ケロケロマニアさんのクチコミ(132ページ)全12,309件

吉田城というお城は、歴史的には数多くの大名が居城したとされる名城らしいですが、少なくとも現代史においては天守閣が現存していないという意味で、お城としてのイメージはし辛い所だと思います。しかし、立派な石垣は今も尚、豊橋公園の北側、豊川に面するエリアに色々と残されていて、エリアとしてはかなりの大きさを誇る名城であったことを今に伝えています。石垣を見て巡るのも楽しいですが、現代の観光客的には安全面から立入禁止になっている個所も多いので、一観光地としては、少しストレスが残る城跡と言えるかもしれません。春は再建されている鉄櫓付近の桜が美しいです。この隅櫓としての鉄櫓は内部に入ることも出来ますが、入場可能時間が短い（10～15時（月曜休））、ということも覚えておかれると良いです。

豊橋公園内にある美術博物館は、建物自体がとても秀逸なデザインになっていて、館内を見て歩くのも楽しいですが、展示室が多くて、一度に色々なイベントが楽しめるので、興味に応じて、好みの展示会のみを眺めることも出来ます。有料のイベントもあれば、無料のイベントもありますので、お財布的に気になる方は、無料イベントだけをチョイスして美術鑑賞を楽しんだりする過ごし方も良いです。無料といっても、クオリティが高い作品が多く並んでいて、とても見応えがありました。

尚、展示室によっては撮影が禁止されている場合がありますので、事前に受付等で確認されると良いです。

こちらの神社は、何といっても、国の重要無形民俗文化財にも指定されている祭事としての、豊橋鬼祭が有名になっています。現在は毎年二月十・十一日に開催されているそうですが、平時でも、実際の鬼の様子などが展示されていたり、観光客向けの顔はめパネルが設置されていたりしますので、鬼祭の風情をそれなりに楽しめるのが良い神社です。

またこの神社は、建物自体も、本殿や神楽殿など貴重な建造物が幾つかあって、それぞれが国の登録有形文化財に指定（全部で５棟）されていたりもしますので、解説板を参照しながら、それぞれの建物を確認しながら境内を歩かれると良いです。

豊橋公園の南側に立地している、とても美しい外観の正教系教会建築です。ハリストス正教会といえば、函館のが有名だと思いますが、こちらの建物は、建造時に大工さんが京都の正教会を最高に造ったそうで、確かに類似性を感じる美しい建造物でした。
普段は内部の一般公開はされていない風情でしたが、外観を見るだけでも一見の価値がある正教会系の建築です。

豊橋を代表する公園といえばやはりこちらで、豊橋駅からは豊鉄の路面電車を利用して４～５駅の市役所前（或いは豊橋公園前）で下車してアクセスすると便利ですが、駅から直接歩いても20分程度で行ける距離かなと思います。

私は今回、春の訪問でしたが、まさに桜が丁度満開の時期で、中央部の一角にはブルーシートも敷かれて、花見客で賑わいを見せていました。規模としては、豊橋の桜名所として一番有名な向山緑地と比較するとこじんまりしている印象ですが、こちらは城跡の一角、ということもあってか、どこか品位のある風情でお花見を楽しめるのが魅力の一つといえるでしょう。

愛知県下には、名古屋の鶴舞公園内にも有名な市の公会堂がありますが、県内第二の都市、豊橋にもとても美しいデザインの公会堂が現存しています。昭和初期に市制施行25周年を記念して建てられたものですが、両側の丸屋根ドームや、古代ギリシャやローマの神殿を彷彿とさせてくれる石柱など、その秀逸なデザインには目を奪われます。

勿論ここは、現役の施設でもありますので、イベント開催などに使用されることも多くて、参加者以外は内部見学できないタイミングも多いのですが、外観だけも十分に楽しめますし、市のマンホールデザインにもこの建物が描かれていたりと、市民に愛されている建物であることが強く感じられました。

