芦花さんのクチコミ(7ページ)全140件
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人工物の一切見えない、大自然の中で満喫する源泉掛流し温泉旅館
投稿日 2012年07月16日
総合評価:4.0
富士川を下り、日蓮宗総本山久遠寺のある身延町を右折し、早川沿いの道をひたすら上流に進むと、忽然と現れる高級旅館。それが慶雲館です。
この旅館、とんでもない山奥にありますが、複数の旅行関連の専門誌で高評価を受けている名旅館。個人的にも「お湯」「居心地環境」の面で、この高い評価に納得できる旅館でした。
<環境>
この旅館の素晴らしさは、周りに人工的な気配が一切感じられないこと。車の音、電線、他の建物など、お風呂からの景色、部屋からの景色の双方とも、ほとんど人工物なし。人工の音、全く聞こえず。
代わりにみえるのは、渓谷の借景、糸魚川から続くというフォッサマグナの断層、そして早川。ピュアな自然の風景のみ!都会の喧騒を忘れて、自然の空気を吸いながら温泉に浸りたい方にはピッタリの旅館です。
<料理、味>
旅館の調理の方には失礼かもしれませんが、こんな山奥でよくこんなこだわった料理が出せるなあという印象。
地の物としては「巨砲ワイン」「青梅」「澤蟹」「マス」「甲州牛」などをふんだんに活用。
特に良かったのは、
○カリフラワーのちょっとざらつき感のある濃厚なスープが美味しかった「カリフラワーとコンソメの冷製スープ」
○ジャガイモのねっとりした食感が印象的な「新じゃがいも饅頭」
○焼きたてのイワナの塩焼き
<サービス>
このレベルの旅館としては、満足できる水準。お見送りは、担当の接客係の方が最後まで対応。決められたことをきちっとそつなくこなす感じの接客でした。
この手の旅館は、「至れり尽くせり」や「ここまでやるのか」みたいな接客は確かに、似合わないかもしれません。
<温泉>
この旅館の最大の魅力は、温泉でしょう。掘削温泉としては、日本一という温泉。源泉が50度程度なので、ちょっと冷ませばそのまま、適温にできる、源泉かけ流しにはぴったりの温泉。
胃腸に良いとされる泉質は、そのまま飲むこともできるもの。硫黄分が若干強いのでちょっと口に含む程度がいいかなと思います。
人工物一切ない環境で、ヒノキ造りの展望風呂に浸かる気分は、最高の気分。
お薦めです。- 旅行時期
- 2011年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 1.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 3.0
- 風呂:
- 5.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2012年07月03日
-
投稿日 2012年07月03日
総合評価:4.0
六本木ヒルズと心斎橋にも支店を出している、上海豫園内にある、有名店。
1988年に上海を訪れた時も、ココの2階の外国人専用レストランで食しました。このころは、外国人用と人民用が分かれていて、外国人は人民用のレストランに行ってはいけないことになっていたんですね(でも人民用使っても問題なし)。
下は混んでいるので、高めですが、3階のレストランをお勧めします。都合3回ほど行きましたが、いつも空いています。
ココでは、必ず定番の豚肉のみの小籠包だけを頼んでください。必ず、作り立てのものが味わえます。
せっかくだからと、ちょっと変わった小籠包を頼むと、作り立てではないものが供される可能性があり、作り立て以外は、格段に味が落ちます。当たり前ですが。
以上、ココは、数少ない上海の歴史的名所。上海に行ったら、必ず利用することをお勧めします。- 旅行時期
- 2008年02月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2012年07月02日
総合評価:3.0
全国に多数ある八幡神社の総本山が、ここにあるとの事で、ちょっと意外な感じですが、八幡にゆかりのある場所に住んでいる方にとっては、記念に行ってみてもいいのではないでしょうか?
