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地中海人さんのトラベラーページ

地中海人さんのクチコミ(6ページ)全146件

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  • ロンドン・ヒースロー空港から市内へ、初めての方へ

    投稿日 2013年04月12日

    ロンドン ヒースロー空港 (LHR) ロンドン

    総合評価:4.0

    [LHR]ヒースロー空港←→市内

    ********
    LHR3→パディントン駅はヒースロー・エクスプレスで。

     ヒースロー空港ターミナル3に到着し、入国審査後荷物受け取り階へエスカレーターで降りると、チケット販売員2名が立って待ち構えています。
     カード利用可能、往復か?クラスは?と問われます。Fクラス28ポンド、Sクラス19ポンドです。
     ここで購入し、荷物を受け取ったら、ヒースローエクスプレスの案内表示の通り進みましょう。
     パディントン駅まで15分。
     車中WiFi可能なはずですが、なかなかつながらない場合があります。

      英国観光庁オフィシャルサイト( 空港からの交通機関)から、ネットでヒースロー・エクスプレスEチケットを購入できます。

    **************
    パディントン駅→市内はあのロンドンタクシーで

      ヒースローエクスプレスの終点パディントン駅の6番・7番ホームに到着。タクシー専用乗り場まで床に道案内シール(ヒースローエクスプレスとタクシーの2本)があり、迷うことはありません。

     ホテルまではあのロンドンタクシーで乗りつけ、気分に浸りましょう。
    コベントガーデン付近まで約15ポンド前後、カード利用可能のタクシー有り。

    なお、タクシー内で、空港からコベントガーデン近くまで、70ポンドの広告を見かけたことがあります。ガイドブックには55乃至90ポンドと記載されていますね。

    *********
    パディントン駅→LHR3
      
     同駅のホーム6番・7番にチケット売り場(自動販売機もあり、カード利用可能)があります。

    *********
    ヒースロー空港ターミナル3
     ヒースロー・エクスプレスをターミナル1,2,3駅で降り、地上に出てC玄関から入りチェックインし、
    ? VATはセキュリティー通過後左側にあり、スタンプを押してもらい、向かい側のポストへ。ラウンジFには日本人スタッフが二人おります。忘れたときは尋ねてみましょう。

    ? ラウンジ
     ANAのゴールドメンバーはラウンジFを利用できます。 
     ラウンジF内にANAのFクラス専用室があり、親切な日本人スタッフが案内します。(写真)

    **********
    入国審査
     2012年10月19日は黒人の若い美人入国審査官でしたので、
    「一人ですか」との問いに「いつも一人で旅行だよ、あなたは一人かい?」。
     審査官「そう、一人よ、そのほうが気楽だわ」との会話だったが、入国カード記載事項は全部きちんと笑顔で質問してきました。感心ですね。

     他の西欧諸国の入国審査とは異なる対応ですが、テルアビブでの入国審査と比べれば、全く緊張感無く、気にかけることはありませんね。

    https://www.ana.co.jp/int/airinfo/...

    旅行時期
    2012年10月
    アクセス:
    5.0

  • 全室シービューで、静か。肝っ玉女将さんが大サーヴィス

    投稿日 2013年02月12日

    エルメス ミコノス ホテル ミコノス島

    総合評価:5.0

    ミコノス島へはアテネから、2012年5月と7月、2度とも2泊3日の日程で訪問し、5月に2泊したヘルメスミコノスホテル。空港、港からホテルまで無料送迎あります。アテネからミコノスまでの高速船上から携帯で連絡可能です。

     ディロス島行き埠頭までゆっくり下って徒歩15分(帰りの登りは迷うかも)。
     ディロス島ガイドツアーを申し込めば埠頭近くまで送ってくれます。

     四つ星、浴槽付き、家族経営、親切な女将さん。一人のんびり過ごすのに充分な広さです。5月は遠出せず二日間、バルコニーから海を眺めておりました。
    WiFi無料 コンチネンタル朝食。通年営業(ミコノスのリゾートホテルは冬季休業が多いです。)
     ロビーにバーがあり(頼めばサンドイッチ程度の軽食)、街歩きから帰るつどビールをサービスされました。近くにアジアンレストランや飲食持ち帰り屋台があります。

     ここは、夏季は早めに予約必要です。7月は満室のためこのホテルの向かいの四つ星ホテルに泊まりました。次も必ずチェックしようと思うくらい気に入りました。

     ミコノス島では、男性一人旅は??と誤解されますのでご注意。フロントで写真を取りに来たとでも先制する必要があるかもしれません。

    旅行時期
    2012年05月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    7,500円 未満
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    5.0
    バスルーム:
    5.0
    ロケーション:
    3.0
    中心街からの帰りは登り15分。
    客室:
    5.0

  • スブラキ食べ歩き

    投稿日 2013年04月06日

    オパ タベルナ ミコノス島

    総合評価:3.5

     ギリシャは、シーフード料理(リゾット、スパゲッティ)はどこもおいしく、タベルナ、カフェ、レストラン、また値段の多寡を問わず、おいしさが大きく変わることはないですね。エビとムール貝の量の多少で値段が大きく異なることが多いように思います。

     そこで、2度計4泊したミコノスではスブラキの食べ比べを。これは、肉の種類、店により、値段により、大きく異なりました。

    **********

    1  オーパ・タベルナ
     ここは、ホテルの紹介でしたが、腹ごなしに十分に迷ったすえようやくたどり着きました。ミコノス・タウン マトキアニ通りの東二本目の小道にある小広場(Goumenio Sq.)にタベルナが並んでいるが、なかなかたどりつけない。
     
    日本語メニューもあり、海沿いのタベルナと比べると格段に安くかつおいしく、店主一同人懐っこく、気分よく、いただくことができました。WiFi無料(パスワード無し)。
     水(大)
     ミトス ビール
     仔羊のスブラキ(12.5ユーロ)
     シーフードリゾット(値段に比較してここはこれまで一番エビとムール貝の量が多い!)
      を頼み、パンはノンサンキューと言ったところ、飲み物とともにまずサービスだといって、 
      パン
      トマト、たまねぎ、シソを刻みオリーブと酢を加えた一皿
      を持ってきた。   2012年7月8日昼訪問。

       ***

    2  ミコノスタウンの魚市場から旧市街に向かって右から二番目のレストラン
      ポーク・フィレ・スブラキ  17ユーロ
      ここは、ビールもミトスは出さず、よりおいしいとされている若干高めのビールのみを出すレストランでしたが、ピザの生地の上にポテト、トマトなどを添えたやわらかいポークと店独自のソースを小皿に。

       ***

    3   ミコノスタウンの魚市場から旧市街に向かって左から二番目のタベルナ
      ポーク・スブラキ  10ユーロ
      ここは、ペロポネソス半島の観光地ではない村のタベルナでは3.5ユーロほどのスブラキと比べてもおいしいとは思えない。

     上記2,3は領収書を発行しなかったので店名不明。(2012年5月6日(ギリシャ総選挙)7日に訪問したので、みなさんユーロ確保、銀行預金引き出しが始まっていましたが。)

    *********
     ミコノス・タウンでは、繁華街から徒歩10分若干高台の眺望があるホテルに夜分到着したため、ホテルの紹介により近くの中華タイ料理レストランン 「ブルー・ジンジャー」(Mykonos84600)で、二度ともチャーハン(牛肉入りと海鮮)をいただいた。

    **********
    これまで スブラキが一番おいしいと思ったレストラン
      ロードス・シティのホテル Hotel PLAZA    
    このホテル一階のテラス付きレストランで、
    地元生ビール1杯、
    スープ2皿、
    えびリゾット、
    牛肉スブラキ(24ユーロ)
      を注文したが、牛肉もやわらかくスープ、リゾットとも全ておいしかった。(全部で40ユーロ) 


    旅行時期
    2012年07月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    2,000円未満

  • 新市街にあり、リピーター向き。

    投稿日 2013年02月08日

    ベスト ウェスタン プラス ホテル プラザ ロードス島

    総合評価:4.0

    http://www.rhodesplazahotel.com/ ホテル プラザ]   ★★★★
     
     イタリア占領時代に作られた新市街の中心部にあり、バスステーションからも徒歩の距離にある、4つ星、中規模ホテル。1階にはロビー、カフェ、テラス、レストラン、プールと全て見通せ、広くオープンな感じが好ましい。東へ数分で、シミ島やリンドス行きの船が出るマンドラキ港です。

