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 塩田津の後は有田町有田内山へ。有田は全国に名を知られた磁器生産の町。皿山通りには窯元や商家の建物がずらりと並び、毎年ゴールデンウィークの時期に開催される「有田陶器市」では全国から100万人が訪れるという。しかし師走の平日とあって観光客はごくわずか。トンバイ塀のある裏通りと合わせて静かで風情ある風景を楽しめた。<br /><br />**********************************************************<br /> 重伝建登録地区名:有田町有田内山<br /> 分類:製磁町<br /> 佐賀県西部にある有田は、江戸時代から現在に至るまで、磁器生産の町として知られている。有田焼は国内だけでなく、欧州各国にイマリの名で輸出された。大通りを中心とする約2kmの細長い町並で、表通りの商家及び付属屋、窯元の屋敷及び付属屋、洋館並びに寺院建築など、和風から洋風まで様々な意匠の建造物が建ち並んでいる。<br /> ~全国伝統的建造物群保存地区協議会発行「歴史の街並み」より

重伝建巡り「有田町有田内山」(製磁町 佐賀県)

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2021/12/14 - 2021/12/14

25位(同エリア536件中)

万歩計

万歩計さん

この旅行記のスケジュール

2021/12/14

  • 武雄温泉駅から上有田駅へ

  • 有田駅から博多へ戻る

この旅行記スケジュールを元に

 塩田津の後は有田町有田内山へ。有田は全国に名を知られた磁器生産の町。皿山通りには窯元や商家の建物がずらりと並び、毎年ゴールデンウィークの時期に開催される「有田陶器市」では全国から100万人が訪れるという。しかし師走の平日とあって観光客はごくわずか。トンバイ塀のある裏通りと合わせて静かで風情ある風景を楽しめた。

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 重伝建登録地区名:有田町有田内山
 分類:製磁町
 佐賀県西部にある有田は、江戸時代から現在に至るまで、磁器生産の町として知られている。有田焼は国内だけでなく、欧州各国にイマリの名で輸出された。大通りを中心とする約2kmの細長い町並で、表通りの商家及び付属屋、窯元の屋敷及び付属屋、洋館並びに寺院建築など、和風から洋風まで様々な意匠の建造物が建ち並んでいる。
 ~全国伝統的建造物群保存地区協議会発行「歴史の街並み」より

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
JR特急 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  武雄温泉から佐世保線で有田へ。

     武雄温泉から佐世保線で有田へ。

    武雄温泉駅

  •  のどかなワンマンカー

     のどかなワンマンカー

  •  15分の上有田で下車。無人駅です。

     15分の上有田で下車。無人駅です。

    上有田駅

    レトロな木造の駅舎 by 万歩計さん
  •  昔からある木製ベンチ。

     昔からある木製ベンチ。

  •  レトロ感溢れる駅舎でした。

    イチオシ

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     レトロ感溢れる駅舎でした。

    上有田駅

    レトロな木造の駅舎 by 万歩計さん
  •  駅のすぐ近くに丸兄商社。

     駅のすぐ近くに丸兄商社。

  •  オリジナル商品を含め多くの有田焼を展示販売し、通販サイトも運営してます。

     オリジナル商品を含め多くの有田焼を展示販売し、通販サイトも運営してます。

  •  この部屋の展示品を合わせると5億円の価値があるとか。うっかり触れて割ったら大変なので入口から写真のみ。

     この部屋の展示品を合わせると5億円の価値があるとか。うっかり触れて割ったら大変なので入口から写真のみ。

  •  ここで街歩きの地図を貰いました。

     ここで街歩きの地図を貰いました。

  •  佐世保線の北を並走する県道281号線(皿山通り)に沿って重伝建の街並みが続きます。ここはその東端。

     佐世保線の北を並走する県道281号線(皿山通り)に沿って重伝建の街並みが続きます。ここはその東端。

  •  皿山通りを歩く前に「トンバイ塀」のある裏通りへ。左側の塀がトンバイ塀。

    イチオシ

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     皿山通りを歩く前に「トンバイ塀」のある裏通りへ。左側の塀がトンバイ塀。

  •  トンバイ塀とは、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具を赤土で塗り固め作った塀のことです。

     トンバイ塀とは、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具を赤土で塗り固め作った塀のことです。

  •  通りの右側に風情があるあるレンガと木造の洋風建築が現れました。岩尾磁器工業(株)です。

     通りの右側に風情があるあるレンガと木造の洋風建築が現れました。岩尾磁器工業(株)です。

  •  HPによると同社は江戸享保年間(1720年代)鍋島藩として築窯された大樽窯がルーツ。1936年(昭和11年)に岩尾磁器工業株式会社を設立し、化学工業用耐酸磁器、耐酸煉瓦の製造を開始したそうです。

    イチオシ

     HPによると同社は江戸享保年間(1720年代)鍋島藩として築窯された大樽窯がルーツ。1936年(昭和11年)に岩尾磁器工業株式会社を設立し、化学工業用耐酸磁器、耐酸煉瓦の製造を開始したそうです。