大分の何気ない内陸にあるので、観光地と言っても、駐車場に並行する門前町に、お土産物屋が並ぶ程度で、伊勢神宮や出雲大社などの有名な神社と比べると質素な雰囲気です。
しかしながら、神社自体は、立派な敷地と、立派な本殿。
特に本殿は、国宝という事もあって、必見の建築。
美しい社殿にうっとりします。- 旅行時期
- 2011年07月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
-
投稿日 2012年06月06日
総合評価:3.5
ループル仙台に乗って、バス停を降りると、瑞鳳殿までは、ずっと上り坂が続きます。そんなこともあってか、杖が置いてあったりします。
私は、70代の両親を連れて行きましたが、何とか二人とも、登り切ることが出来ました。
瑞鳳殿は、伊達政宗の墓所で、かつて国宝だった建物が焼失して、再建されたもの。安土桃山時代を象徴する豪華絢爛な建物が再現されています。脇にある資料館は、伊達藩のお宝が、たっぷり楽しめて、むしろこちらの方が、メインかなという印象でした。- 旅行時期
- 2012年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 3.0
-
投稿日 2012年05月31日
総合評価:3.5
映画「転校生」の舞台にもなった旅館。
割烹旅館と言っても良いぐらい、料理が秀逸。
ギアラ、生ダコなど、瀬戸内海ならではの海の幸が、実に美味しく、しかも料理をいただくのは、専用の座敷。由緒ありそうな調度品に囲まれながら、個室で楽しむ料理は、最高です。
東京の銀座にもお店があるのですが、今度是非利用したいと思っています。
一方で、お風呂と部屋は、民宿とほとんど変わらず、建物の立派さと美味しい料理には本当に不釣り合い。ただし、部屋については、豪華な部屋もあるので、そちらで泊まれば、それなりに料金も高いでしょうが、思い切っていい部屋に泊まることをお勧めします。- 旅行時期
- 2012年08月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 2.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 2.0
- 食事・ドリンク:
- 5.0
- バリアフリー:
- 2.0
-
投稿日 2012年05月29日
総合評価:5.0
マドリードに行ったら、必ず寄るべき美術館です。
ツアーのガイド、オプションなどを利用して、ガイド付きで行く方とより楽しめると思います。
美術館の一番見やすい時間(空いてる時間)、そして、教科書には載っていない絵画でも、観るべきものもたくさんありますし、特にゴヤの絵は、絵の題材そのものに興味深いものが多いので、ガイドの解説があると、その絵画の魅力が倍増します。
例えば、「カルロス4世の家族」。なぜ、国王が絵の中心に位置するのではなく、王妃が中心なのか?なぜ王妃は、誇りに満ちたか顔つきをしているのか?など、その絵の描かれた時代や背景を知ると、より楽しめるのゴヤの絵の特徴と言えるのです。
その他、「ボス」「ベラスケス」「エル・グレコ」も必須。特にベラスケスの「ラス・メニーナス」は、美術館内のポジショニングもよく、あらゆる角度と遠近で観ることが出来ます。モナリザと並ぶ世界最高傑作との呼び声も高い絵です。
日本人にはなじみの深い印象派以外にも素晴らしい絵はヨーロッパにたくさんありますね。- 旅行時期
- 2004年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 2日以上
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:4.5
インペリアルクラブに入会していることもあり、大阪出張にてJALの宿泊付き航空券で帝国ホテルを選択。つごう3泊ほど利用しましたが、実に落ち着いてリラックスできるホテル。
特に浴室は、バスタブ広く、ゆったりしていて気持ちいい。特にお気に入りなのが、換気扇の音。重低音で心地よい音。
部屋からの眺望は、大阪城は言えないものの、遠くに生駒山が見え、夜景も美しい。
何よりも施設がひろびろとして立派なのがいい。
唯一難点は、都心からのアクセスが悪いこと。
無料バスが梅田から定期的に出発しているものの、やはり、徒歩による駅までは遠い。
でもこのホテルを利用する人は、タクシーで乗り付ける人が中心かもしれませんね。- 旅行時期
- 2012年04月
- 利用目的
- ビジネス
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 15,000円未満
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 4.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:4.5
修善寺から天城越えに至る路に佇む温泉旅館。連れの知り合いが繰り返し利用しているとのことで、期待一杯で訪れました。
旅館は、雰囲気・料理・お風呂から接客まで、レストランと違って、お客様が利用する空間・時間とも、圧倒的に広く・長いので、利用すると「もっとこうしたらいいのに」という場面に出会うことが必ずあるのですが、私たちにとってこの旅館には不快に思う箇所が全くありませんでした。
