展示情報がないまま安野光雅美術館をまた訪問
- 2.0
- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by tadさん(男性)
津和野 クチコミ:7件
安野光雅美術館に関する前回の私の口コミに、追加情報を書き込んだのだが、とうとう、最近の展示情報がなにもないまま、日原の割烹美加登家で鮎のフルコースを食べた後、バスで移動して津和野駅までやってきた。お稲荷様は昨年12月に行ったので、今回は、津和野では安野光雅美術館を見るかどうかだけのために行ったのだ。結局、数日前からインターネットを調べつくしたあげく、9月1日の展示内容の情報はなにも得られなかった。不親切な美術館だ!安野光雅の長年のファンであるだけに、腹がたった。
とうとう、館内のチケット売り場の人に聞くまで、昨年12月とは違う作品展示かどうかは、わからないまま、また、800円のチケットを家内と買うはめになってしまった。売り場のかたが、展示作品は入れ替えていますと言ったからだ。地元の方にはなにかサービスがあるようだが、シニア割引はない。
確かに入り口から近い展示場の作品は変更されていた。しかし、その後は、ほとんど同じだ。教室やアトリエ、プラネタリウムなどなにも変更なしだ。最後の童謡に因む絵は確か多くは前回見たものと同様だと感じた。もっとも、自信はない。カメラ撮影禁止だというし、入場者には詳細な作品リストは渡されないので、なにがあったか、覚えているわけはない!プラネタリウムの上映時間は一休みすることにして、半分眠り込んだ。
入口近くの新しく変更された部分だけは二回見たのだが、それでも、一枚一枚安野氏のエッセイが長いので、それをすべて読みながら進むと時間がとてつもなくかかる!かなり最初は読んでいたが、気軽なエッセイも多いので、だんだんと、読むのが面倒になってきた。絵の印象はほとんど残らなかった。。。絵にあまり関係のないエッセイもあり、読むほうが中心になってしまったからだろう。少しづつ、シリーズやテーマの異なる絵が展示してあるのだが、総花的並べ方に見えて、焦点がバラバラで、印象が薄くなった。見て読む人の立場になってほしいものだ!!!「海のある風景」というだけでは、付き合いきれない。
こんなバラバラな絵を少しづつ見るだけなら、今回はまったく入場する必要はなかった。あらかじめ展示内容を知っていたら入場しなかったであろう!今回の経験で、もうここには来ないだろう。800円が非常に高いと感じた。。。入口近くの入れ替えた絵の展示室だけを見るのに800円払わせるのは酷い。残りの展示は結局なにも変わっていないのだから。。。
模擬教室などは何のためにあるのか理解不可能。机などを処理して、4000点ある別の作品群を展示してほしいものだ。本人が懐かしがっている場面を毎回見せられても、鑑賞者には面倒なだけだろう。
京都に新しくできた安野光雅館は入場料は千円だそうだ。。。で、展示を見た後、出口近くのショッピングのコーナーで、安野光雅の高い絵本がずらりと並んでいた。バブル時代は終わっているのだが。。。かなり失望の訪問となった。。。これでは入場者はリピーターになれない。安野光雅という絵描きに対してかなり興ざめの一日となった。過去には、版画を始め、かなり著作も買ってきたファンだったのだが。。(ただ、館長や館員が企画を作り作品選択したのだとすれば、責任は安野氏だけではなくなるが。。)
- 施設の満足度
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2.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 展示内容:
- 2.0
クチコミ投稿日:2017/09/02
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