     10月から11月以降はビーチ沿いの四つ星ホテルは徐々に休むところが多くなり、開いているところは5千円前後に安くなります。10月2食付きで9000円弱でしたが、食事がおいしく、港にも旧市街にも近いここを選びました。

     付近には伝統的ギリシャ料理やイタリアンなどのレストランが冬も営業しています。旧市街は冬季ほとんどのレストラン、土産物店は閉まります。

     セキュリティーボックスは1日3ユーロ、ルームキーをフロントで使用可能に。
     
     レストランテラスで、地元生ビール1杯、スープ2皿、えびリゾット、牛肉スブラキを注文したが、全ておいしかった。(全部で40ユーロ)

    ?   スタンダードツイン  WiFi無料 
        夕食はレストランで、食べ放題、野菜サラダ10種、スパゲッティ、デザート10種以上あり。 アラカルトも各種別途料金で一皿どれもおいしく楽しめます。
          2012年10月13日から一人朝夕2食つき  3 泊で 26,325円(ホテルズコムから) 
         10月中旬で夏時間中まだまだ暑く、観光客が滞在しており、プールにも日中10人前後。

    ?  スタンダードツイン  WiFi無料
         2012年3月18日から二人朝食つき 2 泊で EUR 134.00(日通ペリカンギリシャ店から) 
         冬時間中、観光客少なく、ビジネスマン少数。

    旅行時期
    2012年10月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    7,500円 未満

  • 紀元前10世紀から今に残る古代の町リンドスのアクロポリス

    投稿日 2013年02月11日

    リンドス ロードス島

    総合評価:5.0

    エーゲ海文明が消滅した後の紀元前10世紀ごろ、ロードス島には、ドーリア人が作った三つの都市がありました。紀元前5世紀末には統合されロードス市が作られたといわれています。

     その一つの、ロードス島東岸にある古代都市リンドスは、今、素晴らしい海水浴場がある観光地です。  冬季は町はずれまで、夏季は町の上を通る街道にある大駐車場まで、ロードスシティからバスで1時間20分。
     
     町の入り口には夏季はロバが数十頭待ち構え、アクロポリスまで客を運ぶ。ビーチとアクロポリスの間の傾斜地に、白い家々、ペンション、タベルナ、カフェ、夏季はたくさんの土産物屋さんが店を開いている。

     車が通れない細い曲がりくねった道を10分もゆっくり上ると小さな門があり、入るとすぐのところにガレー船のレリーフがあります。リンドスは良港に恵まれ、また地の利もあり、交易でたくさんの船が行き交い、富をもたらしたことでしょう。
     サモトラケのニケ像(ルーブル美術館所蔵)の作者ピュトクリスが彫ったといわれています。
    [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9/ 詳細は]

     アクロポリスは、天然の要塞として古代ギリシア、ローマ帝国、東ローマ帝国、聖ヨハネ騎士団、オスマン帝国が利用してきた歴史があります。イタリア占領時代若干修復された模様です。
    聖ヨハネ騎士団の城時代の南西端と西にある2つの塔が現存しています。ヘレニズム時代の柱廊、ローマ時代の神殿跡、ビザンチン教会、騎士団の部屋など、他と比べ比較的狭いアクロポリスにその後の歴史が重なっています。

      神殿跡の列柱が数本。アテナ・リンディア神殿跡は、紀元前4世紀頃に立て直したものの跡。 

     紀元前5世紀末に古代都市3つが統合され古代都市ロドスが築かれたのですが、その後もここは宗教的には聖域としてギリシャ中に名を轟かせていたようです。

    村はずれの小学校では行進する数十人の子供達。1日ロードス・シティから日帰りで遊びました。

    「ナバロンの要塞」の撮影地でした。ここから南西方向にクレタ島、南東方向にキプロス、真南は、エジプトです。

     南側にも小さな入り江、浜辺が見えます。北側はリンドスの浜辺、ロードスタウンからの小さな観光船、観光客を乗せたロバが見えます。

     「島の東側の崖の上にそびえ立つリンドスの神殿の跡に立ち、眼下に広がる地中海を眺めたならば、古の文明に思いを馳せないではいられないだろう。」と塩野七生さんも言っていますが、キケロ、カエサル、ブルータスも若いころロードスに遊んでいますので、ここからこの同じ海を見たに違いありません。。

    2012年3月19日(月)無風、ブルースカイの下、誰もいないビーチを見下ろす岩のうえで、まどろむ。アクロポリスは月曜日休なのでご注意。
    2012年10月16日(火)アクロポリス訪問  
     
    ************************
    交通機関
     トルコ式市場西側にある東部バスステーションから1時間20分、5ユーロ。
     夏季は、ロードスシティから船便多数あり。

     夏季は町の上にあるバス停まで。そこから町外れバス停までシャトルバス(0.5ユーロ)
     

    旅行時期
    2012年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • 念願の美女にあいま見えることができました.

    投稿日 2013年02月14日

    考古学博物館 (ロドス島) ロードス島

    総合評価:5.0

    15世紀、騎士団によって建てられた病院が今に残り、[http://en.wikipedia.org/wiki/Archaeological_Museum_of_Rhodes/ ロードス考古学博物館]となっています。 北側はイポトン通りに面していますが、入り口はソクラツース通りの1本北の通りにあります。

    二階建てかなり大きな建物です。入ると左奥にはライオン像が見え、 ここにも石の弾丸が控えています。

     ギリシャ各時代の歴史を物語る陶器が陳列されており、特に美の女神像が目を引きますね。 美しい!。長い髪を両手で太陽にかざし、見るものに美とは私よと訴えているかのようです。 念願の美女にあいま見えることができました。

     少年の頃これらのギリシャ彫刻に魅せられたのが、今になってギリシャに通うことになったのかもしれません。重厚な歴史は後からでしょうか。

     彫刻のレベルは古代アテネと名声を二分していたといわれていますが、現代の彫刻と比較しても! 

     ヴァチカンにあるラオコーンの群像もこの島出身の彫刻家の手によるものですね。

     墓、古典的なヘレニズムやローマの彫刻、モザイクの床などを見て二階の外へ出ると、小さなカフェがあり、トルコ時代と思われる庭園を進むと小さな病室を利用した展示室が二箇所(BC5300年からとBC15-12世紀)あります。

    ここもやはり暗黒時代とされるBC12-8世紀のものはありません。

    旅行時期
    2012年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0

  • 世界遺産の中世都市、聖ヨハネ騎士団の歴史をたどる

    投稿日 2013年04月06日

    ロードス島の中世都市 ロードス島

    総合評価:5.0

    2012年10月14日(日)はコス島に遊び、15日(月)は1度目に回らなかったロードスシティ内を探訪することに。

     ホテルからタクシーで、現ロードスシティーの南西部高台にある紀元前5世紀末に統合された古代ロードスシティーへ向かった。

      シーザーが若いころ留学し、滞在していた街。今はアクロポリスにアポロン神殿の跡、修復された小さな古代劇場(丘を削った形のギリシャ式)、古代スタジアムの三つのみが判然とし、後は木々に覆われていた。
     待たせていたタクシーで旧市街外壁まで戻った(20ユーロ)。

     いくつかの頑丈な前門を潜り抜け、ダンボアーズ門を通ると騎士団長の館の前に出る。3月と異なりほとんどの店が開いて街路の様相は華やかである。

     ソクラーツス通りはまだまだ観光客が多く、緩やかに下り、ころあいを見計らって左へ曲がると、1489年に完成した騎士団の病院、今は考古学博物館に出る。墓、古典的なヘレニズムやローマの彫刻、モザイクの床などを見て二階の外へ出ると、小さなカフェがあり、トルコ時代と思われる庭園を進むと小さな病室を利用した展示室が二箇所(BC5300年からとBC15-12世紀)ある。

    ここもやはり暗黒時代とされるBC12-8世紀のものは無い。

     一旦ホテルへ戻り、シャワーとシエスタ。

     夕方、シミ島やリンドス行きの船がたくさん並ぶマンドラキ港を散歩、観光トレイン乗り場を過ぎると、エヴァンゲリモス教会、国立劇場、市庁舎、モスクが並んでいる。
     セントニコラス要塞と2頭の鹿の像を眺めながら、焼きとうもろこし(2ユーロ)を頂き、しばし休憩した。

