2020/10/29 - 2020/10/29
39位(同エリア148件中)
万歩計さん
この旅行記スケジュールを元に
新型コロナ禍で長らく旅行を自粛していたが、周囲のGOTOトラベルブームに煽られ、山形、福島、宮城の秘湯と紅葉の絶景ラインを巡る4泊5日旅に出た。万歩計にとって秘湯、湯治場巡りは、ヨーロッパと並んで旅の2本柱です。
10月29日(木)晴れ
・今回の旅を計画している最中に4トラベラーまほうのべるさんの村田町の旅行記がアップされ、この時初めて重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の存在を知った。ネットで調べたら2020年12月時点で全国で123地区あり、これまで訪れた場所が何か所もあった。
この旅では喜多方に続いて2か所目。ヨーロッパの古い街並みに匹敵する素晴らしさに、ヨーロッパに行けない間は重伝建地区を巡ろうと決めた。
まほうのべるさんの村田の旅行記はここ
https://4travel.jp/travelogue/11641584
・村田は旅のルート上にあるので、行程の無駄がない。最初に観光案内所のヤマニ邸、村田商人やましょう記念館、カネショウ大沼邸を内部までじっくりと見学した。村田を代表する建物で、この3軒だけは内部見学が可能。見ごたえ十分で、気付いたら1時間を費やしていた。
なお、村田の重伝建情報は以下の通り
重伝建登録地区名:村田町村田
分類:商家町
登録年:平成26年9月
宮城県南部の内陸部に位置し、町の中央を南北に通る脇街道に沿って町並みが形成されている。屋敷地は間口が狭く奥行きが深い短冊形の地割になっている。店は土蔵造りが多く、店の奥に母屋があり、更に内蔵などの付属屋が並ぶ。店の南側に表門を構え、アエコと呼ぶ石畳の外通路がある。江戸後期から近代にかけて繁栄した街並みが、重厚な景観をつくり出している。
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【旅程】
1.秘湯中の秘湯 姥湯温泉
https://4travel.jp/travelogue/11658789
2.滑川温泉で一晩のプチ湯治(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11659070
3.奥羽本線峠駅と城下町米沢
https://4travel.jp/travelogue/11659435
4.茅葺屋根の宿が残る 白布温泉(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11659919
5.日中線記念館(旧国鉄熱塩駅)
https://4travel.jp/travelogue/11660777
6.蔵とラーメンの町 喜多方小田付
https://4travel.jp/travelogue/11661257
7.五色沼探勝と磐梯吾妻レイクライン
https://4travel.jp/travelogue/11661737
8.野趣満点の風呂 新野地温泉相模屋旅館(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11661896
9.森のセラピーウォークと土湯峠温泉郷の湯巡り
https://4travel.jp/travelogue/11662120
10.磐梯吾妻スカイラインと温湯温泉旅館二階堂
https://4travel.jp/travelogue/11662408
11.こけしの里にひっそり 鎌先温泉(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11662967
12.蔵王エコーラインと青根温泉
https://4travel.jp/travelogue/11663937
★13.紅花商いで栄えた蔵の町 村田①
https://4travel.jp/travelogue/11664306
14.紅花商いで栄えた蔵の町 村田②
https://4travel.jp/travelogue/11664737
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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14:40 村田町に到着、遠刈田温泉から16kmでした。車を駐車場において、先ずは観光案内所へ。
旧街道の蔵の町並み 名所・史跡
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ここが観光案内所のヤマニ邸。建物は明治29年築。昭和27年に呉服店を閉じ、その後は貸店舗になっていましたが、平成20年から「村田町ヤマニ邸」として観光案内施設になっています。
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ここでパンフレットを頂きました。
村田は昔から街道が交差する交通の要衝で、村田商人はから仙台藩で栽培が盛んになった紅花を買い集め、上方や江戸に運び商取引を行っていました。京都では染料、江戸では口紅に広く使われたそうです。
当時の栄華を伝える豪勢な店蔵と門が一対になって並ぶ景観は、平成26年に重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けています。 -
紅花と言えば山形を連想しますが、ここ宮城柴田地区でも「奥州仙台紅花」として盛んに栽培されました。村田に残る25の店蔵のうち7軒は紅花商人のものです。江戸時代には11軒の紅花商人の店蔵があり、商取引高は現在の30億円に及んだそうです。
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村田の古地図。「ウナギの寝床」状の間口が狭く、奥行きが長い商家が並んでいたことがわかります。この街並みは今も変わっていません。
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ここ大沼孫十郎家で屋号はヤマニ。向かいの大沼利平家(屋号カネチュウ)の分家にあたり、「大沼呉服店」として主に呉服・太物の商いをしていました。
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貸店舗当時のヤマニ邸を描いた油絵。「ほか弁」も扱っていたようです。
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イチオシ
店先には昔の呉服店の雰囲気がよく残っています。
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昔は紅花で染められた布地が並んでいたのだろう。
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レトロなホーロー看板
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重厚な黒漆塗り看板
