RiEさんのクチコミ(23ページ)全1,104件

酒造りをはじめとする8割が女性スタッフで運営されている酒造所で、原料は農薬や肥料を使わない米を社内で精米して泡盛を造っているそうです。
販売所も兼ねた事務所を訪ねると、コロナ禍以降工場見学は中止しているけど、事務所での試飲は可能だそうで豊見親・華翁・うでいさんの酒・華ごころの4本を出してもらいました。
それぞれ違った美味しさがあってすごく迷ったものの、他の3本よりもコクと旨味がある宮古島限定の豊見親と、軽やかでスッキリした味わいのうでいさんの酒を購入しましたが、華ごころは普段泡盛を口にしない人でも親しみやすさがあり、女性でも飲みやすいと定評があるそうです。
つまみとして出してもらった黒糖が驚くほど泡盛にピッタリで、ここに立ち寄らなければ知ることはなかったかもしれません。
ラインナップの多さもさることながらサイズも色々あるので、旅行中に小さなボトルを試してみて気に入った味をお土産として市内で調達しても良さそうです（支払いは現金のみ）。

宮古空港に到着したら、コチラから電話連絡をするとワンボックスカーで迎えに来てくれます。
宮古空港からは2分ほどなのであっという間に着いてしまいますし、車両の確認や手続きもサクッと済んだのですぐに出発することが出来ました。
帰りも車両の再確認を一緒に行った後はすぐに空港まで送って貰えたので、滞在時間もわずか3-4分程度…とても早くて助かりました。

3月4日から2泊しました。
建物の外観はマンションのような雰囲気で、併設カフェに面した第一駐車場・1本裏の住宅街に面した第二駐車場・2分くらい離れた場所に広い第三駐車場があり、HOTEL1階は突き抜けられるようになっているので、第一・第二どちらに停めても不便はありません。

宿泊予約日の1-2日前に連絡先に指定しているメールアドレスへ、部屋番号と入室時に必要な暗証番号が添付されて送られてくるので、チェックイン時刻を過ぎたらフロントにスタッフが不在でも入室可能です。
スマートロックキー画面を2秒ほどタッチすると数字が浮かび上がるので、慣れれば鍵を持ち歩く必要が無くて便利でした。

客室は1段高くなっているので玄関で靴を脱ぎ、玄関小上がりにフカフカの使い捨てスリッパが用意されているから、それに履き替えて入室します。
通路にはシンク付IH1口キッチン・冷蔵庫・電子レンジが設置してあって、その先にテレビ台を兼ねた長テーブルとメイク用の小デスクが置かれていて、向かいにはベッドが配置してあり、部屋全体が明るくてゆったりした造りをしていました。

ベッドボードには2口コンセント（横に並んでいるので干渉せず便利で、他にもコンセント多め）と照明が内蔵されていて使い勝手が良かったのですが、ベッドのマットレスが硬めなのと、3月初旬なのにエアコンを切ると南国特有の湿気でベッドがしっとりするのが気になりました。

アメニティは歯ブラシ・剃刀・ボディタオル・ヘアブラシ・ミネラルウォーターが客室に用意されていますが、ベッドメイクとアメニティ交換は3日に1度なので、連泊の際は歯ブラシなど捨ててしまわないよう注意が必要です。
その他に…ティッシュボックス・トイレットペーパーの予備・メイク鏡・湯沸かしポット・折り畳み物干・ハンガー・シャンプー＆コンディショナー＆ボディソープの大ボトル、シンクには洗剤・スポンジがあり、電子レンジ上には小皿・マグカップ・グラスが置かれていたのでテイクアウトした物を部屋で食べることも可能です。
フロント前の棚には必要に応じて持っていけるアメニティが並んでおり、ワッフル素材の前ボタン式パジャマ・コースター・歯磨き粉・割りばし・ティーパック・絆創膏・綿棒が用意されていて、ワインオープナーなども借りることが出来ました。

Wi-Fiは多くの人が使う時間帯は速度が遅い上に不安定になる傾向があります。

サニタリールームは車いすの人でも大丈夫なくらいゆったりしていますが、浴室は洗い場が狭めで湯船も小さかったです。シャワーは湯量はあるけど、朝など使う人が集中する時間帯は温度が不安定になるので困りました。

