和歌山県の県都にあるＪＲの代表駅がこちらの和歌山駅ですが、関西空港など、関西の交通の要衝に近い割には、意外と京阪神方面と反対方向に立地しているために、マイナーな感があります。しかし、実際に訪れてみると意外と雰囲気が良い駅で、夜間には電飾も美しく輝いていました。

都道府県レベルで見るとかなりマイナーな印象が否めない島根県ですが、その県庁所在地にある代表駅がこの松江駅です。恐らく県内では一番大きな都市だとは思いますが、ＪＲ駅の規模としては何となく県内最大の観光地といっても過言ではない出雲大社への入口駅となっている出雲市駅と比較すると何となく小さく感じてしまいます。しかしこの昔懐かしい風情がまた山陰らしくて、個人的には好感が持てる県都の駅でした。

中国地方最大の規模を誇る広島空港ですが、最近、また一つの新名所が誕生しました。それがこのフライトシュミレーターで、コイン式になっていますので、誰でも気軽に操縦体験を楽しむことができます。但し、結構人気がありますので、混雑時にはなかなか順番が回ってきません。時間的な余裕を持って楽しむようにして下さい。

ここは、平成に入ってから開業した新しい駅ですが、駅のすぐ傍に立地する東北歴史博物館へのアクセスの便宜のために設置されたような印象がある駅といえます。実際、この博物館はホームのすぐ脇にあり、逆に駅がないと不自然と思える程の立地ですし、博物館自体、かなり見応えのある展示内容となっていますので、是非足を運んでみて下さい。

仙台の衛星都市的な印象が強い多賀城市ですが、この町は駅が色々とあって、どこで降りるべきか迷うことがよくあります。代表駅としては仙石線上にある多賀城駅だと思いますが、場所によっては東北本線上のこの駅や隣の国府多賀城駅も存在しますので、目的地に応じて下車駅を使い分ける必要があります。因みに、この駅自体も戦前は多賀城前駅と呼ばれていたので、そのまま名称が残されていたら、更にややこしいことになっていたと思われます（笑）。

乗客の動向としては、隣の大河原駅と同じような雰囲気が漂う、仙台のベッドタウン柴田町の中心駅として機能する駅ですが、ここは駅舎そのものが面白くて、船岡城を模したユニークな建築になっています。平成に入ってからの新しい建物ですので、同じような駅として近くにある福島県の伊達駅と比較すると、文化財的な価値はありませんが、この独自なデザインが評価されて、こちらも東北の駅百選に選定されていますので、是非ご注目ください。

東北最大の都市仙台は、都市圏を徐々に郊外へと広げつつある印象がありますが、それを顕著に感じ始めるのがこの大河原駅付近からだと思います。仙台方面への下り列車は、この駅からかなりの混雑が始まります。隣の船岡駅と共に、”杜の都”を実感し始めることになる駅といえるでしょう。尚、桜の季節には、近くに有名な”一目千本桜”がありますので、こちらにも足を運んでみて下さい。

宮城県南に位置する白石市は、結構広い市域を有していますが、この駅もまだ白石市内に位置する駅です。ここの魅力は、ちょっとお洒落な雰囲気で佇む半円形の屋根が特徴的な駅舎だと思います。駅付近はちょっとした住宅地という感じですので、遠巻きに見るとガレージか何かの屋根かなと思ってしまうほどの可愛らしい駅舎でした。

駅好きな方にとっては、寧ろ代表駅である白石よりも有名なのがこの東白石駅かもしれません。ここの魅力は何といっても、駅のすぐ傍を平行して流れる白石川の景観で、ホーム上からこれだけ河川の展望を存分に楽しめる駅は、全国的に見てもかなり珍しいと思いますので、是非途中下車してその風情を楽しんでみて下さい。

白石といえば、北海道民的にはどうしても札幌の白石駅を思い出してしまうのですが、全国的な知名度だと、こちらの方が上なのでしょうか？新幹線駅が直結していないので、イマイチ駅の規模としてはは迫力に乏しい印象を受けましたが、ポストの上にお城が乗っていたり、駅の由来に関する看板が設置されていたりと、しみじみと駅の風情を楽しむのに良い駅だなと思いました。最寄の新幹線駅にも名称が付されている通り、この町からは雄大な蔵王連峰の風景を楽しむことができますので、こちらもお見逃しなく…。

隣の多賀城と同様、塩竈という町も東北本線上にも仙石線上にも駅を有する関係で、目的地に応じた最寄り駅が判り辛い印象を受ける所です。実際、どちらかといえば仙石線上の本塩釜駅の方が市街地に隣接している印象があって、市民にとっては何となく印象の薄い駅のようです。尚、ちょっと崖の上に位置してる関係で、この駅ホームからは意外と市街地が見渡せたりするのが良いです。あと、マニア的な視点からしますと、この駅から隣駅の松島までは丁度１０キロ離れていて、この区間が東北本線全体を見ても駅間最長距離となっていることで有名な所でもあります。

この駅は福島県との県境近くに位置する駅で、白石市内に属する駅にも拘らず、隣駅の白石まではかなり離れていて、同じ市内とは思えないような風情が漂っていました。ただ、弧を描く美しいホームを有していたり、横長のスタイリッシュな駅舎があったりと、駅マニア的には好感が持てる駅でした。

この駅は福島県の最北東部に位置していて、県境の駅として知られています。駅自体はとてもローカルな風情が漂う素朴な駅ですが、少し高台に位置する駅のため、福島県側の盆地の風景がとても良い駅だと思います。越境して宮城県にある隣駅の越河まで歩いても１時間程度の距離ですので、季節や天候が良い時にはウォーキングもお勧めです。

伊達郡国見町内に位置する小さなローカル駅ですが、この駅のホームには、結構しっかりとした名所案内が設置されていて、停車時間の短い間にも、じっくりと内容を読むことが出来て良かったです。駅ホームの名所案内は、名称とその場所までの距離位しか書いていないところが殆どなので、こうした詳細な説明はちょっと嬉しく思いました。

この駅は難読地名として時々取り上げられることでも有名な駅ですが、ホーム上にはこのようなオブジェが設置されています。最初、キロポストのようなものかなと思いましたが、立地的には不自然かなと不思議に思って尋ねてみると、これはどうやら「無事故・無災害」を示す記念塔のようなものとのことでした。別に悪いことではないので、解説板などが付されていると判り易いのになあと思いましたが、逆に何もない状態で色々と想像を膨らませるのも楽しいかな、と、変に納得もしてしまいました。

この駅は何と言っても駅舎に魅力があります。こういう武家風の駅舎というのは、最近では全国的にも時々見られるように思いますが、この駅の駅舎は戦前に建てられていますので、駅舎の文化財的な価値も高いといえます。この駅舎が評価されて東北の駅百選にも選定されている駅ですので、是非ご注目下さい。

この駅はＪＲ貨物駅も立地している関係で、駅前はコンテナ集配基地（現在では機能的にはオフレールステーションとなっています）として広々とした敷地を有している点で、福島を挟んで反対側にある南福島駅とは対照的な雰囲気になっていました。高架レールの下部に高さを調節したかのように佇む平屋の駅舎もなかなか味わい深かったです。