2021/09/22 - 2021/09/22
20位(同エリア223件中)
万歩計さん
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浜庄津町浜金屋町は多良海道沿いの町で、浜川を挟んで浜中町八木本宿と繫がっている。八木本宿は酒造業者が集まっていたのに対し、浜金屋町は有明海の漁師や鍛冶屋、船大工といった職人が暮らしていた。浜川沿いや街道沿いには今も茅葺民家が残っていた。
小さな街で30分で歩き終えたので近くの祐徳稲荷神社に足を延ばした。九州では太宰府天満宮に次いで参拝者が多い神社で、「西の日光」と呼ばれる豪華で鮮やかな社殿が目を引いた。
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重伝建登録地区名:鹿島市浜庄津町浜金屋町
分類:港町・在郷町
鹿島市は佐賀県南西部の有明海西側、保存地区は浜川河口の右岸に位置し、長崎街道のひとつ多良海道が町の中央を通る。近世に港町として商人や船乗り、鍛冶屋等が住み発展した。街道と小路が町のフレームを形成し、道沿いや敷地背後に水路が走る。港湾の在郷町としての地割をよく残し、茅葺や桟瓦葺の町家が並ぶ特色ある歴史的風致を今日によく伝えている。
~全国伝統的建造物群保存地区協議会発行「歴史の街並み」より
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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八木本宿地区を出て浜大橋を渡ると浜金屋町地区。鰻を焼く香ばしい臭いが漂っています。4トラベラーさんの口コミによるとここの鰻は絶品だそうです。
峰松うなぎ屋 グルメ・レストラン
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多良海道は2つの重伝建地区を通っています。
質素だが懐かしさがこみ上げる家並 by 万歩計さん鹿島市浜庄津町浜金屋町伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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地図に従い多良海道から細い路地に入ると、
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イチオシ
古い茅葺民家が並んでいます。
茅葺屋根の民家が3軒 by 万歩計さん南舟津の街並み 名所・史跡
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有明海の河口に近いこの地区には、江戸時代から漁師や鍛冶屋等の職人が暮らしていました。
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コロナのためか戸口が閉められて、外観しか見れません。
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浜金屋町地区は細い路地に古い茅葺民家が密集しているのが特徴です。
茅葺屋根の民家が3軒 by 万歩計さん南舟津の街並み 名所・史跡
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とはいえこの路地に現在残っているのはこの3軒のみ。
質素だが懐かしさがこみ上げる家並 by 万歩計さん鹿島市浜庄津町浜金屋町伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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路地を出ると浜川沿いの道。下流は直ぐ有明海です。
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今でもこの地区には漁師たちが多く生活しています。
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多良海道に戻って歩くと、街道沿いにも茅葺屋根の家が残っています。
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よく見ると建物の随所に凝った彫刻。景気が良かったころの豊かさが偲ばれます。
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路傍に江戸時代の古い祠。「夷三郎の祠」として漁師の信仰を集めました。
多良海道に残る小さな祠 by 万歩計さん夷(恵比寿)三郎の碑 名所・史跡
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海道沿いの瓦ぶき屋根の建物の中に、
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イチオシ
2軒の茅葺屋根が並んでいます。
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旧筒井家と旧橋本家。茅葺屋根に生えた草が古さを表しています。
多良海道沿いに並ぶ古い茅葺民家と瓦葺民家 by 万歩計さん庄金の町並み 名所・史跡
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旧筒井家は現在移住体験施設になっています。これまで訪れた重伝建地区の多くで、このような古民家を活用した移住体験施設を見ました。
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裏から2軒の茅葺民家。浜金屋町地区はとても狭く、30分足らずで見学終了。
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せっかくここまで来たので、4km先の祐徳稲荷神社に行ってみることにしました。
鹿島市浜中町八本木宿伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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酒蔵街道を歩いていく予定でしたが時間が押しています。この先でバスに乗りました。
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祐徳神社前でバスを降りると目の前に朱塗りの大鳥居。
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平日の昼下がりの門前商店街はほぼ無人。
若松屋 グルメ・レストラン
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ここから神域。祐徳稲荷神社の創建は1687年。九州では太宰府天満宮に次いで参拝者が多い神社です。
祐徳博物館 美術館・博物館
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鹿島市のHPでは、祐徳稲荷神社は京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社と共に「日本三大稲荷」となっています。まぁ、京都の伏見稲荷大社は別格として、他の2つは「おらがとこのお稲荷様!」が各地にあるでしょうが。
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太鼓橋から楼門へ
西の日光 by 万歩計さん祐徳稲荷神社 寺・神社・教会
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「西の日光」と呼ばれる豪華で鮮やかな外観です。
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楼門から中に入ると、
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正面に御神楽殿。茅の輪くぐりもあります。
西の日光 by 万歩計さん祐徳稲荷神社 寺・神社・教会
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茅の輪くぐりをして御神楽殿に参拝。振り返って楼門を見ます。
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イチオシ
次は櫓の上の本殿へ。
西の日光 by 万歩計さん祐徳稲荷神社 寺・神社・教会
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清水の舞台を思わせる櫓の高さは18m。
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本殿に上る階段の入口には風鈴が涼やかな音を立てています。
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117段の階段を上って、
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本殿に着きました。
西の日光 by 万歩計さん祐徳稲荷神社 寺・神社・教会
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祐徳稲荷神社は肥前鍋島藩主直朝公が夫人花山院萬子媛がお輿入れの際、朝廷の勅願所で会った稲荷大神の御分霊を勧請されたことに由来します。
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本殿から見下ろした神域
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折角なので山の上の奥の院を目指しましたが、
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これが意外にハード
西の日光 by 万歩計さん祐徳稲荷神社 寺・神社・教会
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ここで引き返しました。
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本殿の櫓を見ながら階段を降り、
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バスでJR肥前鹿島駅へ。
肥前鹿島駅 駅
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特急「かもめ」で博多に戻りました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2022/07/20 06:08:02
- 重伝建
- 万歩計さん おはようございます
昔ながらの町がそのままある感じでとても床しい気持ちになりますね。
今でも、さりげなくかやぶき屋根の家が存在しているのですね。いつ取り壊されるか
心配です、行政が手厚く保護する必要がありますね。いわばみんなの財産です。
たくさんの重伝建を巡ってますね。いつも驚きと期待にみちた旅行記です。
いつも楽しみにしております。
pedaru
- 万歩計さん からの返信 2022/07/20 10:42:17
- Re: 重伝建
- pedaruさん、おはようございます。
何時もコメントを、ありがとうございます。
重伝建を巡る度に「この景観が何時まで維持できるのか」と心配になります。重伝建の殆どは地方の小さな町や村で、重伝建で観光客を呼べるほどではありません。特に山村集落は集落自体の存続が危ぶまれます。
ヨーロッパには古い建物や家並が残っていますが、そこには大体人が住んでいます。外観は昔のままにして室内は使いやすいようにリノベーションしているようです。これは建物の構造にもよると思います。ヨーロッパの石造りに対して、日本の伝統的な木造建築では外観はそのままに室内をリノベーションするのが技術的に困難かもしれません。
保存については地元で移住者を呼び込むなどの努力は行われていますが限界があります。国民の財産として税金を投入するコンセンサスが取れるかが課題なんでしょうね。
万歩計
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