朝食はフロント前のカフェで食べることも可能だけど弁当スタイルで並べてあるから、紙に部屋番号と人数を記載して自室に持ち帰る人ばかりでした（セルフでホット珈琲・アイス珈琲・さんぴん茶・オレンジジュース・フレーバーウォーターも自由に飲める）。
ちなみに朝食1泊目は…スパム＆スクランブルエッグ・人参しりしり・パンプキンサラダ＆キノコ・グリーンサラダ・パン2種、2泊目は…カジキのソテー＆タルタルソース・ひじき＆島豆腐・卵＆人参しりしり・鰹味噌のせごはん・グリーンサラダで、ボリュームがあってとても美味しかったです。

21時を過ぎるとスタッフが不在になるため、HOTELというよりもコンドミニアムに近いスタイルだと思いますが、タオル交換やゴミ捨ては毎日してもらえるので特に不便はありませんでした。

嵯峨天皇の勅願を受けた弘法大使空海によって開創されたそうで、平安時代から続いています。
本尊は、弘法大使空海が熊野権現より授かった一寸八分の観音像を体内仏として、自ら彫刻したと伝わる十一面観世音菩薩で、頭痛に悩まされていた後白河法皇が、今熊野観音寺の本尊に頭痛平癒の祈願をしていたところ、後白河法皇の頭痛が完治したという話がと伝わり、今熊野観音寺はぼけ封じ・頭痛封じのご利益があるとして、頭の観音様として現在も多くの信仰を集めています。
ちなみに堂内に飾られた霊験記に、その様子が描かれていました。
泉涌寺の総門と御寺 泉涌寺の中間あたりですが、奥まった位置にあるせいか泉涌寺の山内でも、特に山の景色が強く感じました。

1109年に建立された寺院で大石内蔵助建立の茶室や、日本最初の三宝荒神尊なども祀られていて見どころも多いけど、小雨が降ったり止んだりしてる天候のなか訪れたせいもあり参拝者が他におらず、山の静けさに包まれていて、1人だったら気味が悪いほどの深閑でした。
小さな本堂には本尊の阿弥陀如来像が祀られているものの、内部は非公開のため、ほんのわずかに開けられた隙間から覗いて参拝しました。

仏殿は泉涌寺の本堂であり、1668年に四代将軍：徳川家綱によって再建されたそうで、国の重要文化財に指定されています。
内部撮影は禁止だけど須弥壇には運慶作：阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置されていて、実質公開されているのはこの仏殿のみ…皇室ゆかりの寺院のせいか非公開エリアが多いため、特別拝観のタイミングを狙って訪れた方が良いかもしれません。
大門入ってすぐ左手に曲がると楊貴妃観音堂があり、その横には泉涌寺宝物館“心照殿”が建っていて、拝観料に含まれています。
ひと昔前の博物館を思わせる展示室には、鎌倉時代に四条天皇が泉涌寺に葬られて以降、歴代天皇の菩提所として皇族所有の数々の品が奉納されるようになったため、皇室ゆかりの品々もたくさんあり、また開山以降に所有した泉涌寺および塔頭寺院所蔵の国宝・仏像・仏画・書物なども展示されているので、興味深かったです。

泉涌寺の大門を入って左手に曲がると、正面に重要文化財：聖観音像が安置されている楊貴妃観音堂があります。
玄宗皇帝が亡き楊貴妃の面影を写させて造ったとの伝承を生み、江戸時代の初めころから楊貴妃観音像呼ばれているそうで、現代でも変わらない美しさを保っていました。
何とも言えない穏やかな表情は、いつまでも見つめていたくなってしまう不思議な魅力があります。

泉涌寺参道を進んで3軒目の泉涌寺塔頭寺院で、境内にはコンパクトですが本堂の反対側に、泉山七福神の第二番：泉山融通弁財天も祀られていて、融通を利かせてあらゆるお願いを聞いて貰えると信仰が厚く、泉山七福神巡りの1つになっています。
本尊である御身代わり丈六釈迦如来は約5.4mあるため、本堂の中に入って正座しながら見上げないと御尊顔を拝むことが出来ないのですが、正月三が日は有料拝観による特別公開が行われていたようで【1/1-1/3は陣内見学出来ます】と書かれた案内がまだ飾ってあったので、1/4でしたが念のため社務所で聞いてみたところ「それ終わってます」とぶっきらぼうに返事されました。
期待してしまったため、それなら片付けておいて欲しかったです。