私は、温泉旅館を利用した時は「お気づきの点がありましたらこのアンケート用紙に記入して送ってください」という用紙に、良かれと思ってたまに不満な点を率直に記して郵送するのですが、この旅館、あえて苦言を言えば「お気づきの点」が「バリアフリーが不徹底で館内を歩く距離も長い」というぐらいで、他は「お気づきの点」は全く見当たらないため、書くには至りませんでした。
ということで「一度は高級温泉旅館を利用してみたい」という方にぜひお薦めしたい旅館です。
○料理・味
季節の素材を生かしたお料理では、ちょうど鮎の時期ということで、鮎の焼き物は勿論、朝食に鮎の一夜干し。オクラを添えたトウモロコシのお豆腐などを堪能。
季節感を楽しめるお料理としては、魚のすり身とホタテの貝柱を使った朝顔の形をあしらったお椀物。
嵯峨沢館の源泉を使った野菜と黒毛和牛の蒸し物
などなど、日本料理らしい季節感を味わえるおいしいお料理が盛りだくさんでした。
○サービス
担当の方は上品で落ち着いた接客。お客様がゆっくり楽しめるよう、裏方に徹する接客が非常に高印象。
廊下を歩けば、すべてのスタッフが、漏れなく立ち止まって笑顔でお客様にあいさつするなど、すみからすみまで、お客さまに対するホスピタリティーが徹底している旅館です。
○施設
施設は、すべての廊下やポイントとなる場所に「絵」と「生け花」が飾られてあります。これも漏れなく。部屋の中に至るまで、あらゆる箇所に生け花が飾られています。
一部、網代風の天井が貼りだったほかは、全く安っぽいところが見当たらず、全館にわたって高級感が感じられます。
○お風呂
すべて源泉かけ流しです。
さまざまなお風呂があって、1泊2日ではすべてを利用しきれないぐらい。しかもそれぞれのお風呂に個性があって、お客様を飽きさせない工夫があらゆる箇所に施されています。
たとえば、湯船の底には、滑りにくい石を活用。また、湯船に浸かりやすいよう、頭や肘をおける石や竹材が随所に配置されているなど、細かなところまで、本当によく考えられているなあと思います。
以上、利用してみてほとんど不満はなく、温泉宿ならではのリラクゼーションの世界に浸ることができるので、私たちもお金が許すならば、定期的に繰り返し訪れたい旅館です。- 旅行時期
- 2009年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 5.0
- 風呂:
- 5.0
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:4.0
蓮台寺温泉は、下田手前の町で、私の住む千葉方面からは、車で4時間ちょっとかかりました。とっても遠いですが、館内で楽しめる施設が満載の旅館で、旅館の中でゆっくりしたい方や「お一人様」にはお勧めの旅館だと思います。しかも過去には米国のJ・カーター元大統領も貸切ったという由緒ある旅館です。
○館内施設
3つの源泉から供給されている温泉は、湯量が豊富で、文字通りの源泉かけ流し。お湯が滞留することがないために、いつ入っても「虫」や「ゴミ」のない清潔で新鮮なお湯でした。
しかも男湯と女湯を交互に入れ替えてくれたり、無料の家族用露天風呂があったり、水着で入れる屋外お風呂やプールがあったりで、豊富な湯量を存分に活かした施設は、中々他の温泉宿では味わえません。
更には、ハーブのミストサウナなどを備えた「テルマリウム」、日本で唯一という焚き火を使ったフィンランド直輸入のサウナ「ケロ」など、南国風の広大な庭園を活用した各種スパの施設は、1泊だけでは、利用しきれないぐらいです。
館内についても、名画シアターあり、古いながらも趣きあるロビーやバーあり、リラクゼーションルームありなど、ゆっくり出来るスペースがふんだんにあります。
なお、我々が泊まった部屋は、10畳プラス4.5畳の部屋。古い内装でしたが、手入れはよく行き届いておりました。
○味・料理
高級旅館としては当然かもしれませんでしたが、下田ならではの「伊勢海老」「金目鯛」等、地のものを豊富に使った懐石料理は、非常に美味しく頂きました(名物というカサゴの揚げ物はありませんでした)。
また、次々給仕される料理のなかにステーキが含まれているなど、単純な「和」だけではないところが非常に興味深いところでした。
○サービス
フロントの方、見送り時の女将や若女将の丁寧な対応などは、非常に気持ちよく感じました。一方で個人的な問題かもしれませんが、担当の仲居さんの接客は可もなく不可もなく。あまりにも昨年夏に利用した加賀屋の素晴らしい仲居さんの印象が強すぎ、普通の対応では満足できなくなってしまっているのかもしれません。
とはいえ、1泊3万円以上の旅館なので、普通にこなすスタイルの接客では、お客様も満足しないのではと思います。- 旅行時期
- 2009年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 2.0
- 接客対応:
- 2.5
- 風呂:
- 5.0
- 食事・ドリンク:
- 3.5
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:4.0