    *************************
    以下は2012年3月18日から2泊

     エーゲ海東南端にラグビーボール型の島がある。その北端に、聖ヨハネ騎士団が根拠地として200年間トルコと戦った城塞都市が世界遺産として今も残る。

     聖ヨハネ騎士団がロードス騎士団とも呼ばれるようになった1310年から、20万のトルコ軍とよく戦い、騎士600人から180人となりついに開城することとなった1522年までのことは、塩野七生さんの「ロードス島攻防記」に詳しい。 

      空港から海沿いに走ると、対岸に見える山並みはトルコの領土だ。オフシーズンなので、ホテル、レストランとも、休業のところが多い。

     イタリア占領時の1920年代に作られた新市街にあるホテルに荷を解き、直ちに旧市街を囲む城壁へ向かった。

     城塞北にあるエレフテリアス門と間違え一つ前の門から入ってしまった。クラック・ド・シュバリエよりかなり厚みのある城壁、壮大な城塞である。しばらく二重の城壁の、石の弾丸が転がる広い内部を巡り、北西のダンボアーズ門にたどり着いた。

     1522年12月26日聖ヨハネ騎士団団長以下18名が、銀色に輝く甲冑に、赤地に白十字を縫い取りした大マントを馬の背に大きくおおい、大軍旗を掲げ、スレイマンが待ち受ける大天幕に向け、この門を通ったといわれている。

     その門から入るとすぐのところに、文字通り質実剛健といった「騎士団長の宮殿」がある。冬季の日曜日のためか入場無料であった。ムッソリー二が別荘として利用したこともあり、ほぼ修復されている。

     南に向かうと、中世の街並みの趣があり、迷う楽しみを気楽に味わえる。少し歩けばすぐにも壁につきあたるのである。

    オミロウ通りやピタゴラ通りをともに2,3度行きつ戻りつし目当てのレストランを探したり、イポクラツース広場の噴水を見、カフェやみやげ物店が並ぶソクラツース通り、スレイマンモスクを経て、また騎士団長の宮殿に戻る。

     宮殿からイポトン通り(騎士団通り)を東に見通し、往時を思い、しばしたたずむ。

     舗道のたたずまい、両側に立ち並ぶ騎士たちの館。今も使用されているのか、中にはフランスやイタリアの国旗がギリシャ国旗とともにはためいている。

     騎士の館の壁には、それぞれ貴族の紋章が今も鮮明に残っており、全てを写真におさめた。

    *************
    交通機関   エーゲ航空
    ?2012-03-18
        アテネ空港ATH発9.40 A3 202便 ロードス空港着10:40
    2012-03-20
          ロードス空港発11:10 A3 203便  アテネ着12:10 
     Adult Saver 2人往復 237.28ユーロ
    ANAプレミアムポイント 127x2

    ANA HPからもヨーロッパ内の[スターアライアンス便を検索容易になりました。

    ?2012年10月13日
       パリCDG1 A3611 13.00発   ATH17.15着    653pp
       ATH A3216 18.30発      ロードス着19.30  177pp
            一人 215.28ユーロ
          
      10月16日
       ロードスA3215 16.15発   ATH17.15着  127pp
       ATH A3406 18.30発    コルフ着19.30 123pp
            一人 149.64ユーロ

    *************
    クテル・ロドス

    空港・ロードスシティ間
    往路タクシー 22ユーロ
    (バスは空港発11.15のところ、客がそろったところで10分前発車した。内陸部でもKTELのバスはおうようなのでご注意。定刻15分前には乗車準備必要です。)

    復路 トルコ式市場西にあるバスセンターから空港行き 2.3ユーロ

    旅行時期
    2012年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    5.0

  • ティリンスは、ミケーネとともに世界遺産

    投稿日 2013年02月11日

    ミケーネとティリンスの古代遺跡群 ミケーネ

    総合評価:3.0

    ペロポネソス半島にある港町ナフプリオンからアルゴス行きのバス乗ると、数分くらいで、道路右脇に小高い丘が見える。ミケーネ宮殿遺跡と一体として世界遺産に認定されているが、訪れる人は少ない。紀元前12世紀に滅ぼされたがその後数百年間(幾何学模様時代)居住された痕跡があり、紀元前5世紀にアルゴス人により完全に破壊された。

     [http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/p-civil1982gremyce-tiri.html/ ティリンス遺跡の詳細は] 
     この遺跡は日本語のガイドブックにはあまり紹介されておりません。
    Webページ [http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/ 「旅人legend ejの世界紀行・心に刻む遥かなる時」]の管理者さんから承諾を得ました。

     クノッソス宮殿に比べれば、ミケーネもここも宮殿の規模は非常に小さく、しかし城壁を作る一つ一つの石材はかなり大きなものです。ここの重要な出土品もアテネの国立考古学博物館にあります。

     アルゴス湾から1.5キロの距離。最大で15メーターの高さのある宮殿跡から今も湾を航行する船が見えます。紀元前14世紀から13世紀が全盛期、クレタやキプロスまでここで隊列を整え、船で乗り出したことでしょう。ミケーネから発掘された金はエジプト南部産とも言われており、ここは内陸部のミケーネにとっての海洋貿易拠点砦といった役割だったかもしれません。

     
    ティリンス宮殿遺跡入場料 3ユーロ
    ***********
    交通機関 ナフプリオン→ ←アルゴス  1.6ユーロ
     ここへは、ナフプリオン滞在中、半日アルゴスへ遊びに行き、帰りに立ち寄りました。バス運転手にティリンスでおろしてくれと言っていたところ、忘れてしまい、運転手はナフプリオンから4キロの距離でしたが、われわれ二人を乗せ、バスで折り返し遺跡の門前まで送ってくれました。同行者は、アルゴスで買ったイチゴ(大 1キロ4ユーロ)を少しとウエットティッシューをお礼に。

    旅行時期
    2012年03月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    3.0

  • 古代ギリシャ劇で有名

    投稿日 2013年04月05日

    エピダヴロス遺跡 エピダヴロス

    総合評価:5.0


    [遺跡]エピダウロス (ナフプリオンから)
     紀元前6世紀頃には医神アスクレピオス信仰が高まり、紀元前4世紀にはその聖域に宿泊所が神殿とともに作られ、ギリシャ全土から患者が集った。 

     このエピダウロスを舞台とした神話は楠見千鶴子さんの「エーゲ海ギリシャ神話の旅」(講談社文庫)に詳しい。アスクレピオスがエピダウロスでアポロンを父として生まれ、名医となる経緯、カラスが黒くなった経緯が語られている。
     
     ナフプリオンからKTELの近郊路線バスで50分、山の中、海は見えない(古代は?)。遺跡前バス停には移動式の郵便局出店があるのみ。冬季とあって入り口近くのカフェ、売店ともに閉まっている。アテネからの観光バスが数台。

     入り口からまず博物館に入り、医療器具、石柱、修復された壁、彫刻などを見る。ついで、遺跡で一段高いところある、斜面を利用して作られた円形劇場に回る。ここはギリシャで一番保存状態がよいといわれています。1万2000人収容で、今も夏に古代ギリシャ劇が上演されているという。

     北側に下っていくと、カタゴゲイゴン跡(宿泊所)、ギリシャ式浴場跡、心を癒す「オデオン」(音楽堂)、エジプトの神々の神殿、アスクレピオス神殿、体を横たえ夢判断によるお告げをする「アバトン」、ローマ浴場跡、競技場を回る。それぞれ、体をほぐし、鍛え、心を癒し活性化させる施設が一体として作られ、治療行為が行われた。

     華やかで精巧だったといわれるトロス(円堂)が修復中。ミケーネの円形墳墓の流れを汲み、地下は墳墓となっているのかと一瞬想像を掻き立てるが、調べてもわからず。

     アメリカ人学生団体がガイドとともにバスに吸い込まれていった。郵便局の店番は3時になるとバイクで帰り、客待ちをしていたタクシーは、ようやくアメリカ人客を説き伏せ、乗せて去る。

     松ノ木の下のベンチで、帰りのバスを待つ。静かだった。

     紀元前にローマ帝国に征服されて以来初めてギリシャ民族、諸都市が団結して独立戦争を戦っていた1822年1月、ここで国民議会が開かれ、「神と人類の前で」「ギリシャの暫定的政治体制」という名称で知られる憲法が、ギリシャ暫定政府により発布されたという。

