tadさんのクチコミ(21ページ)全1,058件
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投稿日 2017年09月20日
総合評価:5.0
谷中銀座の散歩に来たが、私の本命はここに来ることであった。この地点で、日本の美術を世界に向けて発信するエネルギーが集積されたのだろうと思う。
記念公園の説明版を読むと、岡倉天心を中心に、橋本雅邦、横山大観、下村観山がこの地に結集したのだ!英文で書いて世界に発信した「茶の本」を最近読んだばかりでもあるが、岡倉天心の業績は単に美術界にとどまらない。東京芸大のトップだっただけではない。フェノロサと一緒にボストン美術館でも活動した人物だ。今の世に見出しがたいスケールの人物というべきだろう。そういうことを思い出しながら、この地を訪問した。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
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谷根千で懐かしい喫茶店に出会う!
投稿日 2017年09月19日
総合評価:3.5
谷中銀座を歩いたあとで、ここに立ち寄った。朝9時から谷中銀座を歩いたので人は少なく、空いている店も一部だけだった。ただ、お目当ての岡倉天心記念公園には行ったし、後、この近辺で伝統的などら焼きとオカキなどをお土産に買えたので、安心して、この昔懐かしい名前の喫茶店に入店した。
昔懐かしい味のコンソメ・スープとサンドイッチとコーヒーのセットを注文。700円。店内はゆったりしていて、分煙になっているのは、やや現代的か?昔は平気でたばこをかがされていた。(私は酒はかかさないが、たばこはやったことがない。)朝から暑い日だったので、谷中銀座などの散歩の後は、ゆっくりできた。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- その他
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昔何度か利用した記憶が。。
投稿日 2017年09月19日
総合評価:2.5
東京をぶらりとしていると、こういう昔懐かしい店に出会う。つい、久しぶりに試したくなって入店。よせばいいのに、酒の勢いで、かき揚げ天ぷらを載せた蕎麦とそれに昔風のカレーライスまで注文。結局、どちらも残してしまった。店のかたに、申し訳ありません!
- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 利用形態
- その他
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投稿日 2017年09月19日
総合評価:3.5
看板にアイリッシュ・パブとあり、キルケニーやギネスが美味しく飲めたらと立ち寄った。いい状態で提供されたので、合格だ。もっとも、場所は少し狭いので、ゆっくりと飲む雰囲気にはなりにくいかも。。
ダブリンの本場のパブだと、人気店や週末は、すし詰め状態を楽しんでいる雰囲気が懐かしい。隣の人たちともすぐに話が始まったりするので、あれを目指して、週末は飛行機で近くの国からわざわざダブリンのパブで飲みに来る人が多いのだが、私も毎晩、親しい人ができたものだ。日本では無理だろう。ロンドンでもそういう気軽さはない。。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 利用形態
- その他
-
投稿日 2017年09月15日
総合評価:3.5
東京を離れる直前に浜松町駅でモノレールに乗る前、この寿司店が見えたので、立ち寄ってみた。1780円のランチだったが、まぐろ中心の組み立てで大き目の中トロ、大トロがついている。ネタはいいほうだと思うが、シャリが小ぶりで、やや冷たい。。卵焼きがついていたが、今一つ。味噌汁はいい。目の前でちゃんと作ってくれるので、雰囲気はいいのだが、少し期待外れ。。ワサビも量がものたりなかったし、ムラサキも薄い。。東京の好みだろうか?食べやすいと思う人もいるのだろうが。。。
- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 2,000円未満
- 利用形態
- ランチ
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投稿日 2017年09月16日