豊橋市内でパノラマ景観を楽しみたいときに一押しなのがこちらだと思います。豊橋公園のすぐ隣、市役所庁舎東館の13階が展望ロビーとして無料開放されていますが、ここは、市役所施設にありがちな、閉庁曜日はクローズ、ということがなく、土日祝日でも基本的には開放されているのが、観光客にとっては有難い施設かなと思います。

豊橋市街地にはあまり高い建物がありませんので、360度の景観が楽しめますし、私は春の訪問でしたので、眼下の豊橋公園の桜を、”高見の見物”で楽しめたのがまた良かったです。

因みに、休日は正面玄関はクローズされていますので、13階に上がる際にはいったん地下に移動してから専用のエレベーターで昇る動線となっていますのでご注意下さい。

東海道の宿場町の一つとして栄えた吉田宿ですが、江戸期における日本の大動脈的な街道として、多くの宿場町がある中で比較すると、ここはあまり宿場町としての風情がビジュアル的には確認し辛く、現代の観光客的視点からは、少し物足りなさを感じてしまう、というのが実感です。本陣跡の碑等が、東海道沿いにひっそりと建っていたりしますので、想像力を働かせて、往時の風情を連想してみる、というのが良いでしょう。

豊橋駅方面からは、駅前大通や広小路通り等を経由して、国道259号線沿いを豊橋公園方面に北上したすぐ左手にあります。路面電車利用の場合は、最寄り駅は札木電停となります。ここは境内はそれほど大きくはないのですがご本尊となっている木造大日如来坐像は、豊橋市指定の有形文化財となっていますし、本堂脇には、身代わり地蔵・延命地蔵が祀られた地蔵堂も設置されていて、それぞれに非常に見応えがあるお寺です。

豊橋駅から東西に続く広小路通り沿い、四丁目と五丁目との境付近にあるのがこちらのお寺で、すぐ近くには神明社もありますので、併せて巡られると良いです。

入口は日本のお寺のテイストではなく、どこか長崎の寺院を彷彿とさせるような中華風のテイストになっていて、愛知県内のお寺としては少し異色な雰囲気が漂っていました。本堂は北海道のお寺のような現代風の建物ですが、向かって左手に何故か芭蕉の句碑も設置されていますので（謂れは不明）、併せてご覧になってみて下さい。

豊橋には、豊橋公園の南側により大きくて著名な安久美神戸神明社、というスポットがありますが、ここはまた別の神明社で、豊橋駅からは広小路通り沿いをまっすぐ東進し、路面電車通りでもある国道259号線を渡って、更に東に１００ｍ程進んだ左手にあります。

上述の神明社と比較すると、規模も小さくてアットホームな風情で、閑静な住宅地に佇むお宮さんというひっそりとした雰囲気が個人的には良かったです。

因みに、ここのすぐ北西側には、三角形の形状をした神明公園があって、私が訪問した春は、桜が満開で非常に美しかったです。この公園内には、少し濃ピンク色の枝垂桜の木もありますので、目立ちませんが、豊橋の駅傍桜観賞スポットとして覚えておかれると良いでしょう。

この通りは、豊橋駅からほど近い距離にときわアーケードの数本東側を南北に貫く通りとなっていますが、雰囲気としては明らかに夜の街としてのテイストが強いようで、私が訪問した昼間の時間帯は、全体としてひっそりとしていました。広小路通りとの交差点から北に進んで歩くと、松葉公園、という市街地の中ではそれなりに大きさを感じる公園がありますので、昼間はここを休憩地点目的として歩かれると良いです。

豊橋市街地を代表する大通といえばこちらで、丁度、国道259号線との交差点までは、路面電車が走行する通りともなっていますので、観光客の方にも立ち寄る機会が多い通りだと思います。私は豊橋駅からまずこの道沿いに東に向って歩いて、豊橋公園方面を目指しましたが、歩道沿いには、魅力的な彫刻作品も多く並んでいて、特に秋などは芸術鑑賞を楽しみながらの散策もお勧めの通りです。

