ケロケロマニアさんのクチコミ(412ページ)全12,309件

犬山城に至る石畳道の途上にある神社で、神社の石段を登って脇から城に続く石畳道へとアクセスすることができるので、お城観光の上り下りの何れかで立ち寄るのが良い神社です。地元では安産の神様として知られているようで、その説明看板も設置されていました。

こちらの博物館は犬山城に続く本町通り沿いの一番お城に近い側にあります。犬山城の入場券を提示すると、こちらの博物館へは無料で入れますので、先にお城に行かれてから、帰り道に立寄られると良い施設です。因みに、本館の斜め向かいには別館としてのからくり館があり、こちらも同様にお城の入場券提示で入れます。尚、本館の方はメインホール以外の展示室は撮影禁止となっていますのでご注意下さい。

犬山城に続く本町通り沿いにあるお土産物屋さんで、ここに行けば犬山の名産品が何でも手に入ります。個人的には、市内で三社あるというげんこつ飴の各製造元の飴を試食しながら商品を選ぶことが出来たのが良かったです。お店の人も親切で、色々と説明してくれますので、フレンドリーに楽しむと良いお店です。

犬山では歴史的建造物を沢山集めた明治村という巨大な屋外博物館がありますので、なかなか目立たない印象がありますが、市街地にあるこちらの建築も見逃せません。城下町の町屋建築として、奥行きもかなり長くて、海鼠壁の土蔵など、見応えもとても多いです。それでいて無料で見学できるのも嬉しいスポットです。

こちらの施設は、犬山の観光地として近年人気を集めている本町通り沿いにあり、犬山駅方面から犬山城に向かう際、途中に通過しますので、立ち寄っていくと楽しいスポットだと思います。ここでの見所は何といっても犬山祭の際に実際に使用される車山（やま）の展示で、こんなに大きなものがよく収納できるなあと驚かされます。

犬山城に向かう本町通り沿い、犬山駅西口から歩くと丁度駅前を直進し、本町通りと交差してすぐの所に入口があるのがこの横丁です。本町通り自体がちょっとした歴史街道的な風情で続いていますが、昭和横丁に入ると時代が更に下って、昭和の街並みが再現されたような風情になっていて、色々な飲食店が並んでいます。奥には無料休憩所も設置されていて、休憩するのにも良い所だと思います。

ここに関しては、明治村の顔として各種パンフレット等にもよく登場している場所ですので、今更語るまでもないかと思います。簡単に申し上げれば、休憩するのに良い場所で、SL駅も近いので、本数の少ない列車待ち合わせ等にも立ち寄りたい所です。尚、見逃しがちですが、2階にはポーツマス条約締結時に使用されたテーブルが飾られています。ポーツマス条約関連の説明展示もありますので、歴史の学習スポットとしても見逃せません。

こちらの建物は、明治村の顔的な存在としても有名な帝国ホテル正面玄関のすぐ脇にありますが、普段は一般公開されていないようで、中の様子が見られないのが残念でした。外観に関してはレンガ造りの重厚な雰囲気で、帝国ホテルの”名脇役”的な立ち位置で存在感を示しているように感じられました。

こちらの建物は新潟県上越市にあった写真館の移築で、雪国らしい白を基調とした外壁に赤屋根が映えるとても美しい洋風建築です。館内も自由に見学でき、和室を基調とした１Fの様子と写真スタジオのようになっている２Fとのギャップもまた和洋折衷的な風情が感じられて良かったです。

こちらの建物は愛知県刈谷市の酒蔵を移築したもので、建物の規模としてはかなりの大きさを誇りますが、立地的には明治村五丁目エリアの南西、少し奥まった部分にあってちょっと目立たない印象があります。館内では酒蔵関連の展示が色々と楽しめますが、展示物に関しては酒蔵関連の物品をただ並べてあるだけ、という感じで、少し陳腐な感は否めませんでした。ここの目の前には梅園がありますが、そのすぐ脇をSLが走行していますので、特に春先は梅の花とSLとのコラボで美しい景色が楽しめる場所だと思います。

