2020/10/29 - 2020/10/29
36位(同エリア406件中)
万歩計さん
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新型コロナ禍で長らく旅行を自粛していたが、周囲のGOTOトラベルブームに煽られ、山形、福島、宮城の秘湯と紅葉の絶景ラインを巡る4泊5日旅に出た。万歩計にとって秘湯、湯治場巡りは、ヨーロッパと並んで旅の2本柱です。
10月29日(木)晴れ
・弥治郎こけしの里に立ち寄り蔵王エコーライン入口の遠刈田温泉に着いた。この付近はまだ青葉が多かったが走るに従い紅葉黄葉が増え、滝見台付近は最高潮だった。さらに標高が高くなると周囲はすっかり冬景色、標高1379mの駒草平展望台では体ごと飛ばされそうな強風が吹き荒れて、恐怖感さえ感じた。お釜のある頂上には雪があり体感温度はマイナス5℃。ありったけの服を着て周囲を歩いた。地形的に風雪が激しく、真冬のモンスター出現も納得。
・蔵王から麓の青根温泉に下りてきて、共同浴場「じゃっぽの湯」でこの旅最後の温泉に入った。伊達藩主の「御殿湯」湯元不忘閣に泊りたく、最後までキャンセル待ちしたが叶わなかった。写真だけ撮って、近くの古賀政男記念館を見学した。
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【旅程】
1.秘湯中の秘湯 姥湯温泉
https://4travel.jp/travelogue/11658789
2.滑川温泉で一晩のプチ湯治(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11659070
3.奥羽本線峠駅と城下町米沢
https://4travel.jp/travelogue/11659435
4.茅葺屋根の宿が残る 白布温泉(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11659919
5.日中線記念館(旧国鉄熱塩駅)
https://4travel.jp/travelogue/11660777
6.蔵とラーメンの町 喜多方小田付
https://4travel.jp/travelogue/11661257
7.五色沼探勝と磐梯吾妻レイクライン
https://4travel.jp/travelogue/11661737
8.野趣満点の風呂 新野地温泉相模屋旅館(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11661896
9.森のセラピーウォークと土湯峠温泉郷の湯巡り
https://4travel.jp/travelogue/11662120
10.磐梯吾妻スカイラインと温湯温泉旅館二階堂
https://4travel.jp/travelogue/11662408
11.こけしの里にひっそり 鎌先温泉(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11662967
★12.蔵王エコーラインと青根温泉
https://4travel.jp/travelogue/11663937
13.紅花商いで栄えた蔵の町 村田①
https://4travel.jp/travelogue/11664306
14.紅花商いで栄えた蔵の町 村田②
https://4travel.jp/travelogue/11664737
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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鎌崎温泉を後に、蔵王に向かっています。
鎌先温泉 温泉
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1kmも走ると、こけしの里弥治郎集落。
弥治郎は不忘の山すその谷あいに抱かれた小さな木地師の集落です。言い伝えによると、新山家の祖先で弥治郎という人が、現在の山形県からやってきて住み着いたのが集落の始まりだとされています。
~白石市HPより -
道沿いにこけし工房が点在
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乾燥させた材料の材木
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失礼して窓越しに覗かせていただきました。
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仕事前の工房内は、こんな感じ。
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9:00 弥治郎こけし村の駐車場。ここでしばらく見学します。
白石市弥治郎こけし村 美術館・博物館
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展示館に入場。無料です。
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東北各地のこけしを紹介。弥治郎系、遠刈田系、土湯系、肘折系、等があります。
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その中で弥治郎こけしは、頭が胴に比べて大きいのが特徴だそうです。また、頭部にはロクロによる二重、三重の輪が描かれ、あたかもベレー帽をかぶったように見えるのも特徴だそうです。
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山間の集落弥治郎地区では、春から秋まで田畑を耕し、秋から冬にかけ山の木を伐り出してこけしを作り、鎌先温泉の湯治客のみやげ物として売ってきたそうです。
白石市弥治郎こけし村 美術館・博物館
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展示館の裏は広場になっていて、ここにも工房がありました。
白石市弥治郎こけし村 美術館・博物館
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一軒の工房で、そっと作業を見せていただきました。
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一角にあるのはこけし神社?