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着物を入れた葛籠
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熱心に見ていたら、係の方が紅花を持ってきてくれました。見るのは初めてです。
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イチオシ
ついでに奥の非公開部分も見せてくれました。店玄関の奥の間、その奥に蔵座敷が見えます。
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この奥が座敷蔵。奥が長い典型的な商家造り。
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座敷蔵の戸板に古いお札が、何故か逆さまに貼られています。聞いたら「庚申の封」という民間信仰の名残だそうです。
帰ってネットで調べたら、
「人間の身体には生まれながらに三尸 (さんし) の虫が住んでいる。 その虫が60日に1度巡ってくる庚申 (かのえさる) の日の夜、 眠っている身体からこっそりと抜け出し、 天上の帝釈天の所へ行き、 その人の60日間の行状を報告する。 庚申の日は帝釈天の縁日である。 帝釈天は、 悪事・悪心の報告を受けると、 その人の寿命を減らしてゆく。
そこで、 人々は庚申の夜は徹夜して一睡もしないで、 三尸の虫に身体から抜け出す隙を与えないようにする風習が生まれた。 これが庚申待ち (こうしんまち) である。 そして人々は、 三尸の虫を屈服させる法力を持ち、 青い顔で憤怒の形相の青面金剛と云う金剛童子をお祀りしたり、戸にお札を貼って三尸の虫が外に出ないように封をした。 しかし、 ただ話をしながら、 お通夜の朝が白むのを待つのも風情がないので、 夜通し飲み食いするようになった。」 -
観光案内所で街歩きの最初に、向かいの「村田商人やましょう記念館」を見学するよう勧められました。
やましょう記念館 名所・史跡
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先ずは武家屋敷のような薬医門から敷地内へ。
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薬医門と店蔵
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店蔵の奥に木造2階建ての母屋が続きます。
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イチオシ
大事な商談のお客様は、薬医門からこの玄関に招き入れたそうです。
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母屋は大正5年の建築
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母屋に続く内蔵は安政3年建築、明治33年改修。
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別の木造建屋。
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建物のあちこちに彫刻が施されている点は、洋の東西を問わず豊かさの象徴。
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中を覗いたらこんな感じ。
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母屋の他に、蔵がずらりと並んでいます。
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蔵と蔵の間に祀られた屋敷神
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何れも江戸時代末期の建築
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やや新しく明治10年。商いの規模を広げていったことが窺えます。
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蔵はまだまだ続きます。
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味噌蔵に
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塩蔵。いずれも店の取扱商品
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蔵が空いていたので、覗いてみました。
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敷地の奥行きは40m以上ありました。
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庭を出て正面の店蔵へ。
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イチオシ
大沼屋、屋号は「やましょう」。江戸後期から昭和の初期にかけて紅花の取引をはじめ、生糸、綿糸、農産物、味噌醤油醸造販売業などを商いとした町有数の豪商でした。
やましょう記念館 名所・史跡
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暖簾をくぐると、時代劇そのままの店先
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漢方薬の代理店もしていたようです。
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味噌醤油の看板
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江戸時代の金庫
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金庫の裏はこうなっています。
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仕入帳
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明治時代には生糸も扱うようになりました。
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昔の商家でよく見かける引き出し階段。2階は物置として使われたそうです。
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ランプは明治時代のもの?