ここは、このクラスの宿としては、源泉かけ流しだし、部屋出し基本だし、サービスもちゃんとしているので
ついつい利用したくなってしまう宿。
個人的にはお客さんから、「ああ、こうやってコスト削減してるんだな」というのが露骨に見えてしまう旅館は
あまり好きではありません(かといって、1泊4万円以上するような高級旅館にはちょっと手が出ないし)。
その点、青山やまとは、安心。そんなことは、お客さんには一切見せない旅館です。
さらに、12時チェックイン・12時チェックアウトという24時間滞在可能なプランがあり、これはなかなか他の宿
にはないサービス。
さらにさらに、冬に温泉旅館に車で行く場合は、路面が凍結するようなエリアは私の車の性格上、避けたいところ。
その点、青山やまとは、海側の伊東にあるので路面凍結を気にせず、冬場にドライブで行くにはもってこいの場所
にあります。
ということで、今回は昨年に続き、3回目の利用となりました。
●施設
7階建ての中規模クラスの旅館だと思います。1階パブリックは、吹き抜けになっており、広々感あり。
建物は、高台にあるものの、劇的にいい眺望ではありません。
宿の下の老人ホームはちょっと気になりますが、遠くには海も見え、伊東の街並みも一望はできます。
部屋は、スタンダードの部屋しか利用していませんが、12.5畳の和室に板の間があり、二人で利用するには
十分贅沢な広さです。
床の間には、生け花がちゃんと生けてあるのもいいですね。
●料理・味
料理は、朝・夕ともア・ターブルを利用。2階正面角に位置する洋食レストラン。
シェフはオープンキッチンで1人で全て調理。テーブルが3卓のみなので、
1人で十分ということだと思います。
料理はヨーロッパ家庭料理ということで、シェフ自身はスイス人の方のよう。
伊豆ならではの食材を使った使った料理が中心で、伊勢海老のサラダや、
地ノリのリゾット、金目鯛の香草パピエ(紙包み焼)など。
朝はヒジキのキッシュがメインでした。
どれも素材の味を生かした料理で、フレンチよりもイタリアンに近い感じ。
スイスの方ということもあり、このシェフの売りは、ショコラとのこと。
確かにディナーの最後にコーヒーと一緒に食べたトリュフは絶品
でした。滑らかに口の中で溶け、最後のトドメにふさわしいプチフール。
お土産のフォンダンショコラもこれまた濃厚なチョコが美味。お土産に
もちょうどいいかも。
◉温泉
温泉は6階。
朝晩で入替になり、どちらも露天風呂付き。まったりするには星の湯。
外の景色を楽しむなら風の湯か。ここはアルカリ単純泉なので、無色無臭。
柔らかい温泉で肌に優しい感じです。- 旅行時期
- 2011年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 3.5
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:3.5
飛行機の予約の関係で、偶然ですが大分旅行を決断。数ある大分県の温泉旅館の中で、我々が選んだのが「旅亭 田之倉」さん。湯布院の有名高級旅館は一泊4万円~5万円するので手が出ず、値段が3万円前後で、温泉がよく料理が美味くて、滞在できる時間が長い旅館を目安に空室の旅館を探した結果、田之倉さんとあいなりました。
この旅館、隣の温泉旅館「山灯館」と裏でつながっていて、1つの旅館で二つの施設が利用できるというお得感ある旅館。つまりはお風呂が4種類楽しめるということになりました。
金鱗湖そばの湯布院の観光地の中ではありますが、仲居さんも素敵な方でしたし、京都のお寺のような雰囲気で、落ち着いて洗練された旅館です。
○料理・味
温泉旅館らしい和風料理。私の場合、伊豆の同ランクの温泉旅館がスタンダードなので、伊豆と比較してということになりますが、特に前菜は手間暇かけた素晴らしい出来。夏らしい朝顔をかたどったものや枇杷をかたどったものなど、手が込んでます。
料理も京都っぽい印象あり。旬の食材として鱧・賀茂茄子・湯葉などの食材も使われていました。
全体のメニューは、①先付け(甘鯛)⇒②前菜⇒③吸物(スッポン)⇒④向付(関鯵・鯛)⇒⑤名物椀(粟餅)⇒⑥強肴(豊後牛)⇒⑦箸休(モロコシ)⇒⑧蓋物(鰻)⇒⑨酢物(鱧)⇒⑩食事(夏鴨そぼろ飯)⇒⑪水物(青梅水まんじゅう)
④向付の豊後水道の関鯵や鯛も、身が引き締まっていて、旨みもある美味しいお刺身。関東と違って醤油がたまり醤油?なので、どろっとしていて甘味があるのでちょっと違和感はありましたが。。。
個人的には、⑤名物椀の粟餅のあんかけが美味しかった。粟持ちを揚げまんのようにして、出汁に入れて食べるのです。口の中で熱々でドロっとした食感がなんともいえない。
⑥強肴の豊後牛は見事な霜降り肉。固形燃料の火加減が弱いのでちょっともったいない。もっと強火の道具を使ったほうがいいのにと思いました。
○サービス
すべて担当の1人のお部屋係の仲居さんが接客。部屋へのご案内は、案内専門の方でしたが、最初の御茶菓子から夕食、朝食の給仕、布団の上げ下げ、最後のお見送りまで全て同じ方でした。
ずっと同じ方だと、話もしやすいし、地元のことなんかもいろいろ聞けて、会話ができて楽しい。とても素敵な女性の方でした。
一つだけ気になったのは、夕食の給仕のスピード。部屋が離れで分かれているので仕方ないとは思いますが、もうちょっとタイミングよく給仕した方がいいのではと思います。