総合評価:4.0
御馳走になったところなので、料金は正確にはわからないが、良心的な価格とのこと。ワインは2時間で一人2千円。10種類以上のワインから選べる。さらに追加千円で、もう一時間、滞在した。それにアラカルトで料理を頼んだ。評判がいいところのようだが、納得する。
ワインは特別なものはないが、出来のいいものが選択されていると思う。自分で注いだので、少しづつ、殆どのものを試した。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- その他
- 利用形態
- ディナー
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パイプ・オルガンの演奏を聞く。思ったほど、パワフルではないが。。
投稿日 2017年09月17日
総合評価:5.0
この大ホールは何度も来ているが、無料で入場したのは初めてだ。9月に再開されるまで、ホールは閉鎖されていたのだが、オルガンも手入れされたと聞く。実は、ここでは、パイプ・オルガンが使用される演奏会はまだ聞いたことがなかったので、今回、来る気になった。2000人収容のコンサート・ホールとしては、6千本近いパイプのオルガンが十分な音量だろうと推測していたが、今回の30分の演奏会では、バッハのフーガを聞いて、一応満足できる水準だった。
なお、コンサート・ホールのパイプ・オルガンで、やはり、圧倒的に思い出が残るのは、1999年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで聞いたサン・サーンスの交響曲第3番だろう。9999本のオルガンが地響きをたてた!いまだかつて、あれほどの迫力あるオルガンの音は聞いたことがない。BBCのオーケストラと共演したのだが、オーケストラよりも迫力ある音だった。名手サイモン・プレストンがオルガンを弾いたが、あの後、プレストンの演奏するバッハ・オルガン全集を買ったものだ。送風装置が力強くないとあんな迫力は生まれないだろう。
もう一例、魅力的なコンサート・ホールのオルガンの音は、やはり、ウィーンの黄金のホール、ムジークフェラインの正面にあるパイプ・オルガンだろう。ケルビーニの交響曲ニ長調をオルガンとウィーン交響楽団と合唱団が共演した時の圧倒的なホールの響きも生涯忘れないだろう。これは、迫力だけではなく、優美な響きでも傑出した会場だ。
実は、以上の私の思い出のベスト2と比べると、サントリーホールのオルガンの音は、もっと迫力があってもよかったのだが、、。意外と遠慮がちに響いた。。
比較の話になったので、序に思い出すと、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールのパイプ・オルガンは修理前も後も聞いたが、これなら、サントリー・ホールと比べても、お互い、それほど変わらないかもしれない。バービカン・ホールのオルガンは、ホールの音響が酷くて響かない。
ただ、私にとってはパイプ・オルガンはヨーロッパの教会で聞くのが最高だ。すべて、異なった響きが楽しめる。バロック・オルガンなどの名器があちこちに残っているし、ピッチも異なることが多いので、さまざまな響きが楽しめるからだ。
日本では、ICU教会で、日本初の本格的パイプ・オルガンで、何度も聞いている。特に思い出に残るのは、マリー・クレール・アランさんの演奏やセミナーなどだろう。
なお、CDのバッハ・オルガン曲全集で、ヨーロッパの各地の名器のオルガンで録音したものとしては、サイモン・プレストン、マリー・クレール・アランがどちらも優れているので、オルガンの名器をいい音響の会場で聞きたい場合は、ぜひ、お薦めしたい。これらの録音は、素晴らしいオルガンを素晴らしい音響で聞ける教会が選択されている。
NHKで鈴木雅之氏がオルガン演奏したビデオを放送したことがあるが、あれも、ドイツなどの素晴らしい会場が選ばれていたと記憶する。鈴木氏には全曲あちらで録音して欲しいものだ。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
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国立近代美術館に入る前にここで腹ごしらえ
投稿日 2017年09月16日
総合評価:4.0