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9:20 弥治郎こけし村を出発。車を走らせると、行く手に蔵王連峰が見えてきました。
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この辺りはまだ紅葉していません。
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ほどなく遠刈田温泉郷。
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橋の欄干は遠刈田こけし
遠刈田大橋 (こけし橋) 名所・史跡
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9:40 蔵王エコーラインの宮城側の入口に到着。朱塗りの大鳥居は、蔵王エコーラインの開通に合わせて建てられたものです。
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かつて蔵王大権現への参拝路にあった弐の鳥居があった場所だそうです。
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イチオシ
正面に雄大な蔵王連峰
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エコーラインの入口は標高320m程度で青葉ですが、
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標高が上がるに従い、鮮やかな紅葉、黄葉が混じってきました。
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滝見台の駐車場でフォトストップ。ここで標高750m。
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三階の滝を眺めるビューポイントです。
滝見台 自然・景勝地
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三階の滝は「日本の滝100選」に選ばれた名瀑
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イチオシ
落差181m、幅7mの滝が、錦秋の中を3段になって流れ落ちています。
三階の滝 自然・景勝地
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周囲の山肌も見事。
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イチオシ
滝見台から少し走った先で、もう一度フォトストップ。
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蔵王権現の不動明王。この辺りの黄葉が最高でした。
蔵王不動尊 名所・史跡
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この場所から不動滝が見えます。落差54m、幅16mの垂直滝ですが、上部しか見えませんでした。
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標高が上がるに従い、裸の木が増えてきました。蔵王エコーラインは来週には冬季閉鎖されます。
宮城蔵王(蔵王エコーライン) 紅葉
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賽の磧駐車場でフォトストップ。賽の磧を探して細い道を行きます。
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標高も1250mになると木々は葉を落とし、背の低いハイマツだけが緑の葉を付けていました。
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風が強く、背中を押されているようです。ハイマツも風下を向けて幹を曲げています。
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強風の中を10分余り歩きましたが、賽の河原らしきものが見つからないまま行き止まり。
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古いワイヤーケーブルの遺構が残っており、石か鉱物を採取していた場所のようです。しかしここから見た蔵王連峰は堂々と立派でした。
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強風に向かって前傾姿勢で駐車場に戻る途中に、小さな道標を発見。
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そこから細い山道を進むこと5分、荒涼とした場所に出ました。ここが賽の河原でした。
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賽の河原とは、死んだ子供が行く所といわれる冥途の三途の川の河原のこと。ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされる。そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うという。
~大辞泉より -
11:04 標高1379mの駒草平展望台に到着。車を降りた瞬間、猛烈な強風で体を持って行かれそうになりました。
こまくさ平 グルメ・レストラン
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正面に蔵王連峰が大きく立ちはだかっています。
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展望台に行ってみよう。
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イチオシ
展望台から見ると、荒涼とした山肌から落ちる一条の滝。
不帰の滝 自然・景勝地
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滝は深い谷底で渓流になって流れています。しかし吹き曝しの展望台で身を乗り出すのは怖かった。カメラどころか体ごと持って行かれそう。風速20m位はあったと思われます。
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夏は可憐な駒草が咲くこの辺りも、冬を目前に控え強風が荒れ狂う荒野になっています。
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11:25 御釜の駐車場に到着。車を降りた瞬間強烈な寒さに思わず身震い。風が猛烈に強く、体感気温はマイナス5~6℃といった感じ。
蔵王山頂レストハウス グルメ・レストラン
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レストハウスを出てしばらく歩くと、蔵王のシンボル「お釜」が見えました。
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蔵王連山は刈田岳、熊野岳、五色岳からなり、お釜はその真ん中にあります。刈田岳、熊野岳を結ぶ登山道が「馬の背」。
馬の背 自然・景勝地
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右には刈田岳
刈田岳 自然・景勝地
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雪の残るガレ場を下り、お釜へ近づく。
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お釜は、火口に雨水などが溜まった火口湖です。
御釜 自然・景勝地
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イチオシ
その日の天候や時間によって色が変わることから、「五色沼」とも呼ばれています。今日は美しいエメラルドグリーンでした。
御釜 自然・景勝地
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それにしても寒い。早々に戻りました。
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お釜を振り返りながら、
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レストハウスの前に戻り、今度は刈田岳山頂にある蔵王権現の奥ノ宮へ。
蔵王国定公園 自然・景勝地
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レストハウスから10分で、標高1,758mの刈田岳山頂に刈田峰神社に到着。
刈田岳 自然・景勝地
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ここには蔵王大権現が祀られており、江戸時代後期に流行した蔵王参拝の最終目的地とされ、多くの人々がここに参拝に来ました。
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山頂は広い展望台になっています。
