walkingmanさんのクチコミ(45ページ)全1,392件

考古学博物館の近くにあります。ビザンチン時代の石像、モザイク、壺などが主な展示品です。
時代とか文化とか違いがあるのでしょうが、隣の考古学博物館と似た感じがします。
ふたつの博物館のうち、どちらかに絞るのであれば、モザイクが見たい人はビザンチン、金の装飾品を見たい人は考古学博物館を選択すればいいでしょう。個人的には考古学博物館に軍配をあげます。

テッサロニキはマケドニアの中心ですから、一級品の出土品が集まるのでしょう。大理石像や石棺、陶器など、充実した展示です。が、他でも見られると言われればそうかもしれません。
ここの金細工はレベル高いです。王冠、アクセサリーなどの細工のこまかさは、技術レベルの高さを証明しています。デザインも素晴らしく、表現が多様です。紀元前の人の感性は鋭かったなあと感じました。
隣にビザンチン博物館がありますが、私は考古学博物館の方がいいと感じました。

メインストリートであるエグナティア通りを歩いてると、唐突にアーチ門がでてきます。残されている部分はわずかで残念ですが、柱のレリーフは見事です。
ふと横を見るとロトンダがありました。かつてはロトンダまでこの城壁が続いていたんだろうと想像を膨らませながら見学しました。

円筒形の建物で中に入るとがらんとしています。
ここの見所はモザイク。高い天井の一部に古いモザイクが残されています。工夫されていると思うのはそのモザイクを写真に撮ってパネルにして地上階でも展示していること。天井画の実物は遠すぎてよくわかりませんが、パネルでは細部まで見てとることができるので、壁画は多色を組み合わせることで奥行きを生み出しているものだとわかります。

ここのメインはブルガリア各地の民族衣装の展示でしょうか。ブルガリアの民族衣装は地域により特徴がありますね。色使いも様々。農耕民と牧畜民の違いなどが楽しめます。他には仮面や生活用具などです。
館内ではおばちゃんが実際に編み機で布を製作していました。お土産で買ってもいいかも。

この施設の口コミですが国立歴史博物館とソフィア歴史博物館を混同して書かれている方がいて、わかりにくいです。

広々した博物館。先史時代の槍の先とか民族衣装等、展示の幅が広いので、ソフィアでどこか博物館を訪ねるのなら、ここでしょうか。
もっとも惹かれたのは金の細工品。トラキア時代のものでしょうか。とてもこまかい細工がされていて、見入ってしまいました。
市街地からは少し離れている。私ボヤナ教会を訪ねてから歴史博物館まで歩きました。距離はあるけれど下りなので、苦ではありませんでした（歴史博物館からボヤナ教会だと、けっこう坂を上ることになります）

レンガ造りの地味な建物です。イコノスタシスは白く塗られていて、暗めの堂内でよく目立ちました。ただし、教会の大きさに比べ、物としては小さめのイコノスタシスです。
地下に遺構があるようで、少しだけですが床がガラスになっていて、様子を垣間見れるようになっていました。

多くのシナゴークは装飾性に乏しく、キリスト教会はもちろん、モスクと比べても見ごたえがない。
シナゴークはヨーロッパでいくつか見学しましたが、こちらは今まで見た中ではいちばん見るものがありました。ダビデの星とメノーラ（植物のシダみたいな形の燭台）のデザインが要所に配置されていて、金とブルーの配色が印象的でした。ということで、ちょっと甘いけど3.5点つけます。

中央に大きな丸屋根がのった教会。賑やかな地区にあり足をのばしやすい位置にあります。内部は多くのイコンで飾られています。ここのイコノスタシスは比較的大きくて立派で見ごたえがあります。
ソフィア市街地で教会を訪ねるなら、アレクサンドルネフスキー寺院とここかなあと思います。

セルディカのそば、大きなミナレットがあるのですぐわかります。オスマントルコの著名な建築家スィナンの設計だそうです。
キリスト教会と比べるとモスクはどうしても地味に感じてしまいます。広々とした空間に大きなシャンデリアというのもお決まりのパターン。今回の旅でスィナンのモスクをいくつも見たので、それとの比較で2.5点にしましたが、他にモスクに行かれる予定のない方は訪ねてもいいと思います。