     ナフプリオン滞在中、2012年3月22日(木)訪問 

    *************
    交通機関
    KTELアルゴス
    ナフプリオンバスセンターが裁判所前にあり、各地行きのバスが常に数台停車。
    チケット自動販売機あり。2.9ユーロ
    ナフプリオン→theater Epodavros 月−土冬季
    10.15 12.00 14.30 17.30 19.30
    theater Epodavros→ナフプリオン  月−土冬季
    12.00 13.00 15.45 18.15 

    旅行時期
    2012年03月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    3.0

  • アテネの前の首都、今リゾート   

    投稿日 2013年04月06日

    パラミディの城跡 ナフプリオン

    総合評価:5.0

     ペロポネソス半島アルゴス湾岸にある港町・ナフプリオンは、ミケーネ文明時代から名を残し、町を見下ろす城壁は紀元前7世紀ごろ作られ、その後東ローマ帝国、フランク人(十字軍国家)、ヴェネツィア、トルコによって要塞化されている。

     今も、旧市街を護る標高約216mの丘に、ヴェネツィアが海外に築いた最も大きな建築物といわれるパラミディ要塞が残る。 ここで1821年から始まった対トルコ独立戦争時、トルコ軍が食料が底を尽き降伏するまで包囲戦1年。
     その後、人口1万2000人の地方都市でしかなかったアテネに移るまで、この町には1829年からギリシャ王国建国直後の1834年までギリシャの首都が置かれた。
     
     詳細は
     村田奈々子著「物語 近現代 ギリシャの歴史」(2012年2月25日発行)が詳しい。

     タベルナ、土産物店が立ち並ぶ数百メートルの小道数本あり、旧市街街歩きは30分とかからない。2つの要塞の間の坂を南へ越えれば、ビーチがあり、3月でも数十人が泳いでいた。

     晴天に恵まれ、気候も温暖であるので、アテネ住民の冬季の日帰り・週末自動車旅行の目的地ともなっっているようで、土日の二日間新市街の通りでマーケットが開かれ(この地方の中心地アルゴスでは土曜日のみ)、週末の午後などは冬季でも旧市街のタベルナはどこも満席に近い。海沿いの、ブルジ島を目の前にしたAkti Miaouli通り、海上にアルゴス方面を見渡せるBouboulinas 通りには、広いテラス付きレストラン、カフェが連なり、文字通りそぞろ歩き。
     

     滞在中、ナバルション広場に面するアイスクリーム屋さん、オルゴールつきミニチュアブズキを購入したみやげ物屋さんには、行き帰りの都度立ち寄り親父さんと言葉を交わし、同じレストランに通ったが、住民のみなさん、落ち着いた蓄積のある古都の、悠揚せまらざる趣がある。アテネ市民に愛されている理由の一つかもしれない。
      
     **************************************
    交通機関 アテネ←-→-ナフプリオン
       バス直行便が頻繁にある。冬季でも毎時1本 
     KTEL http://www.ktel-argolidas.gr

    ?往路
    アテネ空港駅12.44発キアト行き列車  新コリントス駅着14.05(定刻)
                                       12ユーロ
    新コリントス駅から市中心部バスセンター近くのホテルまでタクシー4.5ユーロ
      コリントス バスセンター→ナフプリオン バスセンターまで
         (コリントス運河バスセンターで乗り換え)

    ?復路
      ナフプリオン バスセンター→アテネ キフィスウセンター
       (アテネまでの切符は座席指定です。コリントス運河バスセンターからはノンストップ)
       毎時1本 2時間乃至2時間半
      ほとんどの人が終点バスセンター直前のメトロ・Eleonas駅前で降りる。
      メトロでシンタグマ駅まで。

    ******************************
    ホテル グランド ブルターニュ
    四つ星 (旧市街 港に面し、ブルジ島への船や旧市街循環トレインが玄関向かいから。)
    朝食付き WiFi無料  二人で3泊  491ユーロ 

    旅行時期
    2012年03月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    1日

  • アガメムノンの夢の跡

    投稿日 2013年04月05日

    ミケーネ遺跡 ミケーネ

    総合評価:5.0


    [遺跡]ミケーネ宮殿 (ぺロポネソス半島 ナフプリオンから)
     紀元前15世紀には東地中海の覇権を握り、三つのエーゲ海文明のうちクレタ文明、トロイヤ文明を継承したうえ滅ぼし、紀元前12世紀ごろ、更に北方から来襲したドリア人によって破壊された。偶像崇拝がなかったので、神殿建築は造られず、大きな石作りの門はありますが、石柱などはありません。
     
     10万人を動員、10年間トロイヤと戦ったギリシャ軍総大将の宮殿として、クノッソス宮殿並を想像した向きは、トロイヤの遺跡と同様、規模が小さいと思ってしまうかもしれません。 トロイヤ戦争前の紀元前14世紀造営といわれています。

     入り口左側にある博物館は、地方の遺跡内博物館としては非常に立派で、展示も充実しています。やはり、ギリシャ史におけるミケーネ文明の重要性がうかがわれます。
      
     獅子の門をくぐるとすぐ右側に直径26.4メートルの円形墓地Aがあります。中には入れません。六基の墓、19人の遺体、「アガメムノンの黄金のマスク」をはじめ宝剣、武具などが発見され、主な出土品はアテネ国立考古学博物館に展示されています。8人の男、9人の女、二人の子供と思われる遺体は黄金のマスクをつけて横たわっていたと伝えられています。


     坂を上っていくと丘の頂上に王宮跡を見ることができます。中央にあるメガロン(大広間)、北東へ下ったところにある貯水池を巡り、北側城壁沿いに戻る。

     ここを舞台として、ホメーロスに歌われた英雄、神話の登場人物も多い。アガメムノンを裏切った妻・クリュタイムネストラ、と、その愛人アイギストスの墓は入り口前を下った城外に、今も向かい合っています。ここを舞台とする神話については、楠見千鶴子さんの「エーゲ海 ギリシャ神話の旅」が詳しい。

     楠見千鶴子さんの「エーゲ海ギリシャ神話の旅」(講談社文庫)では、従兄弟の支えで10年もの孤閨を守らねばならなかったクリュタイムネストラに同情的ですね。 
     

    平成24年3月23日(金)ナフプリオン滞在中訪問

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    交通機関 バスは直行又はアルゴス乗り換え
    KTELアルゴス
    ナフプリオン発→(アルゴス経由)→ミケーネ遺跡
    10.00  12.00  14.00  月→土(冬季)

    ミケーネ遺跡前発
    11.00 13.00  15.00  月→土(冬季)

    旅行時期
    2012年03月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    3.0

  • ブダペスト空港から市内へ初めてのかたへ

    投稿日 2013年02月12日

    リスト フェレンツ国際空港 (BUD) ブダペスト

    総合評価:4.0

    [BUD][http://www.hungarytabi.jp/g03air.htm/ ブダペスト空港]から市内へ

     [http://www.airportshuttle.hu/en// エアポート・シャトル・ミニ・バス]

     空港第2ターミナルAに到着し、荷物を受け取り出口に歩みだしたところに、このバスの受付カウンターがあります。乗り継ぎで夜遅くに初めてこの空港に着いたのであれば、迷わずこのバスを申し込みましょう。ホテル名を告げると片道か往復かと問われます。  
    現在片道3200Ft(平成24年4月25日成田空港両替1万円22,000Ft)。

     チケットを渡され、説明を受けます。受付番号の下三桁を示されます。出口に電光掲示板があり、下三桁に対応したバス番号と出発時刻が明示されています。 
    出るとすぐ右側にバス番号が車体に書かれたワゴン車と運転手一人が待ち受けています。満席近くになったところで発車し、あなたのホテル正面玄関に到着します。

    **************************
    市内から[BUD]空港へ
     
    [http://www.bkv.hu/metro_/m3_.html/ 地下鉄]と[http://www.bkv.hu/bus/200evissza.html/ バス]を乗り継ぎ