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11軒の紅花商人のうち6人が大沼姓。「やましょう」の大沼屋正七家が本家筋です。
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店蔵に続く母屋は、高い天井と、黒壁に障子。大正時代の趣が感じられます。
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ここで大事なお客様と商談がなされたでしょう。
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鴨居の上に神棚
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重要な書類を保管した引き出し。
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どうもラジオらしいが、発売間もない頃のもの?
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母屋から続く内蔵は安政3年建築。防火のためか何重にもなる重い扉で仕切られています。
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ここが家族の居住空間でした。
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イチオシ
宣戦大詔は日清?日露?
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大事なものを保管したと思われる金庫と箪笥
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TVでも紹介されたようです。
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いやー、すごかった。往時の村田商人の財力を見せつけられました。
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次は向かいの「カネショウ大沼邸」。
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ここにも資料館があるようです。
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入口に紅花。
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イチオシ
やましょう3代目の弟さんが分家として、天保12年にかねしょう商店を創業したました。現在は雑貨店のようです。
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2階の私設博物館を案内してくださいました。学校の郊外授業などにも使われているそうです。
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教科書類。お姉さんが使っていたものだそうで、万歩計より4~5年前のもの。左下のJack&Bettyは万歩計も中学校で使った記憶がある。
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これはさらに古く戦前のもの。
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雑誌類。昔、母の里で見たような。
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籐の枕にホーローの湯たんぽ。これは万歩計の実家の2階にもあった。
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これは炭火を使うアイロン。明治か大正か。
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ボタンに指ぬき。母の裁縫道具箱を思い出します。
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これは子供の頃使ったことがある。
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プラモデルには熱中したなあ。指先にこびり付いたセメダインの臭いが懐かしい。
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初期の電気アイロン?
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すごい、長い間蔵の中に眠っていた品々でしょう。
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この手の弁当箱は知らないが、
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これは小学校の時に使ってた。冬、職員室のストーブで「弁当温め」をやった記憶があります。
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これは近年まで店に並べていた商品だそうです。
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規模は小さいが展示品の豊富さは、岩手県大沢温泉の近くにある「昭和の学校」に匹敵します。
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写真を撮りすぎて、ここで電池切れ。急いで予備の電池を取りに車に戻りました。
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イチオシ
大正時代の真空管ラジオ
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これも実家の2階の物置にあったような。
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幻灯機は小学校にもあったが、もっと新型だった。
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蓄音機やレコードに「ニッポノホン」の文字。日本コロムビアの前身です。
「ニッポノホン」とは 、日本コロムビア株式会社の前身である日本蓄音器商会が 会社設立の1910年(明治43年)当初から使用していたブランド名で、 蓄音器の名称やレコードのレーベル名として使用されていました。
蓄音器としては、会社設立の1910年に発売された「ニッポノホン25号」 「同32号半」「同35号」「同50号」とその名を関した機種を次々と発売し、 世の中に多くのスターや数々のヒット曲を送り出すきっかけを作っていきました。
またレコードのレーベル名としては、1910年(明治43年)から1932年(昭和7年)の20年以上に渡り使用され、 “大仏が蓄音器に耳を傾ける”非常に印象的なデザインのレコードスリーブ(1920年~1928年使用)や、 当時としては最先端のモダンデザインであった“ワシ印”のセンターレーベルなどと共に、 多くの音楽ファンに愛される存在として成長していきました。
このように「ニッポノホン」は、 明治から大正、昭和初期にかけての日本の近代化の歩みと共に 日本の音楽文化の発展と普及を支え、またその歴史を見守り続けていました。
~日本コロムビア(株)のHPより -
昔、行商の魚屋さんが、これで重さを計ってた。塩鯨が懐かしい。
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小学校の教室にあった足踏みオルガン。これはよく知ってる。
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奥のステレオは、万歩計の実家の座敷にあったものに似ている。
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これで「高校三年生」のレコードを聴いていた。
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奥には「昭和の茶の間」を再現。
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足踏みミシンに
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白黒テレビ
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昭和の茶の間
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昭和の茶の間
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日本陸軍の将校?
