薔薇の咲く庭さんのクチコミ(25ページ)全1,133件

　元モルドバ公国太子邸であったということから建物は大きく豪華である。中は４つの博物館になっている。美術、歴史、民族、工芸を見て回るとモルドバの文化がわかる。１５６５年にモルドバの首都がスチャバからヤシに遷都されルーマニアを代表する都として発展してきたことがわかる。

　スチャバの街を見下ろせる丘の上に建てられている。堅牢な城塞。石垣と建物はあるが木部は残っていない。オスマン朝のメフメット２世の攻撃を防ぐことが出来た歴史がある。壁の厚さが２～４ｍあるところがあり、防衛出来た理由が理解できる。

　訪れた日が日曜日で教会の中では礼拝が行われていて入ることが出来なかった。入り口まで人が溢れ熱心な信者が多いと思った。２つの尖塔があるごく普通の教会だと思う。シュティファン・マレ通りに面していて交通の便のよいところにある。

　ヤシ駅からモルドバのキシニョウへ向かうバスは統一広場の周囲を回り、方向を転換した。広場の中心部分は円形になっていて周りは道路囲まれている。方向を選択することが出来た。あまり交通量は多くない。広場に人はいなかった。

　スチャバ駅から一番遠いところにある。この教会の特徴は南面の一角に戦闘場面が描かれていることである。コンスタンチノーブルを攻めるペルシャ軍。モルドバ公国とオスマン朝の関係も壁画と同じようであったと言われる。

　画家の名前（宮廷画家トーマ）がわかっている唯一の修道院ということであるが、残念ながら保存状態はあまりよくなくほとんどはげ落ちている。モルドバ公国の大臣夫妻によって建てられたためか規模は小さい修道院である。

　修道院の周りに防壁を築いてあったためにフレスコ画の保存状態はよい。樹木の緑が濃い中に突然現れる感じがする修道院である。北面いっぱいに描かれている天国への階段は見ごたえがある。一部真っ白で未完成のところがある。画家が梯子から転落して死亡したために完成出来なかったとのことである。

　西面に最後の審判の絵を描ききるために窓も入り口もない。教会の入り口は普通は西面に取られているがこの教会は例外。南側にある。フレスコ画はきれいに残っている。審判で裁かれて地獄に落ちているのはこの教会でもトルコ人である。

　モルドバ公国の最盛期（１６世紀）に造られた教会群。５つの修道院は点在しているので一日で廻るためには現地ツアーを利用する方法がベストだと思う。日本で予約しなくても、現地のホテルで送迎付きのツアーの予約がとれる。

　キシニョウのホテルから空港まで利用した。メーターが付いているので明朗会計である。安全運転で安心して乗ることが出来た。ホテルで呼んでもらう方法が一番確実である。車の乗り心地も悪くはなく、特に問題となることはなかった。

　青空市場の近くにあり買い物に便利な場所にある。両替店もある。建物は近代的な建物である。ドニエステル共和国まで往復したが表示がなく、ターミナルの中のバス停を廻って探した。ヤシからのバスはターミナルには入らず近くの道路が終点になっていた。

　バスのサイズは中・長距離になると需要が少ないのかワゴンであった。しかし、市内を走るバスはごく普通の大きさで大きな通りをかなり頻繁に走ってるのを見かけた。前と後ろにドアがある。２枚と４枚ドアの種類があるようだ。

　中央バスターミナルからドニエステル共和国までを往復した。車はアウディーのワゴンの中古車。かなりの悪路で、トランポリンに乗っているような感じだった。運転手に英語は通じないが、行き先を行って切符を買うことが出来た。

　キシニョウの数少ない観光名所の一つ。鐘楼は大きく見事。市民公園の緑の中に大聖堂、鐘楼、勝利の門が並んでいるのを見ると、キシニョウの観光をしっかりすることが出来たという気持ちになる。穏やかな表情の人が多く、市民の憩いの場になっているように思う。

　ドニエステル共和国へ向かうバスの路線で広場の前の道を通った。黒い女性の像とその後ろに白い高い塔が建ち、ひときわ目を引いた。広場はそれほど広くない。広場の前はＴ字路になっているためカーブする時に見渡すことが出来る。

　勝利の門のすぐ脇を通る大通り。人や車が多く通りにぎやかである。道路の幅は広く歩道と車道が分かれていて安全に歩行出来る。街路樹が植えられていて景観も美しい。両替店やブティックなど多種のお店が軒を並べている。

　モルドバの首都としてヨーロッパの中にある街という感じを受ける。ヨーロッパでは最貧国と言われているのが表通りを歩いていると信じられない。しかし、一歩裏通りに入ると舗装はされていない建物は貧弱でやはり最貧国と言わざるを得ない現状がある。

　旧市街の中にあり古典的な建物。銀行であるためにかなり堅牢に作られている感じを受けた。１９世紀末の建築。旧市街でもかなり古い場所で、銀行の前の敷地に中世のものと見られる市場のをがガラス越しに見ることが出来る。

　市街地の中にあり、地下鉄のＭ２線の駅がすぐそばあって通学の便はよいと思う。落ち着いた環境とはいえるかどうかはわからないが、建物からは静寂さと伝統を感じる。出入りをする学生の姿を見ることは出来なかった。

　ルーマニア国立歴史博物館のすぐ隣にあり、ヴィクトリア通りに面し、旧市街の中にあるロケーションがとてもよい教会。特に観光名所という感じを受けないが、立ち寄ってみようと思わせる建物である。建物の内部に特別な特徴はなかった。