ケロケロマニアさんのクチコミ(414ページ)全12,309件

私はタイミングが悪かったのかもしれませんが、残念ながらこの建物は内部見学が出来ませんでした。ちょうど高台側に長崎居留地二十五番館があって、そこから何となく内部の様子が見えましたが、やはり公開されているタイミングで見たかったなと思います。小さな別棟と渡り廊下で繋がっているようなユニークな外観でした。

こちらの建物は、内部見学が自由にできるようになっていて、長崎関係の展示が色々と見られましたが、個人的に一番印象に残ったのはやはり軍艦島の模型の展示です。なかなか緻密に出来ていて、こんな所で大勢の人が暮らしていたのだなと改めて驚かされました。建物自体は少し高台にあって、眺めもそれなりに楽しめました。

こちらの建物は、品川燈台のすぐ横にありますが、実際の灯台ではなく、付属官舎が保存建築になっているのが面白いです。中は”灯台博物館”のようになっていて、菅島灯台や品川燈台関連の展示のみならず、当時の燈台の構造などがビジュアル的に理解できるように工夫された展示なども勉強になりました。

明治村はエリア全体としては入鹿池の辺に広がっていて、最初のイメージではどこからでも入鹿池が望めるようなロケーションなのかなと思っていましたが、実際は意外と入鹿池が望める場所は少ないです。そんな中、三丁目の池岸エリアは入鹿池を望むビュースポットとしてもお勧めで、特にこの品川燈台付近が良いと思います。海をイメージしてここに燈台が建てられるのは当然かもしれませんが、自然景観を楽しむエリアは村内にはあまりありませんので、空いていれば、入鹿池の景色を堪能しながら付近で休息を取るのに最適だと思います。ただ、休日は結構な人混みなので落ち着かないかもしれません。

明治村の3丁目エリア、西園寺公望の別邸に寄り添うように建てられている小さな茶室です。ただここは、普段は公開していないようで、明治村内ではよくある、ガイドツアーでの案内などの掲示も見られず、ちょっと残念な気持ちになりました。周囲の雰囲気はとても良い場所だけに、もう少し自由に立ち入ることが出来ればなあと思ってしまいました。

明治村三丁目エリアの一番南東側にあり、庭の部分を含めるとかなり大きな敷地を占める立派な邸宅でした。ただ、私の訪問時はガイドツアーか何かが開催されていたようで、十分に館内を巡ることができませんでした。広い建物ですので、ツアーで効率的に見学するのが最善の道だとは思います。

明治村も細かく見ていると、特に人出の多い日祝日などは人混みの多い所と少ない所が極端に分かれてしまっているように感じます。大体、飲食店が近くにあると混雑、というタイミングのことが多いのですが、こちらの住宅は３丁目の奥まったエリアにあって、静かな佇まいを堪能することが出来ました。こうした立地も人混みを予想しながら決定したというのであれば、なかなか素晴らしいなあと思いました。

こちらの建物は、明治村内の二丁目境界付近の三丁目エリアにあり、市電の京都七条駅からもすぐにアクセスできる立地も便利ですが、凄く存在感のある美しい建築で、このエリアを代表するスポットの一つだと思います。館内には、医学関連の展示が多く見られ、かなり詳細な解説も付されていました。

こちらは明治村内でも交通の要衝といえる、二丁目と三丁目とを繋ぐエリア、京都市電の京都七条駅のすぐ傍にありますが、元々の施設用途と同様、”巡査”さんがいらして、観光客に道案内などをしていました。それ以外の質問などにも気さくに答えてくれますので、町の巡査さんとは違った、緊張感のないフランクな触れ合いを楽しめる場所としてお勧めしたいです。

明治村内には沢山の著名な近代建築が並んでいますが、歴史の浅い北海道の建物はほとんど見られず寂しい思いをしていた中で、一番嬉しく感じたのがこちらの建物です。札幌の大通にあった建物が移築されたものですが、当の札幌では、目立たない記念碑が大通公園の片隅にひっそりとあるだけなので、電話交換局としての実物の建物に出会えて、とても感動しました。館内には電話の展示が多く見られました。