  •  化学工業用磁器を製造するにあたり、それまで白磁の陶磁器原料で廃棄していた自然原料(不純物・鉄分を含んだままの陶石)を活用しました。

     化学工業用磁器を製造するにあたり、それまで白磁の陶磁器原料で廃棄していた自然原料(不純物・鉄分を含んだままの陶石)を活用しました。

  •  建物の木造部分がいい風合いに。レンガは同社で生産した耐酸煉瓦が使われています。

     建物の木造部分がいい風合いに。レンガは同社で生産した耐酸煉瓦が使われています。

  •  細い路地につられて、トンバイ塀のある裏通りの更に裏へ。

     細い路地につられて、トンバイ塀のある裏通りの更に裏へ。

  •  トンバイ塀のある裏通りの裏は小川が流れていました。

     トンバイ塀のある裏通りの裏は小川が流れていました。

  •  トンバイ塀のある裏通りを、裏から見るとこんな感じ。

     トンバイ塀のある裏通りを、裏から見るとこんな感じ。

  •  裏通りに戻り、

     裏通りに戻り、

  •  トンバイ塀が続く通りを歩きます。

     トンバイ塀が続く通りを歩きます。

  •  幾多の名器が焼かれた登り窯の煉瓦。

     幾多の名器が焼かれた登り窯の煉瓦。

  •  トンバイ塀に囲まれた建物は辻精磁社。

     トンバイ塀に囲まれた建物は辻精磁社。

  •  350年以上の歴史があり、日本で初めて磁器食器を皇室に納めたそうです。

     350年以上の歴史があり、日本で初めて磁器食器を皇室に納めたそうです。

  •  トンバイ塀のある裏通りを振り返る。なかなか風情のある通りでした。

    イチオシ

     トンバイ塀のある裏通りを振り返る。なかなか風情のある通りでした。

  •  皿山通りに出て、

     皿山通りに出て、

  •  本場長崎ちゃんぽんの半チャンセットで遅めの昼食。

     本場長崎ちゃんぽんの半チャンセットで遅めの昼食。

    ひとふし グルメ・レストラン

  •  皿山通りの東端に戻り、これから重伝建の街並みを歩きます。

     皿山通りの東端に戻り、これから重伝建の街並みを歩きます。

  •  かって店舗と思われる建物も今はパソコン教室に。

     かって店舗と思われる建物も今はパソコン教室に。

  •  17世紀初め、日本で最初に磁器生産に成功した有田は、鍋島藩の直轄地になりました。

     17世紀初め、日本で最初に磁器生産に成功した有田は、鍋島藩の直轄地になりました。

  •  その後磁器生産の中心地となり、「有田千軒」と呼ばれるまで発展しました。

     その後磁器生産の中心地となり、「有田千軒」と呼ばれるまで発展しました。

  •  その後、1828年に大火で街の殆どが消失し、現在の街並みはその後に復興されたものです。

     その後、1828年に大火で街の殆どが消失し、現在の街並みはその後に復興されたものです。

    皿山通り 名所・史跡

    有田焼の店舗が連なる有田のメインストリート by 万歩計さん
  •  重伝建地区には洋風建築を含む江戸時代から昭和初期にかけての、多彩な建物が連なっています。

     重伝建地区には洋風建築を含む江戸時代から昭和初期にかけての、多彩な建物が連なっています。

  •  手塚家。建築は大正2年頃。<br /> 大正期の建物の特徴は、それまでになかった大型の町家が出現した事。手塚家の外観は入母屋造平入りで、2階に窓を7か所配して、外壁は灰色の漆喰で仕上げられています。 

     手塚家。建築は大正2年頃。
     大正期の建物の特徴は、それまでになかった大型の町家が出現した事。手塚家の外観は入母屋造平入りで、2階に窓を7か所配して、外壁は灰色の漆喰で仕上げられています。 

  •  毎年5月のゴールデンウイークに行われる「有田陶器市」には100万人の人出で賑わいます。

     毎年5月のゴールデンウイークに行われる「有田陶器市」には100万人の人出で賑わいます。

  •  「札ノ辻」と呼ばれる交差点付近。この辺りが内山地区の中心。

    イチオシ

    地図を見る

     「札ノ辻」と呼ばれる交差点付近。この辺りが内山地区の中心。

    伝統文化の交流プラザ有田館 名所・史跡

  •  十字路を北に行くと旧田代家西洋館。

     十字路を北に行くと旧田代家西洋館。

  •  陶磁器の買い付けに来た外国人商人の宿泊・接待施設として、明治9年に建てられた和洋折衷の建物です。

     陶磁器の買い付けに来た外国人商人の宿泊・接待施設として、明治9年に建てられた和洋折衷の建物です。

  •  旧田代家西洋館の向かいは深川製磁。<br /> 深川家は、1650年頃よりこの有田で代々窯焚き業を営んできました。そして、明治27年(1894年)に深川忠次によって設立された窯元が、深川製磁です。<br /> ~深川製磁HPより