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一帯は蔵王国定公園
蔵王国定公園 自然・景勝地
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登山路が伸びています。先ほど立ち寄った駒草平展望台の大黒天駐車場からは1.8km、1時間の行程だそうです。
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展望台から最後にお釜を眺めて、駐車場に戻りました。
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11:45 お釜の駐車場を出て、一気にエコーラインを下りました。
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12:35 蔵王連峰の麓の静かな青根温泉で立ち寄り湯。
じゃっぽの湯 温泉
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街の共同浴場で、その名も「じゃっぽの湯」
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「じゃっぽ」とは、この地方の方言で「お風呂」の意味。
じゃっぽの湯 温泉
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2006年に気軽に入れる日帰り入浴施設としてオープンしたそうです。
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観光客も320円でお湯が頂ける。有難いことです。
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泉質:単純温泉・低張性中性高温泉
泉温:49.8℃の源泉かけ流し
タイル造りの広い浴槽に無色透明のお湯が満たされていました。地元の方々の交流の場でもあり、多くの方が入られていました。当然写真は撮れません。 -
共同浴場を出ると、道向かいに洒落た洋館が建っています。
青根洋館は、明治末期に来日した宣教師たちの住宅として仙台市内に建てられたものを、2002年に現在地に移築復元され「古賀政男記念館」になっています。青根洋館 美術館・博物館
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古賀政男が初期の大ヒット曲「影を慕いて」を、この地で作ったことに由来するそうです。古賀政男と縁の深い古関裕而も、確か隣の福島県出身。
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古賀政男の出生地は、万歩計の生まれ故郷に近い福岡県大川市。やはり生家が「古賀政男記念館」になっています。
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「影を慕いて」の直筆楽譜
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きれいな字で書かれた書簡
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古賀政男のヒット曲の数々
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やはり昭和歌謡の大作曲家といえば、古賀政男と古関裕而です。
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2階にもゆかりの品々が展示されています。
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写真類
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愛用のギターやマンドリン
青根洋館 美術館・博物館
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表彰状や顕彰
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2階の一室に青根温泉の歴史が紹介されていました。青根温泉の開湯は1528年、江戸時代には仙台藩伊達氏の御殿湯が置かれ、藩主専用の湯治場になりました。
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明治時代になると多くの人が訪れるようになり、湯治場として栄えたようです。
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明治時代の青根温泉不忘閣。この後行ってみます。
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見学を終え、洋館の喫茶室でモリモリのソフトクリームを頂きました。
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洋館を出て、少し温泉街を散策します。
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青根温泉を代表する湯元不忘閣。歴代伊達藩主の御用達であった「御殿湯」が起源で、「不忘閣」は伊達政宗の命名だそうです。
青根温泉 湯元不忘閣 宿・ホテル
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多くの文人にも愛されました。山本周五郎の「樅ノ木は残った」にも不忘閣が登場します。
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不忘閣には素晴らしい風呂があるので、ここに泊まりたく最後までキャンセル待ちを入れておきました。立ち寄り湯はないので、次のチャンスには泊まりたい。
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左奥に小さく見える建物が、伊達家ゆかりの御殿湯。お断りしてここから写真を撮らせてもらいました。
青根温泉 湯元不忘閣 宿・ホテル
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青根温泉には7か所の源泉があり、約30度から71度までの様々な泉温の湯が湧出しているそうです。温泉街にはいくつか無料の足湯がありました。
青根温泉 温泉
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13:55 遠刈田温泉に立ち寄り。
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神社の横に源泉のような施設。
蔵王刈田嶺神社 (奥宮) 寺・神社・教会
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共同浴場「神の湯」で最後の立ち寄り湯、と思っていましたが間もなく昼の休業時間とのこと。諦めて最終目的地の村田町を目指して出発しました。
共同浴場神の湯 温泉
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2021/03/30 05:29:39
- こけし
- 万歩計さん おはようございます。
遠刈田とか弥治郎、鳴子はこけしで有名ですね。それぞれ特徴があって、百年経ってもそのスタイルは変わらないようです。
60年以上前に鳴子温泉に旅行して、こけしづくりを窓から見学して、何種類か買いましたが、我が家では見向きもされずに、しかし、捨てられもせず古色をつけて置いてあります。
こけしの顔はすべて目が細く、場所によって異なりますが、東北地方の若い娘の中にはこけしそっくりな顔の人がいますね。浮世絵などを見ると日本人はすべて細い目をしていますが、これが美人の標準だったのですね。
こけしの話だけになってしまいましたが、強風にもめげず、お釜のなかに吹き飛ばされなかったのは幸運でしたが、キャンセル待ちもむなしく、不忘閣を断念したのは残念でした。
古賀政男愛用のギターをこっそりつま弾いたりしてたという、目撃情報がありますが、あれは万歩計さんじゃないでしょうね。
pedaru
- 万歩計さん からの返信 2021/03/31 09:24:19
- Re: こけし
- pedaruさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。
1年程前からNHKBSプレミアムで「4Kでよみがえるあの番組、新日本紀行」が放送されています。現在同局で放送されている「新日本風土記」の原点と言える番組で、これが放送されたのが昭和42年から48年頃、丁度半世紀前です。番組の最後の5分で少しだけ現代の姿が紹介されるのがミソです。全作品を録画しています。
この中で「こけしの詩」と題して冬の鳴子温泉がありました。幼くして亡くなった娘の面影を求めてこけしを彫る老職人、村営バスで買い物や学校に行く人達、引退できない村で診療所の老医師など。この鳴子温泉は50年前の記憶が不思議と鮮明に残っていて、特に懐かしく見ました。
万歩計が周遊券を使って3週間東北を旅したのが丁度この時代背景の時でした。半世紀で日本中、都会も田舎も変わってしまいました。今回の旅は丁度新日本紀行を辿っている様です。
万歩計
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