この杵屋といううどん店は私の地元にも昔からあるが、ここは、スタイルが違う。自分で並んで注文し、汁や天かす、ネギなどを自分でくわえる。さらに追加の野菜てんぷらを自分で選び、最後に会計してもらう。他のチェーン店と似たスタイルになったようだ。味には文句はない。安くてうまい。いくら払ったか覚えていない。
- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 利用形態
- ランチ
- コストパフォーマンス:
- 4.0
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投稿日 2017年09月16日
ニユートーキヨー ビヤレストラン パレスサイドビル店 神田・神保町
総合評価:4.0
国立近代美術館を友人と見た後、一杯やりながら話そうということになり、竹橋駅の近くで場所を探すと、自動的にこのビルのなかにはいる。で、昔から名前だけは知っているこの店に入ることとなった。どちらも退職者なので、ここなら財布を気にせずに、ワインをボトルで白と赤を飲んだ。イタリアの白ワインで広島の牡蠣フライを食べ始めて、肉料理は南アフリカの赤ワインにした。確かワインはどちらも2900円だったと思うが、ま、こういうところなら仕方ない値段だろうか。。肉料理はなんだったか覚えていない。話のほうが盛り上がったからだ。
- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 利用形態
- その他
-
投稿日 2017年09月16日
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投稿日 2017年09月16日
総合評価:4.0
友人と6時過ぎに落ち合い、鶯谷近辺で飲むことにした。偶然、ここの看板で、三陸の牡蠣が食べられると知り、そのために入店。生も焼いたものも、どちらも美味い!この時期、まだまだふっくらした牡蠣にはなっていないが、それでも、美味しかった。新潟などの日本酒とよくあう。しかも、なみなみと注いでくれるが、料金は抑えられている。これは、今後もまた利用しようと二人の意見は一致した。焼き鳥も各種頼んでみたが、食べきれなかった。退職者の財布に優しい飲み屋だ!で、相当酔っぱらっていたのだろう。写真がまったく残っていない!
- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 一人当たり予算
- 4,000円未満
- 利用形態
- その他
- コストパフォーマンス:
- 4.0
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投稿日 2017年09月15日
総合評価:4.0
昼間、友人とワインを飲む羽目になり、二人で2本飲んだ後、友人と別れて、この店のある細い通りを歩くと、たまたま入れた。孤独のグルメで取り上げられた店だと知っていたので、何度か、入ろうとして、今まで入れなかったところだ。
で、カウンタ―に座れた。両脇の方も親切で、その内、歴史などの話になり、一人とは、長々話した。ホッピーを飲みながら、いい時間が過ぎた。唐揚げなどを食べた。で、翌日、同じ時間ごろに通り過ぎると、閉店だった。売り切れると閉店になるようだ。朝11時前から開いていて、客が飲んでいるところだ。で、夕方に行くと、売り切れで閉店というユニークさだ!- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
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投稿日 2017年09月17日
総合評価:4.0
東京国立博物館に来ると、このところ、必ずランチ・タイムにはこの「ゆりの木」に来ている。本館と東洋館の間にある。
胃にもたれず、優しいひんのいい味付けの五目つゆそばを食べるためだ。ホテル・オークラの直営店だ。確か千円前後だった。これで一休みになるので、引き続き、館内を鑑賞する。
今回ふと思ったのは、関東では従来、蕎麦を食べる時は強烈なすする音を出すのが通だと言われていて、実際、神田の名店などではそうなのだが、でも、ここでは、つゆそばを音を出して食べている客はいなかった。蕎麦とラーメンは別なのかもしれない。ラーメンは中国では音を出さないし。。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 利用形態
- ランチ