○施設
ちょうど京都のお寺のような雰囲気。こじんまりしていて、離れで部屋が複数単位で分かれています。温泉は源泉かけ流しですが、源泉が熱いので、夏場は加水して水温を調整しているとの事。肌がしっとりとする泉質です。- 旅行時期
- 2011年07月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 3.5
- 接客対応:
- 3.5
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:3.5
父の喜寿という事で利用させていただきましたら、部屋をグレードアップしていただき、本当に感謝です。
○施設
本館の経緯は、他レビュアーの方や、当旅館のホームページをみていただければ、わかる通りなので、その他のエピソードをここで口コミしたいと思います。
最初に、岩崎弥太郎の長男の別邸であった本館を西武グループが買収し、その後、現在の新館部分となっている隣の旅館の敷地を買い足して今の広さになったという事。したがって、今の広大な敷地は、そもそも二つの旅館が一緒になったためにこれだけの広さになったとのことです。
10年程度前に、天皇陛下もお泊りになったそうですが、旅館側としては自慢の本館に泊まっていただきたかったものの、警備体制が難しいとのとのことで、新館のお部屋にお泊りになったとのことです。その他、歴代の首相など、セレブの方々がいく度か訪れる由緒ある旅館です。
更に、お食事処の方には、初代東京都知事の後藤新平氏の所有物件を移築した、モダンな古民家風のバーもあるなど、歴史的建造物が惜しげもなく使われています。
これらの施設や広大な庭園を維持するだけでも相当な手間暇と費用がかかっているのではないかと思います。メンテナンス担当の方々のご努力に敬服せざるを得ません。
○温泉
温泉は、加温・加水・循環方式とはいえ、肌にまとわりつくようなねっとりとした泉質は、温泉気分十分です。男女のお風呂は、配置の関係上、男女入れ替え制ができないとのことでした。
男女ともに、内湯と露天風呂の双方あり。敷地奥の2階にある、落ち着いた場所です。
○料理・味
喜寿の記念ということで、シャンパンサービスあり。粋なお心遣いは、さすがです。
料理は全般的に低カロリーを意識した脂肪分の少ない、あっさりした懐石料理がメインでした。したがって 、例えば獣系のお肉はないなど、ボリューム感のある食事を期待する方にはちょっと物足りないメニューです。一方である程度、年齢を重ねた方々にとっては、最適なりょうりではないでしょうか。味も全般的に薄味です。
秋を意識した料理も印象的。銀杏を使った豆腐。もみじをイメージした麩や柿をイメージした麩。平茸・シメジご飯など。。。
個人的に美味だったのは、「相肴」の 大根餅。温かくモチモチした食感が美味。
○サービス
基本的に同じ接客係の方が担当してくれました。いろいろと館内の様々な由来などをいろいろと教えていただきました。
今回は父の喜寿ということで、部屋をグレードアップしてくれたり、シャンパンサービスをしてくれたりと、至れり尽くせり。粋な計らいに父も大満足。本当に素晴らしい。
一方で、残念だったのは、チェックイン・チェックアウトの対応は、この手の旅館としては人手不足で、スムーズではありません。お見送りやお迎えの分散化や人の配置の今一段の工夫が必要ではないかと思います。
精算は担当の方が専任でした方がいいと思いますが、お見送りは、接客係の方の一番の晴れ舞台のような気がします。終わり良ければすべて良しと言う通り、宿泊中に若干の不手際があったとしても、最後のお見送りを気持ち良くしてくれれば、いい気分で帰ることができるというものです。- 旅行時期
- 2011年11月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 5.0
- 接客対応:
- 3.5
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:5.0
天城湯ヶ島温泉の「あせび野」。
これまで自分が利用した旅館(1泊2食で 2~3万円台のグレードが中心)の中で一番長く滞在したいと思った宿でした(一番感動したのは加賀屋)。
この旅館、本当に落ち着きます。余計な干渉物が一切ないところがこの旅館の最大のポイント。そして同系列の嵯峨沢館同様、全く不快に感じる箇所が皆無の素晴らしい旅館でした。
都会から離れてのんびりしたい人には最適の場所だと思います。
●施設
木材と塗壁が主体で、古民家風ですが、モダンな意匠も所々にみられ、お洒落な建物・内装です。部屋の中のフローリングは木板と畳で構成され、素足のままが、とても気持ちいい。
冬場に訪れたので、掘りごたつがあって、これもいい。そしてパブリックの空間は、個々の空間の単位が意図的にコンパクトにまとめられていて、隠れ家的な雰囲気を形作っている。
全般的に嵯峨沢館と比べると、より、自然に近い趣きを感られる環境と建物の造りになっていると思います。更に幹道からはずれた川沿いに宿があるため、車の騒音など、人工的な音からも一切皆無。ホント落ち着きます。
●料理・味