     旧田代家西洋館の向かいは深川製磁。
     深川家は、1650年頃よりこの有田で代々窯焚き業を営んできました。そして、明治27年(1894年)に深川忠次によって設立された窯元が、深川製磁です。
     ~深川製磁HPより

    深川製磁 (本店) 専門店

    重厚な洋風建築 by 万歩計さん
  •  忠次は1900年のパリ万博に、極めて高い装飾技術によってつくられた「大花瓶」を出品して金牌を受賞しました。<br /> 忠次が何よりこだわったのは、1350℃の高温焼成によって生み出される透白磁と、その上に描かれる品格ある青。それは、「フカガワブルー」と評されているそうです。<br /> ~深川製磁HPより

     忠次は1900年のパリ万博に、極めて高い装飾技術によってつくられた「大花瓶」を出品して金牌を受賞しました。
     忠次が何よりこだわったのは、1350℃の高温焼成によって生み出される透白磁と、その上に描かれる品格ある青。それは、「フカガワブルー」と評されているそうです。
     ~深川製磁HPより

    深川製磁参考館 美術館・博物館

  •  十字路を南に行くと陶山神社の鳥居

     十字路を南に行くと陶山神社の鳥居

  •  神社は線路を越えた山の麓にあります。丁度「特急ハウステンボス」が通過しました。

     神社は線路を越えた山の麓にあります。丁度「特急ハウステンボス」が通過しました。

  •  白磁に呉須の青を使った大鳥居。

     白磁に呉須の青を使った大鳥居。

    陶山神社 寺・神社・教会

    鳥居から燈籠まで有田焼 by 万歩計さん
  •  柱から狛犬、玉垣に至るまで全て磁器製。

     柱から狛犬、玉垣に至るまで全て磁器製。

  •  境内から見下ろす重伝建皿山地区の家並。磁器の原料になる陶土は向こうの山から採掘されます。

    イチオシ

     境内から見下ろす重伝建皿山地区の家並。磁器の原料になる陶土は向こうの山から採掘されます。

  •  皿山通りに戻り街歩きを続けます。

     皿山通りに戻り街歩きを続けます。

  •  重伝建の建物

     重伝建の建物

  •  一軒お店を覗いてみます。

     一軒お店を覗いてみます。

  •  鷹巣瑞光堂さん

     鷹巣瑞光堂さん

  •  並んだ器の数々。残念ながら陶芸は趣味ではありません。

     並んだ器の数々。残念ながら陶芸は趣味ではありません。

  •  外壁の漆喰の色と質感が素晴らしい。建築は大正か昭和初期か。

     外壁の漆喰の色と質感が素晴らしい。建築は大正か昭和初期か。

  •  家並の向こうに煙突に香蘭社の文字。香蘭社は深川製磁と同じ流れを汲む名工房です。別に古陶磁陳列館があるようですが訪れず。

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     家並の向こうに煙突に香蘭社の文字。香蘭社は深川製磁と同じ流れを汲む名工房です。別に古陶磁陳列館があるようですが訪れず。

    香蘭社古陶磁陳列館 美術館・博物館

  •  今右衛門窯

     今右衛門窯

    今右衛門窯 美術館・博物館

  •  通りには多くの窯の店が並んで、独特の景観を形成しています。

     通りには多くの窯の店が並んで、独特の景観を形成しています。

    有田内山重要伝統的建造物群保存地区 名所・史跡

    江戸から昭和の建築物が並ぶ重伝建地区 by 万歩計さん
  •  陶芸好きなら一軒一軒覗きたく通りですが、

     陶芸好きなら一軒一軒覗きたく通りですが、

  •  万歩計の興味の対象は建物と街並み。写真を撮りながら歩いています。

     万歩計の興味の対象は建物と街並み。写真を撮りながら歩いています。

  •  重伝建地区もそろそろ終わり。

     重伝建地区もそろそろ終わり。

  •  本陣風の門。右隣は原榮三郎美術館。

     本陣風の門。右隣は原榮三郎美術館。

  •  川の向こうに朱色の窓を持つ建物は山口家。

     川の向こうに朱色の窓を持つ建物は山口家。

  •  建物は天保11年。外観は屋根が入母屋造妻入りで、2階の白漆喰の大壁の窓には朱色の鉄扉が付いています。

     建物は天保11年。外観は屋根が入母屋造妻入りで、2階の白漆喰の大壁の窓には朱色の鉄扉が付いています。

  •  この橋が重伝建の西端。

     この橋が重伝建の西端。

  •  20分ほど歩いてJR有田駅。

     20分ほど歩いてJR有田駅。

    有田駅

  •  特急ハウステンボスに乗って福岡に帰りました。

     特急ハウステンボスに乗って福岡に帰りました。

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