こちらの建物は裁判所建築の移築となっていますが、建物自体は横長の平屋風建築で、通常の立入可能な場所も入口付近だけなので、建物の風情を内側から味わうという意味では、やや趣に欠けるように感じました。ただ、入口では法廷の様子が蝋人形で再現されていて、この臨場感溢れる姿はなかなかの見応えでした。

監獄施設としては、すぐ近くにある前橋監獄の雑居房との比較が面白いかと思いますが、こちらの監獄施設は監房部と看守所の双方が移築されています。本来の施設は看守所を中心に放射状に監房が並ぶレイアウトだったようですが、監房は一つだけの移築で、それ以外の監房部分は騙し絵で代用されているのがユニークでした。

こちらの施設は監獄の一部、雑居房をピックアップして移設した建築になっていて、実際に雑居房の中に入ることが出来るようになっています。私の訪問時は、悪乗りした親が子供を雑居房に閉じ込めて、大泣きしている姿が印象的でした。尚、雑居房に入る際は靴を脱ぐ必要があります。

明治村内には幾つかの派出所や哨舎といった付属の小さな建築が移築されていますが、こちらもその一例で、東京駅の警備巡査派出所として機能していた建物を移築したものです。中には東京駅界隈の当時の写真も飾られていて、今の東京駅をイメージしながらこの建物がどこにあったのかを想像する楽しさがあります。

こちらの建物は、明治村5丁目エリアの最北部に立地していて、正門方面からは一番遠くにあります。建物も大きくて見応えがありますが、ここでは中の展示室で日本各地、更には世界の建造物のミニチュアが色々展示されていて、細部にわたって忠実に再現されているミニチュア建築がとても素晴らしかったです。

こちらの電燈は明治村五丁目エリアの最北部、内閣文庫の隣にひっそりと設置されています。デザイン的には一丁目の二重橋飾電燈とよく似ていますが、こちらの方が台座のデザインに見応えがあるように感じます。是非両者を比較して頂きたいですが、この二つの電燈はかなり離れた場所にあるので、夫々のイメージを焼き付けて比較するのはちょっと大変かもしれません。

こちらの銀行建築は、台形型のちょっとユニークな形をしていますが、先端部が展望台になっていて、明治村の北部、五丁目エリアの全体の景観を楽しむことが出来ます。階段を上まで登るのはちょっと大変ですので、歩き疲れた足には堪えるかもしれませんが、施設の中から明治村を見渡せる所は意外と少ないので、ここは登る価値がある展望タワーだと思います。

今回の明治村訪問においては、全ての建造物に一通り目を通してみましたが、その中でも個人的に最も気に入ったのがこちらの教会（寺？）です。キリスト教禁止の時代が終わってすぐに建てられた建築だそうですが、やはり普及にあたっては後ろめたさがあったからなのか、一見すると教会とは思えないほどの和のテイストに満ちていて、当時の設計者の苦悩が偲ばれる建築だと思います。中に入ると、外見からは想像できない完全な教会の礼拝堂という雰囲気で、そのギャップにも驚かされました。日本の教会の歴史を考える上で、かなり参考になる教会建築だと思います。

明治村5丁目エリアの北東部にある、結構な幅を有した橋梁建造物です。本来の橋自体はかなり長いので、明治村に移設されているのはその一部に過ぎませんが、これだけ見てもかなりの見応えがあり、橋梁建造物としては、規模的に見て明治村内一といえるでしょう。実際に歩いて渡ることが出来ますが、ロケーション的には風景が楽しめる感じではないのが、ちょっと残念に感じました。

現在の明治村に保存されている建造物の中で、北日本由来のものは少ないのですが、そんな中でこちらの橋梁は山形県天童市から移設されたもので、個人的には応援したくなる建造物の一つです。橋に使用されている岩石が浸食されやすい素材のようで、それを改良するのがメインのような部分的な工事が2014年9月現在進行中でした。ただ、通行には支障ありませんでした。