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昭和の茶の間
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3軒の博物館をじっくり見ていたら、1時間が過ぎていました。残り1時間で残りの建物を見て回ります。
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この旅行記へのコメント (4)
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- yamayuri2001さん 2021/04/08 10:47:32
- 村田の街・・・
- 万歩計さん、こんにちは。
村田と言えば思い出すことがあります。
東北自動車道が開通したころ、ここから
山形に行くには、村田インターチェンジで降りて
急に一般道になり、凄く時間がかかったのを記憶しています。
でも、その町はこんなにレトロだったんですね!
昔 プラモデルをたくさんお作りになったのですね!
私はその隣の羽子板と小さい箪笥に
反応しました。
懐かしいです。
幼稚園時代、まさにそのようなもので遊んでいました。
それから、昭和感が溢れる街並み。
いつか行ってみたいですね・・・
yamayuri2001
- 万歩計さん からの返信 2021/04/08 21:36:43
- Re: 村田の街・・・
- yamayuri2001さん 、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
カネショウ大沼邸の私設博物館は「懐かしさ」の宝石箱でした。万歩計の実家にも古いものが随分ありましたが、両親が田舎の家を引き払って都会のマンションに移る時に殆ど焼却処分しました。その時懐かしい品々の多くは写真に撮り、デジタルフォトフレームにして両親に贈りました。母は今でも時々見ているそうです。茶の間にあった100年前の柱時計だけは、現在も針を停めたままで万歩計の部屋で命を長らえています。「今は、もー動かない」、歌そのままに。
冒頭にに書きましたが、重伝建が全国で123地区あります。飛騨高山や白川郷等の超メジャーな観光地からほとんど知られていない場所まで。しかし無名な場所も行ってみるとなかなか素晴らしい。村田もそんな町の一つでした。この旅をきっかけに近場の重伝建を4か所ほど訪れましたが、どこも見ごたえがあります。どこにも1軒はカネショウ大沼邸のような私設博物館があります。
ヨーロッパかぶれの万歩計でしたが、日本の伝統を改めて見直すこの頃です。
万歩計
-
- pedaruさん 2021/04/07 04:25:18
- 熱心に見ていたら
- 万歩計さん おはようございます。
何事にも興味津々、そんな姿を見て係の人は気をよくしたのでしょうね、特別扱いでしたね。私も真似をしようと思いますが、真似だけでは人の心を動かしません。
熱心に見るのは、グラビアアイドルのページ、これは真似ではありません。
昭和の部屋、これは珍しくありません、いつもこんな部屋に座っているpedaruです。
楽しい旅行記でした。
pedaru
- 万歩計さん からの返信 2021/04/07 09:23:43
- Re: 熱心に見ていたら
- pedaruさん、おはようございます。
pedaruさんの旅行記には、何時も多くのコメントが寄せられますね。それも多くの女性ファンから。それらに対する返事も画一的でなく工夫が感じられます。pedaruさんの柔らか頭は、この辺りでも鍛えられていそうですね。
村田の街並みは素晴らしいです。店蔵と門がセットになって、狭い脇街道の両側にずらりと並んでいました。同じ重伝建の喜多方より密度が濃いです。1冊で書ききれなかったので2冊にしました。
万歩計
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