街歩き前に必見、町一番の豪商の蔵屋敷
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約4年前)
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by 万歩計さん(男性)
柴田・大河原・川崎 クチコミ:2件
観光案内所ヤマニ邸の道向かいに建つ大きな蔵屋敷で、「やましょう記念館 」として内部を無料で見学ができる。大沼屋(屋号は「やましょう」)は江戸後期から昭和の初期にかけて紅花の取引をはじめ、生糸、綿糸、農産物、味噌醤油醸造販売業などを商いとした町一番の豪商だった。
武家屋敷を思わせる薬医門から庭に入ると、店蔵の奥に大正5年に建築された木造2階建ての母屋が続く。その奥にもいくつも内蔵や木造の建物があり、蔵と蔵の間には屋敷神を祀る小さな祠もある。蔵の多くは江戸時代末期に建てられたもの。海鼠壁の店蔵の暖簾をくぐると、時代劇そのままの店先があり、家業の味噌、醤油、薬品の古い看板が置かれている。框に上がると江戸時代の金庫や古い帳簿類が展示されている。奥の母屋は高い天井、黒壁と障子と大正時代の趣が感じられる造りで、時代がかったランプやラジオが置かれている。
村田の建物は現在も殆どが店舗や住居として使われているので、通りから見ることしかできない。このために街歩きの前にぜひこの記念館を見ておきたい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/04/07
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