豊橋駅の東口の北寄りから、駅前大通に並行して東に向って延びる、豊橋市街地を代表する繁華街的な通りとして有名ですが、実は広小路自体は結構長く続いていて、所謂狭義の繁華街としての広小路通り的な風情が漂うのは、一丁目からせいぜい三丁目位までで、国道259号線を挟んだ東側の四丁目以東は、同じ広小路通りとは思えない程、静かな風情が漂っています。通して歩かれると、その風情の違いも楽しめるので、街歩きとしてはよりお勧めだと思いますが、四丁目以東はお店も極端に少なくなりますので、飲食などは三丁目以西の店舗に立ち寄られることをお勧め致します。

豊橋駅東口を出てすぐの所にあるアーケード街で、距離はそれ程長くはありませんので、すぐに通しで歩けてしまうと思います。昭和の風情漂う昔ながらのアーケード街で、何となくホッとする風情ですが、やはり全国的な商店街不況と同様の元気のなさを何となく感じてしまいました。豊橋にはあまり有名なアーケード街がありませんので、”豊橋アーケード”としての威厳をいつまでも保って欲しいアーケード街です。

豊橋駅直結の駅ビル商業施設ですが、最近はこういった横文字の怪しげなショッピングモールが、何やら鉄道利用者向けとしては不自然に高級志向の店舗が多かったりして、げんなりしてしまうことが多い中で、こちらに関しては入ってみると案外庶民的な雰囲気で、普通の服飾店舗等以外にも飲食店なども充実していて、豊橋駅直結での時間潰しをお考えの際には使える施設だと思います。

このファミマ店舗は、豊橋駅コンコース沿いの東口寄りに立地していますが、入口がホテル仕様になっていて、脇に小さくファミマを示す看板が設置されているだけなので、最初は本当にここがコンビニ店舗入口なのか、と、ホテルに入っていくようなレイアウトに少し戸惑いを感じました。勿論、宿泊者以外も利用できる普通のコンビニですが、ホテル側からの入口も少しコンビニの目立った電飾がなかったりと、普通のコンビニを見慣れていると、ある意味ユニークな風情を楽しめるコンビニ店舗かなと思いました。

豊橋駅構内にある観光案内所で、東口と西口とを繋ぐコンコース沿いにあります。基本的には観光案内所ですが、ちょっとした名産品の販売なども行われていますので、お土産物探しにも良い場所だと思います。私は豊橋観光の際、マップを貰いに訪れましたが、結局は使わなかったレンタサイクルなどのことも丁寧に教えて下さって、とても頼りになる案内所だなあという印象を受けました。

名古屋の東にある藤が丘は、春は桜の名所として有名になっていますが、それ程大きくはない街区内の近距離（しかも同じ通り沿いで双方が１００ｍ程しか離れていません）に、ミスドの店舗が二つあるのは摩訶不思議な感じがします。
こちらの店舗は昔のミスドでよく見かけた、よりクラシカルな黄色っぽい外装を今も尚留めている（2019年4月現在）ので、何かノスタルジーを感じますが、春は店のすぐ前で桜並木が楽しめるので、窓際の席を陣取ってお花見、という過ごし方がお勧めです。
但し、夕刻などの混雑時は、同じように考える方で混雑していますので、できれば桜の時期は、午前中の訪問がお勧めの店舗です。

名古屋の東、名東区の住宅地内に突如としてある比較的大きな公園で、春は桜も所々に咲いていて、お花見スポットとしても最適な公園です。池もあって、指定された個所では魚釣りも可能ですが、指定地以外での釣りは禁止されていますのでご注意ください。
尚、ここは案外園内の道標整備がままならないので、適当に歩いていると迷ってしまうことがありますので、土地勘がない方はくれぐれもご注意ください。（まあ、迷っても、どこかの出口に出てしまえば、住宅地なので遠回りが強いられる位ですが…。）