     ブダペストカード3日券を購入した方ならば、迷わず、まずメトロ3番の終点クーバーニャ・キシュペスト駅まで。ここは地上駅で道路を挟んだ向かいにビルがあり、その一階のバス停までリフトと回廊があります。
    市バス200E番が頻繁にでており、先に空港第1ターミナルに停車、そこから一般のバス停4ヶ所に寄りながら、終点第2ターミナルのAとBの中間まで。

     リピーターのかたは、到着時に空港内で[http://www.budapest-card.com/index.php?id=home_en/ ブダペストカード](美術館等割引あり 72時間7900Ft)を購入し、往復ともにこの乗り継ぎコースでしょうね。
    空港発22:50以降はM3終電後のため深夜バスに乗り継ぎます。
     
    ************************************
    [街歩き]市内←→市内

     デアーク広場から徒歩でくさり橋を渡り、漁夫の塔、マーチャーシュ教会を回って、王宮の丘を堪能したら、市バス16番でモスクワ広場までくだりましょう。
      そこからメトロ2番でペスト側デレク広場駅、そこで一旦外へ出て、ヨーロッパで2番目に古いというメトロ1番デレク広場駅からアンドラーシ通りのすぐ下を走るメトロに乗り、

      国立オペラ劇場
    3時と4時にガイドツアーあり。写真代別途。
    当日券あり,オペラ鑑賞「椿姫」午後七時から10時まででした。
        かぶりつき席で13000Ft(4936円)

      西洋美術館(英雄広場駅でおりると、向かいに現代美術館があります。)
    堀田善衛は「ゴヤ」四部作を書く前にここを訪れたに違いありません。
         ゴヤが5点ありました。割引で1600Ft 写真代300Ft
        
       ゆっくり浮遊するチェストナットという木の花粉を手でそっと掴み息を吹きかけながら、向かいの「アンティーク・カフェ」の木陰のテラスでビール(690Ft)。
        
      リスト・フェレンッ記念博物館(二階にあります。写真代別途)
          (リスト音楽院は改修工事中)

    へ行ってみましょう。
     
       デアーク広場からトラムで一つめの駅で降り、西欧最大のシナゴーグには   是非とも。割引で2000Ft 

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    [BUD]ブダペスト空港第2ターミナルのラウンジ

     スターアライアンスゴールドカードとオーストリー航空搭乗券所有の方は出発ロビーと同階の小さな「プレミアムラウンジ」を利用できます。
     カウンター女性が満面の笑みで、レニー・ゼルウイガーと一瞬思わせる声で「ハンガリーのシャンペンはおいしいですよー」という。

      同カードでかつLH搭乗券所有の方はその上の広い「プレミアムラウンジ」が利用できます。

    *****************
     自動ぐるぐる巻き機械

     ブダペスト空港2Aのチェックインカウンター前ど真ん中には、あのぐるぐる巻き自動機械は見当たりません。1にはまだあるかもしれませんが。
     スプリット空港で荷物回収のときには巻いたスーツケースを見かけましたが、以前よりも非常に少なかったですね。

     ドブロクニク空港チェックインカウンター前左隅にはありましたが使用している人の姿は見かけませんでした。。

     (仙台空港→成田空港→ミュンヘン空港→)ブダペスト空港において荷物回収したところ、仙台空港において貼った小さいシールが以上のどこかできれいに切られ、荷物タッグも一度はずされた状態で出てきました。貴重品は無く、盗まれてはいませんでした。

    旅行時期
    2012年04月
    アクセス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    施設の充実度:
    5.0

  •  人類の歴史時代の諸文明を有機的に概観

    投稿日 2013年03月01日

    新ルーブル美術館 ランス (ノールパドカレー地方)

    総合評価:4.0

    フランス北部、リール近郊の町 ランス(Lens)にある新ルーブル美術館[http://www.louvrelens.fr/en// Le Louvre-Lens]は、2012年12月12日から一般公開,3週間で10万人入館したといわれています。
     [http://www.louvre.fr/jp/homepage/ ルーブル美術館]の各部から貸し出された作品が、これから5年ごとに入れ替えられるという。

    1 日本人建築家による設計された、「時のギャラリー」と名付けた広大なホールには、年代順に文明を追える展示方法である。人類歴史時代の紀元前3500年ごろから19世紀半ばまで、エジプト、メソポタミア、ペルシャ、ギリシャ文明・文化の創造作品が時代順に並んでいます。フランスらしく最奥にドラクロワの「民衆を導く自由の女神」が鎮座しています。

    2 ルネッサンス館には、 15世紀ルネッサンス初期からレオナルド ダ ヴィンチ に至る過程を順を追って解説されています。

    開館時間(一般): 10:00~18:00 (最終入場時間 17:15)
    休館日: 火曜、5月01日  URL [http://www.louvrelens.fr/ 詳細]
     入場料1と2で9ユーロ。

     http://www.sncf.com/fr/ パリ北駅からTGVダンケルク行きでLens駅で降りると、駅の左側にはシャトルミニバスが待っています(初年度はLens駅から美術館まで無料)
     北駅から直行便 08h52 De la gare de :PARIS NORD 
     Arrivée à :10h00 A la gare de :LENS  2等 38ユーロ (年齢、発着時による)
     徒歩だと1.5キロ。

    旅行時期
    2013年02月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1日
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.5
    展示内容:
    3.0

  • パリCDG1から市内へ、ロワシーバスとRER B線

    投稿日 2013年04月05日

    シャルルドゴール空港 (CDG) パリ

    総合評価:4.0

    [CDG]パリCDG1←→市内(ロワシーバスとRER B線)
     スターアライアンスグループ便でパリに降り立つと、CDG1に到着することとなります。市内へ向かうには、ロワシーバス、RER、エールフランスバスなどがあります。



    1  CDG1→オペラガルニエまでロワシーバスで。

     階段の上り下りが無く、終点・オペラ・ガルニエまでノンストップ、うっかり乗り過ごす危険がないので安心ですね。

     CDG1の荷物受け取り階と同じ階で、出口32番の通路向かいに、今は屋根壁窓付きのロワシーバス専用待合室があります。中に入ると左側に自動販売機があり、壁には日本語表示も出る案内パネルがあります。2013年2月現在10ユーロです。

      AFやJAL利用のターミナル2の乗降客が圧倒的に多いこともありますが、1から乗る方が少ないですね。

     2012年10月21日(日)昼、オペラガルニエのロワシーバス発着所からCDG1まで40分で到着。 車内には、コース、予定時間などの案内電光掲示、日本語アナウンスがあり、便利ですね。

    ロワシーバス案内には「パリ・オペラとシャルル・ドゴール空港間をバスで結びます。
    所要時間- 約60分」とありますが、市内からCDG1まで40分乃至渋滞の場合1時間半のときもありました。

    *********************以下引用
    運行間隔 パリ・オペラ→シャルル・ドゴール空港
    - 5時45分から20時 : 15分間隔
    - 20時から22時 : 20分間隔
    - 22時から23時 : 30分間隔
    運行間隔 シャルル・ドゴール空港→パリ・オペラ
    - 6時から20時45分 : 15分間隔
    - 20時45分から23h時 : 20分間隔
    発着場所
    - オペラ座(Scribe通りとAuber通りの角) シャルル・ド・ゴール行き、8つの降車場:ターミナルT1-T2A、T2B、T2C-T2D-T2E-T2F、T3
    - シャルル・ド・ゴール空港 パリ・オペラ座行き、5つの乗車場:ターミナル T1-T2BD-T2AC-T2EF、T3(以前のT9)
    お時間の節約のために地下鉄および鉄道の各駅、ならびに全自動券売機で乗車券を予めご購入いただけます。有効期限はありません。
    ご乗車の際には乗車券の改札をお忘れなく。

    ***************************
    2  CDG1→北駅まで RER B線

     CDG1内の「エアポートシャトル」の案内表示通りリフトで下り進み、無料シャトルバスCDGValでターミナル1-3・ロワシーポール駅まで行けます。
     簡便なカード利用可能な自動販売機もありますが、売り場で並んで購入すると、メトロ、バス、RERの路線図がもらえます。
     ホームに下りると、パリ方面行きの表示があり、どの列車に乗っても北駅で停車します。快速とダイレクト便(20数分)があります。

    北駅→CDG1
     北駅では、RERの表示があるホーム上の電光表示で、B線、D線の別、またそれぞれ行き先、停車駅を確認しましょう。

     ロンドンのヒースローエクスプレスのようにノンストップでCDGエクスプレスなどと名前でも付け列車を新しくすれば、運賃も高くなるのでしょうが、安全で利用者も増えると思いますが。 現在RER近郊線は、深夜女性一人にはお勧めできない?