南北朝時代の北朝第四代天皇：後光厳天皇の勅願で作られた寺院で、真言宗泉涌寺派の別格本山とされており、本山に準じた待遇を受ける特別な格式を持った寺院です。
拝観のみなら大人1人：400円（お茶付き・写経付き拝観券も有）。
受付で拝観料を支払うと、パンフレットと一緒に【雲龍院の「へぇ～」ポイント】印刷された境内図が貰えるので、ただ拝観してるだけでは見逃してしまいそうな見どころや、雲龍院についてより深く知ることができて面白いです。
冬季限定だと思いますが、下駄箱と受付の間に手編みの靴下が入った籠が置いてあって借りれるようになっていて、数々の寺院で底冷えに悩まされてきたので本当に有難く、お陰で足の冷えを気にせずにゆっくり見学出来たから、心遣いが嬉しかったです。

店内はL字型のカウンター席のみで、椅子に腰かけたままだと通路を通ることが出来ない程の狭さだけど、昔ながらの雰囲気が落ち着きます。
ランチは1種類のみで、4品好きなおばんざいを選ぶと…ゴハン（お代わり自由）・味噌汁・漬物が付いてきて900円。
おふくろの味と看板に書かれているものの店主の男性1人で営業していて、正月休み明け初日でいつもより品数が少なかったそうですが、カウンターには9品のおばんざい・フライ3種（チキン・鯵・コロッケ）・焼魚（鯖・鮭）が並んでいて迷ってしまいました。
母親が西三河出身だそうで、その影響もありおばんざいにしては味が濃い目と言われるそうですが、名古屋出身の私には馴染みのある味でどれも美味しかったですし、店主は話好きなようで、楽しい雰囲気のなか食事ができました。

現存する国内の神社で、いちばん古い神社ということが判明している宇治上神社の境内は思ったよりもコンパクトで、三が日最終日のせいか溢れそうなほどの参拝客でごった返していていました。
拝殿右側へ回ると、桐原水の建屋と呼ばれる宇治七名水のひとつ…桐原水が湧く井戸があり、七名水のうち唯一現存しているのはここだけだそうです。
ちなみに井戸と呼ばれていますが、外から見ると水音が聞こえる小さな建屋になっていて、数段階段を降ります。
宇治上神社には手水舎が無いため、社殿の背後の大吉山から流れ出る水が湧き出すこの場所で、足元に溜まる湧き水を柄杓を使って清めるか、直接手を浸して清めるのですが、境内の混雑具合同様に行列だったため諦めました。

仁徳天皇が菟道稚郎子命の魂を弔うため、宮居に祠を作ったのが宇治神社の始まりと言われていているものの、ハッキリした建設時期はわかっていないそうです。
約1700年前に河内の国からこの地へと向かう際、道に迷った菟道稚郎子命の前に1羽の兎が現れて、何度も振り返り安住の地へと先導した伝説から、正しい道・良縁へと導いてくれると信じられる神様の使い…みかえり兎の像が本殿正面中央に置かれており、人気があります。
手水舎は兎の口からチョロチョロと水が流れていて、珍しいと思いました。

古民家を改装したカフェで、和雑貨を扱う“和Zakka和夢兎”の店奥に入口があります。
テーブル席と中庭を利用したテラス席があって、おしぼりも出してくれるけど、各テーブルにアルコールジェルが置いてあるのは便利でした。
Menuは種類豊富で創作飲茶や、宇治抹茶を用いたオリジナルメニューも色々あり、飲みたかったので単品注文しましたがセットMenuもあります。
宇治抹茶麻婆豆腐は、四川風のキリッとした辛味がしっかり効いてしっかり辛くて、小ぶりな1口サイズの九条葱餃子を食べてみたところ、カリッとした食感＆旨味がギュッと味が濃くて美味しかったです。