共産党本部など大きなビルが建つ一角に古ぼけた教会がありました。帰国してからガイドブックを読んで、ソフィア最古の教会と知りました。
訪ねたときは鍵が閉まっていて入れませんでした。なので口コミの投稿もやめようかとも思いましたが、貼られていた但し書きがおかしかったので、投稿してみました。

地下鉄のセルディカ駅周辺に広がる古代ローマの都市遺構です。繁華一等地ですが、予想よりも広範囲に遺構が保存されていました。出土品が少し展示されていましたが、ほとんどはレンガで造られた城壁や町割りの姿です。
素人が見てそう楽しい場所でもないですが、今時のカフェ、旧共産党本部の重厚な建物、そして古代ローマと、町並みの時代を超えたつながりの光景を楽しむところだと解釈しました。

20世紀に建てられた比較的新しい教会。白とペパーミントグリーンの配色、金色の玉ねぎ飾りが輝きを放ち目立ちます。こちらはロシア正教の教会ということで、ブルガリア正教の教会と外観は異なりますが、内部は似ています。
祭壇は小さめ、イコンが並びます。照明が暗い。信者の方がやってきて、さっとお祈りして出ていく様子でした。

半地下に建てられた教会。ビルに囲まれたシチュエーションに惹かれます。
でも、中に入るとなんじゃこりゃ。小さくて呆気ない。土産物の売場がごちゃごちゃしている。
ここは中に入る価値はないと思います。ソフィアには他にもたくさん教会があるので、ここはそばのテラスから教会のフォルムを楽しむだけの方が無難です。

ソフィア郊外、フレスコ画で有名な世界遺産の教会です。建物が小さいため、10名程度で交代に入場するシステムなので、少し待ちました。中に居られる時間も限られているので、もうちょっとゆっくり鑑賞したかった。
絵画に疎い私にはフレスコ画の価値はわかりませんが、修復跡に興味をもちました。古い時代、フレスコ画の壁にあらたに1センチほど漆喰を上塗りして新しい絵を描いたことが分かる部分があったのですが、元の絵を踏襲しようとしたようで、聖人の肩のラインとかが元新でそろっていました。現在の修復作業ではできるだけオリジナルに忠実に修復するのが原則ですが、中世の人も同じ考え方だったのでしょうか。

複数の丸屋根を組み合わせた建物で内部はかなり広いです。大きなシャンデリアやイコノスタシス。金も多く使われているようですが、薄暗いので高い天井などは見にくい。でも豪華なのは伝わってきます。
広場の中心に寺院だけが建っているので、周囲を一周することができます。複雑な形状のため、立つ位置によって見える建物の形が変わるのが楽しいです。

カザンラクの市街地からはややはずれているが、バラ博物館やトラキア人の墓地には近い立地です。
部屋はやや古めだが、不満を感じるほどではなく、普通に滞在できました。オーナー？のおばさんは英語はちょぼちょぼですホスピタリティのある方です。

バラ公園の中にある新しい建物。展示品はローズウォーターやローズオイルを製造する過程の解説や道具、ローズオイル等を入れて運んだ瓶などです。ゆったりした展示室で気持ち良く見学できました。強く興味を惹かれるほどではないですが、せっかくバラの町に足をのばしたのだから、たずねてみればいいと思います。
季節が悪かったのかバラは申し訳程度に咲いている程度でした。これは残念。

世界遺産に登録されている墳墓。実物は建物の中にあり入場できませんが、そばにレプリカがあります。壁の絵は（レプリカなので実物もそうとは限りませんが）多色で2000年以上前のものというから驚きです。
墳墓自体は人が5人も入ればいっぱいという小さなもの。他に出土品がちょこっと。展示品は物足りない。
周囲は散歩ができる公園になっています。

リムスキスタディオン広場のそばにあります。菱形の装飾がされたミナレットは珍しい。モスクの中の装飾もこまやかな模様で、まずまずいいです。
入口の前にレストランがあって、ここがモスクの入口？って、最初気がつきませんでした。建物の中をくぐって進みます。