    *******以下引用
     パリ(ダンフェール・ロシュロー、サン・ミッシェル-ノートルダム、北駅)と、シャルル・ドゴール2空港間は、RER B線が運行しています。電車駅から各空港ターミナルまでは無料のシャトルバス(CDG Val)がご利用いただけます。

    所要時間
    - 北駅から約25分
    - シャトレ・レアールから約28分
    - ダンフェール・ロシュローから約35分

    運行間隔    - 10~15分間隔



       ******************
    搭乗ゲート近辺のラウンジ

      CDG1 70-80ゲートサテライトのラウンジ
     SASの小さなラウンジが利用できます。

     ANA及びAZが利用するサテライトにはラウンジが無く、最近は搭乗ゲート前の待合室がCクラスとエコノミーがロープで仕切られています。



    *****************************
    トランスファーの場合の預け入れ荷物について

     CDGでトランスファー時間が長い場合はご注意。

    1 2012年10月パリCDG1で21時間トランスファーで、荷物を仙台発ロードス島受け取り扱いにしたところ、CDG1で1日滞留し、1日遅れで受け取ったことがあります。

    2 2013年2月パリCDG1、8時間トランスファーで、荷物をアテネ発成田受け取り扱いにしたところ、CDG1内で、ベルト及びスーツケースの鍵が開けられたままの状態でANAの職員に発見された。

    旅行時期
    2013年02月
    アクセス:
    4.0

  • ドアツードアの格安相乗りワゴン車は市民も旅行客も!

    投稿日 2013年04月05日

    タクシー ラルナカ

    総合評価:5.0



    キプロスのトラベル・エクスプレス(相乗りワゴン車)、バス
     キプロスは、四国より面積が狭く、人口90万人、年間旅行客200万人です。従って観光地と都市間のバス本数が少なく、皆さん一人旅の場合でもレンタカーを利用する方が多いようです。 
     キプロス内の交通手段を現地ホテルでその都度相談しながら、回りました。
     市内近郊循環・ブルーバス、インターシティ・グリーンバス、その他、白色のパフォス発リマソル経由ニコシア行きバスを見かけました。

     トラベル・エクスプレス(乗り合いデマンドワゴン9人乗り)はドアツードアで、すばらしい制度ですね。何よりホテルからバスセンターまでのタクシー料金程度で、ホテルや一般の住宅も回り都市間は高速道路を突っ走ります。3回利用しました。
    トラベル・エクスプレス

    ? 2月17日(日)A3 611パリ発12.50→アテネ着17.10
       2月17日(日)A3 908ATH発20.30→ラルナカ空港着22.10
       もう暗くなっており、タクシー乗り場へ真っ先に出たところ、乗り場を仕切っているらしき男性が歩み寄り、どのホテルか?と問うので、ラルナカ・フランジオルジョホテルと応える。ずーと後ろを指し、あっちだと言うので、タクシー列一番奥のタクシーまで行って乗る。

     これは間違いなくぼられるなと思ったら、タクシー運転手はホテル近辺、ビーチへの行き方などを案内。15ユーロ(夜なので通常の1.5倍弱? 某ガイドブックでは夜30ユーロとなっておりました。この本はギリシャ、キプロスに関しては多々現状と異なる点が見受けられます。)。  

     空港からホテルへに限り、ミニバスは運行されていませんとのことです。
    なお、Acropolis Vassos Taxi Co.Ltd (Cyprus)

    ? 2月18日(月)ラルナカ→(ミニバス 10ユーロ 四人)→リマソス
     フランジオルジョホテルをチェックアウト時、次のアマサスビーチホテル・リマソルまでシェアードタクシーを頼んだら、後5分で来るという。(後で、通常は、前日か、当日朝に予約を入れ、3人以上集まったら催行されることがわかった。大体人数によるが15ユーロ未満だという。)

    ? アマサスビーチホテル・リマソル滞在中の観光
       アマサスの古代遺跡へは、ホテルの道路はさんで斜め向かいにあり徒歩。古代、ローマ時代の遺跡(1.7ユーロ)、アクロポリス(無料)はすばらしい。

       コロッシ城、クリオンの古代遺跡、リマソル旧市街のレメソス城まで
        ホテル手配のタクシーでガイドをしてもらいながら約3時間回ってもらった。キプロスは、夏の45日間45度くらいになり、冬はトロードス地方の山でスキーができる、従ってほとんどの野菜、果物が収穫できるという。見れば禿山は無く、緑が一杯で、クリオンからリマソルへの道路の両側には2月なのにさまざまな果物が実っていた。5月が一番よいとのこと。 52ユーロ.

       レメソス城近くのバス停(海綿スポンジセンターで時刻と場所を教えてもらいましょう。)←→パノ・パフォスバスセンター(インターシティ・バス片道3ユーロ 1時間)

      パノ・パフォスバスセンター←→パフォスのモザイク入り口(タクシー。往8ユーロ、復10ユーロ。 パフォスのモザイクからアマサスビーチホテルまで65ユーロといい、ミニバスはクローズだというので。)

      レメソス城近くのバス停からホテルまで夜バス便が少なく、タクシー11ユーロ。


       リマソル旧市街レメソス考古学博物館へはブルーバス1日券3ユーロで往復ホテル前バス停から。

    ?  2月20日(水)アマサスビーチホテル・リマソル→(ミニバス 個人の住宅に寄り3人同乗。11ユーロ 約1時間)→ニコシア・クラシックホテル

      インターシテイバスを利用する場合は、ホテルとバスセンター間をタクシー2度利用することを考えると、ミニバスを選択すること以外考えられない。

     ニコシアのインターシティバス停は旧市街ホリディイン向かいにありますが、ラルナカ空港行きバス停は新市街にあります。

    ?   2月23日(土)ニコシア・クラシックホテル→(ミニバス 11ユーロ。4人であったが空港で降りたのは2人 約1時間)→ラルナカ空港まで
       A3 907ラルナカ発18.00→アテネATH着19.45

      なお、ニコシアからラルナカ空港への高速道路上、カーゴを引いた白色のエアポート・シャトルミニバスを見かけた。

      

     

    http://www.acropolistransport.com/

    旅行時期
    2013年02月
    利用目的
    中・長遠距離
    コストパフォーマンス:
    5.0
    支払額の安心度:
    5.0
    利便性:
    5.0

  • ミュンヘン空港から市内へはSバーンで。

    投稿日 2013年04月06日

    フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) ミュンヘン

    総合評価:5.0

    [MUC]ミュンヘン空港からミュンヘン中央駅へ

    ANAがミュンヘン直行便を開設してからも、ミュンヘン空港から外へ出ないで乗換えのみに利用していらっしゃる方がまだまだ多いかもしれません。

    ANA便はターミナル2発着で、ANA日本人職員がいるチェックインカウンターはトルコ航空とともに1階左側にあります。2階は全てLHが使用しているようです。

    ターミナル2出口を直進すると、屋根付き広場に出、ホテル商店などに取り囲まれています。そのまま広場の真ん中を突っ切り、エスカレーターを降ります。

    広い地下街があり、Sバーンのチケット売場でユーレイルパスをバリデーションし、Sバーン利用可能ですし、チケット(中央駅まで10ユーロ)購入し、エレベーターで降りたところがホームとなっています。

      乗降客の多いマリエン広場やその2つ目の駅である中央駅までは、S1かS8の表示のある電車に乗ります。約40分です。タクシーの所要時間も同様のようです。

     ミュンヘン中央駅(Sバーンはここも地下に発着)は巨大な終着駅で、西欧各地へ中央駅を始発とする長距離列車がかなりの本数出ており、約1時間半で行けるザルツブルグだけでも毎時1本あります。

    東口を出ると繁華街は近いので、帰国時乗換えに時間がある場合、一階のコインロッカーに荷物を預け、街歩きが楽しめますね。

    RJのプレミアムクラスや寝台車を除き、ほとんど座席指定不要ですね。

    鉄道旅行なさる方には、ミュンヘン中央駅を始発駅として、ドイツ国内各地はもちろん、
    パリ、ストラスブール、ブリュッセル、アムステルダム、
    チューリッヒ、ルッツェルン、
    ミラノ、ローマ、ヴェローナ、ヴェニス、ボローニャ、アンコーナ、
    インスブルック、リンツ、ウイーン(RJで四時間半)、ブダペスト、プラハ、
    ザグレブ、、ブカレスト、ベオグラード、
      行きの路線があります。