鳳凰堂内部拝観チケットは平等院境内で販売しており、見学希望なら入場後すぐに藤棚近くの販売所へ向かうのがおすすめです。
拝観チケットは大人1人：300円で、1時間に3回開催されるツアーは各回人数限定入替え制になっており、時間変更不可・5分前に集合厳守でした。
正月三が日に訪れたのですが、11：30にチケット購入したところ入場時刻は12：50だったので、混雑する時期は余裕をもっていった方が良さそうです。
鳳凰堂内部拝観ツアーは、阿弥陀如来坐像を見上げながら学芸員による鳳凰堂の歴史・文化財・見どころを説明して貰えますが、鳳凰堂を取り囲む阿字池からの底冷えが酷くて、ツアーは僅か10分強なのに足裏の感覚が無くなってしまったため、冬や春先は厚手の靴下持参したほうが良いと思います。

この地域に野兎が生息していたことから、岡崎神社では兎が氏神の使いとなっており、境内では様々な兎モチーフを見ることが出来ます。
例えば灯篭に描かれた跳ねる兎の姿…裏側に回ってみると身体をジーッと丸めていている姿が描かれていて、表と裏で異なっていたりするので、境内を散策しながら探してみると面白いです。
岡崎神社名物の兎みくじには、兎の体内におみくじが入っていて、おみくじを引いた参拝者が持ち帰らずに拝殿の欄干に並べたのがどんどん増えていった結果、無数に並ぶ姿はあまりに可愛くてフォトジェニックスポットになっていました。

銀閣寺から哲学の道を南へ歩いていくと、1206年に法然上人が弟子とともに六時礼讃をつとめたと伝えられる旧跡：法然院があります。
凛とした厳かな雰囲気が漂う参道を進んで、薄っすら苔むした茅葺きが美しい山門をくぐると、眼下に白砂壇と呼ばれる白い砂盛が石畳を挟んで東西に2基ありました。
参拝者は、2つの白砂壇の間の石畳を抜けることにより、心身を清めて浄域に入ることを意味するそうです。
先へ進むと、東山の深い自然の森を背景にした厳かな世界が広がっており、本堂周辺のふかふかな苔は冬でも青々と輝いていて、苔好きにはたまらない寺院だと思います。
ひっそりとした静けさが心地よかったので、また訪れたいです。

哲学の道から銀閣寺参道へ向かうと、参道入口にある軽食・ドリンクスタンドです。
京都の味が楽しめる肉まん・ゆば天・ジェラートなどがあり、店内にはベンチが幾つか並べてあるので、スタンドで購入した食べ物を座って食べることが出来ました。
京都ほかまん京都牛は皮がモッチモチで甘辛の味付けが美味しく、20cmくらいある大きなゆば天は表面がカリッ！中はモチッとして美味しかったです。

思い出せない程久しぶりに訪ねましたが、年齢を重ねたからこそ気付く発見も多く、閑寂のなか積み重ねられてきた、侘び・寂びのしっとりした美しさが感じられました。
金閣寺の煌びやかさと比較すると随分印象が異なるのに、銀閣寺と呼ばれる所以は、下層が書院造り・上層が禅宗様となっている様式が金閣と似ていることから、江戸時代には既に金閣・銀閣と呼ばれていたのだそうです。
金閣寺の煌びやかな華やかさとは対照的ですが、山肌を覆う青々と美しい苔絨毯や、波紋を付けた謎多き銀沙灘、銀閣寺のシンボルともいえる向月台は心落ち着くものがあり惹かれます。

橋本関雪の旧邸宅内で親族が運営する橋本関雪の記念館で、毎年三が日の11:00-14:00間だけ行われる持仏堂の新年特別開帳に合わせて訪れました。
持仏堂は橋本関雪の妻：よねの菩提を弔う堂宇なので通常は非公開になっており、それ以外だと2月26日・4月14日・8月16日・9月9日のみの開帳になるのですが、拍子抜けするくらい空いており、橋本関雪が生涯をかけて造り込んだ池泉回遊式庭園をゆっくり散策しながら、橋本関雪の世界観を知ることが出来ました。
美術館は2階建てで、建物規模の割に展示数が少ない印象（半分くらい若手作家の企画展が占めていた）があるため、美術館目的だと割高感が否めませんが、庭園目的であれば満足度は高いと思います。