- 料理・味:
- 4.0
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投稿日 2017年09月16日
総合評価:4.0
ここは6月ごろに初めて入店し、印象がよかった。で、お茶の水のワイン・バーでたらふく飲んだ後、タクシーで移動し、このあたりのラーメンで〆ることにした。飲んだ後に欲しくなるタイプの濃厚な味だ。昼に食べに行きたくなるラーメンではないが、飲んだ後には最高。
実はもう一か所、行きたいラーメン店が日比谷線入谷駅近くにあり、最初、そこに行ったのだが、夜10時で閉店していた。で、ここまで、歩いてきた。こちらは深夜までやっていた。九州のラーメン店などは、深夜遅くまで空いているのが普通だから、その感覚で一軒目で失敗した。東京のラーメン店は早じまいが多い。- 旅行時期
- 2017年09月
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- その他
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投稿日 2017年09月10日
総合評価:4.0
津和野の帰りに、湯田温泉駅におりて、湯田温泉に行く途中、道路わきにある狭い井上公園に立ち寄った。昔はもっと素朴な場所だったが、今は井上薫像がたっているだけではない。。なにしろ、種田山頭火や中原中也の碑まで並んでいる!足湯まで作ってある。子供の遊具や公衆トイレもあり、なんだか、ごてごてと落ち着かない井上公園の中に井上薫像は立つ。井上公園と名付けておきながら、これでは井上薫も浮かばれないのではないか。。。
ただ、幕末の七卿落ちの際、一時、三条実美らが滞在したという井上家の一部の復元があり、七卿落ちの立派な碑があるのは納得だ。
井上薫は伊藤博文とともに、ロンドン大学から急遽帰国した後、英国など4か国との長州藩の戦いをやめさせようと藩主たちを必死で説得したのだが、誰も聞く耳をもたず、井上薫がこの地で、逆に襲われた。瀕死の重傷だった。
長州藩は、吉田松陰の周囲にいた少数の人達を除けば、藩主も側近達も国際情勢にはかなり無知だったのだろう! 毛利の藩主たちに、唯一感心するのは、長州ファイブを留学させる莫大な資金を出したことだろう。実際、ロンドンに行った井上薫、伊藤博文、それに上海に行った高杉晋作(それに木戸孝允)が長州にいなかったら、蛤御門の変の後、倒幕の動きは鎮まっていたただろう。
今回、気が付いたのだが、井上公園内に、所郁太郎という人の碑があり、瀕死の井上薫のところへ、この若い医者がかけつけて、50数針を縫う大手術をして井上薫を救った。井上薫は最初の外務大臣となり、81才まで活躍したが、治療した方の所郁太郎は26才の若さで死んでいる。美濃の国の人。所郁太郎は、七卿たちの移動の際も、医者として同行したり、さらに高杉晋作の挙兵の際も、参謀として参加しているとのこと。大変な人物だ。昨年ここに立ち寄った時は、夕方で暗くて気が付かなかった。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
-
湯田温泉にゆったり浸かった後、がっつりと肉とビール
投稿日 2017年09月03日
総合評価:4.0
青春切符を使って島根県の高津川の天然鮎のフルコースのランチを食べた後、山口の湯田温泉駅に移動し、湯田温泉のかめ福で温泉にゆったり浸かり、やっとおなかもすいてきたので、かめ福の隣にあるファミレスに入る。
ともかく肉とビールを注文。鉄板の上に、ハンバーグとトンカツとビーフのカルビ焼きがのったがっつり派のもので、ビールと相性よし。これは良心的な価格で驚いた。こういうチェーン店の水準恐るべし!昼は鮎ばかりを7匹くらい食べたので、風呂上がりのビールと肉は、大層美味しく感じた。なにしろ、割烹の昼食のほぼ10分の1くらいの値段だった!- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 利用形態
- ディナー
- コストパフォーマンス:
- 4.0
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投稿日 2017年09月02日
総合評価:2.0