他の同グレードの旅館と比較してもココの料理は、とにかく量と種類が多い。お年を召した方で、残したくない方は、あらかじめ少なめにしておいて貰った方がいいかなと思います。かといって量が多いからおおざっぱな料理かというとそんなことはありません。
一つ一つの料理は、丁寧に手間をかけて作られており、オリジナリティーもあるし、味もいい。それだけにこの量の多さがもったいないなと思ったわけです。
料理の内容は、基本的に日本料理なんですが、アクセント的に洋風が織り交ぜられていたり、朝食に洋食も選べるなど、バラエティー豊かです。
連泊の方は、中日に、おそばを中心に昼食も取ることができます(有料)。また、無料でおやつセットと称して、タルトとドリンクのセットがフロントのあるパブリックスペースでいただくことができます。
あと、他の旅館と違って、これはいいなと思ったのが、朝食後のコーヒーサービス。基本、お茶を出すのが普通の旅館ですが、ここは珈琲も出してくれるところが嬉しい。
私含め、朝にコーヒーが飲みたい人は、和食洋食関わらず、結構いるんじゃないかと思います。
●サービス
ここは、つかず離れずで、あまり出しゃばらないサービス。
この手の旅館としては当たり前のヴァレーパーキング方式を採用していない所も意図的にそうしてるのかなと思ってしまいます。かといって、接客はみな丁寧です。
できるだけ、静かに落ち着いて過ごしてもらいたいというコンセプトなのかなと思います。
●お風呂
源泉かけ流し。無色無臭の温泉です。
一番大きな風呂場は、できるだけプライベートな空間を保てるような作りになっていて、嵯峨沢館同様、これもよく考えられているなと思います。
お薦めは、「山の湯 かざはや」。木製の浴槽で、浅い造りになっており、体をを伸ばして、お湯を楽しむことができます。
メンテナンスも完ぺき。ちょっと青いホースが見えたりといった、裏方の器具やそれを思わせるようなものは、一切存在せず、蜘蛛の巣なんかも当然なく、ホントに手入れが行き届いています。- 旅行時期
- 2011年12月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 5.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 5.0
- 食事・ドリンク:
- 3.5
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:4.5
GW後の直前予約で、評判の明神館が安く利用できるとのことで、即予約。休前日にもかかわらず、予約した値段は、一人21000円×2名1室。利用した結果、27,000円~35,000円クラスの旅館と同等の印象でしたので本当にお買い得でした。ということでCPを十分考慮して総合評価しました。
○料理・味
懐石料理・モダン和食・フレンチの中からチョイスするスタイルですが、懐石しかないとのことで、懐石料理選択。これはこれであたり。部屋食ではありませんが、テラスに面した景色のよいお食事処。暮れなずむ山の尾根を眺めながらの食事はなんとも贅沢な時間。
メニューはホームページに譲りますが、こんな山奥で、こんな洗練された美味しい料理が味わえるとは思いませんでした。
味付けは、全体的に薄味ですが、薄味であっても、素材ごとの特徴を生かした、さまざまな味が楽しめます。しかも食材は、信州産のものをメインにしているとの事。
事情あって洋食も堪能。これも地元の食材を使った、美味しくて流行りの「ナチュラル」「地産地消」スタイル。接客の女性も、会話が上手な素敵な方。
1つの旅館でいろんな楽しみが味わえる、実に独創的で面白い旅館です。
○サービス
至れり付くせりのサービスではありませんが、みな丁寧で笑顔の接客。
この旅館は、フロントの方や接客担当の方がちゃんとしているのはもちろん、もしかしたらお客様に遭遇するかもしれないけど原則裏方の係の人も、きちっとお客様に対応できるというのが、いいなあと思います。
それから接客担当は、ベテランの和服の似合う女性。翌日に利用した洋食レストランは、若手の活きのいい店員の方。係の性格に合わせて、適材適所な感じがします。
なお、通常の高級温泉旅館では当たり前のウエルカムドリンクはなし。ただし、ロビーでセルフでハーブティーやコーヒーなどが自由に飲めるスタイルを採用。
こんな所も独創的。
○施設
<お風呂>
ここのお風呂は立ち湯に限る。お風呂から眺める景色は、ガラスやサッシの邪魔が入らない野趣に満ちた景色。内湯については、崖が間近に迫っていることもあり、洗いに特化した使い勝手がいいか。
1つ気になったのは、かけ流しか、加水か、循環式か、塩素を入れているかどうか、が未表示だったこと。「温泉」を売りにした旅館でないのはわかりますが、かつて温泉問題で話題になった信州なんだから見えやすい所にきちっと表示した方がいいのではと思います。
<お部屋>
私達が泊まった部屋は、マントルピース付き。和室が基本ながらも縁側?のリビングが洋風の造り。ダブルで部屋が楽しめます。
<公共スペース>
真空管アンプを使ったステレオからは、芳醇なチェロの調べ。いい音だなあ。
洋家具を配した内装は、ジョージアンスタイル?の家具群。お洒落です。
フロントは若干狭い感じ。チェックアウト時は結構混雑して、バタバタ感ありの印象でした。
それから車の場合、ヴィーナスラインからのアクセスは要注意。落石もちらほら見受けられるなど、ハードな舗装路を下ることになります。