    様々なタイプのユーレイルパスが用意されていますので、時刻表とガイドブックを読み、途中下車しながらの計画を練る楽しみが増えました。

     ANAミュンヘン便は、現在、CクラスがフルフラットのBUSINESS STAGGEREDではないためか、あるいは乗り継ぎの関係か、ビジネス特典航空券がとりやすくなっているようですね。


    旅行時期
    2011年10月
    アクセス:
    5.0

  • ラビリンスの本家は、エジプト文明からミケーネ文明、ギリシャへ中継ぎ。

    投稿日 2013年04月05日

    クノッソス宮殿跡 クレタ島

    総合評価:5.0

    エジプト文明からミケーネ文明、ギリシャへ中継ぎした、紀元前18世紀当時世界最高水準といわれたクレタ文明。紀元前1400年ごろ突然滅ぶ。


     2011年12月16日(金) 前日アテネ市街は20度。アテネより南に位置するがすぐ海なので20度弱か。晴れ。

     クレタ島イラクリオンのオールドハーバー側にあるバスステーションAのチケット売り場で「クノッソス!」というと、「往復一人3ユーロ! すぐそこから出るー」と。
     
    クノッソス行き近郊路線バスで、途中エレフテリアス広場など停車しながら30分、終点・クノッソス宮殿跡北入り口で降りる。

     冬(午後3時閉館)で、入り口チケット売り場近辺には全く観光客は見えない。バスを終点で降りたのは我々だけであった。11時なのにガイド詰所には誰もいない。考古学博物館との共通券10ユーロ。

     入り口に、1900年発掘し、神話を実在の宮殿と証明したイギリスの考古学者アーサー・エバンスの胸像がある。

     クレタ文明は紀元前3000年頃に始まり、紀元前18〜15世紀に当時の世界最高水準の文明だったとされている。

     しかし、サントリー二島大噴火津波で突然滅んだといわれ、また木材の大量伐採による自然環境の破壊が文明そのものの衰退化を招き、紀元前1400年ごろにギリシャ本土ミュケナイのアカイア人がクレタ島に侵入、略奪されミノア文明は崩壊したとも言われているが、エジプト文明からミケーネ文明〜ギリシャ文明へと繋ぐ重要な役割を果たしたと考えられている。

     と考えていたら、ここでなんとなく、若いころ読んだ梅棹忠夫の「文明の生態史観」を想い出した。

     3700年前ミノス王が建てたとされている宮殿は一辺160メートル、一部4階建て部屋数1200以上。

     北の入り口から入り、
    写真の王座の間(玉座背後の壁に描かれている一対のグリフォンは女性を守る図で描かれることが多いことからこの玉座に座って宗教的、もしくは世俗的な行為を行ったのが女性であった可能性が高いとされている。)、
    奉納庫(陶製の蛇を持つ女神像や線文字Aが刻まれた粘土板が出土していることからは祭祀と行政が一致していた時代であるとされている。)
    正面玄関入り口、
    女王の間、
    大階段、
    東の要塞
       など、反時計回りに一周できる。

    巨大な倉庫を備えていたことから、宮殿が支配領域内の物資を集積して再分配する機能を持っていたと考えられている。

    この後さらに進化し、アテネのコインが地中海沿岸の都市民族を超えた共通通貨となって、神殿には金銀財宝が蓄えられることなり、ホモサピエンスは、個人、富裕、貧乏、永久の概念を痛切に知ることとなり、人間の悲劇、哲学が生まれることとなる。

    複製ではあるが、色彩豊かで躍動感あふれるフレスコ画「パリジェンヌ」「牛の上のアクロバット」「青い鳥」などを各所でガラス越しに見ることができる。

     課外授業の小学生や観光客数人とすれ違う。休んでいたら、ガイドが出勤してきたようで、どうだいと声をかけられたのは2分の1を回った中庭だった。

     入り口にあるカフェ(なんとも明るいおばさん達がいる。)で、カフェオレ、カプチーノ、アイスクリーム(全部で8.5ユーロ)で休んでいたら、隣席に引率の先生達4人が陣取り、そのうちの一人が私に微笑みかけながらカメラを持ち出し同僚の先生達に自慢している。見るとキャノンEOS5DMARK?。

    バスでエレステリアス広場まで戻り、その隣の考古学博物館(アテネ国立考古学博物館にはギリシャ全土から集められているが、唯一クレタ島出土品が無く、ここにある。従って、ギリシャ内にある、考古学上重要な出土品全部を見るにはこの2ヶ所の考古学博物館に足を運ぶ必要がある。)へ入る。

     一部リノベーション中とあって、公開しているのは1階1部屋のみだったが、上記フレスコ画のオリジナルなどガイドブックで見慣れたものは見ることができた。2012年完全オープン予定。

    旅行時期
    2011年12月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    4.0

  • ヤドリギ(新年にヤドリギの下でキスをすると一年中幸福に  Au gui,l'an neuf ! )

    投稿日 2013年04月06日

    やくらいガーデン 古川・大崎・加美

    総合評価:5.0

    落葉樹に緑のクス球が冬よく見られます。 

    冬、枯れ木に緑のクス球がよく見かけますね。鳥の巣ではないので、生き生きとした緑色をしていて丸く、直径60センチくらいのもあります。札幌から旭川への高速道路沿い、東北では標高1000メーター以上の高地に見られます。ヨーロッパでは、トルコからフランスにかけよく見かけ、パリCDGから市内への道路沿いでも見かけました。鉄道や車に乗っていて林を見かけるといつも同行者はヤドリギを探しては、見つけると大いに喜び、なにやら祈るのです。

     ケルト人はヤドリギの下にたたずむ女性にはキスをしてもよいという風習があったとか。キリスト教となってからクリスマスが近ずく頃玄関のドアに飾るようになったようです。新年を迎えたときにその下でキスをするとその一年が幸せになると、ハリーポッターの映画や、アメリカ映画にもたまにそのシーンが見られますね。

    日本でも、万葉集に大伴家持の歌があり、新年になるとヤドリギをかざして幸せを祈ったもののようです。

    宮城県加美町在住のKさんは、岩手県遠野から一時間山へ入り採集してきて、仙台在住のキリスト教信者に届けています。私は毎年12月薬来山麓にある自宅を訪ねて選んで購入します。写真は黄色と橙色二色の実がなっているめずらしいもので、4,50年たったもののようです。

    心優しい山男のKさんは、宮城県加美町にある、山菜やきのこ・木工品などの山の幸の販売施設「山の幸センター」の直売組織「さんちゃん会」の会員として知りました。ここにはKさんの母の名前で高山植物を出品しています。もちろんヤドリギも。

    「やくらい薬師の湯」「林泉館」「都邑館」「やくらい土産センター」が一体となっており、温泉施設、温水プール、スキー場、ゴルフ場、パターゴルフ場、地ビール生産レストラン、宿泊施設、キャンプ場、そば屋(そば打ち講習あり。)もあり、薬来山という一時間で登れる山があり、1年中楽しむことができます。
     付近には一般民家は無く広大な牧草地、貸し農園があり、知人は、友人の飲食店の隣地にキャンピングカーを春から秋まで別荘代わりに置かせてもらっていたことがあります。 

    http://www.town.kami.miyagi.jp/...
    住所:宮城県加美郡加美町字味ケ袋薬莱原1-67
    交通:東北自動車道 古川インターから30分
    営業時間: 営業時間 平常営業9:00-18:00

    旅行時期
    2012年12月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    4.0

  • 最盛期はデルフィと同時期、紀元前88年に破壊され今は無人島、ミコノスからガイドツアーが便利

    投稿日 2013年02月13日

    ディロス (デロス)島 ディロス島

    総合評価:5.0

     南北5キロ幅1.3キロのディロス島は、ミコノス・タウンから西2.5キロにあるが、船着場は西側にあるため、船でぐるっと回り込み30分かかる。 
     
     ツアーを申し込み、ホテルの車でミコノスタウンの北タクシー乗り場近くまで送ってもらい、ディロス島行き大小2隻の船が停泊している専用埠頭にあるチケット売り場へは海沿いに徒歩で迷うことはない。
     