こちらは名前からすると地味な銀行の施設なのかなと思いましたが、訪れてみてびっくり、ハイカラ衣装のレンタルを大々的に行っていて、かなりの人気を博していました。私は名鉄の「明治村ハイカラ秋っぷ」というフリー切符利用で今回明治村を訪問しましたが、この切符のセット券としてこちらのレンタル衣装をチョイスすることも可能で、他の飲食店でのドリンクやスイーツ利用だと600円程度の相当ですが、こちらのレンタル衣装は800円相当ですので、一番レンタル衣装で使用されるとお得感があるかと思います。尚、レンタルに興味がない方も、館内を見物でき、ダイヤルがいろはになっている金庫など、なかなか銀行らしい展示品もあって楽しめました。

こちらの住宅建築は、元々名古屋にあったそうですが、町屋建築らしい間口の狭さからは想像できないほどの奥行きの長さに驚かされました。私は時間がなかったので参加できませんでしたが、親切なスタッフの方によるガイドツアーも開催されていますので、興味がある方は参加されると、更に造詣が深まって宜しいかと思います。

こちらの建物は長野県内にあった実際の医院の移築ですが、外観からするととても医院とは思えない、ちょっとお洒落な土蔵のような建物でした。内部では島崎藤村関連の展示が多く見られましたが、和洋折衷の側面も見られるとてもユニークな建物です。

明治村の二丁目エリアは、レンガ通りを中心にスタイリッシュにまとまっている印象がありますが、その通りの最奥で存在感を示しているのがこちらの建物です。緩やかな上り坂の一番上部に位置するような立地なので、明治村らしい風景を感じるのにも良い建物だと思いますが、ここは明治村の村長室が設置されていることでも知られています。まあ、村長とはいっても、”名誉職”のようなものですので、まだ歴代に3名の村長しか誕生してませんが、2012年に逝去されたばかりの、三代目村長小沢昭一氏のにこやかな姿の写真などにとても癒されました。

こちらの建物は、文字通り物理化学教室の建物として移築されたものですので、館内では学校らしい展示が色々と見られます。毒ガス関連の実験など用に設置された換気用の煙突など、外観からも楽しめる側面が色々とありましたが、入口付近には、明治村開村に尽力した二人の偉人のレリーフがさりげなく設置されていますので、こちらも是非探してみて下さい。

明治村を代表する建築としてこちらを挙げる方も多いかと思われる、とにかく大きさにまず圧倒される建物です。内部のそれぞれの小部屋は自由に見学できるようになっていますが、沢山の展示室が集結しているような状態なので、まともに全部見学して回ると相当な時間を要してしまいます。お時間がない方は、遺憾だとは思いますが展示室を絞って見学された方が良いかもしれません。

こちらの建物は、工場という名前ではありますが、実際は車両基地のような建物となっていて、内部には貴重な御料車が二連大切に並べて展示されています。残念ながら車両内には入れないようになっていましたが、車内装飾の詳細などに関しては、車両脇に解説板が並べてありますので、これを参照しながら、車外から覗き込む様に車内見学すると良いかと思います。

皇居内にあった二重橋袂の電燈が明治村内にさりげなく移築されていますが、電燈そのものは勿論、ここではすぐ隣にある新橋工場内の入口付近に、電燈に使用されていたガラスグローブの型も展示されています。写真付きの解説もあって、どのように電球が製造されていた（いる？）のかがよく理解できますので、こちらも是非お見逃しなく…。

広い明治村の中でも一番最南部に位置しているのがこちらの建築で、日本庭園に囲まれた静かな一角にひっそりと佇んでいて、混雑を避けてゆっくりと休憩するのに良いスポットだと思います。ここからも入鹿池が望めますが、展望のレベルとしては、3丁目の品川燈台や宗教大学車寄の方が上かと思います。

誰もがご存知の日本の文豪が住んだ家だそうで、元々は東京の文京区にあった建物ですが、両名が住まれたのは10年以上の時間差があった、というのがちょっとした因縁を感じてしまいました。観光用の見学施設としては、どちらかと言えば漱石の展示が目立っているような雰囲気で、目立つ所にいるネコが、被写体としての人気を集めていました。