以上、通常の温泉旅館とは違った洋の要素を取り入れた独創的で興味深い旅館。このあたりは観光資源も豊富だし、東海は勿論、関東・関西からもアクセスが可能なエリア。
ここはお薦めです。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 4.0
- 食事・ドリンク:
- 4.5
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:4.0
富士川を下り、日蓮宗総本山久遠寺のある身延町を右折し、早川沿いの道をひたすら上流に進むと、忽然と現れる高級旅館。それが慶雲館です。
この旅館、とんでもない山奥にありますが、複数の旅行関連の専門誌で高評価を受けている名旅館。個人的にも「お湯」「居心地環境」の面で、この高い評価に納得できる旅館でした。
<環境>
この旅館の素晴らしさは、周りに人工的な気配が一切感じられないこと。車の音、電線、他の建物など、お風呂からの景色、部屋からの景色の双方とも、ほとんど人工物なし。人工の音、全く聞こえず。
代わりにみえるのは、渓谷の借景、糸魚川から続くというフォッサマグナの断層、そして早川。ピュアな自然の風景のみ!都会の喧騒を忘れて、自然の空気を吸いながら温泉に浸りたい方にはピッタリの旅館です。
<料理、味>
旅館の調理の方には失礼かもしれませんが、こんな山奥でよくこんなこだわった料理が出せるなあという印象。
地の物としては「巨砲ワイン」「青梅」「澤蟹」「マス」「甲州牛」などをふんだんに活用。
特に良かったのは、
○カリフラワーのちょっとざらつき感のある濃厚なスープが美味しかった「カリフラワーとコンソメの冷製スープ」
○ジャガイモのねっとりした食感が印象的な「新じゃがいも饅頭」
○焼きたてのイワナの塩焼き
<サービス>
このレベルの旅館としては、満足できる水準。お見送りは、担当の接客係の方が最後まで対応。決められたことをきちっとそつなくこなす感じの接客でした。
この手の旅館は、「至れり尽くせり」や「ここまでやるのか」みたいな接客は確かに、似合わないかもしれません。
<温泉>
この旅館の最大の魅力は、温泉でしょう。掘削温泉としては、日本一という温泉。源泉が50度程度なので、ちょっと冷ませばそのまま、適温にできる、源泉かけ流しにはぴったりの温泉。
胃腸に良いとされる泉質は、そのまま飲むこともできるもの。硫黄分が若干強いのでちょっと口に含む程度がいいかなと思います。
人工物一切ない環境で、ヒノキ造りの展望風呂に浸かる気分は、最高の気分。
お薦めです。- 旅行時期
- 2010年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 3.0
- 風呂:
- 5.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2012年04月15日
総合評価:5.0
「二人の夏休みプラン」で能登客殿に2泊し、1人1泊あたり約3万円程度使いました。失礼ながら、外観は昔ながらの団体向け大型温泉旅館の典型のような造りですが、中に入ると一変!!「プロが選ぶ日本一の旅館」の評価に違わぬ感動を味わうことが出来ました。
過去に伊豆伊東の「青山やまと」や星野リゾートプロデュースの複数の温泉旅館、「ザ・リッツカールトン大阪」、シンガポールの「ラッフルズホテル」など、他の有名旅館・ホテルもいくつか利用したことがありますが、サービス面については、過去に利用した宿泊施設の全てを完全に凌駕していると思います。
しかも支配人や女将が目の行き届く小規模な旅館ならともかく、総客室数が約250室という大規模旅館で、これだけのサービス・料理を維持し続けていることは、奇跡的なことではないでしょうか。
加賀屋さんの心のこもったサービス・料理に対して「CP抜群」というのは、非常に失礼かと思いますが、高級旅館は最低でも1泊4万円以上するのが当たり前になっている昨今、お金を払ってそのサービス・料理・施設を享受する客の立場としてみるとあえてこのように評価したいと思います。
高級レストランの3時間で3万円~4万円のコストパフォーマンスから判断しても、1泊5万円以上お支払いしてもまだ安いかなという感覚です。
また、企業・旅行会社のツアー団体客から我々のような個人客まで、日本的なサービスを期待する全てのお客様のニーズに完璧に応えられると思います。
バブル崩壊以降、企業の団体客が激減して随分経つと思いますが、それでもシーズンに関係なく常に客室稼働率が80%以上と噂される旅館です。個人客の評価なくして、この稼働率は維持できないと思います。
<サービス>
高級旅館と通常の旅館との大きな違いは「食事を部屋でいただくかどうか」だと私は思います。いわゆる高級旅館と称する旅館は、大体が「部屋食」です。
「部屋食」イコール「客室係がいる」ということ。この「客室係」がうざい!!と言う方は、高級旅館ではなく高級ホテルに泊まることをお勧めします。
私達を3日間担当してくれた客室係Rさんは、我々のニーズの先々を的確に察知し、しかも我々の興味の関心をしっかり受け止めて、我々の期待を遥かに上回るサービスを提供してくれました。その他、フロントの方からお風呂係の方、部屋に挨拶に来て、2日目の我々の料理の要望を聞いてくれた副料理長に至るまで、全てが気持ちのこもった素晴らしいホスピタリティーの持ち主です。