     そこでホテルからもらった引換券を渡し、往復チケット代わりの英国国旗ワッペンをもらって、午前10時発の大きな船に乗る。ほとんどがツアー参加者である。仏国旗が目立ち、ドイツ国旗は少ない。

     ディロス島は神話にも登場し(「アポロンへの讃歌」)、レトがゼウスの子アポロンとアルテミスを生んだ地と言われているところからも、島の歴史は先史時代にさかのぼり、最盛期はデルフィと同じく、ヘレニズム期とされ、最大人口3万人。

    ローマ時代には更に商圏が広がったため奴隷売買1日最大1万人といわれ、シリアやエジプトからも商人が住み着き、キントス山の近くには館と神殿も構えた。
    [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%82%A4/ 詳細は]

     ガイドは1時間以上、広い古代都市跡の中から各時代の主なところ、アポロン神殿、デロス同盟の金庫跡、アンティゴスの柱廊、今は埋め立てられ草が生い茂る聖なる湖、ローマ人のアゴラ、仮面の家などを廻り、暑い中熱弁を振るう。

     「誰も生まれてはならず死んでもならない」とお触れが出たのは、アテネ全盛の紀元前425年。紀元前88年に同じギリシャ系のポントスに略奪破壊され、その後一時的にキリスト教信者が少数住んだ時代もあったが海賊に襲われ無人となったいう。

     「旅名人ブックス39 ギリシャ・エーゲ海」(日経BP)通りの解説なので、これを読んだ方は、ガイド無し地図のみで回れます。

     解散後、博物館内にあるライオン像の原物などを見てまわる。

     隣のカフェでジュースと果物で休憩後、シリア、エジプト人の館、神殿跡を通り、標高110mのキントス山に登った。

     頂上に至る道の踏み石は光り輝く。月夜に天に通ずる一筋の道標、あるいは、アポロンが地上に下る道として奉げたのであろうか。このときの気分は音にすると[http://www.youtube.com/watch?v=NRTS5qA51js]

     ゼウスの神域である山頂(写真)で、360度エーゲ海を見渡し、同行者は歓声を上げた。

     デルフィと同じくここも、仏考古学者が19世紀に研究発掘に携わった。(今もアテネに研究所がある。アテネには17ヶ国が研究所を設置している。)
     
     紀元7世紀頃から無人。現在管理人及び研究者のみの模様。
      
     滞在時間4時間半。
     もう来ることは無いだろうと名残を惜しみつつ、午後3時の最終便で帰る。
     ほとんどの方は午後第2便で帰った。最終船は小型、一人旅の方が多く乗客数十人、一人は研究者らしく十数人の見送りを受け、3人は隣の島からモーターボートでやって来て船員に乗せてくれと交渉妥結。
     小さな船でかなり揺れた。

     現在1日3往復
      往 9時 10時 11時 
      復 12時 1時30分 3時   往復17ユーロ

     ディロス島ツアーは、ホテルで申し込み、ホテルからの送り、船往復(帰り自由で、チケットのチェックはありません)、英語徒歩ガイド(約一時間)、遺跡入場料(5ユーロ)込み全部で40ユーロ。

    ********
    2012年7月7日(土)訪問。

    2012年5月にもミコノス島訪問したが、5月6日(日)ギリシャ総選挙、7日(月)は遺跡休みで訪問を果たせなかった。

    旅行時期
    2012年07月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    半日

  • 古代は黒海からイベリア半島に至るギリシャ都市からアポロンの神託を求め参集!

    投稿日 2013年02月11日

    デルフィ遺跡 デルフィ

    総合評価:5.0

     パルナッソス山の斜面にあるアポロン神殿を中心とする神域。デルフィが前8世紀に飛躍的に発展したのは、暗黒時代から脱したギリシャ内のポリスが海外への殖民活動の神託を得るため、ここへ通ったからといわれています。

     デルフィのアポロン神殿の壁には1000を超すメッセージが記されていたという。
     奴隷に関するものが多かったといわれており、国家のみならず庶民の駆け込み寺の役割をはたしていたかも知れませんね。

     オイディプスやライオスの神話などの[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%82%A4/ 詳細は]
     
    ディロス島で忌まれたゼウスの子・アポロンが生後4日後にしてデルフィに至ったといわれ、この二つの地は、同時期に栄えた。

     午後アテネから着き、ホテルで午後3時には閉館だという。そこで、博物館から東へ数分の入場規制の無い「アテナの聖域」と「トロス」を回る。トロスは、1995年熊本大学が学術調査をしたところです。

     翌日朝、午前9時には博物館の先にある入り口から入る。
     ローマ時代の小規模なアゴラ、
     テーベなどギリシャ諸都市の宝物庫の基礎
     フランス考古学会が修復したアテネの宝庫
       (この南壁に献辞が刻まれているとされるが発見できず。)
     アポロン神殿
     古代劇場を回り込み中に入らず、
     西に上ったところにある競技場
      を回る。

     全く同じ通路を戻り、博物館に入る。
     ここではいつもながら彫刻に圧倒されました。なんと博物館内外WiFi無料です。

     紀元前6世紀を絶頂とし、ペルシャ戦争後更にアレキサンダー大王の庇護もあり、当時の地中海ギリシャ世界(黒海からイベリア半島のギリシャ殖民都市まで)からここに馳せ参じ、祈り、祭り、諸都市の市民達が泊り込みで神託を授かり、交歓し、競技をし、ギリシャ民族の歴史において最高の夢のような時代だったのでしょう。

      学問的にも、軍事的にもギリシャが世界の中心であり、ここがその精神的なよりどころと信じることができた時代なのですから。

     アポロンの神託は、381年デルフィがビザンチン帝国によって閉鎖されるまで庶民に支持され続けました。
     
     博物館から町への道すがら、眼下の谷を見通すと、はるかにイケアの町と海が見えます。これまで地図を何度も眺め、旅行記を読んでは山奥にあるとばかり思っていましたが、何と古代は地中海世界から船で来て上陸すれば、その日にはここの諸都市の宝庫に泊まれたのでした。

    **********************
    [http://www.delphi.com.gr/acrople-hotel-delphi-rooms.html/ アクロポール・ホテル]
     メイン通り1本の小さな村の三つ星ホテル。バルコニー付き。
     朝食付き、WiFi無料 一人1泊 5200円

    *******************************
    交通機関 
    [http://www.athensguide.com/practicalinfo/busschedulesB.htm/ バス クテル]
    往 
       アテネ中心部ホテル→(タクシー10ユーロ)→リオシオン・バスターミナル
       リオシオン・バスターミナル→(バス 2時間後コーヒー休憩)→デルフィ西入り口バス停まで約3時間   往復30.20ユーロ  往のみ座席指定。

    復  
      デルフィ西入り口バス停(バス停向かいのみやげ物屋さんでチケット販売)       →リオシオン・バスターミナル
      リオシオン・バスターミナルから数百メーターの距離のメイン通り市内バス停からX93番でアテネ空港→ミコノス空港

    ********************
     [http://www.epikouros,net/ レストラン・エピクロス]
      デルフィ村メイン通り中間にある。広々として、谷、海までの眺望。
      冷えた生ビールがこれまでで一番おいしかった。
      上記アクロポール・ホテルから10%割引券有り。 
      店主は英独語堪能。

    旅行時期
    2012年05月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    3.0

地中海人さん

地中海人さん 写真

30国・地域渡航

10都道府県訪問

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地中海人さんにとって旅行とは

顧みると、幸運にも、旅を中心とした人生をおくることができた。

何度も訪れた街、会話を交わした人達、私の心を豊かにしてくれた、先祖を含め歴史上の人達に感謝。


自分を客観的にみた第一印象

孫が20歳になったらヨーロッパを放浪するようにと、東日本大震災後から旅行記録を書き始めました。

 

大好きな場所

地中海沿岸  ギリシャローマ遺跡があるところ。

大好きな理由

ギリシャ、ローマ遺跡などを見て初めて旅をしている実感が持てる。

行ってみたい場所

好きな作家の旅行記を読むとすぐそこへ行きたくなる。

現在30の国と地域に訪問しています

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現在10都道府県に訪問しています