安野光雅美術館に関する前回の私の口コミに、追加情報を書き込んだのだが、とうとう、最近の展示情報がなにもないまま、日原の割烹美加登家で鮎のフルコースを食べた後、バスで移動して津和野駅までやってきた。お稲荷様は昨年12月に行ったので、今回は、津和野では安野光雅美術館を見るかどうかだけのために行ったのだ。結局、数日前からインターネットを調べつくしたあげく、9月1日の展示内容の情報はなにも得られなかった。不親切な美術館だ!安野光雅の長年のファンであるだけに、腹がたった。
とうとう、館内のチケット売り場の人に聞くまで、昨年12月とは違う作品展示かどうかは、わからないまま、また、800円のチケットを家内と買うはめになってしまった。売り場のかたが、展示作品は入れ替えていますと言ったからだ。地元の方にはなにかサービスがあるようだが、シニア割引はない。
確かに入り口から近い展示場の作品は変更されていた。しかし、その後は、ほとんど同じだ。教室やアトリエ、プラネタリウムなどなにも変更なしだ。最後の童謡に因む絵は確か多くは前回見たものと同様だと感じた。もっとも、自信はない。カメラ撮影禁止だというし、入場者には詳細な作品リストは渡されないので、なにがあったか、覚えているわけはない!プラネタリウムの上映時間は一休みすることにして、半分眠り込んだ。
入口近くの新しく変更された部分だけは二回見たのだが、それでも、一枚一枚安野氏のエッセイが長いので、それをすべて読みながら進むと時間がとてつもなくかかる!かなり最初は読んでいたが、気軽なエッセイも多いので、だんだんと、読むのが面倒になってきた。絵の印象はほとんど残らなかった。。。絵にあまり関係のないエッセイもあり、読むほうが中心になってしまったからだろう。少しづつ、シリーズやテーマの異なる絵が展示してあるのだが、総花的並べ方に見えて、焦点がバラバラで、印象が薄くなった。見て読む人の立場になってほしいものだ!!!「海のある風景」というだけでは、付き合いきれない。
こんなバラバラな絵を少しづつ見るだけなら、今回はまったく入場する必要はなかった。あらかじめ展示内容を知っていたら入場しなかったであろう!今回の経験で、もうここには来ないだろう。800円が非常に高いと感じた。。。入口近くの入れ替えた絵の展示室だけを見るのに800円払わせるのは酷い。残りの展示は結局なにも変わっていないのだから。。。
模擬教室などは何のためにあるのか理解不可能。机などを処理して、4000点ある別の作品群を展示してほしいものだ。本人が懐かしがっている場面を毎回見せられても、鑑賞者には面倒なだけだろう。
京都に新しくできた安野光雅館は入場料は千円だそうだ。。。で、展示を見た後、出口近くのショッピングのコーナーで、安野光雅の高い絵本がずらりと並んでいた。バブル時代は終わっているのだが。。。かなり失望の訪問となった。。。これでは入場者はリピーターになれない。安野光雅という絵描きに対してかなり興ざめの一日となった。過去には、版画を始め、かなり著作も買ってきたファンだったのだが。。(ただ、館長や館員が企画を作り作品選択したのだとすれば、責任は安野氏だけではなくなるが。。)- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 展示内容:
- 2.0
-
投稿日 2016年12月21日
総合評価:5.0
ここは2001年に開館したそうだが、それから間もないころ、一度訪問した。その時は、安野光雅の額入りの版画「シエナのカンポ広場」を購入した。今でも部屋に飾っている。最初の安野光雅との出会いは1980年代半ばのころだろう。下関市立美術館での特別展で直接、作者に自作の本に署名をしていただいた。1986年にはロンドンの大英博物館の真向かいにある古書店で、英語版のUnique World of Annoを購入した。海外でも高い評価をすでに獲得していた。子供達がエッシャー風の謎解きゲームのような絵に魅せられていたものだ。そのころは、子供に安野の絵本をさらに買ってやったものだ。NHKの旅のシリーズのような番組で安野がヨーロッパでスケッチする場面を見た記憶がある。シエナのカンポ広場などでのスケッチ風景を思い出す。しばらくして、私もそのカンポ広場に行ったものだ。そういえば、近年は皇居での植物観察のシリーズも話題になっていた。
青春切符が残っていたので、久しぶりに思い立って、ここまで来た。今回の常設展示はこの10年くらいの新作が展示の中心であった。フィレンツェの大聖堂の緻密な描写などが記憶に残る。大変力の入った作品だ。風景画のやさしい画風なども心に残る。特別展示のほうは安野の比較的初期の作品が並ぶ。やはり若いころからすでにうまい!