これは属人的なサービスの質ではなく、加賀屋という旅館全体の質で、旅館に入ってから出るまでの全てが均一に完璧になってるのだと思います。
いちいち具体例をあげると膨大になってしまいますのでここでは省略します。是非体験し、そのサービスを味わって感動していただきたいと思います。
<料理>
もし、サービスが他の旅館と大差なかったとしても、料理だけでこの加賀屋さんを利用して良かったと思います。
味は全般的に薄味で、ダシがしっかり効いています。食材は、赤西貝や加賀野菜など、地のものが中心。特にお椀物から鍋物・お味噌汁まで、つゆは味わい深く個性的でかつ能登ならではのもので、本当に美味です。
器の類は、九谷焼から輪島塗の漆器まで、加賀屋オリジナルが中心です。あまりにも器がおしゃれ(特に九谷焼のお茶碗・飯碗)なので、買って帰ろうと思いましたが、残念ながら非売品とのことでした。
<施設>
外観は冒頭の通りで、パブリックの内装も同様です。ただし、飾ってある陶器類やお花・加賀友禅のタペストリーは素晴らしい。館内を観て歩くだけで十分楽しめます。まるで美術館に来たような感覚です。また、古い旅館にもかかわらず、バリヤフリーの配慮がところどころに見受けられ、実際車椅子のお客様も多くみかけました。客室係Rさんによると、車椅子に対応したお部屋も用意しているとのことです。
部屋は、なんと今上天皇(当時皇太子様)がお泊りになったと言うお部屋の隣。10畳の和室で、縁側部分には二人掛けの掘りごたつ。景色は、七尾湾の内海が眼下に広がり、正面には能登島、奥には島と半島をつなぐツインブリッジがみえ、素晴らしい眺望です。
また、ベイビューバス仕様なので、お風呂でリラックスしながらこの眺望が味わえます。- 旅行時期
- 2008年08月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 5.0
- 接客対応:
- 5.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 5.0
-
投稿日 2011年10月02日
総合評価:3.5
バーミリオン湖は、バンフから簡単に歩いて行ける(大体30分程度かな?)場所にあるので、景勝地としての立地は最高です。
宿からハイキング気分でしばらく歩くと、街中とは全く違った大自然の風景が望めます。特にマウントランドルのちょうど国道から見ると裏側になりますが、特徴的な天に突き刺すような、峰々の形が、カナディアンロッキーらしくて美しい。
周辺にはエルクなどの大型動物も出没するらしいのですが、出会うことはありませんでした。- 旅行時期
- 2011年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間
- 1日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
-
メインストリート端ですが、ホテル自体は接客・設備とも問題なし
投稿日 2011年10月02日
総合評価:3.0
いろいろホテルスタッフに観光場所のヒアリングやシャトルバスの手配などお願いしましたが、皆さん丁寧に対応いただきました。ココ含め、カナダのホテルの対応は、先進国ということもあり、みなちゃんとしています。
シャワーは、カランの取っ手を引くとシャワーに切り替わるタイプ。取っ手を引いても、取っ手がそのままあステイしないので、修理のリクエストをしましたが、すぐに対応するなど、クレーム処理もスムーズでした。
ベッドのスプリングの具合は、今回の旅行の中で一番良かった。寝心地の良いベッドでした。- 旅行時期
- 2011年09月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 10,000円 未満
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.0
- バスルーム:
- 3.0
- ロケーション:
- 2.0
- 客室:
- 4.0
-
投稿日 2011年10月02日
総合評価:4.0
ガイドでも掲載されている評判の良いレストラン。銀座でいえば、4丁目交差点みたいな、バンフのど真ん中にあるので、すぐにわかります。
確かに評判通り、カナダ旅行でさんざん食べたステーキの中では、ココが一番ステーキの肉質がいい。
御存知のようにカナダのステーキは、日本のように霜降りの脂の旨みを楽しむのではなく、赤身の肉そのものの旨みを楽しむステーキですが、肉の滑らかな食感とジューシーさは抜群。
日本とは一味違った、カナダならではのステーキ。お薦めです。
そういえば南アフリカもカナダと同じような料理が多かった。メインのステーキに大量のフライドポテトまたはマッシュポテトに各種野菜の素揚げ。西洋文化のステーキって皆同じ感じなのか?- 旅行時期
- 2011年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算
- 5,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0




