入館者は館員を除けば、我々以外はいなかった。平日の午後だが、稲成神社の参拝でもほかの人に出会わなかった。午後なかばを過ぎると急に人が少なくなるようだ。夕方、食事をしょうとしたら、狙っていた店は昼間は開いていたが、5時を過ぎるとほとんど閉店していた!
やっと一軒見つけて里芋コロッケ定食を食べ、夜19:35発で移動開始した。人口の少ない町だろうが、居酒屋風のものが駅周辺にまったく見つからなかったのは意外だった。ここに安野光雅美術館があるのはもったいない気もする。都会にあれば、もっと入館者がいるだろうと思われる。故郷ではあろうが、ここまで度々訪問するのはなかなか大変だ。収蔵品は多いようだが、そう何度も見に行けない。
(追加(2017年8月31日): ここではない京都府丹後市久美浜町に安藤忠雄設計の新しい安野光雅の美術館(森の中の家 安野光雅館)がこの6月にできあがったようだ。
この津和野町立の安野光雅美術館は最初訪問した時、地元作成の津和野の観光案内地図には美術館は記載されていないので、驚いたものだ。駅前の案内版にも、出してなかったのを覚えている。
実は明日、また美術館に立ち寄ろうと、最新情報をゲットしようとしたら、どこにも案内がない。津和野町のホームページを細かく見たが、結局、今回の展示品の紹介などは見つからなかった。昨年12月に入館したばかりなので、変更していないなら訪問を取りやめようと思うからだ。)- 旅行時期
- 2016年12月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
-
投稿日 2017年09月02日
総合評価:5.0
青春切符で、この夏、3度も島根県に行った。最初は立久恵峡温泉に一泊し、次は温泉津温泉で一泊する旅だった。今回は残りの一枚だけで日帰りの旅をすることにしたが、高津川で、鮎釣りをしている人を見ていると、有名な高津川の天然鮎を食べさせる割烹、美加登家に行きたくなったのだ。なにしろ、高津川は清流日本一に何度も選ばれたそうだ。通の間では、鮎も当然評価が高い。その鮎をちゃんと食べられる場所は、調べると、ここしかないようだ。
食べログでは、高い評価のある割烹だ。口コミ数は28だが、どれも圧倒的に詳しい通の文章が読める。この美加登家の支店ともいうべき新橋の鮎正も鮎の通には高い評価のようだ。ミシェランにも載っているようだ。美加登家の兄弟がやっているとのこと。
詳細はそれらの通の説明に譲る。私たちは昨日昼食をこちらでいただいた。一万円のコースを予約。サービス料10%と消費税が別で、それにこの地方の日本酒を2種類いただく。
献立表を写真でつける。鮎は8種類の料理で登場する。私は子供時代は親父が鮎釣りが名人級で、一日50匹以上釣ってきた記憶がある。私も小学生のころ、子供鑑札を買ってもらい、一緒に夏休みには鮎釣りをしたことが何度かある。私は5,6匹しか釣れなかったが。。当時の食べ方は塩焼きとせごしだった。せごしは骨があり、あまり好きでなかった。釣れすぎた時は火鉢で串刺しにして蒸し焼きし、保存食になっていた。それも好きではなかった。うるかは大好きだった。結局、子供時代の天然鮎の記憶は塩焼きがベストで、いくらでも食べていた。それにうるかが熱いごはんにかけて食べるが好きだった。こられの体験は川にダムができて、突然、すべて終わった。
それ以来、天然鮎を食べる機会はほとんどない。養殖ものの鮎はやはり違う。。それでも、時々は食べてきたが、子供時代のものとは程遠い。
北大路魯山人の鮎に関するエッセイは9編ほどあるが、kindle版で読みなおした。彼は理想だけを語るので、若鮎の塩焼きがベストだという考えだ。せごしよりは洗いを褒めている。彼の話は本質をついていると思う。川でとれた場所で食べるしかないのだ。生簀で送ると数日ではらわたが痩せて、味が落ちるというが、これは正解だ。うるかが減っていく。鮎は内臓のうるかが味の命だと私も思う。塩焼きは、うるかがたっぷり残っている取れたてが当然美味しい。
今回は9月1日で、時期が時期であるだけに、大きく育っている分、料理法も当然、6,7月に食べる食べ方とは異なるだろう。そこらへんは、プロの腕を信じて食べに来た。一万円のコースで、鮎が7匹くらい使用されたとのこと。贅沢なコースだ。私が子供時代に食べた食べ方ではない。すべて新体験だった。川によって、鮎は育つペースが相当異なるようだ。私が子供時代に食べた鮎はお盆までというのが常識だったが、高津川はそれよりは遅いようだ。だから、食べに来たのだが、、。子持ち鮎のコースは10月1日から開始だそうだ。
だから、相当大き目の鮎になっているだろうが、まだまだいけるはずだという判断でやってきた。
子うるか。洗い。白味噌仕立て。味噌包み焼きという順序ででてきた。それから塩焼きが2匹ずつ。うるか茄子。鮎昆布〆。それに仕上げは鮎めし。以上、8種類の鮎料理。
塩焼きはこの料亭独特の焼き方。皮がぱりぱりで、骨まですべて食べられるように焼いているとのこと。一匹目は全て食べてみた。2匹目は骨を少し残した。これらの8種類はすべて新体験だったので、比較ができない。ただただ、新しい味覚をそれぞれ、神経を集中させて味わった。やはりコース全体の評価は5つ星だ。次に来るとしたら、若鮎の塩焼きが美味しいだろう7月にするだろう。6月はまだ小ぶりすぎるのではないだろうか?
ただ、子供時代は経験がなかったが、何年か前に岩国の錦帯橋を見た後で、しばらく歩いたところで錦川の子持ち鮎の甘露煮風のものを売っていた。一匹が800円くらいだったが、あれは美味しかった!子持ち鮎は料理法、食べ方がまったく異なるだろう。10月過ぎに、この料亭を訪問するのも面白いだろうと思う。
ただ、ある時、琵琶湖の子持ち鮎の甘露煮ふうのものを買ったが、それは酷かった!10匹くらい入っているパックだったが、一匹食べて残りは捨てた!鮎もピンキリなのだ!(琵琶湖の鮎すべてが不味いといっているのではない。。。)北大路魯山人もそこらあたりは口うるさい。(佐藤垢石も鮎のエッセイが面白い。kindleで読める。)鮎はいい条件でいい状態で食べるのが、難しい魚なのだ。ただ、当たると至福の経験となる。今回はブルックナーの長大な交響曲を初めて聞いた時のようなもので、いきなり意味を理解するのは難しいが、凄い時間を過ごしたことは身体も頭も忘れないだろう。
この料亭は、それぞれの時期に合わせた対応を当然できるだろうから、安心して、訪問できるだろうと思った。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 10,000円以上
- 利用形態
- ランチ
-
投稿日 2017年09月02日
総合評価:4.0
昨年12月に風呂のみの利用が可能と知り、850円で利用したが、よかったので、今回、また津和野からの帰りに一風呂浴びた。夕方6時半ごろ到着したのだが、泊り客は多分夕食時なのだろう。風呂は数名しかいなかった。ゆっくりといろいろな風呂が使えた。1時間くらい、入ったり出たりして、長風呂を楽しんだ。料金のなかにタオルも入っているので、飛込が可能。露天風呂など種類も多いので、あれこれの風呂を楽しめる。
地元から近い温泉といえば、川棚温泉、俵山温泉、長門湯本温泉とあるが、私は長門湯本温泉のファンだ。ただ、島根県に行った帰りだと、山口線経由なので、途中で列車を降りて一風呂あびるなら、湯田温泉も便利だ。- 旅行時期
- 2017年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
































